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森下力投!!秋山先頭弾!!で連敗ストップ!!守って守ってリードを広げるカープの野球ができれば交流戦も怖くない!?

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】連敗止めた!森下暢仁、8回5安打無失点5勝目「粘り強く」同級生伊藤大海に投げ勝つ
<日本生命セ・パ交流戦:広島6-0日本ハム>◇5日◇マツダスタジアム

広島森下暢仁投手(26)が8回5安打無四球無失点で今季5勝目を挙げ、チームの連敗を止めた。

立ち上がりからストライク先行。走者を出してからはより慎重さが増した丁寧な投球で要所を締めた。「粘り強く投げられたかなという感じです。同級生と投げ合いでしたし、そこを楽しみにいい準備はできたと思います。いい投げ合いができたので良かった」。同学年の日本ハム伊藤に投げ勝ち、昨年から交流戦4連勝となった。

しかし野球というのは面白いよな。ソフトバンク3連戦からなかなか点が取れなかった。何イニングやっても点が入らない。日ハムとのカードの初戦も完封負け。その翌日の初回、たった1球で点が入る。おそらくだけどゲーム前は非常に重たい空気だったと思う。それを一瞬で吹き飛ばした秋山の初球先頭打者HRね、あの一発でカープが息を吹き返した。そんなゲームだったよな。

秋山が1番打者に向いている理由

今回はホームゲームなんで1回「裏」だったけど、現地観戦で初回の1球目なんてあまり注目していない。まだ球場についていない人も多いし、弁当食ってたり、カープうどんにまだ並んでいる人もいるだろう。そんな中でいきなり一発が出たんだからな、現地にいながら見逃してしまった人も多いんじゃないだろうか?でも今のカープにとって初回の1球目で点が入るなんてぇのは本当に大きいなんてものじゃない。これまでの暗雲を一気に吹き飛ばすだけの絶大な効果があったよな。
それをやってのけたのが秋山だ。やや高めに来たカットボールをしっかり振りぬくと打球はセンター方向に。グングン伸びてフェンスオーバー。秋山自身今季2度目、通算23度目の先頭打者ホームラン。まぁこういう記録というのは長く1番打者をやっていないとできない記録だよな。やはり秋山は1番が一番座り心地がいいのだろう。
それとお立ち台でも言っていたけど、「1番打者の仕事」ね、これが秋山の性に合っているのだろう。「1番打者として8割以上が第1打席目が自分の仕事」ということを言っていた。9回まで影響を及ぼすような第1打席にしたいと。もちろんベテランというのもあるんだろうけど、そういう考え方を持って打席に入り自分を高めていってゲームに入っていく。これは1番打者しかできなことだもんな。
秋山がカープに入団してからはチーム事情からどうしても中軸を打ってほしいというのはあったと思う。3番だったり5番だったりとね。でもなかなか本来の力を出し切れていなかったと思うし、秋山自身もゲームや打席に入っていけていない印象を持っていた。しかし今季は1番に固定されて本来の力を発揮してくれているよう思う。上位打線を固定するうえでなかなか1番打者が決まらないというチームが多いだけに、秋山の1番というのは本当に大きいよな。これからもどんどん先頭打者ホームラン、打ってほしいよな。

