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三連覇メンバーの劣化が激しい!?松ちゃんから泥臭さが無くなったよな。

Magetter
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 「広島3-4DeNA」(18日、マツダスタジアム) 広島の堂林翔太内野手(29)が中前2点適時打を放った。

情報源: 広島・堂林 打率2割台に下降も前を向く「もうひと踏ん張りして」

この6連戦というのはカープが今季上位に上がるか、下位に沈むかの正念場だと思っていた。まぁその初戦ね、非常に見通しが暗い内容だったよな。

特に打線ね、いや、打線というよりは「攻撃」ね、ここに「勝ちたい」「相手を倒したい」といった気持ちが伝わってこない。常に失敗を恐れてやっているようなね、そして妙に焦りと力みが感じられる。こんなカープを見て他球団も驚いてるんじゃねぇかねぇ?

この日のスタメンも目新しいものはなく、三連覇メンバー中心のスタメン。不振の堂林を2番に入れた。しかしチャンスは作れど毎度おなじみの「あと1本が出ず」。こんなことの繰り返しなら、いっそ若手に切り替えろなんてぇ声も否定できなくなる。しっかりしてほしいよな。

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九里も失敗を取り返す気持ちが足りない

あまり根性論は好きではないんだけどね、なんだろうカープの選手一人ひとりに「気持ち」が感じられない。もちろん誠也のように気持ちを表に出す選手はわかりやすいけど、表に出さない選手はそう見えてしまうかもしれない。特に野手ね。

確かにここの所、点が取れていないというのが大きな要因だろうけど、長いシーズンそういう時もある。そういう時こそ投手が踏ん張りを利かせて投打の信頼関係を築いていけるもんだと思うんだよな。

そういう意味では九里がね、初回から気合バリバリで行ってほしかったんだけど、投球内容からして、今一つパッとしなかったよな。

とにかく球が低めに行かない。先制された2回は高めにボールが集まっちまったよな。多彩な変化球を持つ投手だけに、低めへのコントロールは生命線。結構あっけなく先制されたよな。

3回、4回は変化球を低めに集めることができて、こら、行けるかなぁと思った5回、先頭打者の投手・井納にヒットを許した。まぁやっちゃいかんミスだよな。

ただ、打者が投手であろうとバット持って打席に立っているわけで、打たれるのは仕方ない。ここで切り替えられるかどうかが、先発として勝ち星を伸ばすには大事なことのように思う。

続く梶谷とはまさに「根競べ」といった感じで10球を投じて四球を出した。投手に打たれてガックリ、粘られて四球でガックリだよな。

しかしDeNAも決しての「ノってるチーム」ではない。神里がバント失敗。こういうミスもしてくれるのよ。ところが九里がその後粘れなかったよな。宮崎に長打を許し、ソトに4点目の犠牲フライ。この4点目は何とか阻止してほしかった。

この5回の投球に九里が先発ローテーションに入りながらも白星が伸びない要因が散りばめられていたように思う。少しの綻びからあれよあれよと失点を重ねるパターンね、ここを改善しないと結局は「今季も二ケタ勝てなかったね」となる。九里が先発としてこれからもやっていくのであれば、絶対に克服しなきゃいかん課題だよな。

先制されるとおとなしくなる野手陣

かつては「逆転の広島」と恐れられていたカープ打線。その頃とメンバーは変っとらん。まぁ丸が抜けて、バティスタが抜けて「一発」の怖さが無くなったけど、巨人で活躍した長野、今季覚醒した堂林が入っただけで骨組みはさほど変わっていないよな。

3,4点のリードを許しても「9回までにひっくり返せばいいんだろ?」くらいの余裕すら感じられた。でも、今季は1,2点のリードを許しただけで攻撃に「重苦しさ」を感じるのはアタクシだけだろうか?2回に先制されたあと、まだイニングがあるにもかかわらず、選手に「焦り」のようなものを感じたし、さほど調子がいいとは思えないDeNAの井納にノープレッシャーでスイスイと中盤まで投げさせてしまった。

