マスコミも書き始めた「大失速再来」選手の成長よりもチームの成長を考えるのが監督の仕事

「巨人6-4広島」(9日、東京ドーム) 広島がまたも9月に失速の気配を漂わせている。

情報源: 広島に9月の試練 5連敗で1勝6敗 首位で迎えた昨年は5勝20敗でCS逃す 失速止まらず

昨日は2号店の社員二人と会食。仕事の話、社会人としての話。大いに盛り上がった。17時~始まって終わったのは22時。さすがに50半ばでここまで飲むと翌日に響く(笑)。
やはり若い人は色々と悩みが多い。アタクシからしてみれば「どうってことない」ことを真剣に悩んでいたりする。まぁそれが若さなんだろうけどね、お店をまとめていくためにはピンポイントの悩みで足が止まるってのはあまりよろしくない。店のトップは個人の成長も大事だけど、お店がどう成長していくのか??そこに視点を置いてみていった方が色々と答えが見つかる。そんな話をした。飲み過ぎてあんまり覚えてないけどな(笑)
なので昨日のゲームは全く見ていない。経過も追っていない。怒られるかもしれないけど、甲子園での3連敗ね、あれで今季は「終わった」という感じだし、何よりも昨季同様「9月の大失速」を見せられるのは精神衛生上よくない。カープに使う時間がもったいないと体が反応している感じでね、昨日の負けも「あぁ、やっぱりね」というのが正直な気持ち。同じような気持ちのカープファン同志はきっと多いと思うねぇ。

奇策「3番羽月・4番小園」でも阪神胴上げを阻止できず…って、普通に考えたら、そうだよね


9月に入って1勝6敗。前回の記事でも書いたけど、この勝負の9月に入ってから負けが多くなっている。マスコミでも引用記事にあるように「大失速」の文字が踊り始めた。まぁ昨季と同じ過ちを新井カープは犯そうとしている、困ったもんだよな。

床田初回に6失点の大炎上

カープの先発は床田。前回登板も序盤で大量失点。球数の関係で中4日で甲子園での先発もささやかれていたけど、体調が思わしくないということで回避。予定通り中6日での登板だった。個人的には中4日を回避した時点で「おや??」と感じた。床田という男はどちらかというと後先考えずに突進するタイプ。前回登板の汚名挽回とばかりに中4日は本来なら行くんだろうなぁと。昨季の9月も全く勝てなかった。今季こそはという気持ちに溢れていただろう。それを回避したということはやはり体調面であったり、球が行っていないなどの感覚的問題であったり、メンタル面での疲れと抱えているものが多いんだろうなぁと。

今年の夏は特に暑かった。その中で大瀬良と床田はずっとローテを守ってきてくれた。それだけでもありがたい存在ではあるんだけど、そういった選手が勝負の9月に息切れをしてしまう。これはベンチの責任もあるんじゃないか?そんな風に思うんだよな。

1戦必勝のマネジメント

3本柱の一人である森下は勝負の9月を待たずにファームで再調整。本来ならこの勝負の9月にフル回転してくれなきゃいかん投手が休養している。これも失速の要因だろう。でも、これは森下個人の問題ではなく、やはり一戦必勝のチームマネジメントに大きな問題があるんだろうと思うねぇ。
何敗しようが森下は予定通り中6日で投げ続けた。投げても投げても負ける。防御率は2点台で十分合格点だけど負ける。
本来であれば、連敗が続けば体もそうだけど、メンタルのケアで登録抹消というのはどのチームでもやるマネジメント。しかし新井監督は何度負けてもローテを外さなかった。この背景には新井監督の「一線必勝」というね、毎日が決勝戦みたいなね、プロではなくアマチュア的な考えのマネジメントの産物だと思う。今や高校野球でもエースの連投というのは問題になるし、甲子園で勝つチームは複数の力のある投手を作ってくる。その反面、今、オリックスにいる金足農業の吉田のようにずっと投げ続けるエースに感動したりする。まぁ負けたら終わりのアマチュアだからな、そういった戦法もありだと思うし、それしかできないという背景を抱えているチームあるだろう。とにかく悔いのないようにという考えが頭にくるのがアマチュア野球なのだろう。それが醍醐味でもある。
新井監督のマネジメントはどちらかというとアマチュア脳というかね、一線必勝のマネジメントだと思う。だから何連敗もする森下を「この日のベストメンバー」としてマウンドに送り出すし、今回の9月も体調不良で中4日を回避しながらも今日は床田の番でこの日のベストメンバーとしてマウンドに送り出す。床田は床田で前回登板のモヤモヤ、昨季9月全く勝てていないモヤモヤを持ちながらのマウンド。当然慎重になったり考えすぎたりする。それがこのゲームの初回にモロに出た。2試合連続でチームの勝ち頭がゲームを壊す。本来ではあってはならないことを新井カープはやってのける。困ったもんだよな。

