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森下マダックス&猛打賞は56年ぶりの快挙!!目立つ走塁ミスは積極性の裏返し??それとも…!?

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン “森下劇場”で広島が快勝 マダックス&猛打賞の同時達成 今季初の週頭登板で大暴れ「ほっとしています」
「広島3-0ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)

広島の森下暢仁投手(26)が100球以内で完封する“マダックス”と猛打賞を同時にマークする大暴れ。「良いスタートが切れたら良いなと思ってマウンドに上がったので、ほっとしています」と、雨の中のお立ち台で汗を拭った。

走者を背負ったのは二回と六回のみ。唯一のピンチだった六回も「とにかくアウトを取ることだけを考えていた」と西川、丸山和を内野ゴロに仕留め…

先週の中日との3連戦では3試合で4得点。1試合で2点取れないんだから、そら、負け越すよな。昨日から久々に地元での3連戦。相手はヤクルトだ。ここからはしっかり白星をゲットして首位固めと行きたいところだったけど、やはりなかなか点が取れない重い展開だったよな。そんな重さを和らげてくれたのが森下の好投。91球で完封の「マダックス」達成だ。交流戦で西武・隅田にこの「マダックス」をカープはやられたわけだけど、相手は違うけど森下がやり返してくれた。非常に痛快な投球だったよな。

完封&猛打賞は56年ぶり!!

この日の森下は非常にいい球を投げていた。真っすぐとカットのコンビネーションとチェンジアップ、そして時折差し込んでくるカーブがいいスパイスになった。そしてどのボールもこの日よかったし、決め球に使えるほどの出来だった。
ヤクルト打線も森下をそうは打てないとファーストストライクを狙いに行く傾向が出ていたのも球数が少なかった要因だけど、それをバッテリーが早い段階から見抜いた上で配球していたよよな。真っすぐかと思ったらクっと曲がったり、カットかと思ったら真っすぐとヤクルトの打者が森下の真っすぐに詰まるシーンが多くみられたし、チェンジアップもいいところから落ちたり曲がったりするから左打者は態勢を崩す場面も多くみられた。完ぺきな投球だったし、曾澤も早いカウントから打ってくるのを見越して初球から決め球という位置づけで投げさせていたように思う。素晴らしいよな。

森下は打撃でも3安打猛打賞。打率も.429まで跳ね上がった。なんでも完封&猛打賞が出たのは実に56年ぶり。「神様、仏様、稲尾様」と言われた名投手・稲尾和久さん以来だそうで、アタクシも稲尾さんの現役時代は見たことがない。すでに監督をやられていたんでその凄さを目の当たりにはしていないけど、シーズン42勝の記録を持っている。まぁ登板過多が原因で選手生命は短かったけどそれでも276勝。負けはその半分の137敗。スゴイ人だったのよ。そのレジェンドに肩を並べる快挙。素晴らしいよな。これで森下も6勝目。最多勝争いに参戦できそうなムードになってきた。今週から週頭の火曜日を任されることになった。先発の柱として頑張ってほしいよな。

チャンスになるとバタバタするのは焦りなのか??

この日はゲーム開始当初から雨が降り続く状況。当然途中打ち切りの可能性もある。こういう日はいつも以上に「先制点」が大事になってくる。そういった背景もあってか、カープ打線がチャンスでバタバタするシーンが見受けられた。その典型が4回だろうねぇ。
先頭の上本がいい当たりだったけどレフトフライ。続く小園が内野安打で出塁だ。5番堂林のところで何か仕掛けてくるムードはあった。しかし1塁走者の小園が高橋奎の牽制に引っ掛かり盗塁失敗。その後堂林がセンター前ヒット。この辺はチグハグさを感じるよな。これで2死1塁。続く菊池の打球は右中間を割る2ベース。2アウトだし走者は打球がフェアグランドに飛べばスタートを切るのがセオリー。長打だから当然堂林はホームベースを踏むと誰もが思っていた。しかし堂林が3塁を大きく回ったところで赤松コーチが止めた。中継も乱れていたし、堂林が3塁を大きく曲がりかけた時点ではまだボールは外野の手を離れたタイミングだったし、突っ込んでいれば…という感じだったよな。本来なら2死1塁で外野を割ればホームインのケースが入らなかった。結構イヤなムードになったよな。

続く二俣の打球はどん詰まりボテボテのゴロ。これを捕手がつかんで1塁送球。これが乱れてオスナの足が1塁ベースから離れたように見えた。1塁塁審はセーフの判定。これで先取点!!と喜んだのもつかの間。3塁走者の堂林はホームインしていなかった。何やってんだ!?となったカープファン同志も多かったんじゃないかねぇ。まぁ結果はヤクルト・高津監督のリクエストで捕ゴロになって攻撃終了だったけど、セーフになったら大チョンボと言われても仕方ないプレーだったよな。
確かに捕手の松本が打球をつかんで堂林が突っ込んでくるのがわかればタッチに行ったかもしれん。それを想定しての自重だったのだろうと庇ってみるけど、いやいや、何度も言うけど2死だからね、1塁をアウトにすればいいわけで3塁走者の堂林にタッチは頭にないだろう。ホームベースはがら空きだし、滑り込んでいればホームは楽々セーフだったと思う。この辺の走塁に関しては消極的な判断が目立ったのは残念だよな。

点が取れないムードが重たい??

