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森下まさかの5失点で連勝ストップ…それでも「何かあるのでは!?」といったムードを持たせた中継ぎ陣の踏ん張りは明日につながる

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島・森下が呆然 まさかの4回5失点KO 牧への死球で動揺?ストレートの四球、投手東に適時打許す
「DeNA-広島」(3日、横浜スタジアム)

広島の先発・森下暢仁投手が今季自己最短となる4回7安打5失点で降板した。序盤からまさかの投球となった。

初回からピリッとしなかった。2死から佐野に右翼への二塁打を許すと、次打者・オースティンに左前への適時打を浴びて先制を許した。二回も先頭・牧に左翼への一発を被弾した。

勝負の9月、この日からのカードはAクラス対Bクラスが対戦する3日間。Aクラスのチームは「取りこぼし」を気にするし、Bクラスのチームはある意味気楽というかね、「上位食い」を楽しむかのようにぶつかってくる。Aクラスのチームが少しでも状態が悪いと結構やられたりするシーンは過去にも何度も見てきたし、このAクラス対Bクラスの対戦を一気にAクラスがスイープしたりすると一気にマジック点灯だったり勢いが加速したりする。終わりが見えてくるととんでもない展開が待っているのも勝負の9月。特にAクラスのチームは本当に難しい戦いの連続になるよな。

カープは4位DeNAとの対戦。3位阪神に連勝し、台風の影響でしばらくゲームがなかったDeNAがカープ先発の森下に襲い掛かった…ような展開だったけど中継ぎ陣の踏ん張りで点差以上に緊迫感のあったゲームだったと思う。この日は関東ローカルのTVKでTV観戦。解説は仁志さんだったけど、終盤になるにつれ追いつかれるのでは??というプレッシャーを感じさせながらのカープの戦い方に賛辞を送っていた。今季の新井カープの「強さ」のイメージが結構相手には植え付けられているみたいだねぇ。他球団やそのファンのカープに対するイメージってのはカープファンとはだいぶ違うみたいだ。この辺も面白いよな。

森下コントロールを修正できず…痛すぎた牧への死球

ゲームを見られたのは2回裏からだったけど、すでにカープ先発・森下は初回に失点していた。2死から佐野とオースティンの連打で先制を許した。森下らしくない点の取られ方だよな。
2回には先頭の牧に一発被弾。序盤の森下の投球は長打を浴びやすい高さに来ていただけにDeNAの中軸にやられそうなムードが確かにあった。早く修正したかったよな。
3回は立ち直りそうなムードはあったものの4回先頭のおっかねぇオースティンにヒットを浴び、続く牧には死球を与えてしまった。この日打たれている二人に対してまたもや出塁を許してしまった。特に牧への死球にはかなり動揺していたように見えたよな。手当をしているインターバルで気持ちが落ち着くかに見えたけど、続く宮崎にはストレートの四球。この辺の四球の出し方も森下らしくなかった。
続く山本は遊ゴロ併殺で3塁走者はホームイン。まぁこれは仕方ないし、打線は下位打線。このピンチを1失点で切り抜ければ何とかなる感じだった。ここでベンチも8番林を申告敬遠。しかし続く東には1ボールから三遊間を抜かれこの回2点目が入った。この辺も森下らしくない投球だったよな。やはり牧への死球をまだ引きずっている印象を持ったねぇ。この辺はどうだろう??勝負の9月ということでのプレッシャーなのか??まぁ新井監督も「こういう日もある」と切り替えを強調。次の登板は巨人との首位攻防戦。しっかり立て直していってほしいよな。

東にコテンパンにされたという感じではなかった

DeNA先発は東。難敵だよな。カープ打線はこの東に8回途中まで投げさせてしまった。得点は8回に3連打で1点を取ったのみ。これだけだと東を打てなかったというイメージになりがちだけど、決してそうではなかった。チャンスは何度かあったし、8回も三浦監督が東がイニングを投げ切ることに固執していればもう少し点が取れていたようにも見えた。2回には2死から菊池、矢野の連打でチャンスを作っていたし、まぁここで追いついていればというのはあるけど、完全に抑え込まれた印象はなかった。まぁこの東を得意にしていた小園あたりに序盤ヒットが出ていれば、というのはあったねぇ。まぁ負けたゲームは「たら」「れば」が多くなっちまうねぇ(笑)。

