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中村奨成背番号22番はく奪は最後通告!?楽天・安樂パワハラ自由契約、日大アメフト部廃部など「体育会系」の特異な世界が問題の根源??

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広島は29日、中村奨成捕手(24)の背番号を22から96に変更すると発表した。広陵から17年ドラフト1位で入団も6年で88試合出場にとどまる。また新人選手の背… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】中村奨成が背番号「96」に変更 新人選手の背番号も発表、中村の「22」はドラ2高へ – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

12月にもなるとやれ流行語大賞とか、今年の漢字なんてぇ話題が出てくる。今年の流行語大賞は阪神を日本一に導いた岡田監督の「ARE」。これで野球界からは3年連続なんだそうな。まぁ多様性が叫ばれる時代になってきて政治的な言葉というのは流行語に選ばれづらくなくなってきているし、ノミネートされていたのも年代によっては全く知らないのもあるしな、スポーツ絡みから選ぶのが「無難」なのだろう。それと人気低下や競技人口減少が囁かれているけど、なんやかんや言っても野球は日本人にとって影響力のあるスポーツなんだと実感するよな。

カープでは契約更改が行われている。個別の選手の話はまた別の機会に書きたいと思うけど、大道や小園といった選手はしっかり評価してもらっていい正月を迎えられそうだよな。そしてドラフトで獲得した選手の背番号も発表になった。龍馬が抜けて一桁の背番号にかなり空きが出て来ているけど、この辺は若い選手たちが実力でもぎ取ってほしいし、一つの目標にしてほしいよな。そんな中、背番号を重たくされた選手がいる。2017年ドラ1で獲得した中村奨成だ。まぁ理由はカープファンなら誰でも知っているだろう。グランドの外で大暴れしているらしい。困ったもんだよな。

カープでは珍しい「甲子園のスター」獲得

中村奨成は2017年ドラフト1位でカープが獲得。その年の夏の甲子園で最多本塁打記録を更新するなどの目覚ましい活躍で地元のカープが中日との抽選の末に獲得した。地元出身の選手をあまり獲らないカープだけど、この時はさすが「いかないでどうする!?」というムードだったよな。だた、個人的には前年に打てる捕手である坂倉を取っているので、この辺の世代の捕手が被ってしまうのでは??と何がなんでも取らなきゃいかん選手だとは思わんかった。まぁもともとカープは「育成球団」を自称しているし過去を遡っても甲子園のスターには見向きもしなかった。この年のドラフトは早実の清宮や履正社の安田(現ロッテ)、そして九州学院の村上(現ヤクルト)と甲子園を沸かせた選手が多かった。中村奨成は地元ということで獲得に動いたのだろうか??この辺は地元の人が沢山情報持っているだろうから書かんけど、あの時はカープが甲子園のスターを獲得したことでちょっとうれしかったのは覚えているねぇ。

入団から野手としてやっていれば…??

甲子園のスターもプロに入ればスタートラインは同じ。やはり高卒ということでカープはまず体力作りから始まる。高校でホームランを何本打とうが特別扱いはなかった。この辺は高校1年から正捕手だった中村奨にとっては「あれ??」といった感じだったんじゃないだろうか??それに「捕手」というポジションは一人前になるまでに時間がかかるポジションでもある。カープはいい捕手が多いんでライバルも多い。ちょっと甲子園のスターにとって、カープは居心地の悪い環境だったかもしれんねぇ。
同期でヤクルトに入団した村上も捕手だったけど、入団から野手としてスタートして成功している。中村奨も今は外野やったりしているけど、最初から捕手を捨ててバット一本で勝負させた方が良かったかもしれん。まぁ時間は取り戻せないけどな。

2年連続のスキャンダルで球団も激怒

1年目は体力づくりと2軍戦での実戦経験を積むもこの秋に故障。2年目も故障とリハビリで夏から実戦復帰、ようやく3年目で1軍デビューを果たした。まぁ高卒だからな、順調といえば順調なのかもしれんけど、同期の甲子園のスターは中村奨よりも早く1軍で活躍している。ちょっと物足りなさはあったよな。1軍でもゲームに出たけど捕手よりも打者としての出場が多かったし、本人も物足りなさを感じていたかもしれん。そして昨季終了したあたりで文春砲の餌食になった。球団からもお灸をすえられて100万円の減俸。心を入れ替えて野球に専念するかに思われた。しかしこの秋にもやはりスキャンダルが取りざたされた。さすがにがっかりしたカープファン同志も多かっただろう。アタクシも最初のスキャンダルを受けて今季は1軍に上がってきた時に中村奨を注意深くウォッチしてきたけど、どことなくソワソワしている感じで野球に集中していない印象だった。チェンジの時に選手たちをベンチから出迎えて戻る時もスタンドをチラチラと見渡してね、誰かいい娘いないかなかぁと探してるんじゃないか!?と訝ったことが何度かあった。正直「こりゃダメかな??」といった印象はあったねぇ。だから2度目のスキャンダル報道を聞いても驚かなかった。ただ、多くの人を失望させたのは間違いないだろう。本来なら来季へ向けてのアピールの場である秋のキャンプも参加できずに謹慎。どんどん同期やチームのライバルに水をあけらてしまっているよな。そして球団からは入団からつけていた背番号22をはく奪。96番という大変重たい背番号を背負うことになった。

