えっ!?「海外」じゃなくてオリックス!?九里のFA移籍から見えるカープの未来は明るい??それとも…!?


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広島・鈴木清明球団本部長(70)が12日、マツダスタジアムで取材に応じ、海外フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスへの移籍が決まった九里亜蓮投手(33…

情報源: 広島・鈴木球団本部長、プロテクトリストは「去年と同じになるんじゃないのか」西川に続き九里がオリックスにFA移籍

2週間に一辺、近所の整骨院で股関節のメンテナンスをやってもらっているんだけど、そこの院長はロッテファン。行けば野球談議に花が咲くわけだけど、昨日、治療室に入った途端、「九里、オリックスと電撃契約ってYahoo!Newsで記事出てましたよ!!」と教えてくれた。「え!?オリックス!?」と驚いては見せたけど、個人的には「海外FA」といいながらも「国内」はアリと踏んでいたんで「やはり」という印象が強かった。

カープファン同志の皆様も「海外なら…」と容認のムードの方が大きかったように思うし、その中でいきなりの「オリックス」。背番号もすでに決まっているところからこれまでも何度も交渉の場があったと推察もできる。「海外じゃなかったの!?」と驚いた方も多かったんじゃないだろうかねぇ??

昔なら、そう、丸がFAで巨人に移籍した頃だったら、怒りが収まらないカープファン同志も結構いたんだろうけど、そういった経験を経てカープファンもFA放出慣れしてきたのだろう、SNSを見ても悲観的な意見や恨みつらみをつづる投稿は多くないように見える。これもカープファン、長年の修行の成果だろう(笑)

「年齢的にも最初で最後」が本音

海外FA宣言をしたときにアメリカへのあこがれを口にしていた九里。その割にはあっという間に国内のオリックスに決まったことで驚いたカープファン同志は多いと思うけど、アタクシは同時に口にしていた「年齢的にも最初で最後」というフレーズの方に九里の本音が見え隠れしていたように見えた。もう年齢も33歳。確かにあと何年できるか??というところまで来ているし、その中で「環境を変えてみたい」「これまでとは違う野球を体験してみたい」という気持ちが湧いてくることはごくごく自然の事だろう。まぁ「海外FA」とはいっても国内でもOKな訳で宣言したらこうなる確率は高いと見ていた。

確かに九里の馬力ならメジャーの「中4日」の先発ローテはこなせるだろう。ただ、2021年に最多勝のタイトル後の3年間はチームに貯金をもたらしていない。そういった投手をメジャーが欲しがるのか??という素朴な疑問もある。もちろんカープの「貧打」が背景にあるのかもしれないけど、力は落ちてきていると評価されても仕方ない成績ではある。家族のこともあるし、九里の中でも「海外」より「国内」の比重の方が最初から高かったような気がしていた。ただ、宣言から1カ月で渡米もしていないのかな??そうなると「オリックスありき」で進められていたとしていたら、「海外なら」と背中を押したカープファンにとってはショックではあるよな。

まぁいずれにしてもFAは選手の権利だし、一つの球団で選手生命を全うするのも「古い」考えなのだろう。けど、ひいきチームの選手に対してはやはりそうして欲しいというのがファンの本音でもある。転職が当たり前の今のご時世でプロ野球選手だけ例外というのもおかしな話。九里が「カープを出てみたい」と考えるのもごく自然なこと。「点が取れないから取れるチーム」に移りたいとかそういうことではなくて、純粋に短い選手生命の中で色々な野球を経験してみたいというのは本音だろう。龍馬もパリーグで腕試しといって出ていったわけだし、九里も同じような考えだった想像する。「海外FA」ということで選択肢がアメリカまで広がったけど、FAはFA。九里の「最初で最後」の挑戦に一ファンとしては気持ちよく送り出してあげたいと思うねぇ。

森下もメジャー移籍を希望

森下も契約更改で改めてメジャー志向があることを球団と確認した。こちらは「マエケン方式」じゃないけど、しっかり成績を残したらと球団とも確認できたようで、突き抜けるような成績やリーグ優勝が条件になってくるだろうねぇ。仮に来季にそういった成績をおさめれば、在籍年数から言ってポスティングを利用ということになるだろう。ただ、このポスティングも色々問題視されているのは確かだよな。
他球団の事で詳しいことはよくわからんけど、昨オフにポスティングでメジャー移籍した元日ハムの上沢がソフトバンクと4年の大型契約を結ぶという報道が出てきている。確か、在原も日ハムからポスティングでメジャーに行ってすぐにソフトバンク入りした。この辺、色々言い分はあるとは思うけど、球団がYESといって初めて実現するポスティングシステムを利用してメジャーに行っておいて、1年やって「ハイ、ダメでした」と日本の他球団に移籍するという行為ね、「お、お前らデキてたんだな!?」と言われても仕方ない不義理な行動に日ハムファンは胸を締め付けられるような気もちになっているだろう。プロは金という人もいるけど、その反対側には「ファンあってのプロ野球」という考え方もある。やられた球団だっていい気持ちもしないし、ポスティングのルールを「悪用」と判断されるなら、そんなもの辞めちまえという話にもなるし、ポスティングを容認する球団もなくなってくるだろう。そうならないように移籍した選手たちも後輩たちのためにも義理を欠かない行動をしてもらいたいものだよな。