DeNAも今、ブルペンが非常に苦しい。もしかしたらカープより苦しいかもしれん。井納を早い段階で「潰す」ことで後々の展開はカープペースで運べる。わからんけど、カープベンチも選手のそのあたりは頭に入っていただろう。だから、「焦り」が生じたのかもしれないけどな。

ただ、先制されてからのカープ打線の淡白さというかねぇ。ランナーが出ても何か前向きなオーラが出ていない。龍馬と長野は元気だけどな、堂林のようにあっさり三球三振したりな、覇気がないというかねぇ、闘えてないんだよな。

松ちゃん、もっと頑張らないと

元気な長野や龍馬がチャンスを作れど4番以降に元気がない。特にこの試合に限って言えば松ちゃんの打撃がポイントだったように思う。

まずは6回ね、長野がツーベース、誠也が強烈なショートゴロで大和が吹っ飛んで??エラー。長野は打球が速すぎて3塁にはいけず無死1,2塁。井納を潰すには絶好のイニング。ここで1,2点返しておけばDeNAベンチも慌てるだろう。何としてでも点を取りたい場面だったよな。

今季のカープ打線はこういったチャンスの場面で結構「何も生まない」打撃を繰り返している。ランナーすら進められない攻撃ね、これがこの回もさく裂したよな(笑)。

井納キラーである松ちゃんがあっさりと三振に打ち取られた。まぁこういう場合はチャンスを迎えた最初の打者が何とか動かさないとなかなか点に結びつかない。アウトになってもランナーを進めるとかね、少しでも前進すると変わってくるんだろうけどな。

DeNAバッテリーも上手かった。初球はボール球だけどインコース低めの松ちゃんが一番好きなコースね、ここを投げた。その後は外に真っすぐでカウントを稼ぎ、最後は松ちゃんの好きなコースへボール球を投げる。追い込まれている状況で好きなコースが来るとボール球でも手を出してしまう。まんまと松ちゃんがしてやられた感じだよな。

7回。堂林の2点タイムリーの後もチャンスが続いたよな。長野がヒットで続き、誠也はおケツにデッドボール。1死満塁。投手は右の平田に代わっていた。この場面でまた松ちゃんの登場だよな。

相手投手の平田の心理からすると、代わりばなにヒットと死球で満塁。かなり追い詰められているよな。投手としては早くストライクを取りたい、追い込みたいだろう。ここで駆け引きは出来ないよな。

ところが松ちゃんはストライクを取ってきた初球、2球目を見送りたちまち追い込まれてしまう。何やってんだよ?って感じだよな。結局は3球目に来た一番難しい球に手を出しセカンドゴロ。ボテボテがよかったのか三塁ランナーは生還して1点は入ったものの、苦しんでいた平田はこれでだいぶ楽になっただろうねぇ。

このチャンスで快音を残せなかった松ちゃん。故障で出遅れたけどな、競争ゼロのファーストを与えられて安泰な立場だよな。誠也の後の5番は確かに松ちゃんが適任だろう。でも、その松ちゃんから最近、怖さが消えているように思う。それはなぜか?

一言で言えば「泥臭さ」が無くなったかなぁと。なんか体は大きいけど「こじんまりした好打者」になっちまった感じがするんだよな。

松ちゃんがスタメンに名を連ねるようになったのは三連覇中のこと。それまでは左投手が出てくると変えられていた。このおかげで、出場試合数や規定打席に達しないというのを繰り返した。

そんな松ちゃんが今、不動の5番打者でいられるのは当然対左投手を克服したからに他ならない。年俸が1億になった時は自分のことのようにうれしかったよ。

左投手克服に燃えたあの頃の松ちゃんの打席ってのは「何が何でも打つ」という気持ちが構えから伝わってきた。そして勝負強さを発揮し、幾度もサヨナラ打や、勝ち越し打を決めてきたよな。あの時の泥臭さ、何が何でもっていうのが消えてしまっているように感じる。

松ちゃんの良さってのはそこだと思うし、みんなから愛されキャラも泥臭さとのギャップから来るものだろう。今、競争相手がいなくなった松ちゃんが輝いていない。試合に出たくてしょうがなかったあの頃の松ちゃんをね、もう一度見たい。そんな気持ちでベンチに戻る松ちゃんを見ていたよ。

Mage監督の代打策は失敗!?

