新井カープ今季負け越しが決定…床田が今季阪神戦6敗目。ちょっと考えれば結果は違うのでは??
情報源: 広島・新井監督 2年連続シーズン負け越し決定…CSも絶望的 村上に脱帽「ここ、というところで間違わないよね」
昨日のゲームは70分遅れて開始。まぁマツダ名物「雨天決行」だ。こういう流れでカープが勝つ試合ってのはあまり見たことがない。早朝族のアタクシとしてももう最後まで見ることができないとゲーム中盤まで見て床についた。結果は中盤までの競り合いから阪神が抜け出して終わってみれば1-6。阪神の快勝だし、やはりここぞというところで抜け出して引き離す。強い野球を見せてつけてくれたよな。
ゲーム開始時間が遅れたことでカープ・床田、阪神・村上頌は立ち上がりから球数が多くなっていた。まぁそれでも実績がある投手。ゲーム前半は1-1と非常に見応えがあったよな。
阪神・森下一人にやられた!?
この日のゲームを見渡すと何となくカープは阪神・森下一人にやられた印象が残った。先制のタイムリーも森下だった。当てただけの打球がセンター前のタイムリーになったり、床田6回に失点したきっかけも森下の四球からだった。この打席まで床田は森下に2安打されていたし、嫌な形でこの6回の先頭打者として迎えたわけでアウトハイ、インローにこだわりすぎて歩かせた、そんな感じだったよな。9回にもダメ押しのタイムリーを打たれているし、昨季もそうだったけど、今季も森下はカープ戦で元気だった。来季は何とかしなきゃいかん打者だろうねぇ。
先発の床田はこの森下以外には非常にいい投球を見せてくれた。特に変化球のキレは良かったと思うし、気持ちも乗っていた。特に阪神の下位打線に対しては完ぺきに近い投球を見せてくれた。しかしこの日も勝てなかった。まぁこの辺は後で詳しく書くことにしよう。
やはり村上頌はいい投手
阪神先発の村上頌。才木とならんで阪神先発陣を支えてきた。この日も勝って12勝。そのうちカープから今季は4勝。これもあとで書くけど大竹と並んでカープ戦では必ず投げてくる印象が強い。カープも何度も対戦しているけどこの投手を打てない。もちろんカープサイドにも問題はあるとは思うけど、この投手が普通の調子なら、どのチームもそうは打てない。その特徴としては対戦打者の観察力というかねぇ??ボールに対して打者の反応を見て配球できる観察力とそこに投げ込むコントロールね、ここの素晴らしさに毎回驚かされる。個人的には12球団で一番好きな投手だねぇ。
その片鱗を見せてくれたのが3回。小園の同点タイムリーでなおも2死1,3塁。勝ち越せるチャンスだよな。ここで打席にはモンテロ。徹底して外角低めを攻めるもカウントを悪くして3-1となった。5球目はアウトコースギリギリの真っすぐかカット。これをモンテロはボールと判断し、1塁へ歩きかけた。しかし判定はストライク。モンテロは「エ?」という反応だった。
そして6球目。5球目と同じコースに投げるとモンテロも反応。しかし村上頌の投じた球はフォーク。5球目と全く同じコースといっていいところからストーンと落ち、モンテロのバットは空を切った。これ、1,3塁のピンチだよ!?それでも冷静かつ打者を観察し、これなら打ち取れるという確信をもって投げている。カウントを悪くしながらも巻き返せる力ね、こういう投手はカープにはいない。村上頌が「勝てる理由」を見せつけてくれた、そんなイニングだったねぇ。
打線はやはりといっていいだろう、村上頌を攻略できずにこの3回の1点のみでゲームセット。お見事といっていい投球だったよな。
9月に勝てない床田は阪神にも…!?
