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野間でサヨナラ勝ち&連敗ストップ!!選手の力を引き出し運も味方にする新井監督のポジティブワードに注目!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 広島は、今季3度目のサヨナラ勝利で連敗を3で止め、交流戦優勝争いに踏みとどまった。最後は野間が決めた。同点の9回1死二塁から詰まった打球が一塁ベースに当たり、19年5月31日の阪神戦以来4年ぶり3度

情報源: 【広島】新井貴浩監督「狙うに決まってる」交流戦V争い食らい付くサヨナラ勝利 一問一答

鬼門の交流戦を前に戦々恐々としていたぼくらのカープとカープファン同志たち。フタを開けてみたらなかなかカープが健闘しているよな。その交流戦もあと4試合になった。楽天とのカード初戦は大瀬良の乱調で3連敗を喫したけど、このゲームは九里が好投、打線も粘り強く楽天の勝ちパの投手から点を取ってサヨナラ勝ち。これで交流戦の星を五分に戻した。昨季までのカープなら恐らくこの連敗を伸ばしていただろう。今季のこの「反発力」ね、やはり新井監督の存在というのが大きいだろう。今日は昨日のゲームの新井監督の談話から次々飛び出す「ポジティブワード」ね、これを簡単にまとめてみようと思っている。

野間が勝ち越し&サヨナラ打の大活躍も…!?

ゲームは野間のファーストベースに当たるラッキーなヒットでサヨナラ勝ちとなったんだけど、このヒットもいかにも「野間らしい」打球だったよな。運も味方に付いた形になった。まぁアタクシは野間もさることながら先頭の上本ね、久々の打席だったと思うけど、いいヒットで出塁したよな。このヒットで楽天守護神・松井も力が入った。
野間はその前にも同点からの勝ち越し打を打っている。ただ、このタイムリーの前のサインに応えられていなかった。まぁ野球あるあるでバント失敗で追い込まれてヒットを打つというシーンはよくあるけどな、こうした流れもいかにも「野間らしい」よな。足の違和感で一度はファームで調整というのがあったけど、やはりスピードという面から考えると野間が何番でもいいからスタメンにいると攻撃のバリエーションが増える。特に走塁面での攻撃では欠かせない存在になりつつある。これからも適度にポカを入れながらとなるだろうけど、頑張ってほしいよな。

矢崎悔しい被弾…伏線は7回の攻撃??

1点リードで迎えた9回表のマウンドには矢崎課長。しかし逃げ切ることはできなかった。楽天4番の浅村から一発食らってゲームは振り出しに戻ってしまった。まぁあるとすれば「一発」かなぁと思っていたし、これは矢崎も打者の浅村も同じ考えだっただろう。フォークが抜けきらずに高めに浮いた球を浅村が逃さず仕留めた。浅村もそういう球を狙っていただろうし、そしてその球を確実に仕留めた。この辺は長きに渡って中軸を打ち続けている浅村に脱帽するしかないだろう。
ただ、アタクシはこういった形になる可能性は感じていた。それは7回の野間のタイムリーの後。なおも無死2,3塁の場面で中軸が安樂の後を継いだ鈴木から点を奪えなかった。ここでもう1点、2点取れていれば…というか取れるだろうという流れの中でそれができなかった。これはもう楽天・鈴木を褒めるしかないんだろうけど、この攻撃で楽天にも「まだ脈あり」という気分にさせてしまったのが、9回の同点劇だったように思うねぇ。取れるときにしっかり点を取るというのは野球の鉄則。反省点だよな。