話を変えよう。プロ野球の面白さってのは色々あるけど、醍醐味のひとつとして「みんなが監督になる」ってのがあるよな。場面ごとに「ここで投手交代」とか「ここで代打〇〇」とかね、スタメンも試合前に考えてそれが的中すると「ほらね」としたり顔。そうやってお茶の間でプロ野球を楽しんでいる人は多いよな。

何を隠そう、アタクシもその一人。まぁ朝も早よからカープについてブログ書いているような男だからな、お察しの同志も多いだろう(笑)。

7回ね、3点取ったシーン。先頭の広輔が四球で出た。チャンスだよな。ここで眠っていたはずのMage監督が目を覚ました。打順は投手の中田。当然代打だよな。投手は左のエスコバー。

ベンチは代打にピレラを告げた。Mage監督は「違うだろ?」と。ここはランナーを貯めたい場面。ピレラの起用には「何を求めたのか?」疑問に感じた。引っ張りの多いピレラだけにゲッツーの可能性も否定できない。

Mage監督ならどうしたか?左のエスコバーにあえて左の羽月を告げたかった。とにかくエスコバーの集中力というのはハマったら手に負えないのは前の同カードで実証済み。何とか的の小さい、足の速い羽月で揺さぶりをかけたかった。点差は4点ある。バントはないと相手も思うだろう。セーフティ気味に投手とファーストの間を狙うようなバント、もしくは三塁線のバントが面白いと思った。揺さぶられて四球を選ぶ可能性も高いと踏んだ。

それとピレラは「ランナーがたまってから」使いたかった。ランナーを貯めたところで一発のある助っ人となれば、心理的に優位に立てるからねぇ。

まぁピレラはライトフライでランナー進まず。ここで羽月を試したらなぁ~とテレビに向かって独り言(笑)

龍馬がツーベースで続いた。続く打者は不振の堂林だよな。前の打席では気のない三振をしている。期待薄だよな。

ここでMage監督なら代打ピレラだけど、使っちまった。右の代打はもう、これというのがいない。本来ならラミレス監督も堂林、長野、誠也と右が続くから、エスコバーを代えてもよかったんだろうけど、やはりDeNAもブルペンがコマ不足。点差は4点ある。エスコバーの踏ん張りにかけたい。そういった事情でエスコバーを続投させたんだろう。カープも代打がいない、DeNAも投手がいない。こういう背景で堂林VSエスコバーということになったんだろう。アタクシなら「まだ使っていない」ピレラだけどな(笑)。

しかし期待薄だった堂林がセンターにはじき返し2点タイムリー。Mage采配は失敗だったな(笑)。

でも、不振の堂林には大きなヒットになっただろう。これを機に上向いてほしいよな。

なおもチャンスは続く。ここでラミレス監督はエスコバーを諦め、平田にスイッチ。ここはラミレス監督は誤算だったろう。

長野がヒット、誠也死球で満塁。ここで松ちゃんの登場だよな。おっとMage監督、松山の代打に坂倉をコール。まぁ前の打席の内容が悪かったのでアタクシならここを坂倉の若さに期待したかった。

結果は松ちゃんがセカンドゴロで1点追加。もし、坂倉ならもっといい結果…いや、辞めておこう(笑)。

まぁカープがあまり強くない時は昔からこうやって野球を楽しんでいた。最近ファンになってストレスがたまっている同志の方、おすすめですよ(笑)。

さて、またもや連戦の初戦を取れなかった。まぁ下位に沈んでいる時というのはこんなもの。引き分けを挟んで連敗となっちまった。置いてけぼりを喰らわん為にも何とか2戦目は取りたいよな。

先発は野村。前回打ち込まれただけにどれだけ回復しているかがカギだろうねぇ。対するは濱口。出始めの頃は苦労したけど、最近はあまり悪い印象はない。気分転換にカープは右打者中心の打線を組んできそうだよな。

なかなかパッとしない戦いが続くカープ。まぁ今季は正直、優勝やAクラスは望み薄だよな。ならば、チームが過渡期の今、若い戦力への期待も高まってくるだろう。どうやら矢崎課長が1軍昇格らしい。早く見てみたいよな。

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