ハマスタで3連敗で首位陥落…それでもカープペースに持ち込めたのは明るい「光」勝負の9月、本当に厳しいのはこれから


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情報源:デイリースポーツオンライン 痛恨の広島 サヨナラ押し出し四球の松本はベンチで呆然 3連投も力尽きる 新井監督は選手に声かける
「DeNA4-3広島」(5日、横浜スタジアム)

広島が十一回に逆転サヨナラ負け。3連敗を喫し、首位から陥落した。3連敗は7月5~9日に4連敗を喫して以来。同一カード3連敗は今季5度目となった。

総力戦で屈した。1点をリードした十一回は塹江が先頭佐野に安打を許した。ここで新井監督は交代を決断。3連投の松本に託した。だが、右腕は制球が定まらず。オースティンに四球、牧に適

地元広島ではハマスタのゲームは地上波の放送はないのかな??まぁ昨日のゲームを見ていた人はハラハラドキドキの延長戦で本当に痺れるような戦いを堪能したことだろう。結果は逆転サヨナラ負けという最悪の結果になってしまったけど、この緊張感が勝負の9月の象徴だろう。まだ9月は始まったばかり。カープナインもカープファンも下を向いている暇はない。切り替えてこの混戦を戦い抜くしかない。まだまだこれからよ。

床田先制許すもカープペースに引き込む

このカード初戦、2戦目共に先発投手が早い回に先制を許している。序盤に1,2点差なら終盤の粘りというのはカープの得意とする戦い方だけど、そこに持ち込むことが森下、アドゥワはできなかった。そうなるとなかなか勝つことが難しいのが今季のカープだよな。このカード一矢報いるためにも先発・床田がどんな投球をするのか??おそらくそこがカープファンの注目の的だったろう。しかし2回、1死からの四球を機に京田に痛打されて先制点を許した。まぁそれでも1点だ。ここから床田が粘りの投球を見せてくれた。6回は梶原の2ベースを皮切りに犠打で送っておっかねぇオースティンのタイムリーで2点目を献上。6回2失点。十分な内容だったと思うし、これまで圧倒されていたDeNA打線にある程度、ストップをかけられたと思う。その後味方が同点に追いつき1,2戦目とは違った展開に持ち込めたのも床田の踏ん張りがあったからだろうし、床田には素直に「おつかれさん」と労いたい。

床田もこうした勝負の9月に投げるというのは昨季に続いてということになる。まぁ昨季は8月中から阪神が走り出して9月にはある程度ゲーム差が離れていた。今季は2位と0.5差の首位、味方は連敗中といったシュチエーションというのはもちろん初めての経験だろう。その中である程度の内容を出せたのは自信にしてほしいし、これからも続く勝負の9月でね、チームにしっかり白星をつけられる投球を見せて欲しいよな。

打線はチャンスを作るもケイを攻略できず

さてこの3連戦、DeNA打線の迫力ばかり目についた形になった。カープ打線は残念ながらハマスタで圧倒されていたように見えた。チャンスは沢山作るけど、あと1本が出ない。この日のDeNA先発・ケイも攻略できそうでできなかった。もう少し早く追いつくなりひっくり返すなりができていればこのゲームは取れたように思う。

初回は秋山の2ベースで得たチャンス、2回は菊池のこれもやはり2ベースからのチャンス、5回はDeNAの守備の乱れから無死1,3塁のチャンスも無得点だった。この辺は打線にも硬さが見えたし、やはり下からの追い上げ、突き上げの強さといったプレッシャーを感じながらの攻撃だったようにも見えた。まぁこれが「勝負の9月」なんだよねぇ。

ハマスタキラー・小園が2打点!!

2点を追う7回、カープが2死から小園のタイムリーで1点差に詰め寄った。1,2回のチャンスをつぶし、先に先制されてからは打線から快音が聞かれなくなってしまった。この7回も2死を簡単にとられた後、秋山が四球で出塁。ここでDeNA三浦監督はケイを諦めて伊勢をマウンドへ。その伊勢から野間が泳ぎながらも広くあいた1,2塁間を抜くヒットで2死1,3塁。ここでハマスタで驚異の打率を誇る小園がタイムリーだ。2死からの得点、カープらしいよな。続く末包に対し三浦監督はアンダースローの中川颯を投入。末包はタイミングが合わずに三振に仕留められた。

11回にはこれも2死から上本がヒットで出塁。小園がライト戦に落ちるツーベース。2死ということが幸いし上本が一気にホームイン。勝負強さを発揮してくれたよな。
まぁその前の5回のチャンスでは凡退してしまった小園だけど、ハマスタとの相性の良さもあるけど、勝負の9月に入っても勝負強さを見せてくれている。頼もしい限りだよな。

新井・三浦両監督の采配も見事

首位にいる新井監督からすれば、2連敗で迎えたこのカード、3戦目は何とか取りたいといったところ。対する三浦監督はチームが連勝中だし、首位カープを3タテすれば俄然ムードも盛り上がり3位を伺うことができる。このゲーム、結局は三浦監督の執念に軍配が上がったといっていいだろう。素晴らしいゲームだったと思う。
三浦監督は積極的な継投策でカープ反撃の芽を摘んでいった。前にも書いたけど7回1点をカープが取った直後に末包に対してアンダースローの中川颯を投入。延長11回には大ピンチの場面で坂倉に対して坂本を起用。見逃し三振でカープの反撃を防いだ。11回、坂本を投入した時点でブルペンには投手は2人しか残っておらず、それを見ても三浦監督がこの3戦目を何が何でも取りたいという執念を感じさせる継投策だった。