同じことをやらかすのは成長していない証

9月に入る前は3位DeNAと並んでいた。勝負の9月次第では2位だって考えられた。それがたった10日で3位DeNAと5ゲーム差。残りゲーム数と今のカープの勢いを考えると今季もBクラス決定だろう。過去には「あきらめない」というフレーズが飛び交っていたように記憶しているけど、今季はそのフレーズも目にしない。まぁカープファンは完全に「あきらめた」のだろう。まぁそういったファンの態度ってのは大事だと思う。カープかわいいだけではなく、ぼくらのカープに「NO」を突き付ける。これもファンとしては大事な役目だと思うねぇ。

じゃ、なぜ新井カープはファンに見放されたのか??一言で言えばチームが成長していない。そういうことだと思う。結局はチームを作れていない。この件に関しては前回の記事で思う存分書いたのでここでは書かないけど、新井監督は選手の成長には熱いまなざしを送るけど、その選手たちを使ってどういうチームを作るのかここに着手できていない、いや疎かにしている。だからチームとして成長できていないだと思うねぇ。成長していないから暗い過去、例えば昨季の9月大失速の不安をチームが払しょくできていない。チームとして自信がついていないということなんだろうねぇ。だから同じことをやらかす。一度マイナス方向に行くと上がってこれない。そういうことなんだろうねぇ。この3年間、何をやってきたんだろう??何を残してきたのだろう??そこにカープファンは大きな疑問と不満があるんだと思うねぇ。

毎年この時期になって負けが込んでくるとSNSではカープファン辞めるなんてフレーズも出てくる。まぁそういいたくなる気持ちは本当によくわかる(笑)。アタクシも絶対にやめないけど、ダメなカープを突き放すことも必要ではあると思う。今季も開幕からはブログを書かなかったのは今のカープに大きな疑問があり、それがブログを更新することを拒んでいたのは間違いない事実だし、空席が目立つマツダスタジアムも一種の「突き放し」なんだろうと思う。新井監督は恐らく来季もやるだろう。でもチームの成長を感じさせてくれなければ、カープファンはもっと突き放しにかかると思う。それでいいのか??「あきらめない」なんて空しいパフォーマンスも結構だけど、ファンももう来季に目を向けている。残りゲームどんな野球を見せてくれるか??見守ってみようと思う。

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マスコミも書き始めた「大失速再来」選手の成長よりもチームの成長を考えるのが監督の仕事” に対して1件のコメントがあります。

  1. キエさん より:

    こんにちは。
    昨日の試合を見て、困ったなあと感じました。

    ブログの更新記事を読みながら、やっぱり来季も新井監督かな?これまた、困りました。
    一年目の成績に期待を持ったファンの方も多かったと思うのですが、私は、コメント内容に文句ばかりつけていました。一年目は、ウキウキタレント気分に感じられたので(でも、結果と一年目ということで、そういうもんかなとは思いましたが)

    Mageさん、チームが成長しなかったのは何故でしょうか?

    マスコミの情報には、事実もあり、情報操作もあり、でっち上げもあります。私は、表面的なことしかわからない人間ですので、偉そうにコメントしてはいけないかもしれません。
    例えば、昨年フロントは補強すると言ったのに、監督がいいと言った。ホントのところは?
    新井さんが、オーナーに楯突くことは許されないことは、ファンならば誰でも分かっていることです。つまり、言いなりなんだろうなと。だから、「新井が言ったことにしとこう」っていうのも考えられる。
    ドラフトにしても、フロントの口出しが大きいのか、またしても新井さんの意見が軽視されるのか?まったくうまくいっていない。これも、一体誰の責任なのかって疑問が湧く。

    そういう疑問がいっぱいになるので、「Mageさんはどう思いますか?」発動となるわけです。

    記事のはじめにあるように、監督はチームを作らなければいけない。「オレのやる通りやれば勝てるのさ」
    そういうものが今の新井監督にないのは仕方ないとは思うけど、このまま継投してもらっても、展望が見られないんです。コーチならばいいんですが

    偉そうなことを言ってすみません。

    でも、困るんです。野球が楽しくなくなるので。

    新井監督は、誰のために何のためにカープの監督をしているのでしょうか?
    ファンは、それを見ているんだと思うんですが、どうなんでしょうか?

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