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日高クン、カープへようこそ!!ホークスフロントドタバタ劇に見る「人的補償」の在り方と日本球界の課題 目指すは移籍の活性化!?

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情報源:日刊スポーツ 【広島】日高暖己が入団会見「少しずつ実感が湧いて来た」由伸からは「頑張って」のエールもらう
FA移籍した西川の人的補償で広島に加入した日高暖己投手(19)が11日、マツダスタジアムで入団会見を行った。「少しずつ実感が湧いて来ました。(移籍しても)やることは変わらないので、そこはずっとやってきていることをこっちでもやっていけたらなと思っています」。背番号70の赤いユニホームに袖を通し、新たな決意を口にした。

今年は初っ端からいろんなことが起こるねぇ。前回記事では能登の地震について触れたけど、歌手の八代亜紀さんの訃報もあった。アタクシの父が八代亜紀の歌が好きでねぇ。子供時代にこんな思い出がある。夏休みは父の生まれ故郷である秋田へ車で帰省するんだけど、東京から秋田まで15時間くらいかかる。昔は高速道路も発達していなかったんで東北道で仙台まで行ってそこから下道で奥羽山脈を越えて山形の庄内平野を経由して日本海に出てさらに上がっていく。子供のアタクシは退屈のなんのってね、車の中で相当つまらなそうにしていたんだろう(笑)。それを見かねた父が「とっておきのテープがある」とカーステレオにそのテープを押し込むと流れてきたのは八代亜紀の「なみだ恋」。♪夜の新宿~♪で始まる歌なんだけど、イントロからいよいよ歌に入った途端に驚いた。その歌声は八代亜紀ではなく紛れもなく父の声。どこかのスナックで自分の歌を吹き込んでいたようで、その後もクールファイブの「長崎は今日も雨だった」五木ひろしの「よこはまたそがれ」とヒット曲が続く。「お父さん、歌、上手いねぇ」と母はご満悦だったけど、子供時代のアタクシは「やっぱり本物がいい」と心の中で叫んだよ(笑)。その父も5年前に天国へ。きっと八代亜紀さんの歌を口ずさんでいることだろう。いい歌手だったよな。

日高が入団会見

さてカープの話題に移ろう。先日、龍馬のオリックスへのFA移籍に伴う人的補償でカープに指名された日高が入団会見を行った。まだ19歳で初々しさが残る会見だったよな。去年の今頃はオリックスの新人自主トレに参加してたことだろう。プロ野球選手として少しずつ実感が湧いてきたころだったに違いない。それからたった1年で違うユニフォームを着ることになった。色々と気持ちの整理も大変だったと思うけど、むしろ1年しかいなかったことでもう1度ドラフトで指名された感じにもなったんじゃないだろうか??誰かの憧れになれる投手になりたいというコメントが印象的だったよな。

カープは移籍選手にとっては本当にいい球団

この日高もそうだし、ドラフト1位で指名された常広もそうだけど、広島という土地には初めて来たという選手もこれまで相当な数いたんだろうと思うけど、広島という街は本当にいい街だし、人もいい。カープも選手を本当に大事にする球団だからな、いい球団に入ったと思って頑張ってほしいよな。

特に移籍してきた選手には相当を気を使ってくれるし、大事にしてくれる。過去にも人的補償でカープに移籍してきた選手は何人もいるけど、新井監督の人的補償でカープに来た赤松もがんとの闘病生活を経て現役を終えて、今はコーチとしてカープに貢献してくれている。大竹の人的補償できた一岡も移籍1年目からたくさんチャンスをもらったし、引退後もカープ球団に残って解析の仕事を任された。丸の人的補償で来た長野には「最後は巨人で」とカープの申し出から巨人に戻ることになった。決して使い捨てにしない姿勢をもって接してくれているよな。日高はプロ2年目の選手。これからどんどんチャンスをくれると思うし、思い切ってプレーできると思う。頑張ってほしいよな。

ホークスは人的補償でドタバタ劇??

