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島内またも「四球」から崩れ5敗目…新井カープの「守り勝つ野球」今が正念場!?

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広 「広島0-3阪神」(2日、マツダスタジアム)

広島が延長戦の末に敗れて2連敗。0-0の十回に4長短打を集中されて失策も絡み、一挙3点を奪われた。

二回、先頭の小園が放ったボテボテの打球は投手前へ。これを阪神・才木が一塁へ悪送球。小園は三塁まで進塁し、無死三塁の好機を迎えた。しかし、後続が続かずこの回無得点。その後も、抑え込まれ、五回まで無安打に封じられる。島が零敗で2連敗 延長十回に力尽きる 先発・森下は8回4安打無失点と好投も

先週の東京ドームでの巨人との3連戦はすべて接戦で野球の面白さを堪能させてもらった。まぁカープ投手陣が巨人打線を抑え、カープ打線がなかなか得点できない展開の中で勝ち切るのは今季の新井カープの「戦い方」でもある。こういう展開から点をもぎ取って島内、栗林で逃げ切る。そんな野球でここまで白星を積み重ね、今はセリーグの首位にいる。素晴らしいよな。

ただ先週の巨人との3戦目、そして昨夜の阪神戦なんかを見るとその「戦い方」が少し行き詰ってきている印象を受けているカープファン同志もチラホラ出始めているのではなないだろうか??今後カープがこのまま首位で抜けられるのか?それとも失速していくのか??課題や戦力の見極めが必要なタイミングにきているのかもしれないねぇ。

森下好投も白星つかず…

カープの先発は森下。なんでも対阪神戦は6連敗中というイヤな数字が残っているだけに森下もいろいろなことを考えながらマウンドに向かったことだろう。まぁ個人的にはこの連敗というのは昨季の7月以降の阪神の勢いね、これにやられた感じがしているし、それほど森下が対阪神に対して苦手意識を持っているという印象はない。まぁそれをこの日の投球で森下本人が証明してくれた。ナイスピッチングだったよな。
特筆すべきはインコース勝負。これだよな。5回には3者3球三振というイニングもあった。特に左打者に対してインコースの使い方が非常によかった。インコースを突いて腰を引かせてアウトコースにボールからストライクゾーンに入れるカットを印象付けたかと思うと、外を警戒する打者の逆手を取ってインコースのカットで空振りを取る。見事な配球だったよな。捕手・曾澤もこの日の森下の心技体の充実ぶりをうまくリードに反映させてくれたのも大きかったよな。
これだけいい投球をしてくれただけに、白星をつけさせてあげたかった。森下は決して阪神を苦手としているわけではない。今後も自信をもって投げ込んでくれるだろう。またしっかり準備して次の登板に備えてほしいよな。

打線は才木の前に沈黙…もっと揺さぶりたかったが…

その森下を援護すべく打線が阪神先発の才木を攻略したかったけど、さすが今季セリーグハーラートップの投手だ。なかなかチャンスすらつかめなかった。確かに才木はいい投手だけど経験が決して豊富ではない。カープが塁に出て揺さぶるような展開になれば、十分にチャンスがあると思っていた。しかし残念ながら打線は6回の曾澤のヒットがでるまでノーヒット。もちろん球の速い投手だから三振もそれなりに取られたけど、タイミングを崩されての内野ゴロも多かった。打たされた印象もある。それを証拠に曾澤のヒットまで外野の飛んだ打球は森下のライトフライだけ。ホントに野手は何やってんだ??といいたくもなる(笑)。それだけ才木はタイミングが取りづらい投手なのだろう。基本は真っすぐとスライダーのコンビネーションでカウントを稼ぎ最後はフォークで落としてくる。三振も取れる投手だよな。いい投手だ。
それとカープはこの才木との対戦というのはこれまで少ないよな。阪神はカープ戦には必ず大竹と村上をぶつけあとは西、それと昨季は伊藤将をぶつけてきていたのでなかなか対戦がなかった。交流戦ブレイクの間になかなか勝てなかった火曜日に才木を持ってきて何とか巻き返しを図ろうという岡田監督の期待にも見事に応えた。またカープにとって厄介な投手ができてきたよな。