新井監督はここぞという場面で点を取る野球をこのカード初めて見せてくれたように思う。同点に追いついた8回には1死から石原が死球で出塁。ここで代走に羽月を起用。かなりキツいマークを食らったものの見事に盗塁を成功させた。得点圏に走者を送った後DeNA外野陣はバックホーム態勢で前進。それをあざ笑うかのように菊池の打球は外野の頭を超える同点タイムリーになった。
9回には野間のところでピンチバンターとして上本を起用。初球でしっかり決めた後、守備に就かせた。その上本が延長11回にこれも2死からヒットを放ち、一時勝ち越し点となるホームを踏んでいる。

両チームの意地のぶつかり合い。非常にいいゲームだった。カープは負けてしまって残念ではあるけど、アタクシはカープナインがこういう厳しい中でゲームができる「経験」ね、昭和からカープを応援してきたけど個人的には「ようやく」こうした厳しい、痺れるような状況で戦えるようになった。これが何よりうれしい。結果は後からついてくる、カープの選手たち、そして平成、令和のカープファン同志の皆様にもぜひ、この勝負の9月の苦しみ、本当の意味での痺れる展開、これを勝ち抜く経験を楽しんで欲しいと思んだよね。3連敗したけどまだまだ。選手もファンも前を向いてほしいねぇ。

こういう展開は十分予想できたカード

昨日の記事デッドヒートどころか4チームで優勝争い!?この時期の鬼門・ハマスタでの連敗は「いつものこと」最後にテッペンにいればいい
でも書いたんだけど、カープはこの8月中旬から9月にかけてのハマスタというのは結構痛い目にあっている歴史がある。詳細はリンクの記事を読んでもらえればと思うけど、アタクシの中ではこの3タテ食らうという結果は十分に想定していた。だからあまり個人的なダメージはない(笑)。
それと甲子園のカード。中日は今季甲子園で勝てていない。バンテリンで勝たせてくれないカープファンの呪いも影響していると思う(笑)。なのでこのカードの阪神3タテも十分に予想できた。
想定できなかったのは巨人だ。カープに連敗したヤクルトに負け越した。これはカープ的には非常にラッキーだと思っている。最後は勝って首位に立ったわけだけど、ヤクルト相手に3連勝も想定できただけに、このカードが終わって0.5差ならアタクシはまだまだカープに風が吹いていると思う。

逆に警戒しなければならないのが3位と4位の突き上げだよな。気になるのはこの両チームの連勝がどこまで伸びるかということだろう。連勝が止まるとその勢いはいったん止まる。そこからどうなるかがポイントだけど、たいていの場合はそこから一進一退といった形だろう。今週中に連勝が止まればアタクシはそこからが勝負だと思っている。カープは今、我慢だろうねぇ。個人的には昨日のゲームを見る限り、カープはまだまだ死んでいないと思う。敗れはしたけど、今季積み重ねてきたカープらしい戦いができた。1,2戦は勢いに乗るDeNA打線の飲み込まれるような構図だったけど、3戦目は「何のこれしき」とばかりカープのペースに引き込めた。これは何気にデカいと思っているし、「安心材料」としてみている。勝負はまだまだこれからよ。

強いてあげれば、この日のゲームで失点しているのは「四球」が絡んでいる。DeNAの先制点は四球の打者だし、延長11回は申告敬遠を含むものの3つの四球が絡んでいる。この辺、松本竜には厳しいマウンドだったけど、いい経験だったと思うし、次の登板で絶対に取り返して欲しいと思う。絶対できると信じているからな。

さて、今日からは地元に戻って連敗中の中日を相手にすることになる。連敗中というのは不気味だし先発は苦手にしている松葉だ。カープの試練は続く。今、1位2位のチームが苦しんでいる状態だけど、特にカープは8月の下旬からカード負け越しが多くなっているのはチーム状態が低迷しているということだろう。これをどのタイミングで上向きにするのか??がポイント。来週は首位攻防戦が待っている。けど、その裏で3位阪神と4位DeNAの「潰しあい」も行われる。この中日3連戦で上昇のきっかけをつかみたいよな。

まだまだ勝負はこれから。この9月に来ての激しい順位争い。3連覇時代にはなかったことだよな。この厳しい勝負の9月を勝ち抜いてみぃ??本当にこれまで経験のないような、心の底からマグマのように湧き上がる喜び、叫びたくなる喜びを味わうことができるはず。楽しみだよな。

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Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

ハマスタで3連敗で首位陥落…それでもカープペースに持ち込めたのは明るい「光」勝負の9月、本当に厳しいのはこれから」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。

    昨日の試合は主審が横浜OBの名幸だったこともありネットではプチ炎上したりしてましたけど、単純に打てなさすぎですね。

    代打で田中使うぐらいなら佐藤を一軍に上げてる意味はないので佐藤を使わないならさっさと抹消でいいです。一軍にいるだけ登録日数の無駄です。
    そもそも若手を上げたならスタメンで使うべきだと思っているので、スタメンで使わないなら上げなくていいと思っています。
    そもそも代打田中が現状必要ないと思っています。テラスでホームラン打ったのが今となってはこうなってしまった元凶なのかなとも思ってしまいます。

    後、抑え投手はあんまり勝ってない状況で使ってほしくないです。
    今回は単純に無駄ですし、今日からの試合で2試合使ったら次は使えないですから。

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