人的補償のハナシ

さて、九里の移籍にハナシを戻そう。九里の年俸はBランクなのでカープお得意の人的補償を求めることができる。オリックスは人材の宝庫と楽しみにしているカープファン同志は多いことだろう。70人枠の問題もあるけど、人的補償を獲得しても1人余裕があるそうで、どんな選手を獲るのか??楽しみだよな。
鈴木本部長はプロテクトリストは龍馬の時と同じになるだろうと予測のコメントしていた。鈴木本部長らしい煙幕の巻き方だなぁと感心するよ(笑)感心する訳はこの「同じ」というフレーズがどういう意味なのか??リストが全く同じと考えるのか別の意味があるのか??興味深いよな。
同じというのは龍馬の時に19歳の日高を獲得したように、若い選手も結構いるという「同じ」なのか??野手を獲られたから野手をプロテクトしてきたように、今回は投手を獲られたから投手をプロテクトしてくるというパターンが「同じ」なのか??まぁもちろんプロテクトリストは非公開だから龍馬の時にどんなリストが来たのかは誰も知らんのでね、個人的にはこの「同じ」の意味が知りたいなぁと(笑)。同じようにオリックスフロントも知りたいだろうねぇ(笑)。

仮に人的補償を獲るとなれば、やはり投手だろう。あとは右の外野かねぇ??まぁフィットしない選手がいなければ、当然金銭を選択することも考えられる。アタクシはなんとなく金銭で終わるような気がしている。それで納得しなファンもいるだろうけど、皆さんはどうお考えですかな??

龍馬がFA、九里がFA、森下メジャー なんとなくだけどいつか来た道??

2000年代にあった主力がFAや他球団に引っ張られ、チームが弱体化するという流れはカープ球団の努力もあって影を潜めたけど、昨季は龍馬が今季は九里と2年連続でFA流出となった。仮に来季森下となれば3年連続主力流出となる。この流れは何となくだけどカープは「いつか来た道」を再びたどるのではないか??そんな気もしている。

確かに龍馬は故障が多かったし、1年ぶっ通しで働けたかというとそうでもないし、九里もタフではあるけど3年間チームに貯金をもたらしていない。そういった選手に球団や首脳陣が頼っていたんでは若手が出てくるチャンスはないし、チームが閉塞してしまう。むしろこの移籍で若手のチャンスはグッと広がったといっていいだろう。ただ、こうしたFAで主力を流失してしまった後、どうするかでかなり結果は変わってくるように思う。

3連覇時代に活躍した選手たちも軒並み30半ばを過ぎ引退ラッシュもあるだろう。来季あたりは大幅に顔ぶれが若返る可能性がある。日ハムのように思い切って若手中心に舵を取れれば個人的にはそれはそれでいいと思っている。ただ、球団の補強熱の弱さや首脳陣のベテラン偏重の起用を続け、選手たちに負け犬根性が染みついてしまったのが2000年代であることも確か。個人的はカープは再びあの頃の「暗黒」に陥ってしまうのではないか??そんな心配をしている。そうならないためにも3年目の新井監督の選手の起用法に注目したいと思っている。「今」を戦うのか「将来」を見据えるのかで選手の起用や1軍のメンバーでかなり変わってくるだろう。来季は3年後、5年後のカープを占う意味でも大事なシーズンになりそうだよな。

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Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

えっ!?「海外」じゃなくてオリックス!?九里のFA移籍から見えるカープの未来は明るい??それとも…!?」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。

    移籍のニュースをYahoo開いてびっ九里しましたね。
    メジャーからのオファーがなかったのでしょうけど、メジャーは大物から決まっていって、大物獲れなかったチームが穴埋めで選手補強なりするので、11月で断念するのちょっと早いだろと思いましたけどね。
    年齢面をシビアに見られたのかもしれませんが、九里より年上の菅野は実績もありますけど、オファーは得られそうですからね。
    九里に関してはメジャー目指しつつ国内もあり得るみたいな言い方してて、結局オリックスですかと言った感じに思いました。
    DHのあるパ・リーグが良かったなんて話もあるみたいですが、なら環境を変えたいみたいに言っても良かったんじゃないかと思いますね。
    入団当初に生涯広島的な発言もしていたみたいですし、今回はファンから批判的に見られていますよね。
    反面、同期の大瀬良といつも比べられると言った面は自分の居場所じゃないと思ってしまうのかなあとも感じてしまいましたね。

    編成的に言えば、イニングを食っていた面があるので、そのイニング数をどうするかと言う問題が勝ち星よりもはるかに重要だと思います。
    勝ち星は打線に左右されますし、ローテで回って長いイニング投げてくれる人の方が大事ですから。
    あと、過去の佐々岡政権でFAせずに残留した選手の大半が高年俸低成績でしたし、去年の西川にしてもオリックスで不良債権になっていますから、九里もそうなるリスクを否定できないので、代わりの選手でどれだけやれるか、九里がどのような成績を残せるかと言った面は注目ですね。

    人的補償がどうなるかはまだ分かりませんが、意外な選手が外れているみたいなことはあるかもしれません。
    FAの近い山岡辺りはわざと外しているみたいな可能性もあります。
    球団がどのような選択肢を取るか動向に注目です。

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