力があっても勝負所で出せなければ「強く」はならない 今季の勝負の9月は「投壊」か!?

「広島5-8DeNA」(2日、マツダスタジアム) 4位・広島が3位・DeNAとの3連戦初戦に完敗。ゲーム差を2に広げられた。

情報源: 広島 まさか&まさかで完敗 床田が今季最短2回7失点KO 坂倉も走塁ミスで反撃ムードしぼむ 3位・DeNAに2G差

このゲーム前、アタクシは結構緊張していた。勝負の9月。今季は順位争い。借金生活だけど今季は2位にも手が届く。この9月を戦い抜いて2位という結果ならそれはそれでカープの成長につながるだろうという期待感とまた無様な姿を晒してしまうのではないか??という恐怖にも似た気持ち。これが交錯して妙な緊張感を生んでいた。昨日は妻のピアノ教室の都合でゲームを見られたのは18時半頃から。TVをつけたらなんとスコアは2回表で0-7だ。先発は勝ち頭の床田のはず。どこをどうやったらこうなってしまうのか??アタクシは膝から崩れ落ちたよ。

床田2回7失点の背信投球

床田の投球を見ることはできなかったけど、初回の佐野の一発で完全にリズムが狂ったというか、床田自身がイメージしていた投球を取り戻す前にDeNA打線にガンガンやられた感じだよな。特に2回は下位打線で投球を立て直すチャンスだったけど自身の四球や野選で再び上位打線を迎えて餌食にされた。床田本人も「なにやってるんだろう」と嘆いていたけど、時間は取り戻せない。残念な投球となったよな。
床田も昨季の9月は一つも勝てなかった。大失速の責任を大きく感じていた一人だろう。だからこそ、このゲームに懸ける気持ちも大きかっただけに床田自身が自分に対してがっかりだろう。新井監督からベンチで交代を告げられた後、タオルで頭をグチャグチャにしていた姿が印象的だった。本当に残念な結果になったよな。

即座の反撃で流れはカープに!?

序盤の大量点というのは点を取ったDeNAサイドもどこか気持ち悪さというかね、「出来過ぎじゃねぇか!?」という気持ちとこうなったら負けられないというプレッシャーも襲い掛かる。ここは広島。完全アウェー。ちょっとイヤ感じもあっただろう。7点の援護をもらったDeNA先発のケイにカープ打線が襲い掛かった。末包の2ベースに菊池がセンター前で続いた。1死後、佐々木の投ゴロの間に1点。このチャンスで点が入らなけば、このゲームはDeNAのワンサイドになっていただろう。投ゴロでもここで点を取れたのは大きかったと思う。続く床田の代打・前川が積極的な打撃で2点目。打順が1番にかえり、中村奨が内野安打で続いた。若い選手が本当に頑張っていたよな。しかしファビアンが遊飛に倒れこのイニングは2点どまり。ただ、この即座の反撃に「まだまだ分からない」という気持ちになったカープファン同志は多かっただろうねぇ。

中盤均衡を破れず…

2回の攻撃を見たら、じわじわと追いつくムードになるかと期待していた。カープの2番手・鈴木健が3回を3人で抑えてDeNA打線の流れを食い止めてくれた。3回には先頭の菊池が2ベースで出塁。俄然ムードは盛り上がってくる。坂倉が死球で無死1,2塁。しかし走塁ミスもありこのイニング無得点。中盤はゲームが動かず均衡状態になった。ここで1点でも返しておくとDeNAベンチも慌てるだろうし、嫌な感じになって受け身に回っただろう。結局中盤の均衡を破ったのはDeNAの方でこの時点でゲームは決まってしまった感じになったよな。この辺の「戦い方」ね、「強さ」を感じることはできなかったよな。
まぁ点は取られてしまったけど、鈴木健矢、岡本、辻と若い投手が床田で壊れたゲームを何とか支えて味方の反撃に期待を持たせてくれたのは良かったと思うし、救いではあったよな。

8回集中打で3点差に

ゲームは2-8で終盤を迎えた。8回にカープはDeNA2番手の坂本から集中打で3点を返した。こうなると3回のチャンスを潰してしまったことに悔いが残るよな。クリーンアップの3連打+ルーキー佐々木の2べース。この日佐々木は3打点。昨季の大失速を知らない若者たちの雄姿が唯一の救いだったよな。
佐々木なんてやはり気持ちが強いんだろうねぇ。劣勢の中でも「負けるもんか」って顔でプレーしている。前川もチャンスで出てきても物おじせずしっかりスイングするしな、頼もしい若い選手が出てきているのはいいこと。この厳しい順位争いを経験して「強いカープ」を作っていってほしいものだよな。