ポジティブワードその1「取り返すチャンスはたくさんある」

このゲーム後の談話で新井監督から結構な数のポジティブワードが出てきた。この辺を整理してみよう。まずは野間の一時勝ち越しとなった7回のタイムリーについて。この前に野間は送りバントを決められなかった。追い込まれてヒッティングに変えて生まれたタイムリーだった。これについて新井監督は「取り返すチャンスがある」と。聞くところによるとこのフレーズは結構選手に言っているようだねぇ??アタクシはこのフレーズね、いいなぁと思うのよ。
特に若手選手、ファームから上がってきたり、期待されている選手なんかもやはりミスをしていしまうことはある。野球にミスはつきものだからな。やはりそうしたミスをしたらまず先に浮かぶのが「これから使ってもらえないかも」という不安だろう。しかし監督の口から「取り返すチャンスがたくさん(必ず)あるから」と言われれば、次頑張ろうと前を向けるよな。基本、あまり監督と選手というのは会話をしないというのが多いようだけど、こうしたフレーズを言い続けることで間接的にだけど、ミスをしてしまった選手に前を向かせているように思う。野間は1打席の中でミスをして、そのミスを取り返した。この辺には選手個々の「強さ」が育んできているように見えるよな。

ポジティブワードその2「前へ前へ」

1打席の中で失敗を取り返した野間の例をとり新井監督は
「うまくいかなかったときの次が大切なので、そういう意味では彼もヒットを打って打点を挙げましたし、前へ前へとやってほしいですね。反省は試合終わってからでいい。試合中は、とにかくミスしようが何をしようが次のプレー。」
これね、特に「前へ前へ」というフレーズね、文字通り非常に前向きな思考が働くフレーズだと思うし、選手の背中を押せているように思う。それと「反省は終わってからでいい」というのもいい。ミスはつきもの。それよりもゲーム中は前へ前へと次にプレーに集中しようということだろう。例えば勝ちパの矢崎やターリーね、結構先頭打者を出したりというのはあるけど、踏ん張りが効いているよな。出しちゃったものはしょうがない。次を打ち取る止ま向きになっているから粘りの投球ができると言っていいだろう。昨季までのカープなら浅村の一発を機にズルズルとやられていたかもしれん。攻撃だけではなく投手にも出塁を許しても前を向く、次に集中するという頭の整理もできているように思う。いわゆる「切り替え」だよな。この切り替えを促進するポジティブワードのような気がするねぇ。

ポジティブワードその3「ガンガン行こう」

このフレーズは交流戦前にも使っていた。マスコミから「鬼門」とプレッシャーをかけられた新井監督が「そんなの知らない」と笑い飛ばしたあとに飛び出したフレーズだけど、これも結構新井監督は選手たちに投げかけているように思う。
これ、アタクシは新井監督が解説者時代に交流戦でボロボロにされているカープを見て、心の中で何度も叫んでいたフレーズなんじゃないかなぁと思っている。
こういった「ガンガン行こう」という気持ちはゲーム中に湧き出ることはほとんどないだろう。特にやられているときにはなかなか急に前向きにはなれないだろう。やはり常日頃から言い続けているフレーズなんだろうねぇ。ゲーム開始から「ガンガン行く」。チームとしてもそうだけど、ここの選手たちに「積極性」を植え付けることにもつながっているように思う。昨季まではなかなかなかった盗塁ね、今季は菊池や龍馬も積極的に盗塁を仕掛けている。坂倉だって走る。ガンガン行っているよな。交流戦を見てもリードされていても追い上げたり、実際にはひっくり返すシーンもある。この反発力は間違いなく新井監督が就任してからチームに根付いたものだろう。「ガンガン行こう!!」いいもんだよな。

ポジティブワードその4「チャンスがあるなら狙うに決まっている」

今季の交流戦は大混戦だよな。その理由は明確。昨季までのカープのように「白星配給係」がいないからに他ならない。言い換えれば、カープが元気だから交流戦が混戦になっているのよ。かつてはDeNA(横浜)も弱かったけど、この2チームが上に来ているわけだから、パ・リーグが強いと言われてきた交流戦の勢力図も変わって当然だろう。プロだもの、さほど力の差はないはず。カープがこれまで勝手にコケていたといった方がアタクシは正しいんだと思う。こんなにいい選手がたくさんいるのに勝てないのは結局は気持ちの問題で、その辺が新井監督のポジティブフレーズで選手たちがゲームに、プレーに集中できるようになっている。だからこそ混戦の交流戦優勝を狙える位置にいるんだよな。
昨日の談話の最後にマスコミから交流戦優勝を狙える位置にいるが??との問いに新井監督は「チャンスがあるなら狙うに決まっている」と胸を張った。これもね、選手たちだけでなく、我々ファンも心が震えるコメントだったように思う。まぁ普通というかこれまでのカープ歴代監督なら「がんばります」で留めるだろう。そこを新井監督は「狙う」と言ってくれた。あぁ監督、その気なのねと。これも非常にポジティブなフレーズだよな。

