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新井監督100勝を「愛弟子」末包が先制2ランで後押し!!スタメンの変化に見る新井監督の手ごたえ

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】“サブマリンキラー”末包昇大が先制2ラン「変則だからと、嫌なイメージなかった」 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
<日本生命セ・パ交流戦:広島3-1日本ハム>◇6日◇マツダスタジアム

3戦連続4番の広島末包昇大外野手が、新井監督節目の勝利をもたらした。

1回2死二塁から初対戦の日本ハム鈴木の初球128キロを強振。5月29日オリックス戦以来の5号先制2ランを左翼席に運んだ。「アンダースローの対戦は3人目なのでそんなに変則だからと(嫌な)イメージはなかった」。巨人高橋礼からも…

交流戦もちょうど半分が終わった。カープは途中5連敗があったけどここまで4勝5敗。大きく崩れて貯金を減らすということはこれまでの戦いでは見られない。アタクシもそうだけど、新井監督も「5割でいい」と考えているようだし、ここまでは「順調」といっていいだろうねぇ。
セリーグの球団を見ていると阪神が楽天に甲子園でまさかの3タテを食らって貯金がなくなった。巨人が6勝3敗と「巨人ブランド」を活かしてセリーグでは勝率トップ。セリーグ最下位のヤクルトが貯金が一つ。カープを含めた残り3球団は5割ラインの攻防といったところ。巨人が頭一つ抜け出しているけど、カープが5連敗で首位陥落も巨人に食らいつく形で2位。阪神が交流戦どこまで踏ん張れるか??によっては巨人とカープのマッチレースになる可能性も出てきた。もちろんまだわからんけどね。

カープはここまでオリックス、ソフトバンク、日ハムと対戦。パリーグ首位と2位のチームとの対戦を終えているけど、交流戦好調の楽天、ロッテの対戦を控えている。おまけに最後の6試合はビジター。関東・東北遠征が待っている。どうなるかはまだわからんよな。まぁ新井監督が言う通り、目の前の1戦1戦をしっかり戦っていくことに集中していくしかないんだけど、個人的にはこの日ハム3連戦を勝ち越せたというのは、カープナインにとって大きな自信になったような気がしている。まぁ8割方願望が含まれているけどな(笑)。

九里 日ハム打線を寄せ付けず2勝目

昨日の記事森下力投!!秋山先頭弾!!で連敗ストップ!!守って守ってリードを広げるカープの野球ができれば交流戦も怖くない!?でも書いたけどこの日は日ハムがスタメンを大きく変えてきた。1番水谷と3番郡司を入れ替え、4番のアリエルを外して田宮が昇格、5番にこれまで代打に回っていた野村が入り、万波が7番。万波7番となるとクリーンアップは2つあるようなイメージ。新庄監督は攻撃的な布陣を組んできたといっていいだろう。この日ハム打線に立ち向かうは九里。調子もよかったのだろう、この日ハム打線をしっかり押さえこんだ。個人的感想だけど、非常に「余裕」があったように思うねぇ。九里が繰り出す変化球に日ハムの若い打者がクルクルと空振りしたり、タイミングを外されまくった。7回4安打無四球1失点105球でまとめた。いい仕事をしてくれたよな。

正しい「犠牲フライ」の使い方

このカード2戦目で広輔の2本の犠飛が話題になった。ヒットじゃなくても点が取れるんだぞ!!とお立ち台で若鯉たちに語り掛けた。タイムリーでもソロホームランでも犠飛でも1点は1点。大事だよな。このゲームでも3点目は秋山の犠飛だし、この3点目が九里を非常に安定させたように思える。大きいよな。
「犠飛」というのは何も攻撃サイドだけのものではない。守る側から見ても「犠飛」は考え方によって敵にもなり、味方にもなる。九里はこの犠飛を味方につけた。そんな場面があった。7回だよな。
先頭の水野が右中間を破る長打。俊足を飛ばしてこれで3ベースになった。無死3塁だ。ヤバい??と感じたカープファン同志も多かっただろう。確かに余裕のない投手だと案外ここから崩れたりする。四球出したりつながれたりと一気に崩れる投手は結構いる。こうなると3点リードでは心もとないよな。しかし九里は冷静だったというか、「1点くらいくれてやる」くらいの気持ちだったのだろう。決して慌てなかったよな。続く水谷に対してど真ん中のスライダーで空振りを取ると2球目は真っすぐ。これも真ん中に来たけど、シュート回転や置きに行ったりしていない狙った真ん中なので力がある。真ん中と言えどこれをはじき返すのは容易ではない。当然水谷は振りに行くも九里の球の力が勝って平凡な外野フライ。これが犠飛となって。3塁走者がホームイン。1点を失った。失ったけど、これで1死走者なしからゲーム再開。田宮にヒットを打たれるもあわてず騒がず後続を打ち取った。犠飛は点を失うけどアウトも一つとれる。慌てず騒がず3点のリードを上手に使った投球だったよな。日ハムサイドからすれば犠飛が九里を助けた形になり、反撃の糸が切れてしまったわけで本当に「犠飛」というのはいろいろな使い方、使われ方があるんだなぁと。面白いよな。
この7回の九里の投球を見ても終始余裕があったように思う。調子もよかったし、味方が先に点を取ってくれた。連敗も止まっているし、投球に集中できたようだ。次もしっかり投げてくれるだろう。

末包弾丸ライナー先制2ラン!!