力があっても強さにつながらない

ゲーム後の新井監督のコメントは0-7のビハインドから追い上げた打線を讃えた。まぁ予想通りというか新井監督らしいコメントなんだけど、この大事な順位争いの勝負の9月にそんなこと言っていていいのか!?という気持ちにもなる。もっともっと新井監督も「悔しい」という気持ちをコメントを通じて伝えてもいいんじゃないか??そんな風に思うんだよね。
「悔しさ」ってのは次、絶対取り返す、次は抑える、次は絶対に打つといった気持の源になるもの。カープは佐々岡監督時代もそうだけど、新井監督になってからその辺が「緩い」んだよな。もちろん選手達だって床田を筆頭に悔しさを感じる選手は沢山いただろうけど、野手の中で何クソって顔でプレーしていたのはルーキーの佐々木くらいだったように感じたし、大事なゲームで走塁ミスやらかしたり、チャンスであえなく三振した野間なんかを見ているとどうしても「緩んでるなぁ」と感じてしまう。仕方ないやと苦笑いでベンチに戻るのを見ると「戦ってるの!?」と問いかけたくなる。

アタクシは何度も言うけどカープは本当にいい選手がそろっている。力はあるんだと思う。でもそれがどうしても「強さ」につなげられない。その大きな要因は「勝負に対しての厳しさ」ね、日頃からそういったものにさらされているかどうかってのが大きいように思うねぇ。その辺は新井監督の日替わりスタメンからもうかがえる。絶対にポジションを獲るという気持ちでなくてもスタメンで使ってもらえる風潮があるからねぇ。アタクシがスタメン固定派はレギュラーを競争奪い取る「強さ」を養う上でも必要なことだと思うからなんだよな。

まぁ若い人はくじけやすい(笑)。くじけて腐る選手もたくさんいるのだろう。自信を無くしてしまう選手もたくさんいるのだろう。新井監督も現役時代からそういった選手をたくさん見てきているからこそ、責めるより褒める路線を意識しているのだろう。それはそれでその監督のやり方や考え方があるのだろう。でも、やはり勝負の責任は監督にあるわけだし、その中でやはり勝負に対しての厳しさもチームに植え付けないと「強さ」は育めないだろう。そのための「経験」をすることも大事だよな。

DeNAは昨季の日本一のチーム。勝負の9月に入っていきなりカープの勝ち頭を打ち崩した。これって偶然ではなくてやはり「強さ」の一つなんだろうと思うのよ。カープは逆に大事な初戦に床田をぶつけるもいきなりゲームが壊れた。追いかけるムードが起こってもそこに乗れないってのはやはり「強さ」が足りない、何かが欠けている、そんな印象が残ったゲームだったように思うねぇ。

5連勝していけそうなムードが高まった後の3連敗であまり5連勝の意味がなくなってきた。そしてこの3連敗は投手が打たれてというパターンだよな。中継ぎの鈴木健矢や岡本の登板が増えている。それも複数イニングとなればこの6連戦、来週の7連戦は相当キツいんじゃないだろうかねぇ。
昨季は打てずに大失速した9月。今季は何となく「投壊」で失速の予感すらある。何とかここで踏みとどまって新井カープの「強さ」を見せて欲しいものだよな。

\ 最新情報をチェック /

力があっても勝負所で出せなければ「強く」はならない 今季の勝負の9月は「投壊」か!?” に対して2件のコメントがあります。

  1. MAX より:

    こんにちは。

    昨日は試合を見に行ったのですが、19時ぐらいから見たのでスタジアムついたらもう5点差ついてましたw

    床田は夏勝てないみたいなイメージついてしまってますし、ここら辺が限界かなとも思いますけどね。
    今年でFA権取得できるようですが、高年俸やローテの枠を掲示して無理に再契約しなくていいですし、床田も床田で夏は屋外よりもドームでやりたいとか思ってるんじゃないかと思います。

    試合見てたら坂倉は走塁でやらかし、ビッグイニングもフィルダーズチョイスついてたようですし、打席でも存在してるだけ。
    特に走塁のミスは即交代でも良かったとは思いますけど、昨日は捕手が2人しかベンチにいなかったので変えれなかったのでしょうね。
    そもそも内田上げてベンチに入れる必要性がなかったですけど。実際すぐ二軍送りでしたし。
    坂倉のあんなプレー見せられたら来年FAしていなくなってもらった方がいいなとすら思いましたね。

    終盤は3点取りましたけど、佐々木はまだしも末包は帳尻感が否めませんし、人がいないから使われてるだけと言う感じで、本人には危機感がないんだろうなとすら感じました。
    巨人戦だけはそこそこ打ってるイメージがありますからいっそ巨人戦で出る人みたいなポジションでもいいです。

    広島は勝負に対しての厳しさがなくなったのは、ファンがすぐチヤホヤしたり、競争があまりなくて巨人みたいにすぐに戦力外にされない緩い環境が問題なんだと思います。
    ちょっと活躍して功労者枠になれば働かなくても一軍安泰、来年も契約してもらえる、勝たなくても年俸貰えればいいみたいなチームは、既に長年いる選手ならいいですけど若手からしたら上に上がれないし不満の元にもなりかねないと思いますよ。

  2. キエさん より:

    こんにちは。
    ブログ更新ありがとうございます。
    チームの監督はオーナーが決めるのですよね。佐々岡さんのときもなかなか決まらなかったけれど
    SNSでは、向いてないって言われてました。
    新井監督も最近特に向いてないって言われてます。
    向き不向き関係なく、レジェンドとしての顔でオーナーは集客も狙って決めているのですかね?
    いい試合して、できれば勝って、そしたら暑くても見に行く人は増えると思うんですが?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です