森下が「1点を守り切る」力投

カープ先発は森下。床田がダメなら森下がいるとカープファンの期待を背負ってのマウンドだった。秋山の先頭打者ホームランの1点を守り切る覚悟が伝わってきたマウンドだったよな。もう森下の頭の中では「1-0で勝つ」というイメージが出来上がっていたようで絶対に点はやらない。そんな凄みすら伝わってくる投球だったと思うねぇ。
完投、完封するには必ず2度、3度のピンチが訪れる。まず最初のピンチは3回、このゲーム初めてヒットを許すと連打でつながれて無死1,2塁のピンチ。初回2回と3人で片づけてきての流れは前日の床田と同じような感じで少しイヤな予感があったよな。続く打者は9番の伊藤大。当然送りバントのサインだろう。ただ普段は打席に立たない伊藤大だし、バントをするといってもなかなか難しいだろう。ここでカープバッテリーは外角高めで押し通した。高めの球というはバントすると小フライになったり、バントでバットに当てても後ろに飛んでしまう可能性が高い。慣れていない打者ならどんな球でも飛びついてくるからカウントは稼ぎやすいというのはある。案の定、伊藤大は2球ともバントを空振りして早々に追い込まれた。こうなると打つしかなくショートゴロで2塁走者を3塁に進ませるも投手である伊藤大が走者として残る1死1,3塁になった。もちろんバントさせないのが最高だけど、バント成功なら1死2,3塁。1ヒットで2点入る可能性があるけど、1死1,3塁ならワンヒットで1点。長打が出てても1塁走者は投手の伊藤大だから1塁から一気にホームへというのはないだろう。もちろん盗塁を仕掛けることもない。内野ゴロならゲッツーでピンチを切り抜けられるし、これはこれでカープとしては守りやすい形にはなったよな。
ただ、走者が3塁にいるということは失点のリスクは高まる。と、なれば1番の水谷に対してはなんとしてでも三振や内野フライに打ち取りたい。森下はこういった場面で見事に水谷を三振に斬った。真っすぐで押して追い込むと最後はチェンジアップで空振りを取った。曾澤のリードもさることながら、この日高めに球が集まりがちだった森下もこの球だけは非常いい高さで決まったよな。この投球にアタクシは凄みを感じたねぇ。つづく水野を内野ゴロに打ち取って見事にピンチを切り抜けた。ピンチがあってもこうして乗り切れば大丈夫。そんな組み立てをしながらしっかり投げ切る森下ね、素晴らしかったよな。

6回のピンチは菊池の守備で切り抜ける

続くピンチは6回。伊藤大の内野安打、水谷につながれてまたもや無死1,2塁のピンチだ。ここでも森下の凄みが出た。2番水野は送りバントをセーフティ気味に仕掛けるもファール。この辺も高めの真っすぐでバットを弾くような気持ちのこもった球だった。2塁走者が投手の伊藤大ということで日ハムベンチは強硬策も森下が見事に水野を三振に仕留めた。真っすぐ系で押して押して最後はフォークが高めに抜けたけどいい具合にタイミングを外せた。森下の気持ちが勝った感じだよな。
続く郡司の打球はセカンド後方にフラフラと上がった小フライ。ライト前に落ちるかと思いきや、ここはさすがの菊池。背走しながらこのフライをキャッチ。結構余裕があった感じで、この辺はポジショニングも効いていたんだろうねぇ。マルチネスのセカンドゴロも普通ならセンター前に抜ける打球も菊池がいいところにいたよな、この辺のピンチのしのぎ方も守り勝つカープらしさが出たように思う。このピンチを切り抜けたその裏に2点を取って引き離したわけで、結構ポイントになった守りだったよな。
バックの守備にも助けられたけど、この日の森下は絶対に点をやらないという気持ちに溢れていたように思う、8回115球無失点。見事な投球だったよな。防御率も1.15まで来た。頼りになるよな。

鮮やかなタイムリーはないけれど…!?

ピンチの後にはチャンスあり。野球はこの繰り返しだし、ピンチを切り抜けチャンスをものすればゲームには勝てる。当たり前の事だけどこれがなかなか難しいよな。
ピンチの切り抜け方として森下の投球や菊池の守備は最高の形だったと思う。こうなると攻撃もよ~し!!となるだろう。逆にチャンスをものにするには形はどんなんだっていいと思う。むしろスカッとホームラン打たれればあきらめもつくんだろうけど、エラーや小技を絡められたりと相手の自滅でモノするとなれば、やられた方のダメージというのはある意味大きいのだろう。このゲームでのカープの点の取り方というのは結構日ハムサイドにダメージを与える、反撃の意欲を削ぐような点の取り方だったように思うねぇ。

6回の2点は小園のバント処理を伊藤大が悪送球。まぁ普通に投げていてもあれはセーフだったけど、悪送球で2塁走者がホームインしている。ミスだよな。まぁあの小園のバントは見事だし、慌てる気持ちはよ~くわかるけどな。
この悪送球で1塁走者も3塁へ。そして5番に入った広輔が犠牲フライで2点目。伊藤大からすれば、自身の失策で2点を失ったわけで内心自分に対して腸が煮えくりかえっていたことだろう。

