ケムナ、心臓バックバクで見事な投球。これが佐々岡監督のやりたい野球なんだろうねぇ。

ケムナ、心臓バックバクで見事な投球。これが佐々岡監督のやりたい野球なんだろうねぇ。

 「広島2-1ヤクルト」(10日、マツダスタジアム) 広島のケムナ誠投手が、1回無失点と粘りの投球で、九回抑えのフランスアにつなげた。

情報源: 広島・ケムナ「腹くくった」勝ちパターン投入、1回無失点で貢献

しかし7点差あっても勝てないゲームもあれば、1点差で勝ち切るゲームもある。本当に野球ってのは面白い。それと同時にやはり野球は投手次第なんだなぁとというのを改めて感じたゲームだよな。

このゲームに関して言えば、色々イレギュラーはあったものの2-1の僅差でヤクルトに勝って久々のカード勝ち越し。

まぁこういったゲームが佐々岡監督がやりたい野球なんだろうねぇ。

森下は7回1失点。ギアを上げた7回の投球は圧巻

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前日に大味な野球をした後の登板というのは本当に難しいだろう。序盤から失点を重ねれば「今日も…」となる。その辺はルーキー森下にとっては難しさというのはあっただろう。

この日はアウトコースの出し入れの球を上手に使ってヤクルト打線を翻弄した。もう、プロで何年もやっているような投球だよな。本当にいい投手が入って来てくれたよな。

坂口に打たれた一発ね。あれは坂口を「さすが」と褒めるしかないだろうねぇ。ややインコース寄りの高めのボール球。普通打ってもファールになる球をライトスタンドに運んだ。あの辺は「プロの技」だろうねぇ。あれはしょうがない。坂口が素晴らしかったよ。

いい投手というのは特に先発はゲームの中で「どこでギアを上げるか」ってのができる。この辺は森下はすでにそういう投球ができる。7回の3者三振は圧巻だったよな。

恐らく、このイニングでお役御免といったところだろう。でも、スコアは1-1。今のところ勝ち投手にはなれない。

でも、可能性はある。裏の攻撃で勝ち越せば白星が転がり込む。

森下はその可能性を信じ、そして野手陣にギアを上げる投球を見せつけ「野手の皆さん、あとはよろしく」というメッセージを込める投球を見せつけてくれた。それも圧巻の3者三振。これ以上のメッセージはないよな。

それを打線が感じ取って見事に勝ち越し点を奪った。1点を取りに行く野球を実践してくれたよな。

長打の可能性を感じさせる大盛、進塁打のピレラ、みんなでもぎ取った勝ち越し点

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さて、その7回裏。個人的には非常にいい野球をして点を取ったように思う。振り返ってみよう。

マウンドにはマクガフ。パワーピッチャーだよな。ここで打順は森下。代打に大盛が登場した。ここでアタクシは少し首を傾げた。どうだろう?大盛ではマクガフの速球に押されてしまうのではないか?と。

ところがどっこい大盛は2球目の真っすぐを左中間へツーベース。まだまだ体が細く華奢なイメージの大盛だけど、しっかり振り切って長打でチャンスを作った。いいバッティングをしてくれたよな。

個人的な大盛のイメージは昔で言えば東出タイプかなぁと。内野の間を抜くヒットで率を稼いでいくタイプと「思い込んでいた」。ところが昨日の打撃を見ると内野の間どころか外野の間を鋭く抜く当たりも打てるんだなぁと見方を変えさせてもらった。こら、龍馬もうかうかできんよな。

そして打順は1番に戻ってピレラ。いつものピレラなら強引に引っ張って2塁ランナーがくぎ付けという可能性がかなりあるかなぁと。このピレラの打撃が勝ち越しのカギになるかなぁと感じたねぇ。