龍馬のFA移籍というのは非常に円満な形で終わったような気がする。龍馬のパ・リーグで腕試しをしたいというバットマンとしての率直な気持ちは多くのカープファンも理解できただろうし、移籍先がセ・リーグの球団ではないというのも良かったよな。松田オーナーもいい監督のチームに移籍出来てよかったと送り出した。オリックス側も2年目のいい素材を手放すことにはなったけど、プロテクトリストで守りたいものは守れたし、主力よりは若手の方が戦力的にはダメージは少ない。痛いことは痛いけど「仕方ない」と割り切れる結果になったよな。

このオフ、人的補償を伴うFA移籍がもうひとつ、西武の山川がソフトバンクへFA移籍、その人的補償でベテランの和田が西武へというニュースが飛び出し、ホークスファン、西武ファンのSNS界隈ではかなりのざわめきがあった。まぁアタクシがホークスファンなら「山川を西武に突っ返せ!!」とかなり頭に血がのぼっていたことだろう。現にホークスファンの怒り狂い様といったら尋常じゃなかった。その反応にホークスフロントが慌てて和田を引っ込めた。代わりに18年ドラフト1位で獲得した甲斐野を差し出す形で決着となった。まぁ甲斐野が非常に大人の対応で大騒動にならなくてよかったといったところだろう。仮に甲斐野が「なんで和田さんの代わりがオレなんだ!?」とヘソを曲げれば収束不可能となっただろう。まぁ西武側からすれば和田は取れなかったけど、まだまだ若い甲斐野を獲れたんで非常にいい補強になったよな。

しかしホークスファンはなかなか収まらないだろう。和田もそうだけど甲斐野だって中継ぎとして戦力となっているわけだし、この二人をプロテクトリストから外していたとなれば、ホークスフロントに対して不信感を持つのは当然だろう。門外不出のプロテクトリストだけど、こうして投手の主力級をリストから外していたことが発覚してしまったわけだからねぇ。それに実際にホークスファンが山川獲得に対して支持しているのか??という部分も考えるとこの問題というのはホークスフロントの大失態と言っていいだろうねぇ。山川は山川でこれからもいばらの道が続くといった感じの移籍劇だよな。

人的補償が「報復」の手段に??山川は西武でケジメをつけるのが先では??

このFA移籍に伴う人的補償ね、個人的には好きなんだけど、問題は色々あるとは思っている。特に今回の山川に関して言えば、西武球団は相当頭に来ているだろう。スキャンダルで無期限の公式戦出場停止処分を下したわけだけど、これはあくまで西武球団が下した処分で移籍をしていしまえば、いわば「治外法権」なわけで、世間から見れば西武は山川に「逃げられた」印象を残してしまうよな。西武は山川に一度ならぬ二度も赤っ恥をかかされたことになるという見方もできるよな。

個人的にはその山川をFAで獲得したホークスもホークスだと思う。確かにオリックスに3連覇を許して優勝から遠ざかっているとはいえ、現在西武球団で処分を受けている選手がFA宣言したからと手を上げるのは節操がないような気がする。同一リーグのこうしたFA移籍は相手の戦力を削ぐという意味合いもあるわけで、今回の山川獲得はかなり「強引な」印象が残ったよな。山川自身も無期限の出場停止という処分から逃げたいという気持ちの方が強かったんだろう。本来であれば、きちんと西武に在籍してみそぎを済ませ、ファンが納得する形でまずは西武の勝利に貢献することが正しい道順だろう。そのうえでFA宣言をしての移籍なら西武ファン、獲得したホークスファンからもある程度のコンセンサスを得られたような気がするねぇ。なので今回のホークスの山川獲得は「掟破り」の印象が非常に強いよな。

で、人的補償だ。恐らく西武側としてもホークスにダメージを与えたいという気持ちはたぶんゼロではなかったと思う。いや、ナベ久さんのことだから「報復的獲得」はある程度頭の中にあっただろう。そして届いたリストの中にホークスの顔として長年貢献してきた和田の名前がなかった。いいのかい??獲っちゃうよ??と当然なるだろうねぇ。
仮に和田を獲得したら、ホークスファンの反応は恐らく非常に激しいものになるだろうし、かなりのイメージダウンでダメージも大きかっただろう。西武球団も念のため確認を入れたところそれがマスコミに漏れた。これ、漏れていなかったら和田は間違いなく西武に行くことになっていただろうし、この人的補償で報復に成功したという図式が完成していただろう。

個人的にはやはり山川がFA宣言するというのは道理に外れていたように思う。もちろん、山川サイドにも言い分はあるだろうけど、宣言すればホークスが獲りに行くという情報は少なからずあったし、西武の処分がいつ解除になるかわからん不安から結局は「逃げる」形で宣言した結果、こうした後味の悪い移籍劇になってしまった。人的補償が「報復」という手段に使われてしまったわけだからねぇ。

