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捨てゲーム!?が驚異の粘りであと一歩のところまで追い上げた!!手ごたえを感じているのは新井監督だけじゃない!!選手もファンも燃えてきた!!

愛すべき赤ヘル戦士
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情報源: 広島・新井監督 主砲抹消&菊池休養日での惜敗「チーム力が上がってる手応え」 九回猛追1点差の粘り「いい影響に」

「今日は佐々木朗希だしな…アレ、さすがに打てねぇよな…こっちはアンダーソンが抹消で黒原だしな、ちょっと今日は無理かな??」なんて呟きながら、曇天を眺めていたカープファン同志も多かっただろう。申し訳ないがアタクシはそう思っていた。佐々木朗希に完璧に抑えられ、下手すりゃノー・ノーとかやられてね、黒原も我慢できずにロッテ打線に捕まる…かなぁと(笑)。
ところがドッコイ(古い)赤ヘル軍団は最後の最後まで諦めずにこの「捨てゲーム」を驚異的な粘りで追い上げ、球場を盛り上げた。敗れはしたものの満足して帰路についたカープファン同志も多かったことだろう。ただ、いいゲームをしただけに負けた悔しさも当然こみ上げてくるよな。そう、この悔しさが大事なのよ。これまでの交流戦ではパ・リーグの迫力に押されて力負けが多かった。「やっぱりパ・リーグ強いよね」と我々ファンも負けても仕方ないといった無力感に包まれていた。悔しさがなかった。しかし今季の交流戦はここまで勝率5割。どこのチームも似たような成績だからリーグ脱落の可能性も試合を消化するごとに小さくなっている。そして「戦えてる」から「戦っている」という感情が選手からもファンからも湧き出てきた。非常にいい方向にカープが進んでいるのを肌で感じるよな。だからこそ、昨日の負けは本当に悔しいのよ。

ゲーム序盤は想像通り

昨日は外出していてゲームをオンタイムで見られたのは8回から。スマホで速報を追いつつ夜には動画でゲームを見直した。序盤は予想通りといった感じでカープ打線は佐々木に手も足も出ない、そんな感じだったよな。真っすぐとフォークの見分けがつかずに三振の山を気づいた。バットに当てるのが精いっぱいといったところだろう。その間に黒原が山口に満塁HRを浴びた。この瞬間、ちょっとイヤらしいいい方だけど、佐々木も「勝った」と思ったんじゃないかねぇ??なんせ開幕してから地元のマリンスタジアムで失点していないわけだし、このゲームも4回までノーヒットピッチング。4点なんて十分すぎただろう。カープにとっても非常に重い4点だったよな。

きっかけは真っすぐに強い松山の内野安打

先発投手にとって勝ち投手の権利がかかる5回ってのはこれまでとは違った投球になってしまう投手が多い。それもちょっとしたきっかけで失点したり、場合によっては勝ち投手の権利を失ったり、権利を得る直前で交代を告げられるシーンというのは何度も見てきた。まぁ佐々木ほどの投手がそれを意識してしまうということはないんだろうけど、失点する「きっかけ」はあったように思う。そのきっかけは松山の内野安打ね、結構佐々木には効いたボディブローのような気がするねぇ。
松山と言えばベテランの域に達してきているけど、真っすぐにはめっぽう強い。1打席目は三振に倒れたけど、2打席目で佐々木の真っすぐにタイミングが取れるようになった。その佐々木の真っすぐを内野安打ながらもヒットを打ったというね、佐々木にとってはありゃ??となっただろう。意外にも早くカープの打者が喰いついてきたことに少し戸惑いもあったのかもしれん。それが次打者・広輔を歩かせ、デビッドソンにも真っすぐを気持ちよく打ち返された。間違いなく佐々木に変化が出てきたよな。さすが真っすぐに強い松ちゃんは健在だよな。

羽月、165㌔もなんのその!!粘って粘ってタイムリー!!

これで2死ながらも満塁だ。ランナーが3塁にいるということは得点できるバリエーションも増える。ヒットだけでなく、エラー、バッテリーエラー、四球、死球でも満塁だから点が入る。ここで打席には休養日の菊池に変わってスタメンの羽月だよな。これまでのカープなら、この交流戦こうした場面でも最後は力で押し切られただろう。しかし今季のカープはこの佐々木という巨象に体の小さい羽月が襲い掛かっていった。力で圧倒されずに何とか勝つ方法を探りながら、最後はこの巨象から2点をもぎ取るタイムリーを打った。SNSでも大盛り上がりだったよな。
佐々木の繰り出す165㌔の真っすぐにもバットを出し、そしてファールで粘った。力で圧倒できた佐々木が「あれ?」と思ったに違いないだろう。粘ってくる羽月にフォークを投じるも見極めるし、当ててくる。最後に投じた9球目の真っすぐは完全に佐々木が根負けして甘く入ったよな。それをコンパクトに弾き返した。羽月も自信がついただろう。そしてこのヒットがカープ打線に、カープファンに火を着けたのは間違いないだろうねぇ。

直後に2失点もまだまだ火は消えていなかった!?

これで2点差追い上げムードに火が付いたように見えたけど、直後に消えかかってしまった。秋山の落球から始まって黒原、大道で2失点。せっかくもぎ取った2点もその意味が消えかけてしまった。これでロッテの楽勝ムードが漂い始めたことだろう。ロッテのベンチからも笑みがうかがえた。佐々木も余裕が出てきただろう。しかしカープ打線はその佐々木から坂倉が、デビッドソンがいい当たりのヒットでチームを鼓舞した。6回は森浦、7回中村祐がロッテ打線を封じ込め4点差で8回9回の攻防になった。なんとなくだけど、まだこのゲーム分からない。そんなムードが漂ってきたよな。

左打者が繋いで繋いで2点差に!!

