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やっぱり佐々木朗希はスゴかった!?3安打1得点の「完敗」も想定の範囲内??

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島は逆転負けで連勝3でストップ 佐々木朗希に抑え込まれてわずか3安打1得点と沈黙
「広島1-3ロッテ」(8日、マツダスタジアム)

首位・広島が逆転負けを喫し、連勝は3で止まった。

打線は相手先発・佐々木に対し、小技を絡めて先制に成功する。二回1死一、二塁で打席には玉村。バントは投手・佐々木が捕球し、一塁へ送球。高く浮いた送球をベースカバーには入った小川が何とかグラブに収めるも、倒れ込む間に二走・矢野が一気…

金曜日のゲームで大瀬良がロッテ相手にノーヒットノーランの偉業を達成した。当然スポーツ紙各紙大瀬良の偉業が1面だろうとお店に行くとさすがに報知は巨人だし、デイリーは阪神、東京中日は中日と「まぁ、しょうがないか」と。残るはニッカン、サンスポ、スポニチだ。この3紙の見出しには大きく「大」の字が見えた。ニッカンを引っ張り出すとそこに「大瀬良」の文字。よしよしと。次にスポニチを引っ張り上げるとここにも「大瀬良」。よしよし。最後はサンスポ。引き上げてみるとそこには…!?「大…谷…」だった(笑)。さすが世界の大谷だよな。それでも東京の1面に大瀬良の偉業を報じてくれて悪い気はしない。いい1日だったよな。これでカープが佐々木朗希を打ち崩したら本当に最高に1日だったけど、やはりそうはうまくいかなかったよな。

やはり羽月がスタメン

昨日の記事大瀬良ノーヒットノーラン達成!!本当におめでとう!!そして…ごめんなさいの後半に書いたけど、ロッテ先発の佐々木朗希から昨季の交流戦でタイムリーを打っている羽月ね、スタメンあるのかな??と書いたけど、やはり羽月が2番サードでスタメン出場。佐々木朗希を揺さぶろうという起用だよな。もちろんそれだけではなく、好投手・佐々木を足で崩そうという意図もあったようだ。結果は4タコ4三振。見逃し三振が3つあったのは残念だよな。羽月にとっては苦いスタメン出場になった。
守備でも逆転となる失策を記録。眠れない夜になっただろうねぇ。

玉村が好投も勝ち運に恵まれず

カープの先発は玉村。1点のリードをもらうも羽月の失策でひっくり返されて負け投手になった。それでもこの交流戦はソフトバンクやロッテ打線に対して十分通用する投球を見せてくれた。これは自信にしてほしいよな。まぁ相手が佐々木朗希だから、何とか粘ってという気持ちが強かったと思うし、十分投げ合えたと思う。次の登板も楽しみだよな。

ベテラン+勝ちパはお休み

この日のスタメンは2番に羽月が入ってサード、セカンド矢野、ショート小園の布陣。坂倉がファーストに入った。玉村を受けるのは石原。全員20代の若い内野陣になった。外野は末包、秋山、野間。大瀬良のノーヒットノーラン達成時にグランドにいた曾澤、広輔、菊池はこの日出場はなかった。中盤からビハインドの展開ということもあり勝ちパターンのリリーフ陣の登板もなかった。その中でハーンが非常にいい投球を見せてくれたし、ソフトバンクとの3連戦でいいものを見せてくれた森浦や黒原、塹江といったリリーフ陣も久々のマウンドになった。確かに負けはしたけど、主力やベテランを休ませることもできた。そういう意味ではよかったように思う、負けはしたけど、ダメージの少ない敗戦だったように思うねぇ。個人的にはこの辺、新井監督もこのゲームは「捨て試合」と考えていたのではないか??そんな風に思うねぇ。

新井監督のコメントから見るこのゲームの位置づけ

昨日のゲームは本当にスポットしか見ていないので寸評は控えるけど、ゲーム後の新井監督のコメントを見てもどこか「余裕」を感じさせる。アタクシはこれを見て新井監督を筆頭とした首脳陣の中でこのゲームの「位置づけ」をなんとなく感じた。あ~ん、今日は俗にいう「捨て試合」だったのね…と。
佐々木朗希に関しては「なんとしてでも打ち崩したかった」のではなく「スペシャルな投手」と持ち上げたし、若手中心の布陣を組んだのも「いい投手との対戦はいい経験」とプラス思考。羽月のエラーに関してもなれないポジションで出たのは仕方ないし、起用したのは自分と決してマイナスなコメントを残すようことはしなかったし、新井監督も非常にサバサバしていたよな。この辺から見ても「捨て試合」だったという匂いが漂ってくる。個人的にはこの考え方は支持するねぇ。

捨て試合は長いペナントレースで絶対に必要

このブログでも何度かこの「捨て試合」を取り上げたことはある。個人的には長いペナントレース143試合すべてをムキムキに戦う必要はないと思う。特に今、大事なことは優勝争いから大きく脱落しないように大きな連敗は避けること。7月終わって5割なら十分チャンスがあるからねぇ。まだ6月上旬だし、ムチを入れる時期ではない。春先から独走するも最後は息切れで追い抜かれるシーズンは何度もあるよな。カープもメークドラマを巨人にやられたし、阪神もメークミラクル、メークレジェンドを巨人にやられている。むしろ今、無理する必要なはいのよ。