2018年のオフには巨人が「報復」を食らったよな。カープから丸、西武から炭谷をFAで獲得。人的補償でカープが長野、西武が内海を獲得した。この時も長年貢献してきた選手をプロテクトから外した巨人フロントは巨人ファンからかなり批判を浴びた。まぁこの件がきっかけになったかどうかはわからんけど、その後巨人はFAの補強は2020年の梶谷だけとかなりおとなしくなった。アタクシはこの時もカープと西武ね、長年巨人から主力選手を持って行かれた経験から「報復」に出たという側面は少なからずあったように感じた。巨人も巨人でカープや西武は高年俸の選手を獲りには来ないと足元みたようなリストを出したのだろう。大竹が巨人に移籍した時も高年俸の選手がプロテクトから外れていたという噂を何度か聞いたことがあり、カープでは年俸が払えず結局は若手の一岡を獲ったという流れになったけど、あの時鈴木本部長も「いつかやったる」と思ったのだろう。

その後カープは3連覇して人気球団になりある程度の財力もついたから丸の時は「高年俸の選手でも獲るよ」と発言していたのを強烈覚えていたし、実際に長野を獲得した時は「本部長、やったね」と溜飲が下がる思いがした。同じような気持になったカープファン同志も多かったんじゃないだろうか??今回の山川の件はちょっと意味合いが違うけど、人的補償は「報復」として使われる側面を持ち合わせているということだよな。まぁ個人的には全然アリだと思うけど、シコリは絶対に残るやり方だよな。

プロテクトリストも問題では??

もう一つ、今回の騒動の根っこにあるのは「プロテクトリスト」の存在のような気がしてならない。このプロテクトリストは28人しか入れられない。これが多いのか少ないのかという議論はあるけど、個人的にはこんなリストを作るから問題があるような気がしている。ハッキリ言って球団フロントだってその選手が不要だからリストから外しているわけではないだろう。できる事なら選手の流出を防いで銭で解決できればというのがどの球団も本音なのだろう。だから相手球団がどんな選手を欲しがっているのか??投手なのか野手なのか??野手を取られたから野手を取ってくるだろうと判断すれば野手を多くプロテクトせざるを得ないだろう。今回は山川は中心打者だからその代わりとなれば主力打者はプロテクトするだろうし、エースを取られれば当然先発ローテを担う投手はプロテクトしなきゃいかん。この辺は駆け引きになってくるけど、そのテーブルに乗せられる選手はたまったもんじゃないってのはあるよな。

人的補償はもともとFAで金持ち球団の選手乱獲を防ぐため、経済力のない球団が「取られ損」にならないために作られたものだし、ドラフト同様戦力の均等化の側面もある。それならプロテクトなんて不要にした方がスッキリするだろう。FA選手を獲得した球団は血を流して当然という考えがあってもおかしくはないよな。
ただ、FAというのは金持ち球団のためにできた制度ではない。選手の移籍の自由を選手会が求めた結果できた制度。なのにこのために他球団に行かされる選手が生まれてしまうというのははやり腑に落ちないと感じる人も多いだろうねぇ。

プロテクトリストの話に戻るけど、このリストは当事者の球団フロントだけが見ることができるわけで「秘密」が多い。選手に「キミ、リストから外すから」とは球団は選手には言わんわけで、こういった「秘密」が存在してしまうこと時点でアタクシは健全ではないし「秘密」がゆえに色々な感情が錯綜するんだろうと思う。自分がリストから外されていた=自分は不要なのか!?という感情が生まれてしまうのは当たり前だと思うしな、球団だってそんなつもりじゃなくても28人という縛りでやむを得ず外すことをしなきゃいかん。なんかもっとうまい方法がないのかね??と言いたくもなるよな。

日本のFAは重たすぎる もっとマイルドにならんかねぇ??