8回は伊藤大から矢澤にスイッチ。このイニングは4つの四球とワイルピッチなどで3点。きれいなヒットは小園の1本だけだった。ここでも広輔は犠飛を打って2打点。見事に走者を還す仕事をしてくれたよな。特に2本目の犠飛は真っすぐが多い矢澤の配球を読んでスライダーの後の真っすぐを狙い打ちした感じで打っていた。お立ち台でも言っていたけど、犠飛狙いで打席に立って非常に集中していたように思うねぇ。まぁ日ハムとしてみれば、こうやってどんどん点を与えてしまう野球をやってしまうとムードが悪くなってくる。今日は結構スタメンをガラっと変えてくる可能性はあるだろうねぇ。

こういう勝ち方がカープの野球

このゲーム、前半は間違いなく森下と伊藤大の投手戦。お互い絶対に点をやらないという意地のぶつかり合いだった。秋山の一発が森下のモチベーションをグッと上げるきっかけになった分、今回は森下に軍配が上がった形になったよな、
打線は伊藤大からなかなか点が奪えない。まぁもともと連打をするのは難しい投手だし、一発がない打線でもあるので、少ないチャンスをある意味「確実に」モノにする野球をやっていく必要があるよな。まずは走者を得点圏に3塁に進めるというある意味手堅い野球をやることで相手がミスをしてくれたり、不用意に与えた四球をきっかけにジリジリと攻めて1点をもぎ取ったりね、こうしてジワジワと点差を広げて勝ちパにつなぐ。まぁこれがカープの今季の勝ちパターンであって、このゲームに関してはそれがしっかりできた。好投手だろうが、相手は関係なく自分たちの勝てるスタイルを貫き通すことが勝利への最短距離というのを再認識できたようなゲームだったよな。ソフトバンクの3連戦はそれができなかったし、日ハムとの初戦も先制点を奪われると苦しくなるというを見せられた。とにかく前半は粘って点をやらない、そしてジワジワ点を取っていく。カープの野球を取り戻せたような気がしていい形で連敗を止めることができたよな。

さて、これで長い連敗が止まった。まだ交流戦の借金は2つあるし、早い段階で5割に戻せばまだまだ交流戦優勝の芽はあると思う。まぁソフトバンクが強いからな、せめて2位3位に入る野球をやってほしいよな。
前にも書いたけど今日は日ハムはスタメンを結構変えてきそうな気がしている。特に4番のアリエルはじぇんじぇん当たっていないしな、大胆なオーダーを組んでくる可能性はあるだろう。カープはそれに惑わされないこと。むしろ相手が苦しいんだくらいのつもりで自分たちの野球をしっかりやってほしいよな。
先発は九里と鈴木健矢。鈴木健矢はアンダースローなのかな??よく知らんけど。7試合登板で1勝1敗。防御率は2.00。投球回を見ると18イニングだから主に中継ぎ投手ということなのかな??となると日ハムは繋いで繋いでということになるし、投手の打順のところでどんどん代打を出してくる可能性もある。何度も言うけどカープがそういう日ハム新庄監督が繰り出してくる策に振り回されないことが大事。九里は味方が点を取るまでしっかりゼロに抑える投球をしてほしいよな。さて、どんなゲームになるか??頑張ってほしいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんわ
    やはり秋山は1番が向いていましたね
    中軸というよりは西武時代もいきなり先頭打者ホームランみたいなのもありましたし、長打も狙える1番打者のような使い方が向いていると思います

    ピンチもいい守備で切り抜けましたし変に考えて四球出すぐらいなら打たれた方がいいような気もしますね

    得点に関してはヒットの連続よりもホームランや四球エラーがらみの方が相手は嫌でしょうから打率より出塁率や長打率と考えてます
    打率が高くても四球選ばない、出塁率とそこまで差がないならかなり打率高くないと使いづらい気もします

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