昨季の9月の大失速は4本柱と言われた先発陣が全く勝てなかった。今季も勝負の9月に6連敗やらかしているんで「失速」したといっていいだろう。エース格の森下はいないし、床田も9月に入って勝てていない。まぁこの辺が大きいよな。
勝負の9月ってのはやはり勝ち残るチームは主力の先発陣が勝ち星を伸ばしてくる。そういう角度でみるとカープの主力先発陣はこの9月で勝てない。床田もこの負けで11敗目。森下もすでに10敗以上している結果を見ればAクラスに入れないのは当然の結果だろう。まぁカープはえてしてそうではある。例えば交流戦に弱いとかビジターで弱いとかね、カープファン同志の皆様なら思い当たる節があるだろう(笑)。勝負どころの9月での弱さも毎度のこと。強いカープになるにはここを克服していかなきゃいかんということ。やはり勝てる監督が率いるってのが一番の特効薬ではある。まぁカープ球団にその気があればのハナシだけどな。
床田も今季は9月に勝てないというのが一つと、この日対戦した阪神に対してすでに6敗を喫している。一言で言えば阪神には弱いんだよな。阪神ナインも対戦がある度に床田がくるから「慣れ」というのもあるし、実際に勝っているわけだから「組みやすし」となるだろう。何度も同じ投手にやられるカープとは対照的だよな(笑)。対戦成績が悪い相手にこれでもかと何回もマウンドに送るベンチもどうかしていると思うけど、ベンチはベンチで阪神に何とか勝ちたいのだろう、自分のところのいい投手をぶつけたいというのは分かるけど、対戦成績が悪ければ回避するというのも一つの手ではあるだろう。床田はDeNA戦にも阪神戦同様8回の登板で3敗。この2球団から11敗のうち9敗しているわけで、この辺、ベンチで何とかできんのかなぁというのはあるよな。
今季は途中から登録を外れた森下も今季は中日に6敗を喫している。もちろん森下本人に問題があるのは当然だけど、中日にだけ突出して負けているのを考えれば、ここを回避してローテを組むというのも床田や森下が調子を取り戻してもらう上でやってもいい「配慮」ではないかなぁと思うねぇ。それをしていれば、この9月も森下の姿をマウンドで見ることができたかもしれん。知らんけどな。
ただ、勝負の9月にやはり勝ち頭が勝てないというのは順位に大きく影響はしてくる。床田本人に9月に苦手意識があるのか??長いシーズン夏場を乗り越えてもスタミナが切れてしまっているのか??まぁアタクシはやはり勝負所でのベンチの戦略であったり、どうすれば勝てるのか??苦手にぶつけることを回避するだけでも結果は違っているような気がするし、床田に関して一言で言えば偏った対戦相手に結果が出ず「バテてしまった」。体力的にも精神的にもね、どこかでリフレッシュさせるとか新井監督も野手への配慮はよく見かけるけど投手陣への配慮ね、まぁこの辺は野手出身なんで特に先発投手に対しては1週間休んでるんだから、しっかりやってほしいというのが頭に来ているから、配慮も後回しなのかもしれんねぇ。
上に来るチームはやはりいいゲームをする
これで3位とまたゲーム差が6に開いた。まぁ諦める、諦めないは個人の自由だけど、上にいる巨人やDeNAの9月の戦いぶりを見るとやはりカープは「かなわない」。そんな野球を見せてくれているよな。
3位巨人はヤクルトに先制されながらもシーズン途中で補強したリチャードの一発で逆転勝ち。リチャードも途中加入で11本目のホームラン。カープの52番は調子の波が大きすぎて開幕からチャンスをもらいながらも同じ11本。困ったもんだよな。
2位DeNAはここに来て連勝を伸ばしてきた。昨日のゲームでもエース・東が投げては8回無失点。虎の子の1点を自身のスクイズで搾り取り、直後のピンチも連続三振で切り抜けるなど、さすが、昨季下克上で日本一になったエース。ここぞというところで力を発揮するよな。カープの勝ち頭とはだいぶ違うよな。
やはり勝負の9月に勝ち切るチームというのはここに来ていい野球をしてくるし、そのゲームも面白い。カープは勝つときは結構楽な展開で勝つことが多く、負けるときは惜敗が多い。この辺の勝負弱さというかねぇ??3連覇時代も楽勝で勝ってポストシーズンで負ける勝負弱さを見せられたし、その辺はもう完全に染みついてしまっているんだろうねぇ。残りゲームもわずかだけど、いいゲームをね、一つでも多く見せて欲しいよな。



おはようございます。
昨夜もカープは負けてしまいました。
テレビ観戦していると、ときどきベンチの様子が抜かれることがあります。その様子から想像するだけなので本当のところはわかりませんが。例えば、〇〇選手の時と小園選手の時とでは喜び方が違わん???とかヘッドと話さなくなったなあとかベンチの選手はないをしとるんか!!!ちょっと気になります。
また、解説者の言葉にも敏感になってきてるので、NHKの時に采配を指摘されると誰が見てもおかしいんだなと思うし、カープOBの熱のこもった解説の中で采配を指摘されるとかなりやばいなあと思ったりします。
国歌斉唱の時の雑談や試合後の整列のルーズなこと等
ゲーム内容以外でも悪い意味でピックアップされるし、練習内容や練習態度についても厳しい指摘が出ている。
Mageさん、こういう緩みについてどう思われますか?
当たり前すぎてお恥ずかしいのですが、
「痛みを伴うシーズンになる」と新井監督が言ったのは、結果が悪ければ自分が痛みを伴うという意味だったのではないかなと。そういう覚悟でやりますよという意味だったんじゃないかなと思うのですが
トップが変わればチームも変わると安易に考えてしまうのですが、やっぱ甘いですね。カープはどうなっていくのでしょうか?