やはりこうした走塁のミス、それも大事にいってしまう判断ミスはチームが今、なかなか点が取れていないことからきているような気がしないでもない。一発がないカープはとにかく1点を取るのに時間も人員も要する。この辺は適度に一発が出るヤクルトやDeNAとは違い、一気に局面やムードを変えることができない。カープ打線も適度にホームランが出ていればここまで重たくならんと思うし、赤松コーチもあの場面で腕を回していただろうし、堂林も突っ込んできただろう。
まぁ堂林の場合はその直前に小園が牽制で刺されているからなおさらという部分はあるだろうけど変な話、小園が刺された後に堂林が仮に一発打っていたら、小園のミスはチャラだし走塁も積極的になれるだろう。まぁアタクシがこのブログでずっと言っている「長打力不足」ね、唯一の拠り所だった末包の欠場が影を落とし始めているような気がしてならん。これで負けていればチームのムードはかなり悪くなっていただろうねぇ。

接戦でミスは命取りになる

昨日のセリーグはすべて接戦。一番点差が開いたのはカープとヤクルトの3点差であと2試合は1点差ゲーム。なかなかどのチームも点が入らないよな。飛ばないボールの影響もあると思うけど、こうした接戦はミスが命取りになる。このゲームも小園や堂林がやらかした以上のミスがヤクルトに出た。打ったのはまたもや二俣。何かを起こす雰囲気を持っているんだろうねぇ。2死1、2塁の場面で二俣は力いっぱいのスイングもショート方向への高く上がったフライ。これをヤクルトのショート・長岡が落球。セオリー通り2死だから凡フライでもスタートを切っていた上本がホームを踏んだ。ヤクルトサイドからすれば本当に大きな「ミス」になったよな。
これは長岡だけじゃないくて、マツダのあの辺に上がる高いフライね、サード・ショート・レフトの中間地点から3塁側のスタンドにかけて上がるフライをポロっとやるシーンは他の球場より多いような気がしている。もちろん高く上がる内野フライというのは見ている以上に捕球が難しいし、間があり、真上から落ちてくる打球というのはグラブを差し出すタイミングを計るのも難しいんだよな。なにはともあれ、これでカープがようやく先制点を頂いた形になった。

大きかったのはそのあとの曾澤の2点タイムリーだと思うねぇ。あれ長岡の落球の1点だけだとカープサイドも気持ち悪さが残る。ヤクルトも1点ならと遮二無二やってくるだろう。あの曾澤のタイムリーである意味、ヤクルトサイドには長岡の落球だけが残る形になったように思う。いいタイミングで打ってくれたよな。

連戦の頭を完投・完封はチームにとって大きい

オールスターまで変則なものを含めて6連戦が3回ある。となるとやはり投手のやりくりが大変だよな。そんな中で森下の完投・完封はベンチとしては本当にありがたいだろう。カープの先発陣は全員能力が高いからベンチもリリーフの計算もしやすいしな、故障者が出ない限り投手陣は夏場を乗り切る体制はできているように思う。今週の6連戦は本当にいい形でスタートできたよな。森下で勝って今日は九里かな??相手はライアン小川。カープ戦今季初登板だけど防御率も4点台だし、勝ちにも恵まれていない。勝算は十分あると思うし、九里も前回登板の西武戦で130球完封劇を演じてくれたしな、早々にカード勝ち越しを決めたいよな。交流戦ブレイク期間に新井監督はローテを再編した。それぞれのカードに森下&九里、床田&大瀬良を並べて一気にカード勝ち越しを狙うローテだ。仮にそれぞれのコンビで勝ち越しを決めれば若い玉村やアドゥワも思い切って投げられるし、リリーフもふんだんに使うことができる。投手陣に関して言えば本当にしっかり整備されていると感心する。あとは得点力だよな。交流戦で好調だった1番秋山も打率が下がってきているし、末包が抜けてからなんとなく打者が1枚足りていない、そんな印象だよな。この辺を新井監督がどうやってやりくりしていくのか??投手陣が元気なうちに整備していきたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは
    森下のマダックスと猛打賞まさかの神様仏様稲尾様以来とは、またまたレアな記録を…と言った感じでしたね
    文句のつけようはないです

    相手のミスから得点したりもできましたが、走塁面では行く時は思い切り行ってもらいたいですね
    緒方政権の方が博打で本塁突入をやっていたように思います

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