さて、ヤクルトバッテリー。引っ張り傾向が強いピレラに対して外一辺倒といった配球だった。長打警戒だよな。初球、2球目とスライダーかな?変化球で引っかけさせる配球だったよな。2球目のスライダーにピレラが少し反応した。この時点でピレラは「あぁ そういうことね」と何かに気づいたように思えた。

ピレラというのは案外クレバーな打者だと思う。打席で狙いを変えられるというかねぇ、ただブルンブルン振り回すだけの打者じゃない。ここでひょっとしたら、外の球をライト方向へと切り替えた?ように思えた。もしくは「進塁打」が頭に浮かんだのかもしれん。

個人的には後者のような気がする。「次、外に来たら右方向へゴロを打つ」と決めていたように思う。なぜなら結果ファーストゴロで進塁打になった球は明らかにボール球。これを強引に右方向にゴロを打つような打撃だった。

これが結果的に1死3塁の場面を作り上げたよな。アタクシはこのピレラの打撃を評価したい。もし、アタクシの想像通りならね(笑)。

ピレラがこういう「野球」を身に着けたとなれば、アタクシはぜひ来季も契約してほしい。そんな選手になってきたように思う。

主力・菊池がタイムリー!はやり菊池が打つと点が入る

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さて、これでお膳立てができた。打者は菊池。ここの所、いい働きをしているよな。これまでは菊池で打線が切れる傾向にあったけど、ここにヒットが出れば打線がつながる。

三塁ランナーは大盛。談話でもあるように大盛だからゴロなら点が入る。そういう頭で打席に入っていたのがファールで粘る姿から伝わってきた。

実はこの1死3塁の場面ではゴロゴーという暗黙の了解がある。ゴロを打ったら3塁ランナーはホームへ突っ込む。

ここでホームでアウトになる確率が一番高いのがピッチャーゴロ。次がサードゴロ。なぜならこの場面サードは投手が投げるまでベースについている。つまりポジションが他の野手より前にいることになる。ここに強いゴロがサード正面についたら、ゴロゴーでスタートを切った大盛でもホームで封殺食らう可能性は高い。できれば右方向へというのがベターだった。

菊池の打った打球は引っ張ってサードゴロ。一瞬「ヤバっ」と思ったけど、サードの守備位置が逆に吉と出た。ベースを離れて三遊間を締めに行ったサードの逆を突くコースに打球が転がった。もしかしたら3塁走者が打球の行方を遮ったかもしれん。見事に三塁線を抜くタイムリー。色々な条件が重なった「勝ち越し点」だったよな。

1点差の8回はなんとケムナがマウンドへ

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勝ち越した直後の8回。当然塹江かと思いきや指名されたのはなんとケムナ。大抜擢だよな。

なんでも森下が投げ終えた時に登板を告げられたようでケムナ本人も驚いたようだなぇ。ただ、森下が降板の後告げられたというから、佐々岡監督の頭の中では今日も延長があるかもという読みもあったように思う。7回にたまたま勝ち越し点が入ったのでケムナにとってもプレッシャーがさらに倍。といった感じだろう。

マウンドでのケムナからは心臓の音がお茶の間に聞こえてくるくらい緊張感に満ち溢れていた。さぁてどうなるか!?

本人曰く「腹をくくった」というように、迷いなくミット目がけて自慢の真っすぐを投げ込んできた。非常に好感がもてた。カウントを悪くしながらもツーアウトをとった。でもここからがケムナにとっては大きな難関が待ち構えている。

以前にも書いたけど、ケムナは「名前負け」してしまうところがある。それまでいい投球を披露していても強打者が出てくると弱気な1面も出る。山田、村上と続く打線をどう抑えるのか?注目してみた。

結果はやはり…といった感じで連続四球でピンチを作ってしまった。ここが課題なんだろうねぇ。

まぁそれでも塩見が初球を打ってくれて事なきを得た。ただ、ケムナの課題も見え隠れした登板だったよな。

それでもこの大役を見事にやってのけた。自信にしていいだろうねぇ。ベンチに戻って水を飲み干す姿、ホッとした表情から、自信をつけたような表情に変わる姿が印象的だった。本当にいい経験をしたと思うし、次につなげたいよな。

