奇策「3番羽月・4番小園」でも阪神胴上げを阻止できず…って、普通に考えたら、そうだよね

情報源: 広島・新井監督 阪神に脱帽「顔ぶれを見てもこの強さはしばらく続く」 2年連続目の前で胴上げ許す 4連敗で借金最多「12」

昨日は夕方からの世界バレー女子3位決定戦にくぎ付けになった。0-2と2セットを連取された。それも結構一方的にやられた感じだった。相手の阪神…いや、ブラジルは世界2位。そら、強いわ。誰もがそう感じただろうし、何度も世界のチームは同じ対戦を繰り返しているだけに、たいていのチームは流れを読んで「あぁ、今日は厳しい」となる。アタクシもバレーボールを6年やっていたけど、ゲームの流れで「今日は勝てない」と悟ってしまった経験は何度もある。
バレーボールはメンタルで左右されるスポーツといっていいだろう。もちろんどのスポーツもメンタル面というのは重要だけど、バレーボールは本当に受け身になると一気にやられてしまう。だから、世間では賛否あるけど「根性論」的な指導がまだまだバレーボールはまかり通っている。でも、その「ど根性」を見せてくれたら、それも勝負に勝つためには必要なことだなぁと気づかされるスポーツでもある。
日本女子チームがそのど根性を見せてくれた。劣勢から2セットを連取。最終セットもいきなり大きなリードを奪われながらもコツコツと返していってデュースに持ち込んだ。誰も「今日は負け」なんて思っていない。キャプテン石川や若い佐藤にボールを集め、時にはブロックされながらも果敢に相手コートに、ブロックに思い切りスパイクを打ち込んでいった。その懸命なプレーに心打たれ、アタクシもどんどん声が大きくなってしまった。結果は残念だったけど精一杯やってのフルセット。まだまだやることは沢山ある。そんな収穫もたくさん見つかっただろう。実りのある4位だったと思う。いい試合だった。お疲れさまでした。

さて、話を野球に戻そう。
まずは阪神タイガースの選手・監督・コーチ、球団関係者、そしてファンの皆様。リーグ優勝おめでとうございます。強かったですねぇ。他の5球団はみんな借金だから、完全優勝どころではない。完璧優勝だよな。

その藤川監督の胴上げを昨季の巨人・阿部監督と2年連続でカープは見せつけられた。カープの選手たち、そして甲子園に詰めかけたカープファン同志の皆様にとっても辛い瞬間だっただろう。カープの選手たちはこの胴上げを見て何を感じてくれただろうか??
個人的にはこのゲームのスタメンを見ただけで、阪神は岡田前監督時代から、カープは新井監督が就任してからともに3年だけど、どういうチームを作ってきたのか??野球に詳しくないカープファンの人でも非常によくわかったんじゃないだろうか。これがカープの敗因。このゲームだけではなく、今季最多借金12という今季ペナントの「敗因」だと思う。一言で言えばチームを全く作れていない、そして野球をバカにしているんじゃないか??といったスタメンだったよな。

「羽月3番・小園4番」これが新井カープの「意地」なのか!?

この日のスタメンを見て驚いたカープファン同志も多かっただろう。なんせ、この3連戦それぞれ1点しか取れていないわけで、打線のテコ入れはあるとは予想はしていた。何といっても阪神の胴上げがかかる大一番。絶対に目の前ではやらせないという「ど根性」を見せるのがファンにとってのせめてもの「誠意」なんだろうと思うし、カープベンチも何とかしなきゃというところだっただろう。しかし発表されたスタメンを見てマジック対象チームの巨人とDeNAが揃って負けてゲーム前の時点で優勝が決まっているならまだしも、勝てば優勝の条件だからな、当然「そうはさせない」というファイティングポーズはとらなきゃいかん。そのファイティングポーズが「3番羽月・4番小園」。ビックリしたよな。