このゲーム前のカープの状況を整理しておこう、交流戦前にDeNAを3タテ、交流戦最初のカードであるオリックスに連勝で5連勝。その後苦手ソフトバンク戦で3タテ食らったのを含めて5連敗。これで5連勝の意味がなくなった。それでもその後日ハムに勝ち越し、ロッテ戦で大瀬良の好投で3連勝。貯金も5つ。よく持ち直したし、非常に高く評価している。セリーグ首位も奪取した。非常にいい流れだよな。もちろん佐々木朗希も打って勢いをつけたい。アタクシもそうなればベストだし、それを望んだカープファン同志も多かっただろう。それはファンとしては当然だと思う。でも別の角度から考えるとこの状況なら仮に佐々木に抑えられて負けても痛くない。ペナントを左右するような1戦ではないし、佐々木にやられる可能性の方が断然高い(笑)。そういった背景を考えれば、何も無理に勝ちに行くことはない。そういう位置づけであらば、負けたとしてもチームが受けるダメージは最小で抑えられるだろう。よく「痛い1敗」「痛い負け」というフレーズを聞くけど、それは「負けられない状態」や「勝ちに行ったけど負けた」場合だよな。このロッテとの2戦目、佐々木朗希との対戦はそこまで大きな意味があるゲームではない。ならば無理をしないという考えでゲームに入ってもいいと思う。それが菊池を休ませることだったり、若手に佐々木との対戦を経験させたいという別の大義名分を立てることで「負けのダメージ」を最小限に抑えられるし、やっぱり佐々木はスゲェやと持ち上げることで切り替えもできる。佐々木に圧倒的に抑えられ力負けでショゲてしまうよりもよっぽど前を向ける「負け方」だよな。アタクシはこういう位置づけのゲームが数試合あってもいいと思う。1敗はどんな負け方をしても「1敗」だけど、切り替えられるか、引きずるかは「1敗」ではなく「負け方」だと思うんで個人的には非常にいい負け方だと思う。そう思えるのが「捨て試合」なんだろうと。

「プロとしてどうなの??」論者に納得してもらうには「結果」を出すこと

この捨て試合を語る上で必ず出てくるのが「その日しか行けないファンに対して失礼」という意見。まぁもっともだとは思うねぇ。アタクシは現地観戦もいいけど、自宅で快適な環境でゲームを見る方がラクなのでだいぶ球場にはいかなくなったけど、遠路はるばる球場に来る方、その日しか球場に行けない方に対して「捨て試合」は失礼だろう??と。まぁ「捨て試合」という表現の悪さも手伝っているんだろうけど、それはとてもマイノリティな考えだと思うし、そこをカバーしようとすると全体がおかしくなる。じゃ、そういったファンの方を満足させるためには勝たなきゃいかん。じゃ、全部勝てるのか??といえばそうじゃない。その日しか行けない人のために悪天でもその人たちのためにゲームをやれということになる。それはそれで現場はたまったもんじゃないだろうし、それは絶対ないよな。それはそれでファン側が納得しなきゃいかんことだよな。

捨て試合=わざと負けるみたいなイメージだけど、それはそれで「八百長」になるわけでプロとして許されるわけではない。捨て試合というのは展開上、ある程度負けを見越して戦力を温存したり、なかなか出番が回ってこない若手に経験を積ませる起用法でゲームを進めること。どのチームにだってあるだろう。それは勝ちゲームでも言えることで大量リードでベテランや主力を早々にベンチに引っ込め若手を出したり、守備固めで試合経験を積ませることもやる。結局そういったことはプロとしてやっていかなきゃいかん事。そうやってチーム力をつけることも現場はやらなきゃいかんのよ。

話は変わるけど、今、男子バレーボールのワールドリーグやってるいよな、先日、世界ランク1位のポーランドに対して日本代表は主力を出さずに控え中心のメンバーで臨みストレート負けした。ネット記事ではそれってどうなの?という記事も目にした。これも同じような考え方だろう。世界一を相手にして控え選手がどれだけできるのか??経験を積めるのか??チームのために非常に大事なことだと思う。同じようなことを新井監督は佐々木朗希相手ということでベテラン、主力を休ませ、若手に経験を積ませた。もちろんファン個人個人、思うことはあるだろう。けど、チームとしてはそれをやるのはその先に「勝つ」という目的があるから。こうした批判はやはり「結果」を出すことで納得してもらうしかないよな。

そういう意味では今日のゲーム、カープはしっかり勝たなきゃいかん。佐々木朗希に差し出した「1敗」を取り返さなきゃいかん。天気が心配だけど、中止にすると交流戦は厄介なんで開始時間を遅らせてでもゲームはやるだろう。先発はアドゥワとメルセデス。カープはメルセデスと巨人時代対戦しているけどあまりやられたというイメージはない、ロッテに移籍して数字を残しているけどおそらくパリーグ向きの投手なのだろう。これをしっかり攻略したいよな。
今日勝てば佐々木朗希にやられたイメージは完全に消えるだろう。交流戦地元最終戦にもなる。地元ファンにいいところを見せてほしいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは
    羽月は朗希対策だったのでしょうが打撃もダメ、複数ポジションの弊害かもしれませんが守備でもエラーでしたし、過去のデータもいいですがなんかなあ…感はありましたね
    走塁でもまずいプレーが時折ありますし、控えメンバーのことを考えると羽月ばかり特別扱いするのもどうかなと言ったところはあります
    上本や曽根が万全で戻って来れるなら羽月休みかなとも思いました

    別に日本シリーズではないですから捨て試合作るのは別にありだと思います
    一軍の試合で試してみたい選手や守備シフトもあるでしょうし

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