接戦の戦い方に課題が残ったマジック33


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情報源: 鈴木が同点タイムリー「いいところで出た」七回1死まで無安打も/デイリースポーツ online

どのチームにでも「黄金時代」ってのはあるよな。中日の黄金時代と言えば2004年~2011年の8年間。そう、落合監督の時代だよな。今のカープもマツスタで強いけどな、あの時代の中日もナゴドではめっぽう強かった。あまりにも強いからカープのブラウン監督やオリックスの岡田監督から「スパイ疑惑」を匂わせる発言もあった。真偽については「誤解」ってことで片付けられたけどな、個人的には…!?以下自粛させていただきます(笑)

当時のカープは全くと言っていいほど中日に勝てなかった。先制しても終盤で追いつかれ、接戦で戦っても終盤で勝ち越される。一方的にやられるならまだしも、毎試合毎試合そんな展開だからな、切り替えようもないし、ダメージのある負け方が多かった。本当に接戦に強かった。これは落合監督がやめるまで続いたよな。ホントに長かったよ。在任中優勝4回日本シリーズには5回出ている。日本一は1回だけだけど8年間全てAクラス。まさに黄金時代だよな。

退任から10年もたたないうちにカープと中日の立場が全く入れ替わっちまったよな。特に去年辺りから中日はマツスタで全く勝てなくなった。まんまと「逆転のカープ」の餌食になっているよな。

まぁこういう「お客さん」のチームをいくつか持っているチームは強いし、優勝する近道でもある。2,3位のチームには勝ち越せなくてもこの時期にマジックが点灯しちゃっているのが何よりの証拠だよな。

個人的な感想は「早すぎる」。このブログで何度も書いてるけどこの調子では優勝への道はあまりにも平坦でね、去年のようにマジック対象チームがふがいなければサクサクマジックが減っていく展開になるのが一番マズい。優勝への道のりは平坦じゃなく、口が胃が出てきそうな緊張感の中、自分の力でマジックを減らしていく戦いをどれだけ経験するかがクライマックス、日本シリーズと続くポストシーンの結果につながってくる。古い考えかも知れんけどアタクシはそう思うんだよな。

だから、マジック点灯させるなら、今日の試合を引き分けではなくて接戦をもぎとって灯して欲しかった。この辺の接戦や延長戦のような緊迫した試合をしっかり勝ちきって欲しい。そんな戦い方が出来るチームが黄金時代の道のど真ん中を堂々と歩けると思うんだよな。

引き合いにだした落合政権時の中日はそんな芸当は朝飯前って感じでね、だから8年間もAクラスだったし日本シリーズも5回出てる。そういう野球をやってこそ黄金時代の道が拓けるってね、アタクシはカープにそういうチームになって欲しいのよ。

マジック点灯だけのための試合なら引き分けでOK。そんなムードがカープの中に漂っていたような気がしないでもない。4つの併殺が物語るように、6回まで鈴木にノーヒットに抑えられている間も、同点に追いついてからもね、どうも攻撃陣にもう1点の気持ちが伝わってこない。とにかく強振している。持ち前の後ろに繋げるっていう姿勢がまったくと言っていいほど感じられなかったよな。

先週の阪神との5-5の試合もそうだと思う。勝ち越しの1点をなんとかもぎ取る。一発でもいいし自慢の足を絡めた攻撃でもいい。もう1点もぎ取るっていう野球で勝たなきゃいけない試合だったと思うんだよな。

確かにペナントという長い目で見れば引き分けでOKなのよ。でも日本一を目指すならこういう試合の勝ち方ってのもしっかり身につけておかんと結果は去年と同じような気がするんだよな。残り試合でそういう「こだわり」をもって戦って欲しい。その辺浮かれてると横浜あたりにCSで足元すくわれるぞ。

投手陣は良く投げてくれたと思う。野村は序盤高めの投球が多くそれを打たれていた。3回までで7安打喰らっていたけど要所を締める投球には感心したよ。シーズン序盤は苦しい投球が続いたけど、何かをつかんだ!そんな自信のようなものが背中から伝わってきた。これからも去年の最多勝投手、「エース」という気持ちをしっかりもって頑張ってもらいたいよな。

一発の不安が少ないナゴドだからリリーフ陣も思い切ってまっすぐ主体の投球でしっかり抑えてくれた。引き分けで終わったのにまるで勝ったかのようにはしゃいでたジャクソン。こちらも何かつかんだんかもしれんよ。だって引き分けなのに本当にうれしそうな顔してたもん。

何気に安部と松山のいない打線ってのいうのはつながりにかける感が否めない。どうもバティスタのところでプッツン切れそうな印象が強い。バティスタ自身は四球選んで結果つなぎの仕事もやってくれたけどな、西川・会澤あたりが無茶振りしているようではつながりもなにもねぇよな。今日は下位打線がイマイチ機能していなかった。そんな印象があるよな。明日辺りはこの辺をいじってくるかもしれんよ。

ずっとカード勝ち越しているわけだし、このペースで行けば残り40試合以上あってマジックが33だから時間の問題だと思う。だからこそ、ポストシーズンを意識した戦い方にこだわるってのも重要なことだと思うよ。一つの白星をもぎ取って勝つ野球。これが一つでも多ければ多いほど、アタクシは「日本一」への近道だと思うんだな。

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Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

接戦の戦い方に課題が残ったマジック33」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。松山、安部がベストメンバーだとよく言われますが、その通りです。西川バティスタでDeNAに勝った方が本来は不思議ですので・・・。松山にしろ安部にしろ経験値がありますので見てる方も安心。はやく二人が出てほしいです。併殺が多すぎて何かの間違いかと思うほどでしたが。。

    1. 匿名さま。こんにちは!オールスター明けくらいから5番松山、7番安部で打線を固定するようになりましたね。これは首脳陣がこの二人を「レギュラー」として使っていくという意思表示だと思いました。実際、打線はジグザグが組めるし、安部はポイントゲッターにもチャンメーカーにもなれる。足もある。おそらくチーム全体がこの二人をレギュラーとして認めていたと思います。

      この二人が欠けてから打線は精彩を欠いていますね。代わりの選手が力を発揮してくれればまだしも、結果が出ないと存在の大きさが浮き彫りになりチームが浮き足立つ要因にもつながります。とにかく待つしかないですね。

      できれば、次回はお名前をお書きください。またカープについて意見交換しましょう!
      コメントありがとうございました

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