九里が投げるときはなかなか打線の援護がないんだけど、この日は初回から九里をアシストした。4番・末包が目の覚めるような弾丸ライナーをレフトスタンドに突き刺した。見事な一発だったよな。アンダースロー特有の浮き上がってくる球をしっかり上から叩けた。4番の仕事だよな。
新井監督曰く、ゲーム前に「今日は打つ」と宣言通りの一発(笑)。前日は広輔の1本目の犠飛のきっかけになったボテボテの投ゴロに対して「進塁打のサインは出していない」と末包を茶化した。監督と主軸打者が非常にいい関係ができているよな。その末包の一発で新井監督は節目の100勝目を達成。愛弟子の一発で気分もいいだろう。末包が一発打てばチームの勝率は10割。末包が打てば勝てる。そういうムードが初回から出たのもよかった。九里を助けることもできたし、2点以上に価値のある一発だったよな、

スタメンに見るベンチ采配に変化

さて、この日の日ハム先発はアンダースローの鈴木健矢。それでもスタメンは前日と同じ。アンダースローだからといって以前のように左打者を並べたりといったことはせず。前日と同じスタメンで挑んだ。その打線で右の末包が一発。本来なら坂倉でもよかった捕手も石原スタメンで2安打と、「打線」が機能したとまでは言わんけど、鈴木健矢から序盤で3点取ったわけでしっかり「攻略」できたといっていいだろう。
交流戦前の巨人戦でもアンダースローの高橋礼に対しても末包は一発打っているし、偏った左打線ではなかったと記憶している。この辺にカープベンチの変化を見ることができるよな。

確かに開幕前や、開幕当初は藤井ヘッドも言っていたけど、いろいろ試しながら形を模索していくようなことを言っていたし、戦いながらチームを作っていく新井カープには非常にフィットした考え方だとも思った。左投手に対して意識して右打者を並べても結果が出なかったりしたこともたくさんあった。まぁだからというわけではないけど、ここの所は打順が固まってきているよな。矢野がショートに固定されているように守備を優先してスタメンが固定化されてきている。これは非常にいいことだと思うねぇ。打順固定のメリットは点を取るイメージができるというかね、敵も味方も失点、得点のストーリーが作れる。下位打線から始まっても3番小園、4番末包は厄介だというイメージが付けば相手がコケて自ずとそこにいい具合に走者が溜まって回ってきたりするもの。こういう流れが日替わり打線では作れない。負けられない戦いになるシーズン終盤となるとこうした「形」というのが効いてくる。カープは昨季阪神にやられまくったのは阪神打線が固定化され得点のバリエーションの多さからくるプレッシャーにつぶされたからだしな、やはりある程度の打線固定化はそのシーズンを戦い抜く上で必要だと思うよな。
恐らく新井監督を筆頭にベンチも選手もその「手ごたえ」を感じているんだと思う、新井監督のコメントからもそれがうかがえるよな。あとはその形にどれだけ若い選手たちやお休み中の助っ人陣が割って入ってこれるか??そうなるとますますチーム力がアップしてくるだろう。楽しみでもあるよな。

ロッテ戦勝ち越せば大きな自信に

さて今日からはロッテ戦だ。交流戦前から連勝を伸ばして一気にパリーグ上位に進出してきた。前カードの巨人戦は負け越したものの勢いはまだまだある印象だよな。先発は美馬、佐々木、メルセデスが予想される。
初戦の美馬はベテランだけど、楽天時代からカープは打てていない印象だよな。ただ、メンバーはかなり変わっているし、コンプレックスもないだろう。美馬のペースにはまらないように注意が必要だよな。2戦目の佐々木に対しては接戦に持ち込みたい。昨季佐々木からタイムリーを打っている羽月がスタメン起用される可能性も無きにしも非ずだけど、今のカープの一番いい形で佐々木に対峙してほしいというのはある、このカード勝ち越すにはやはり初戦が大事。大瀬良も安定感があるし、ゲームをしっかり作ってくれる。相手には勢いはあるけどカープペースに持ち込めば十分勝機はある。このロッテ戦を勝ち越すようなら4カード中3カード勝ち越し、交流戦でも貯金ができる。いろんな意味で若いカープにとっては自信になるだろう。今日もいいゲームを期待したいよな。

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