接戦はミスをしたら負ける

両軍とも得点を奪えずゲームは延長戦。才木は7回を投げ切り、森下は125球で8回を投げ切った。延長戦勝負となれば森下が才木よりも1イニング長く投げてくれたおかげで12回までのブルペンの予定だおおよそ立っていただろう。カープが有利かな??とさえ考えていた。しかし10回に島内がつかまった。一気に3点を取られてゲームが決まってしまう。まぁ個人的には島内が「打たれた」印象はない。近本のヒットはどちらかというとガックリ来ていたころを打たれた感じだし、勝負は9番の島田のところ。それまでは決して島内は悪いとは思わなかった。まぁこの辺はミスが絡んでの「守り負け」の側面もあったかなぁと。
簡単に振り返るとこのイニングの先頭は梅野。島内はこの梅野を三振に打ちとる。低めに真っすぐを集めて追い込んで最後はボール球のチェンジアップで仕留めた。この投球を見る限りは非常にいいかなと感じた。
しかし続く小幡に対してはボールが高く浮き出し、歩かせてしまう。まぁここが一番のポイントかなぁと。
島内の四球は今に始まったことではない。これまでも島内は四球でピンチを作るケースが多かった。四球出してもホームは踏ませない。力で押し、チェンジアップで翻弄して自ら作ったピンチも切り抜けてきた。まぁ四球があってもこれまで抑えてきたから今の位置を任せられているといっていいだろう。しかしここの所、それができていない。悩ましいよな。

それでも1死1塁だ。どうってことない。続く島田。初球、2球目は低めにコントロールされてカウント1-1から阪神ベンチはエンドランを仕掛ける。打球はガラ空きの1,2塁間を抜けてライト前ヒット。チャージをかけてきた野間が3塁へ送球もこれが暴投となり阪神がスコアボードに「1」を刻んだ。手痛いミスが出てしまったよな。
これに気落ちした島内は不振の近本にもレフト戦へ運ばれ2点目。ここで島内が降板した。続く中野のところで今度は坂倉がパスボール。そして中野がタイムリーと阪神打線がつながってしまったし、これを呼び込んだのはミスの連鎖が原因だろう。四球、暴投、パスボール。やはりミスをしたら負けるよな。

野間のプレーは仕方ない??島内はひょっとしたら…??

島内が降板したところでアタクシは床に入った。悔しくてね、朝も目が覚めた時に島内の顔を浮かんだ。島内で寝て、島内で目覚める。どんだけカープファンなんだと(笑)。
先制点を許した野間のプレーね、あれは守りのチームだからこそ出たような気がしている。エンドランで強い打球が来た。エンドランでヒットとなれば、当然1塁走者は3塁を陥れる。野間の中ではこの打球の速さなら3塁は刺せる!!と感じたのだと思う。野間も自分の強肩の見せ所と力が入ったことだろう。まぁその分、悪送球になった。野間自身、単純にミスと認めているし、大体そんな感じなんだろうと思う。これ、野間だから出たミスと言っていいだろう。普通の外野手なら1塁走者・小幡の足を考えればあきらめて投げないだろう。肩に自信のある野間だから投げた。そんなプレーだったよな。ただ、0-0の延長戦となれば、やっていはいけないミスになってしまった。タイミング的にもアウトにするのは難しかったと思うし、反省も必要ではあるよな。

そして島内だ。これは本当に本当にアタクシの勝手な推測だけど、左打者対して何か引っかかるものがあるような気がしている。先頭の右打者・梅野には非常にいい球を投げていたし、低め低めを突いているから高めの釣り球も生きてくるし、チェンジアップにも引っ掛かる。しかし左の小幡を迎えると球が高めに浮きだした。特に真っすぐの抑えが効かずにすべて外の高めに外れていた。島田に打たれた真っすぐはど真ん中。力で抑え込むというよりは、なんとなく球を置きに行っているように見えたし、真ん中に行ってしまった3球目にエンドランがかかっていた。まぁこの辺はアンラッキーな部分もあるかなぁと。
まぁそれでもちょっと昨日の投球を見る限り「対左」に対してコントロールが上手くいっていない。何が引っ掛かるものがあるんじゃないかなぁと。心配ではあるよな。