新井監督を擁護するわけではないけど、確かにこの日の阪神先発は才木だから、そう簡単に点は取れない。そういった予測はつく。つくけどならなぜ3番に羽月なのか??そしてなぜに4番が小園なのか??ゲーム後のコメントに「つながりを意識した」とあるけど、ならば才木を今季一番打っている菊池をスタメンから外すのは疑問が残るし、羽月においては今季対戦がなかった。調子重視ということなんだろうけど、それでもその羽月を3番に入れる理由や根拠がストーンと落ちてこない。不思議なスタメンだったよな。
結局羽月はこの日ノーヒット。2打席目に7球粘る「らしさ」を見せてくれたけど、3打席目は3球三振だし、羽月を3番に入れたメリットを最後まで見いだせなかった。まぁ見いだせなかった時点でこの策は失敗ということだろうねぇ。まぁ新井カープはこういう失敗が多いよな。

新井監督が好きなのはつながる打線 4番打者も「4番目」的価値観??

新井監督の頭の中では打順=選手の適正という式はないのだろうか??確かに末包には「4番」としての責任や考え方をコメントを通して伝えたりもしているし、そういったものは全くないわけではないと思う。ただ、新井監督の理想は「つながる打線」なんだろう。だからどうやったらつながるか??に重点を置いて打線を組んでいるようにも見える。ならば、これまで繰り広げてきた日替わり打線もある程度は納得は行く。
羽月を3番に入れた理由を聞かれて新井監督は「3番目」という言い方をした。だからこの日の4番小園も「4番目」なんだろう。でも4番目に入れた理由は今、小園が一番ヒットが出る確率が高いからなのだろう。こうした考えと選手起用からも強いチームを作ろうという気持ちやビジョンが見えてこない。ぜ~んぶ、その日暮らし。だから、何も残らないのよ。

新井監督の「4番打者4番目疑惑?」は今日始まったわけではない。就任1年目の交流戦に現オリックスの西川龍馬を4番に据えた。この起用は4番としてアテにしていたマクブルームの不振でファーム落ち。じゃ、誰4番にするべとなったとき、調子がよかったのが西川だった。西川自身は「4番に興味がない」といっていたけど、新井監督の「4番西川なら相手はイヤだろう」というツルの一声で決まった。約1カ月間4番西川は続いたものの肉離れで戦線離脱。その後4番が見当たらず菊池や上本が4番を打った。この二人はチーム事情を踏まえて「4番目の打者」を理解して打席に立ってくれたのだろう。覚えているカープファン同志も多いだろうねぇ。この辺も新井監督が「4番目の打者」という考えがあったから、実現したんだと思う。これが浩二さんやノムさん、落合さんなら絶対にやらないだろう。

今季も注目の若手・田村が4番スタメンで起用された。この時も新井監督は4番ではなく「4番目」ということを強調していたよな。このゲームは打線がつながり7得点。たぶん新井監督はこういう野球がしたいのだろうし、案外この結果がクセになってしまったのかもしれない(笑)

4番に起用された選手はどうだろうか??

では、その新井監督に「4番目の打者」として指名されてしまった!?選手の気持ちや成績はどうだったのだろうか??前にも書いたように菊池や上本は大人の対応で新井監督の4番起用を理解して全うしてくれた。まぁベテランの域に入る選手だし、新井監督が好きだからできたのだろう。

今季を見ても前に書いた田村はその後ずっとファーム暮らし。この辺4番目起用が影響したかは定かではないけど、ちょっと田村は新井監督と合わないような感じもしている。

2番で打撃好調だったファビアンも7月に4番を打たせてみたものの不発に終わった。7月の大失速に大いに貢献してしまった。末包も4番に起用されても成績が安定せずにモンテロに譲る形になった。まぁ4番起用が原因というエビデンスはないけど、4番に起用されてやはり、打撃がよそ行きというかね、「4番の打撃をしなければ」という責任感やプレッシャーがかかったのは間違いないだろうし、その感覚は少年時代からプロに入るまでの野球人生で4番打者とは??手のは植え付けられているし、そう考えるのが自然だろう。
個人的には4番末包にするのであれば、それを支持する。そういう記事も書いた。

新井監督がそう考えるのなら、見守りましょう「4番・末包」を


しかし、4番末包も長くは続かなかったよな。
この日の4番に座った小園も新井監督の期待に応えられなかった。4タコで打率を.296まで落とした。3割陥落だよな。まぁこれが4番起用で打撃が狂ったか否かは小園のみ知ることだけど、ここから調子を落とすようなことがないようにしてほしいよな。