日本のプロ野球にFA制度が導入されたのが1993年。ということはもう30年経っているということだよな。その割には選手の移籍が活発になったとはお世辞にも言えない。むしろFA宣言する選手が少なくなった印象すらある。もちろん各球団が権利を持っている選手と交渉を重ねて残留させる努力の結果でもあると思うし、選手も選手でこれまで頑張ってきて手にした権利だからな、今後の選手生命を考えて慎重になる傾向が強くなっているようにも思う。それにいざFA宣言しても獲ってくれる球団があるのか??という不安もつきまとう。それなら引き留めてくれる球団に残る選択をする選手が多くのなるのも当然だし、日本人にはFA制度があまり合っていないような気がしないでもない。まぁ全体的に日本のFAはいろんな意味で重たい印象があるよな。個人的にはもっとマイルドになった方が選手のためにも球団のためにも、そしてファンのためにもいいような気がしている。

まぁ重たくなっている理由の一つとして権利獲得までの年数が長すぎるというのはあるだろう。現行制度では高卒選手が8年、大学社会人から入団の選手は7年だ。大卒で1年目からレギュラーでやっても権利獲得は29歳。30を過ぎればやはり選手生命の終点が見えてくるだろう。そら、宣言するのをためらう気持ちはわからないでもないねぇ。海外FAは9年だからやはり時間がかかる。かかるからメジャー移籍の選手たちはポスティングシステムを直訴するわけだけど、国内移籍に至ってはそれがないし、選手会が主張している6年というのはある意味、移籍の活性化をさせるのであれば、妥当のような気がする。

その反面、やはりカープのように選手を育てていく球団から見れば、ようやくモノになった途端、他球団に引っ張られるというのは割に合わないという考え方もある。まぁそこには「金」が動くというのがどうしても来てしまうからなんだろうねぇ。
でも「金」が動くのはやはりFA移籍する選手が少ないから、FA宣言できるのが一流選手が多いから「金」が集中してしまうというのはあるような気がする。むしろFA宣言する選手が沢山いたほうが年俸の高騰化を防ぐような気がするし、カープのような取られるばかりの球団でも、お手頃価格で獲得できる選手が沢山いれば、「取られ損」という印象はかなり薄まるような気がするんだよねぇ。

選手会会長の曾澤もこのFA制度については人的補償はなくして、権利獲得は6年といった主張をしているし、それを実現するためには30年間続けてきた現行のFA制度を1から作り直す必要性を説いていてる。日本の法律も昔作ったものに色々継ぎ足していく形をとっているけど、全部一度壊して作り直すという発想がないからいろいろ問題点が指摘されているように、FA制度も一から作り直す時期に来ているのかなぁと思う。人的補償もFA制度導入時からあるものだし、こういうものも全部一度更地にしてね、選手の移籍がより活発になるものに作り替える時期に来ているのかなぁと思う。まぁ残念なのが日本のプロ野球を牛耳っているのがオーナー会議なんでね、この辺の面子が柔軟性を持った人たちに入れ替わってもらわんと埒が明かないというのはある。球団数を増やすとかいった問題もここが機能しないと始まらない。日本のプロ野球を面白くするためには今、どんどん変えていかなきゃいかんことは沢山あるとと思うんだけどねぇ。今回の山川FAと人的補償のバタバタが何かを変えるきっかけになるといいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    山川のFA周りに関してはタンパリング疑惑から始まりましたが、後々のわいせつ報道を考えると西武は山川のメディアに取り上げられるような地雷をもう既に掴んでいたからタンパリング疑惑をスルーしてどうにかして人的補償貰って追い出そうとしていたんじゃないかと思ってます。
    FA権も故障者特例を積極的に申請したのは西武側ですし、西武は残留しても減俸&処分は継続でしたから、ハナから残留させる気なんてなくて出ていってくださいって言ってるようなものでしたからね。

    ソフバンもソフバンでブランクがあってリスキーな選手を3億だ4億だ出してしかも複数年契約しますってのが理解できません。
    普通なら1年目は様子見で1億以下、下手したら最低年俸クラスで契約して2年目は成績に応じたオプション、もしくはお互いに契約破棄できるなどの付帯条項つけて契約するべきなのにアホな契約をしたなとしか思えません。
    挙げ句の果てには人的補償でトラブルですし。

    FA周りに関してもですが、このような犯罪行為などの不品行やドーピングに対する制裁もNPBはちゃんとするべきですね。

    FAに関しては年数は6年でもいいと思いますが、代わりにメジャーと同じ全選手を強制的にFAにするべきです。評論家なら里崎も自動FA賛成したりしてたはずです。
    選手会は所属球団がなくなるリスクのある自動FAに反対していますが、はっきり言ってすぐクビになるようなレベルの選手ならさっさといなくなった方がチームや球界のためですし、リターンばかりもらおうとする選手会の傲慢さには飽き飽きしてます。
    再編の際にナベツネと戦った選手会はもう存在しません。今や高年俸の選手が利権守るための組織に成り下がってます。