佐々木は7回を志願投球してお役御免。8回から左腕の坂本がマウンドへ。左打者をズラリと並べたカープ打線に対してロッテベンチは唯一の中継ぎ左腕に託した。
しかし、この左打線が粘り強く坂本を攻略してくれたよな。特に野間のセンター前ね、あれ、結構坂本には効いたような気がするねぇ。秋山は併殺崩れでランナー入れ替わり、松山が四球を選んで1死1,2塁。この当たりからマリンスタジアムのカープファンの歓声のボリュームがMAXに到達。CS放送のアナや解説の有藤さんもスゴイ、スゴイを連発していた。
続く坂倉に期待だったけど、タイミングを外されて2ゴロ。ただ打球が弱かった分ランナーがそれぞれ進塁して2死2,3塁。ここで5人目の左打者・広輔にまわってきた。打席に入る時になんとくだけど雰囲気があった。マウンドの坂本は真っすぐとスライダーのコンビネーションで左打者を打ち取るのが特徴だろう。左打者の胸元にしっかり真っすぐを投げられるし、スライダーは大きく曲がる決め球系と小さく曲がってカウントを稼ぐものを操る投手。カープの各打者はこのカウントを取ってくるスライダーね、これを狙っていたような気がしたし、広輔もそれを待っていたような気がするねぇ。初球はそのスライダーが来た。でも広輔は見逃した。そして2球目も全く同じコース高さに来た。一度軌道を見ているだけに素直にバットが出たのだろう。見事にライト前に打ち返した。これで2点差だ。

9回守護神・益田を攻めるもあと一歩…

2点差で9回表。ロッテのマウンドには守護神・益田が上がった。真っすぐとシンカーを操るベテラン投手だよな。最後はこのシンカーに翻弄されてあと1歩届かなかったわけだけど、カープ打線が喰らいついて1点差まで追い上げた。
喰らいついたという表現がぴったり当てはまるようなチャンスの作り方だった。やはり落ちる球をウィニングショットに持っている投手と対戦する時は追い込まれる前に何とかしたいという頭が働く。益田もそれを逆算して配球を組み立ててくる。1死から龍馬と野間でチャンスを作るわけだけど、この二人は2ストライクから何とかバットに当てて内野安打やポテンヒットとした。益田から見れば打ち取っていながらもランナーが溜まってしまったわけで、イヤなピンチを作ったと思っていただろう。
続く秋山がライト前にタイムリーヒット。これで1点差でなおも1,3塁。ここで休養日の菊池が駆り出されて代打で登場。四球を選んで満塁とした。まぁ個人的にはこの菊池の打席で何が動きが欲しかったなぁというのあった。三振か四球以外の何か動きが欲しかったなぁとは思ったね。まぁ秋山が盗塁して1塁が空いたというのもあるし、この辺は駆け引きだよな。さぁここで坂倉が登場。球場のボルテージは最高潮だし、ロッテベンチは生きた心地がしなかっただろう。しかしここで益田が踏ん張ったよな。坂倉をシンカーで三振に斬った。まぁこの場面はどうしても三振が欲しい場面。坂倉も悔しかっただろうねぇ。
続く広輔はレフトへ打ち上げた。ただ、前進守備を敷いていた外野の頭を超えるのでは!?という期待もあった。ただ、打球がちょっと上がりすぎて追いつかれてしまった。これでゲームセット、このピンチをしのいだ益田は敵ながらあっぱれだよな。

次のゲームにつながり粘りに期待

ゲームセット後に新井監督の表情が映し出された。非常に悔しそうな表情だったいいゲームだった。最初は捨てゲームムードだったこのゲームをここまで盛り上げたのはカープの選手たちの驚異的な粘り、あきらめない気持ちであったことは言うまでもないだろう。新井監督も火曜日のゲームにつながると胸を張った。カープファン同志も同じような気持ちになった人は多いだろう。それにしても今季の交流戦のカープは勝っても負けてもいいゲームを見せてくれている。それがこの交流戦、勝敗よりもうれしいんだよな。

これで交流戦の遠征は終わった。特に先週は北海道⇒千葉と移動距離も多かった。その中でこのロードを4勝2敗で切り抜けた。個人的には上出来だとおもっている。願わくばロッテの2戦目ね、森下で取りたかったというのはあるけど、鬼門と言われる交流戦をここまで勝率5割で来ているわけで、いい感じで来ているよな。
明日からは地元で楽天⇒西武と6連戦だ。西武とは唯一交流戦相性がまぁまぁいいけど、楽天には毎年苦戦している。決して楽な6連戦ではないだろう。ただ、地元でやるしな、この6連戦は最低でも5割で行きたい。勝ち越せれば、貯金が2つ積み上がってリーグ戦再開できる。結構大事な6連戦だよな。
いずれにしてもこの交流戦、ここまで見ているとやはり「手ごたえ」のようなものを感じるよな。新井監督はもちろん選手たちもファンも同じ気持ちだろう。調子のいい選手、悪い選手もいるけど、羽月が佐々木を攻略したように全員で戦えているのもいいよな。今のカープは期待に満ち溢れている。さぁ明日からどんな野球を見せてくれるのか??楽しみだよな。

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