本来であれば、自由契約にされてもおかしくないだろう。なんせ2年連続だからねぇ。ただ地元のスター、甲子園のスターでもあるし、色々な要素があって背番号変更となったのだろう。この辺は地元の人の方が色々詳しいだろうしこれ以上は書かんけど、いずれにしてもこれは球団の最終通告ということは誰でも理解できるだろう。後は中村奨本人がどう思っているのか??ここから信用・信頼を取り戻すには本当に頑張らなきゃいかんだろうねぇ。

楽天・安樂はパワハラで自由契約

 サラリーマンの世界でも女性問題を起こせば大体左遷される。クビにできないのは日本の社会は労働者が守られているから。だから会社としては環境を変えて自分の口から「辞めます」と言わせる行動をとるしかないんだよな。もちろん会社の名誉を大きく傷つければ解雇理由になるにはなるけど、仮に訴えられると会社が負けるパターンがほとんどで、うちと契約している社労士さんからもくれぐれも慎重に段階を踏んでくれと言われている。

ただ、プロ野球は契約社会。球団の名誉を傷づけるようなことをやれば次回契約してもらえなくなる。楽天・安樂のパワハラによる自由契約ね、まぁタイミングも良かったんだと思うけどこうしたハラスメントで自由契約となるというのは昔では考えられなかったよな。昔はなかったというのは仮にあってもやられた方がガマンして表沙汰にならなかったり、その上の先輩がいい加減にしろとお灸をすえたりというのはあったんだろう。最近はコンプライアンスとうるさいからな、訴え出ればプロ野球球団をも持っている企業はしっかり対応しなきゃいかんとなる。まぁ楽天が比較的新しい企業だというのもあるかもしれん。伝統のある球団なら「それはよくあること」と話を聞いてくれないという可能性はゼロではないかなかぁと。

プロ野球選手もアマチュア時代に多かれ少なかれ上下関係の洗礼は受けているはずだし、それでもこうして訴え出るというのは余程のことだろう。安樂の評判は球団外にも届いていたらしいからな、相当タチが悪かったと想像できるよな。

巨人を退団した中田翔も日ハム時代に暴力問題を起こして巨人にトレードに出されたし、こうしたかつての甲子園のスターたちがプロ入りしてもどことなく「お山の大将」的な振る舞いで大人になれない選手がいるというのも驚きと同時に時代の変化を感じさせるよな。

中村奨成・中田翔・安樂に共通する点

この3人に共通する点がある。それはそれぞれの野球名門校出身者であり、なおかつ1年生からレギュラーという点。こういった立場の人間は当然「天狗」になりやすい。また高校生という精神的にも未熟な時期にチヤホヤされてきたことで自分が一番と「勘違い」を起こしやすい。自分が一番上手いから上級生でも実力が下と見れば礼節を欠いた言動をする。上級生も上級生でチームにとって、甲子園に行くためには必要な選手ということで腫れ物に触るような態度で接していたことは大体想像がつくよな。
まぁ一番悪いのはその周辺にいる大人たちだろう。なんせ、相手は高校生。体はデカくてもまだ中味は子供だし、チヤホヤされたらのぼせあがるのは当たり前。それを周囲の大人たちがしっかり教えてあげることも必要だったろう。なんせ高校野球は教育の一環だからな(笑)。
当然、全国津々浦々1年生からレギュラーになる逸材は沢山いるだろう。当然、勘違いする子供もいるし、それを周囲の大人がしっかりと見守り、時には叱ったり、諭したりしてきたはず。大谷や松井秀喜さん、イチローさんも名門校で1年生からレギュラーだけどみんな立派なジェントルマンだよな。野球が上手いだけじゃダメ。そう周囲の大人から教わってきたんだろうねぇ。

近頃体育会系がおかしい??