責任を持たせ、任せるのが佐々岡流、監督を育てていくのがカープ流

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チームの不振により、何かと批判にさらされる佐々岡監督の采配。

まぁアタクシはここで宣言している通り1年目の監督に関しては采配の批判に関しては避けている。これはこのブログを10年以上やっているけど、その方針は変わらない。

野村謙二郎監督時代は2年目から監督批判の記事がほとんど。緒方監督は2年目で結果を出したのであまり批判めいた記事は書かなかった。さて、佐々岡監督の2年目はどうなのだろうか?

すでに監督解任を訴える声がSNSや他のブロガーさんの記事を拝見するとかなり目立つ。でも、間違いなく来年も佐々岡監督だよ。カープと言うのはそういう球団だからねぇ。

緒方監督の1年目はマエケンも黒田さんもいた。とてもいい戦力を持ちながらも4位。その反省を踏まえ翌年に25年ぶりのリーグ優勝を果たした。1年目の反省を踏まえ、緒方監督自身も改めるところは改め、チームを一つにして3連覇を果たした。緒方監督も監督して年々成長したよな。

佐々岡監督もカープとしては投手出身の監督は半世紀ぶり。カープ球団自体が投手出身の監督に慣れていない部分もある。

コーチングスタッフもどんな人材を配置したらいいのか?手探りの部分もあるだろう。そして連覇を逃してBクラスといった結果の降格人事もあって、1軍のコーチ陣に「勝つ」という経験のある人材が少なかったというのも反省点のひとつだろう。

佐々岡監督の投手起用というのは「任せて責任を全うさせる」というのがアタクシは「育成方針」だと感じる。そして強力な投手陣を形成する上で「先発投手の踏ん張り」は欠かせないと考えているように思う。

なので、どうしても佐々岡監督の投手交代は一歩も二歩も遅く感じる同志は多いだろうねぇ。それが上手くいかない方が結果的に目立つ。

でもこのゲームの森下のように中5日での先発にもかかわらず7回を投げさせ、その7回の投球がきっかけで勝ち越せたし、実際に勝った。目先の1勝で投手をたくさん使うよりはアタクシは強い投手陣を作るにはこっちの方がいいように思う。

ヤクルトとの2戦目でも塹江を同点にされるまで「粘らせた」。結果は追いつかれたけど、塹江はこの結果を踏まえてまた精進するだろうし、自分のピッチングを見直すきっかけになっただろう。そうやって佐々岡監督は投手を育てているようにも思える。

試練を与えて乗り越えさせる。結果、それが選手の経験になる。そうやって育てるのが「佐々岡流」なんだろうと思う。まぁ そのやり方は「古いよ」と。言われるだろうけどねぇ(笑)

今季の成績不振は佐々岡監督だけの問題ではないと思う。3連覇に湧き、そして連覇が途絶えた時に球団がどうやってチームを立て直していくのか?補強面でも戸惑いがあったのではないか?球団自体も三連覇戦士に依存したチーム編成をしてきたツケもここには含まれているように思う。もちろんFA資格の選手を全員引き留められた分、ダブついたポジションと足りないポジションが浮き彫りになってしまった。ここをこのオフに球団がきちんとメスを入れられるかで来季の佐々岡カープはだいぶ変わってくるように思う。

まぁその話はシーズン終わってね、ゆっくりやろうか(笑)。

昨日のゲームはそういった佐々岡流の若い選手の育成方法が垣間見れた。その中で勝てたというのには、個人的には「光」を感じている。もちろん毎試合上手くいくわけではないし、その時には監督批判も噴出するだろう。でも、アタクシは佐々岡カープで結果がでることを信じたいと思う。それもカープファンの姿のひとつだと思うからねぇ。

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