それでも新井監督は島内起用を明言

昨日のゲームで島内は負け投手になり5敗目。意外だったのはすでに5勝している。島内が投げて勝ったゲームも多ければ、負けるゲームも多い。この辺は打線の得点力不足と無関係ではないだろう。島内の「負担」は大きいのは確かだよな。
島内は昨季、そういった条件の中で最優秀中継ぎのタイトルを取った。セリーグで最高の中継ぎ投手だ。新井監督もここの所の救援失敗を報道陣に突っ込まれているけど、配置転換を否定した。まぁなんでもマスコミにしゃべらなきゃいかんということではないけど、新井監督にも考えはあるのだろう。
前回の記事ロースコアで逃げ切る「うちのスタイル」で鬼門東京ドーム説を吹き飛ばす!!失点の島内に囁かれる「抹消案」について考えるでも書いたけど個人的には2軍でリフレッシュという選択肢は小さいと見ている。それと島内を外して誰に8回を担ってもらうのか??という問題も出てくる。前年ながら島内の代わりはいない。ハーンがどうかな??ということだけど体調を崩していたので今すぐというわけにはいかないし、昨季栗林の不調をカバーしてくれた矢崎も昨季ほどの球を投げ込めていないのが実情。そう簡単に島内を外せない事情もあるのは確かだよな。長いシーズン順風満帆なわけではない。必ず山があれば谷もある。危機を救うヒーローも出てくることだってあるし、そのまま沈んでいくことだってある。ここは新井監督の手腕が問われる6連戦になりそうだよな。

6連戦と言えば今週の阪神、後半は中日とまたまたバンテリンドームで対戦がある。予想される相手先発は昨日が才木、今日は大竹、明日が村上だ。続く中日。初戦が高橋宏、2戦目が大野雄、3戦目には松葉が予想される。カープが苦手にしている投手が相手の6連戦。案外、今週はカープにとって正念場かもしれん。
まずはロースコアのゲームが続くだろう。この6人の先発相手にどれだけカープの野球で勝てるか??個人的には3勝3敗くらいで乗り切ればと十分。2勝4敗でもいいとさえ思っているが6連敗する可能性も結構あると思っている。
昨日のゲームのようにカープ投手陣も踏ん張り、相手先発がマウンドを降りるまで粘れば勝機は出てくる。だから本来なら昨日のゲームは0-0で才木が先に降りたわけで展開的にはカープが勝たなきゃいかんかった。それを落としたというのがどうも気になっている。なかなか点が入らず投手陣が我慢できずに負けを重ねる。そんな可能性がある6連戦だと思っている。打線は3番上本がブレーキになっている気もするし、今日の先発は大竹だから打線を動かしてくるような気がする。まずはこの6連戦の1勝目を早めに上げたい。今日は何としてでも勝ちたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは。
    10回のタイトルホルダーと代打の偽アンパンマン(ばいきんまん)があまりにひどすぎて、野間の悪送球ははっきり言ってまだマシだと思いましたし、秋山に何かあって左打ちのセンターが欲しい時は無難にセンター守れるだけ野間の方がどう考えても存在意義があります。

    何回も同じやり方で負けていますし、そもそも去年も「え、タイトル獲得したの!?」と思っていたのでいつかこうなるだろうなとも感じてはいました。
    黒原使って負けた方がまだマシなんじゃないの?って思いました。
    ハーンはもうちょっと点差がついていれば使っていたかもしれませんね。
    ただいつかはシビれる場面で起用してもらいたいものです。
    配置転換はしなくていいので二軍行きでいいです。

    代打の人はランナーなしはそこそこ打つ、チャンスで凡退のイメージしかないのでニゴロだと思ったら案の定でしたね。
    昨日の中日の代打ナカジも批判されていましたけど、勝ってる分中日の方がマシです。
    エルドレッドと新井引退後からずっとチームに悪影響を与えていることをチームは分かっているのでしょうか?
    今年はホームラン1本打ってますけどハマスタでのホームランですしあれなら上本に期待するか代打で二俣の方がまだ期待できましたね。
    何年もチームに悪影響与えている選手ですし、今年で引退して経験をコーチとして還元することが最大の補強とまで言えると思います。

    • MAX より:

      ホームランはハマスタではなくズムスタでやった横浜戦でしたね…
      ニゴロゲッツーで試合終わりがまとめられていたりしたので、チャンスでは使ってほしくないのは変わりません
      三連覇の時も逆転のきっかけとして代打で出てヒット→即代走してた印象でしたから

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