情報源: 広島・新井監督 逆転4カードぶり負け越し 九回猛追「最後あともうちょっと」も神宮で今季1勝5敗わずか14得点
1週間以上お休みをいただいておりまして。その間、なんと個人的には25年ぶりの海外旅行、約30年ぶりのハワイに行っておりました。今の奥さんとは色々あって結婚式をしておらず、二人でせっせとお金を貯めて、海外旅行ついでに式を上げるという計画がようやく実現しました。まぁ50過ぎて結婚式というのは本当にお恥ずかしい話なんですが、アタクシども夫婦と二人の子供たちだけで、ホノルルの町の教会でのささやかでしたが大変思い出に残る結婚式になりました。当初は大谷を見にアメリカ本土を考えてたんだけど、コロナで飛行機の便数が少なく、飛行機代だけで貯めていた予算を突破してしまうことになるんで行き先変更を余儀なくされたのですが、ハワイに変えて子供たちも喜んでいたし、よかったかなぁと。
それにしても25年ぶりの海外で改めてインターネットの便利さというのに驚いたのなんのってね、以前は日本のスポーツの結果なんて外国ではなかなか知ることができなかったもんだけど、今はネットですぐにわかってしまう。朝起きるとちょうど日本ではナイトゲームが終わっている時間。この間のカープの6連勝もじっくり動画で確認することが出きた。オンタイムでゲームが観られなくてウズウズしてたんだけど、大変ありがたい時代になったなぁとつくづく感じたねぇ。
昨日は夕方6時に羽田についてゲームの後半だけ見ることができたんだけど、最下位ヤクルトに連敗で交流戦後初のカード負け越し。残念だけど、この6連勝で貯金も最大7まで増えた。カープのレベルが一つ上がった感じになったよな。
巨人、DeNAとの対戦を5勝1敗で駆け抜けた!!
交流戦までは勝率5割をウロウロしていたカープだけど、この交流戦を勝率5割で乗り切った。この結果は本当に大きかったと思うねぇ。なんせ、苦手としていた交流戦で貯金2をキープできたのは本当に大きいよな。そして前回の記事九里好投も巨人の一発攻勢に泣く…交流戦直後の巨人⇒DeNA戦でカープがふるい落とされる??でも書いたんだけど、交流戦で一気に上がってきた巨人、そして交流戦初Vを果たしたDeNAと交流戦後のカードね、アタクシは非常にポイントだと思っていた。交流戦終わって貯金をキープも、リーグ戦再開で調子のいいチームにやられて貯金をなくしてしまったら、元も子もない。そういう意味ではこの6試合を最低でも5割でいかんとふるい落とされる危険性を感じていた。ところがフタを開ければ巨人戦の初戦は落としたものの、大瀬良、森が好投して接戦を制しカード勝ち越し、DeNA戦では追いつかれるも引き離す展開でしっかりと勝ち切った3連勝だった。この6試合を5勝1敗で駆け抜けたというのが非常に大きかったし、カープが力をつけたと実感した1週間だった。そしてヤクルトとのカード初戦では九里が今季2度目の完封勝ち。先発がしっかりゲームを作って打線が粘り強く点を取り、ブルペンが踏ん張って勝ち切るという勝ちパターンも確立できてきた。非常にいい感じになってきているよな。
苦手??神宮で1勝5敗…打線も下降気味??
しかし、その後のヤクルトとの2試合は同じようなパターンで連敗を喫した。ランナーを貯めてガツンと一発食らって、反撃するも実らず。そんな感じの連敗だったよな。これで神宮では1勝5敗。開幕での3連敗は今や懐かしく感じる今日この頃だけど、やはり神宮はちょっと苦手なのかなぁと感じることもある。まぁ新井監督からすれば「そんなの関係ねぇ」んだろうけどね(笑)。
ただ気になるのは打線がちょっと下降気味というかね、ちょっと点が入らなくなってきているかなぁといった印象はある。このヤクルト3連戦は「一発」がモノを言った印象はあるし、やはり、マクブルームあたりが調子を戻して、調子の上がってきたデビッドソンと一緒に効果的な「一発」を繰り出していかないと夏場には若干だけど厳しさを感じたのも確か。まぁ初戦は珍しく大量点で勝ったんでその反動かなぁとも思うけどな。
9回の追い上げは見事。カープ戦は最後まで分からない!?
ただ昨日のゲームの最終回ね、非常にいい形でヤクルト守護神・田口を追い詰めたように思うし、そのプレッシャーをヤクルトサイドがヒシヒシと感じてくれているのが伝わってきた。カープ戦はこれがあるから怖いと相手が感じてくれてるように思うねぇ。この辺は新井監督の「最後まであきらめない」というスピリッツが選手たちに浸透していると感じるよな。こうなると、投手が疲れてくる夏場ね、相手チームからすると「脅威」になるだろうねぇ。
昨日のゲームはヤクルトのレフトの守備に入った「捕手・内山」の大ファインプレーに阻まれた。あれが抜けていれば1点差でさらに2,3塁といった場面だったし、追いつけるムードは十二分にあった。昨日の解説の真中さんはレフトが捕手の内山だからフェンスを怖がらずに飛びつけた。本職の外野手ならあそこは怖くて飛び込めないと言っていた。まぁ色んな意味でヤクルトベンチの選手起用がカープの追い上げの脅威をかわしたといっていいだろうねぇ。ただ、何度も言うけどカープの追い上げ、粘り、諦めないスピリッツは十分に感じていただろう。今後戦う上で、このカープの戦い方は相手にとって脅威になることは間違いないだろうねぇ。
栗林のコントロールが戻ってきた!?