    自動的にFAにするなら広島で言えばFA権取得した際に成績が低迷していた田中広輔を現状維持の複数年契約で契約して費用対効果は最悪で球団にダメージを与えると言ったことは少なくなりますし、他球団もダメ元で獲得していいかなと言った選手の流動化は進むと思います。

    選手の補償に関してもランク制による補償の有無はやめて、代わりにメジャーで導入されているクオリファイング・オファーを導入するべきです。
    この制度は全選手がキャリアで1度だけ掲示される制度で、年俸上位の選手(メジャーの場合は125位まで)のシーズン年俸の平均額(平均額なので毎年変わる)を上限とする1年契約を球団側は掲示でき、それを拒否した選手が他球団に移籍した場合、獲得したチームの一部ドラフト指名権が喪失し、選手を失ったチームが上位指名直後(日本なら2巡目と3巡目の間ぐらい)の日本シリーズで負けたリーグの成績下位チームを優先する完全ウェーバー制の戦力均衡ラウンドに参加すると言ったやり方の方がいいように思います。
    なおこの制度はFAになるシーズンにトレードされた選手には適用されません。(メジャーでトレードされた選手がそのシーズンにFAになると獲得したチームは再契約できなければただ同然で移籍されるようなものです。)

    人的補償廃止を選手会は訴えていますが、さすがに取られたチームへの救済措置が金銭補償のみだとお金はあっても選手が市場に出ないなら外人ガチャしか回せないですし、ドラフト指名権の有無にすることでチームがドラフト指名権を犠牲にしてでも今勝ちたいのか、選手を失ってもドラフト指名権を貰って未来に勝ちに行くのか分かりやすくなると思います。
    それに年俸のランクごとにしないことで去年で言えば山崎福也にこのクオリファイング・オファーを掲示することで山崎福也を補償対象選手にすることができますし、オリックス側も取られ損になることはなくなります。
    高年俸低成績の選手にクオリファイング・オファーを掲示しないことで球団は選手を追い出せる、選手は出場機会を失い干されるなら移籍しやすくなりますし、逆に補償を嫌われて移籍先が決まらないリスクがあるなら受け入れて次年度FAになって際には自由に身動きが取れると考えることもできます。

    あとFA周りだけではなく、NPBの統一契約書自体廃止するべきですね。
    各球団で年俸の出来高ベースだったりは違いますから、球団ごとに統一した契約書なんて必要ないです。
    トレード拒否権、契約破棄権(オプトアウト)の有無、故障以外での二軍降格拒否権、移動の際の航空機チケットなどの様々な付帯条項をつける上で統一した書式は必要ないでしょうからね。

    FAが活発になればこの選手をチームの顔にしたいと言った選手に対しては前もって長期契約する選択肢も生まれますし、それを拒否されていずれFAで選手を失うぐらいならFAされる前に他球団とトレード交渉をすると言った選択肢が多くなるはずです。
    本当に残したい、軸にしたい選手ならFAする1年前じゃなくてもっと前から下交渉するべきだと思ってます。
    最近で言えば西武の源田は条件面から長期契約で残留しましたが、森は市場に出てただ同然で移籍と言うのが、源田はチームの顔として長期契約で残留させつつも森は交渉失敗→セ・リーグとトレード交渉と言った選択もできます。(22年の怪我などを考えたら森をトレードする選択肢があれば22年の西武に森ないないことに対する被害は少なかったはずです)
    交渉ごとなのでトレードできるかどうかは別ですし、実質的にはそのシーズンのみの所属になりうる可能性のある選手にどれだけリスクを取れるかと言ったこともありますが、やってみる価値はあると思います。
    前もって長期契約するのは不良債権化のリスクも生まれますが、選手側からしたら市場に出たいと考える選手を除けば長期的に腰を据えてプレーができると、1年ぐらい怪我で休んでもその間にリハビリを積極的に行える言ったメリットもありますからね。
    投手の場合はトミー・ジョン手術に踏み切りやすい、球団も長期契約を結ぶ代わりに手術を受けた場合契約オプションを球団主導のものに変更できると言った付帯条項をつけることでリスクを減らすことも可能です。

    ただ単に今まで通りの慣例で契約するのではなく、時代に応じた契約をしていくべきですね。

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