チームのビジョンがなければ補強もズレまくる

優勝した阪神のスタメン。1番から5番まではいつもの顔ぶれ。下位打線に捕手の梅野・坂本を併用、6番7番は若い選手やポジションを競わせる意味合いが強い。この日も6番木浪、7番高寺を起用。木浪は2安打、高寺は先制の犠飛を打ち、それぞれ仕事をしたよな。阪神はこうした起用に対して選手が何とか答えを出してくる。この辺も強さの秘密なのだろう。どうして、こうした芸当ができるかといえば、答えは簡単。上位打線がガッチリ固まっているからにすぎない。点を取るのは兄さん達に任せて若い選手は自分のベストパフォーマンスに集中できる環境ができているんだよな。藤川監督はいきなり3番に木浪を使うことはしないし、調子がいいからといって近本を4番にすることはない。チームが出来上がっているんだから、そんな余計なことをする必要がないんだよな。

カープは打線が下降。だから3番目に羽月を入れた。4番目に小園を入れた。ん~一言で言えばプロとアマチュア。もっと厳しい言い方をすれば、新井監督がプロの監督になり切れていない。そういうことなんだと思うねぇ。
プロの監督になり切れていないからチームのビジョンが描けない。3年目で描けない。イヤ、考えているよ、でも選手が上手く動いてくれない。ここで成長がストップ。これが現状。でもプロの監督はここから何とかしなきゃいかんし、できなきゃ辞めなきゃいかん。まさか3年目の監督がこういうスタメンを組むということがね、アタクシは信じられない。今までなにやってきたの??と問い詰めたくなる。
1軍がこういう状態なら2軍で頑張っている選手たちも自分が何を目指してやっていけばいいのか??先日も内田が1日だけ1軍に上がってきて三振してファーム落ち。まぁ枠が一つ1日だけ空いているからと親心で1軍を経験させてあげたのだろうけど、じゃ、あの打席で内田が何を感じてくれたのか??ただのスポットワークと内田が考えているのであれば、それはそれでどうなんだろうと疑問が残る。じゃ、新井監督は内田をどうしたいのか??そういうビジョンがあれば、あぁいった1軍昇格はできないとさえ思うのよ。

補強にしてもそう。チームのビジョンがなければ、どこが補強ポイントなのか??見えてこないだろう。この辺は新井監督が複数ポジションをこなす選手を好むからどこも間に合っているように見えるけど、そんなことやってるから現状5位なわけで、ドラフトで取った内野手や捕手に外野やらせたりとか平気でやる。選手に寄り添っているように見えてあまり選手の事、チームの事を考えていないような、そんな気もしているのが正直なところ。ハッキリ言って新井監督がよくわからないということなんだろうねぇ。困ったもんだよな。

結局、監督はチームの核となる形は最低限でも作らなきゃいけないだろう。じゃ、なきゃチームは作れないのよ。上位打線を固めれば下位で若手を試せる。先発ローテがしっかりしていていれば、6番手でいろんな若手を試せる。リリーフがしっかりしていれば、ファームで若い投手を試すことができる。若い選手たちも試されることで課題が見つかり、ファームでもう一回鍛えなおしたり、1軍でのお試しで結果と自信をつかみ、1軍に定着する選手も出てくるだろう。結局は阪神とカープの差って「チーム作り」の差なんだと思う。3番羽月・4番小園のスタメンでこれはハッキリしたかなぁと思うねぇ。

さて、これで4連敗。3位DeNAとの差は4ゲームに開いた。まぁ5位確定だろう。ここからまくる力があるのであれば、阪神の胴上げを阻止することはできていると思うし、その勢いがあるなら阪神に3タテは食らわないだろう。そろそろ「まだあきらめない」という声も聞こえてこよう。上等だけど頭を冷やして冷静に考えても残りゲームを考えても、あんな打線を組んでるのを見せられたら、「無理」と考えるのが自然だろうねぇ。
9月に入って1勝5敗。昨季の9月が5勝20敗だから同じペースだ。まぁこれは9月に入った時点でアタクシは「再来」予感している。

力があっても勝負所で出せなければ「強く」はならない 今季の勝負の9月は「投壊」か!?