ワンサイドにさせずに「ムード」を作った中継ぎ陣

先発の森下が4回で降板。まだ先は長いよな。こうなるとどうしてもワンサイドゲームになりがちなんだけど、このゲームは最後まで「何かあるのでは??」というムードに包まれていた。もちろん一発が出やすいハマスタというのもあるし、マツダでDeNAクローザーの森原から菊池がサヨナラHRを打っているしな、DeNAサイドからすると対カープは気が抜けないという背景も影響していたように思う。そして「首位」のカープ相手だからな、なんとなくイヤな感じというのはあったのだろう。
そんなムードを演出したのは森下の後を継いだ中継ぎ陣。中崎、松本竜、塹江、黒原とピンチは作りながらも4人がそれぞれしっかりと0を並べてくれた。これが大きかったように思う。そこに首位を走るカープの「勢い」を感じながら逃げ切りを図るDeNAといった構図が最後まで何か起こりそうなムードを残したまま最終回まで来た。そんな感じだったよな。TV放送の実況アナもそこをものすごく強調していたし、解説の仁志さんもだいぶカープをも持ち上げて解説してくれていた。カープファンはあまり気づいていないけど、案外他球団のファンにはそういったイメージが定着してきているんだろうねぇ。

この中継ぎ陣が打たれて失点を重ねると6連戦の初戦で非常にムードが悪くなるだろうし、投手ももう一人二人使わなきゃいけなかっただろう。その先には7連戦もある。それぞれの投手が1イニングを必死に抑えてくれたことで点差以上に面白いゲームになった。この辺は評価したいよな。
それとこの中継ぎ陣の頑張りがひょっとしたらDeNAの勢いを弱めるきっかけになるような気がいている。阪神に連勝して3位が射程距離に入り勢いづいてきたDeNA打線を封じ込めたというのは今日明日と続くこのカードに結構影響してくるように思う。
本当に今季は中継ぎ陣が頑張ってくれているよな。

カープも巨人も「取りこぼし」

カープはDeNA初戦は両先発が明暗を分ける形になり、Bクラス相手に「取りこぼし」てしまった。これで2位の巨人が勝てば順位が入れ替わるところだったけど、巨人も最下位・ヤクルトに延長戦の末敗れて、これもまた「取りこぼし」てしまった。9回裏に3点差を追いつきながら延長10回に大勢が打たれての敗戦だった。まぁ「負け方」というのを考えるとちょっと巨人の方が尾を引くような負け方だったよな。
3位の阪神は甲子園で勝てない中日相手にデータ通りに快勝。あの高橋宏を打っての勝利だから岡田監督もニンマリだろう。
2位の巨人が負けたことでカープはこの敗戦の重みはさほど重くなくなった。これは何気に大きいと思っている。確かに大事な初戦を取れなかったわけで、あまりよくないスタートの中、「もう1回仕切り直し」といったムードで切り替えができるもんな。まぁこうした切り替えのうまさは新井監督の専売特許ともいえる。また新たな気持ちで戦ってほしいよな。
今日の先発はアドゥワとジャクソン。前回カープ打線はジャクソンを打ちあぐねただけに、アドゥワが先制点をやらずに粘れるかというのが一つのテーマになりそう。何としてでも2戦目は取って2位巨人へプレッシャーをかけ続けたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは
    黒原の開幕カードでも思いましたけど、わざとじゃないのですから死球出したぐらいで動揺するのはどうなのかなと思います
    ロッテの美馬みたいに避けれるぐらいに開き直ったりするぐらいのノリでいいんじゃないの?と思います

    ちょっと相手チームを仲間みたいに思いすぎなんだと思います
    オールスターじゃないんですからはっきり言って和気藹々としてなくていいですし、そもそもそんなに会話するなってNPBのルールにもありますから、真剣にやってるとは思いますけどもうちょっと真剣にやって欲しいですね

    序盤で會澤凡退なんかも横浜との違いで挙げられていましたけど、それならいっそまた8番森下でもいいんじゃないの?と思いますね
    仮に森下が好調なら打たせたりランナーいたらバントさせて會澤9番でどうにかするみたいな選択肢も取れますからね

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