昨日のゲームは一部しか見ていないけど、一番印象に残ったのは栗林の投球。久々に見たし、足を上げるフォームに変えてから初めてランナーを背負う場面を確認することができた。見た感想は見通し明るい、そんな感じだったように思うねぇ。
今季栗林が苦しんでいるのは、球威という部分もそうなんだけど、アタクシは「コントロール」も大きな影響を与えていたように思う。栗林の持ち味は何と言ってもフォークボールなんだけど、そのフォークもストライクゾーンから落ちたり、ボールゾーンからナチュラルにシュートしてストライクゾーンに来たりとなれば非常に打者は打ちづらい。開幕から不調だった栗林は投げた瞬間にボールとわかる球が多かった。だから、打者はストライクゾーンに来る球に絞ることができた。こうなるとやはりフォーク投手は苦しいというのは、永川劇場を見てきたカープファン同志の皆様なら理解しやすいだろう(笑)。
その栗林は足を高く上げて重心を右足に残すことでフォームに安定感が出来てきた。その安定感は球威と同時にコントロールの安定にもつながっていると思う。ただ、走者を出したときにどうか??は課題として残っていたよな。
それを踏まえた上で昨日の登板を振り返ってみると、まずは先頭の中村悠にはカーブとフォークで追い込むもその後は4球連続でボール。四球を与えてしまった。まぁこの辺は3点のビハインドでの登板ということで、気持ち的にも盛り上がりに欠けていたような気がしないでもない。続くオスナは完全にタイミングが合っておらず、振らされる形で出したバットにボールが当たって1,2塁間をキレいに抜けていった。本人もびっくりのヒットだったよな。これで無死1,2塁。ピンチだ。ただ、ここで栗林の体中にアドレナリンが分泌されたのかどうかは知らんけど、ここから栗林本来の投球を見ることができた。
ヤクルトベンチは長岡に送りバントのサイン。1塁へのバントに対してデビッドソンが非常にいい反応をして打球をさばくと躊躇せずに3塁へ送球し封殺。これでアウトが一つ取れた。交流戦が終わってからファーストを守る場面が増えたデビッドソンだけど、結構ファーストの守備もそつなくこなしているよな。こうなると打順のバリエーションも増えそうな気がしている。林あたりが調子を取り戻してサードに入ってくれるとこれはこれで面白い打線が組めそうだよな。
話を戻そう。続く山崎に対してボール先行。その後に投じた真っすぐで栗林は山崎から空振りを取った。この球ね、足を上げるフォームに変えて、ランナーを背負ってからどうかという懸念を栗林はこの真っすぐで吹っ飛ばしてくれたような気がした。非常に伸びのあるいい真っすぐだったよな。そして捕手の坂倉も高めの真っすぐを配球の中で要求するようになったのも良かったと思う。最後はカーブでタイミングを崩してショートゴロ。バウンドが高かったので2塁ランナーの進塁は許したけど、カープを勝負球で使えるくらい、真っすぐに力が戻ってきたことを証明してくれたような気がするねぇ。
そして最後は並木を空振り三振に仕留めるんだけど、追い込んでからの3球目の高めの真っすぐにも力を感じたし、最後のフォームも非常にいい球だった、スピード、コントロール、キレと申し分なかった。あの球が投げられるのであれば、栗林はもっといいところで使っても大丈夫、そんな気にさせてくれるマウンドだったように思うねぇ。
カープにとっての新たなボーダーラインは貯金5
さて、6連勝で一時は貯金を7まで伸ばしたカープだけど、この連敗で貯金が5になった。アタクシはカープが今後優勝争いをするうえで、この「貯金5」が一つのボーダーラインになるように思う。ここを割ると置いていかれる。そのラインがここのように思うんだよな。と、なると、明日からの阪神戦ね、初戦は何としてでも取らんといかん「負けられない試合」になるだろうねぇ。こういう負けられないゲームをしっかり勝ち切れるようになるとカープもどんどん力がついてくるだろう。
また交流戦前まで分が悪かったDeNAを3タテして対戦成績を五分にしたように、この阪神との3連戦でも今のところ3勝6敗だからな、早めに五分に近い形に持って行きたいよな。何とか床田と森下に頑張ってもらっていい形で上位チームを追走する形を取りたいよな。
コメント
mageちゃんさんこんにちは!
ハワイですか!いいですねえ!
カープも勝負の夏にむけていい位置につけれたと思っています
新井のマネジメントが功を奏すかどうかやってみないとわからないですけど楽しみが残りました