話は少しずれるけど、これはあくまでも個人的な考えに留めるけど、仕事ができる人とできない人の大きな違いって一つは「考え方」なんだと思う。もちろんそれが全てではないけどね。「〇〇だからできない」と端っから諦めてしまったり、考える事さえも放棄してしまう人を良く見かける。逆に仕事ができる人は「どうすればできるのか??」を考えている。自分がやってみたいことをどうすればできるのか??考え、動ける人は色々な人から意見を聞いたりする。そういう積み重ねが案外「人脈」となったりするものだしこうした行動に出る人は必ず人が助けてくれるものだと思う。

話を戻そう。交流戦では負の歴史がたくさんあるカープはこれまで交流戦に入ると途端に弱くなる。弱くなるというよりは「交流戦は苦手だから勝てない」と決めつけてしまっている空気があったんじゃないかなぁと。カープファン同志の間でもそれはあったと思う。でも新井監督はきっと「どうやったら交流戦勝てるのか??」を常々考えているんだと思う。パ・リーグの経験のある藤井コーチをヘッドに置いた。藤井ヘッドも交流戦のカープの弱さを「なんで??」と思っていただろう。こうした新しい血を入れることも交流戦対策としての「行動」だと思うのよ。そして数々のポジティブワードで選手たちをその気にさせた。その結果、混戦の交流戦で大健闘しているわけよ。

その中で飛び出した「チャンスがあるなら狙うに決まっている」。どのチームも狙っているのは同じだけど、こうして口に出す人が少ないよな。新井監督はあえて言葉にしたんだろうと思うし、これを聞いて選手たちもグッと来たんじゃないだろうか??

こうしたポジティブワードってね、やはり口にした方がいいと思う。狙うと言ったからと言って失うものは何もない。ないなら口にして気持ちを伝える。デジタル全盛の時代にガラケーを未だに手放せない新井監督の「アナログ発信」がアタクシはデジタル世代の選手に、そして我々ファンにも結構刺さっているように思うねぇ。やはり「言葉の力」って大事だと思うねぇ。こうなったら選手たちにも「その気になって」交流戦優勝を狙ってほしいよな。

交流戦も泣いても笑ってもあと4試合。楽天ともう1試合、残りは交流戦元気のない西武と3連戦。対戦相手を考えれば十分狙えるだろう。とはいってもカープは勝ったことがないわけで、星の計算なんかしている場合じゃないよな。新井監督の言う通り「ミスをしても打たれてもチャンスは必ずあるから前向きにガンガン行って交流戦Vを狙う」気持ちをもって集中して戦ってほしいよな。
先発は前回初勝利をゲットしたコルニエルと今季未勝利の荘司。見たことない投手で苦戦するかもしれんけど、受け身にならずにガンガン行ってほしいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    なんとか勝てた試合でしたけど、林の捕球できずセーフで失点はテレビで解説してた天谷も捕ってほしかったと言ってましたし、長距離打者なら我慢しろと言う意見はちらほらありますけどさすがにちょっと限度があるかなと思いました。
    あれだと村上ぐらい打ってくれてようやくぐらいだと思いますし、打撃不振でも守備面ではマクブルーム使った方がいいよなあと思ってしまいます。

    野間に関しては今までのやらかしを帳消しにするような劇的な攻撃を見せることはごく稀にありますけど、なんかなあと思ってしまいます。
    その劇的な攻撃を見るためにいくつやらかしていくつチャンスを潰していくつ負けたかを考えるともやもやします。

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