昨日どっかの国の総理が辞めた。まぁ選挙で地方選挙を含めて3連敗ならやる気があっても退陣はやむ無しだろう。今、就任以来3度目の大失速に片足突っ込んでいる監督がいる。当然「退陣論」が出てくるだろう。このオフ、動きはあるんだろうか??

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奇策「3番羽月・4番小園」でも阪神胴上げを阻止できず…って、普通に考えたら、そうだよね” に対して2件のコメントがあります。

  1. MAX より:

    おはようございます。

    そもそもチームが弱いなら投手はドラフトで獲得せずに野手特攻、そもそも野手のコアになる選手を作ってから即戦力投手を確保した方がいいです。
    優勝した阪神にしても大山や近本をドラフトで指名し、投手は西などをFAで獲ってやりくりしながら村上みたいな若手を起用していますし、最下位のヤクルトにしても野手のコアとして村上を指名、投手は寺原や五十嵐が他球団を自由契約になったらオファーしてチームが再び上がるまでの繋ぎとして仕事場を与えるなどをしてます。
    かつての広島にしても石井琢朗みたいに自由契約から仕事を与えた選手もいますし、もうちょっと戦力的にどうしたいかみたいなのを考えて欲しいですね。

    あとお気に入り采配で起用する選手は声がでかい、ムードメーカー、俊足でシェアみたいな選手は贔屓枠にする必要性ゼロです。
    村上みたいに200三振レベルで三振してもホームラン30以上、打点100以上狙えるみたいな選手じゃないと贔屓枠にはなり得ません。
    今の広島は羽月みたいななんちゃってムードメーカーみたいな選手ばかりが重宝されてる気がします。
    そもそもかつてムードメーカーと言われたマッチや川崎宗則なんてムードメーカー以前に戦力として重宝されていましたし、戦力としての価値に付随してムードメーカーと言うのがあったので、声でかいノリがいいみたいな感じでムードメーカーになってるのとは訳が違います。
    結果出ないけど声がでかいノリがいいイジられキャラみたいなの見てても「だから?」って思いますね。

    あと、かつてのOBからは雰囲気の緩さみたいなのを危惧する声がありましたよね。
    安部が末包を見て現状に満足してるなんて言われていましたし、今の広島は昔の阪神みたいにすぐ若手をチヤホヤ、それでいて阪神みたいにヤジは飛ばさないすぐ頑張ってみたいなポジコメしかしない。
    それなら楽な環境に甘えて意欲がなくなる気もしますし、強いチーム、苦手な選手出てきたら、チームにその気がなかったにしても、側から見たら鬼滅の無惨の「私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え」のノリでしゃーねーわ負けても死ぬ訳じゃねーしwのノリになってるんじゃないかなと感じてしまいます。

    チームの雰囲気の緩さは国歌の事件があったりしましたし、女性トラブルの多さにも繋がってる気がします。

  2. キエさん より:

    こんにちは。記事のアップありがとうございました。
    (嫌味ではなく)何度もブログがアップしてるかな?と
    サイトを覗いていました。
    まず、何とも言えず情けない。真偽は分からないけれど、メンバー交換時に藤川監督にして何か言葉をかけているたという記事があったんです。
    とにかく、私は、嫌で仕方ありません。何を言っていたのか分からないけれど、疑われるようなことはしないでほしい。塹江投手に対する「開幕投手は塹江。すまん気が変わった、森下。」この時も、平然とそういう発言ができることにびっくりした。選手に対する(愛ある)いじりも、まじめな私には、受け入れ難かった。
    もう、延々と続きそうです。
    今日の記事を読んで、私が、そう感じてしまう根拠のようなものが見えてきました。
    でも、新井監督の辞任には、期待していません。監督解任基準があって、基準をこえていたらオーナーから解任通告なのだろうけど、次を見つけられないとなればもう1年です。

    Mageさん、どうなるんでしょうか?

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