最近のニュースでは名門・日大アメフト部が部員の薬物使用がきっかけで廃部になるとの報道がされた。まぁこの辺は賛否両論あるんだろう。ここでは書かないけど、この問題も大人がしっかりしなきゃいけないんだろうなぁと一番に感じたねぇ。
日大アメフト部は何年か前にも危険タックル問題が取りざたされた。この時も危険タックルはコーチの相手QBを潰して来い、出来たら試合に出すという言葉を選手が本当に潰さないと(ゲームに出してもらえない)自分の立場がなくなると危機迫った心理状態から危険タックルに及んだと。背景には監督・コーチといった面々が選手の過激なプレーを容認していたというのがあったと聞く。まぁもう大学生なんで子供扱いはしなくていいんだけど、大学の運動部という狭い世界の中では世間では通用しないルールが平気でまかり通るのだろうねぇ。

薬物問題もやらかした学生は副理事長がもみ消してくれると思っていたと発言。これは日大アメフト部なら多少の悪さをしても大人(大学関係者)が守ってくれるという「文化」があったのだろう。学生の中でも多少ハメを外しても大丈夫といった感覚があったのかもしれんねぇ。

昔は体育会系というのは上下関係に厳しいし、そうした中で成長してきた学生を企業は喜んで採用してきた。礼儀正しく、多少のことではへこたれない「根性」もあるだろうと。確かにそれはうなづける部分がある。でも個人的にはある意味、閉鎖的な特別な空間で生き抜いてきたという見方もしている。それは時として世間では考えられない、到底許されないことも許される空間だったりすることもある。日大アメフト部はきっとそういったところなのかなぁと考えることもある。はっきり言えるのはそういった空間を作り出してきたのは学生だけではなく、しっかり大人も加担していたということ。大人の責任は重いし、日大アメフト部も名門でそれに携わっていれば少なからず「旨味」もあっただろう。そっちの方にばかりに大人が目を向けてこれまでやってきた結果がこういうことなのかなぁと、ちょっと残念だよな。

こうしてダメな大人が作り出してきた子供や学生たちの空間ね、アタクシも上の坊主がメジャーリーガーを輩出したシニアリーグに籍を置いていたことがあったけど、具体的には書かないけどやはり特殊な空間だった。それに母子ともに我慢が出来ずに1年で辞めてしまった。アタクシはそういった特殊な空間のことは容易に想像がついたんでそのチームに入りたいと相談を受けた時に「君らには耐えらないから、楽しく野球をやったら??」と言ったけど、「このチームに入れば甲子園に出られる選手になるかも」「プロ野球選手になれるかも」という欲が勝ってしまって入部。坊主はそこに行く度に野球が嫌いになって帰ってきた。いくら頑張っても足を引っ張る大人が沢山いるのが一番イヤだったみたい。まぁこの話も結局大人が問題なのよ。純粋に野球を上手くなりたいという子供を出汁にして大人が楽しんでいるという構図ね、イヤらしいし、見苦しいなぁと思うねぇ。

中村奨も安樂もまだこれからの人生の方が長い

これまでなんとなくぼんやりと考えてきたことを書いてきたけど、中村奨も安樂もどんな野球人生を過ごしてきたのかは詳しくはわからんし、実際に本当に甘やかされてここまできたのかはアタクシにはわからん。わからんけど、これらの問題は少なからずこれまでの野球人生の影響はあったのではないかと思っている。本人たちも今回の件で色々と考えることがあるだろうし、まだ20代。これからの人生の方が長いしもっともっと色々な人に出会うはずだし、何かのきっかけで変わってくれることを願っているよ。
安樂は自由契約になった。日本球界で獲得するチームがあるかもしれんし、アメリカに行く選択肢もある。何も野球はアメリカだけじゃない。韓国、台湾、メキシコだってあるしな、言葉も通じないからバカ、アホ言っても伝わらないところへ行って自分がどれだけ恵まれてきたかを思い知ってくることも大事なことかもしれん。仮に野球を辞めたら辞めたで今回のことを教訓に生まれ変わってほしいねぇ。
さて、中村奨成だ。SNSでは現役ドラフトに出される1番手として名が挙がっている。ポテンシャルはあるだけに魅力を感じてくれる球団はあるかもしれん。一度広島を出て、自分がどれだけ恵まれた境遇だったかを感じ取ることも今後の野球人生に生きるかもしれん。人生、何がきっかけで変わるかわからんからね、カープにいるよりは前進できるような気がするねぇ。もちろん、カープに残るなら残るでこれから厳しい目で見られることは間違いないだろう。文字通り「見返す」つもりで野球に没頭して頑張ってほしい。何度裏切られても、見守ってくれる人はいるはず。その人のためだけでもいいから、死に物狂いで頑張ってほしいよな。

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