九里、最多勝タイトル獲得ミッション終了!!次は栗林の新人最多セーブ記録!?本拠地最終戦で佐々岡監督が謝罪。球団は佐々岡監督3年目をどう支援していくのだろうか??

九里、最多勝タイトル獲得ミッション終了!!次は栗林の新人最多セーブ記録!?本拠地最終戦で佐々岡監督が謝罪。球団は佐々岡監督3年目をどう支援していくのだろうか??

 「広島4-1ヤクルト」(29日、マツダスタジアム) 悲願達成だ。広島の九里亜蓮投手(30)がリーグトップの阪神・青柳と並ぶ自己最多の13勝目を挙げ、自身初タイトルとなる最多勝を確定させた。球団では2018年の大瀬良以来、12人目(14度目)の快挙。プロ8年目の右腕が今季の本拠地最終戦で、大きな勲章を手にした。

情報源: 広島・九里、最多勝 18年大瀬良以来 悲願の初タイトル 本拠地最終戦で13勝目!

クライマックスシリーズの制度が導入されて、本当に消化試合というのが無くなった。あるとすれば、順位が決まってからというのが多いよな。今季は両リーグとも優勝争いが最後までなかなか決まらない状況だったけど、3位争いも毎年最終戦近くまでもつれる場合が多いよな。Bクラスの決定のチームでも息が抜けない戦いが最後まで続くよな。
カープの場合はAクラスの希望が断たれてからは「個人タイトル」戦に切り替えることができた。まぁいいタイミングだったように思うねぇ。これ、もし巨人が連敗で日程を終了し、カープが勝ち続けなければならない状況になれば、誠也だってゲームに出ているだろうし、状況が不利であれば、この日の九里の調子なら早々に交代だろう。そういう意味では最終戦まで個人タイトルがかかるゲームができるというのはね、最後はチームが一つになるメリットがある。来季への大きなプラス材料に変化してくれるといいよな。

首位打者ミッションはカープの選手で間違いなしのクリア

まずは首位打者。これは誠也が今.319でトップ。2位の牧が.314。3位が近本、4番目に坂倉が.312。DeNAと阪神はすでに日程を終えている。仮に誠也が最終戦4タコでも牧の打率は下回らないだろう。と、なればライバルは同じチームの坂倉と言うことになる。細かい計算は抜きにして、大体規定打席に到達している打者の場合、ザックリだけど、打てば2厘あがり、凡打なら1厘下がる。誠也が最終戦スタメンで出場して4タコなら.315。2位の牧を基準とすれば最終戦3打席くらいは打席に立てるだろう。問題は坂倉。.315を首位打者ラインとするのであれば3打数2安打なら.315、4打数2安打なら.314、4打数3安打なら.317で逆転する。もちろん誠也がヒット1本でも打てば誠也が間違いないだろう。いずれにしても首位打者はカープの選手が手中にすることになるだろうねぇ。首位打者ミッションはクリアだな。

問題や誠也のホームラン王争い。あと1本打てば並ぶけど、ライバルの村上もゲームがある。となると最終戦がヤクルト戦だから両チームとも4番との勝負は避けてくるだろうねぇ。1本少ない誠也が当然不利であることには間違いないよな。総合的に判断すると、誠也は恐らく1打席だけ。それも勝負せざるを得ないところでの代打に限られそうだよな。一振りに賭けることになりそうだけど、果たして本塁打王のミッションは達成できるのだろうかねぇ。

投手ミッションは10勝チャレンジと九里の最多勝

投手のタイトルに目を向けてみよう。大きく分けて二つのチャレンジがあった。一つは「10勝チャレンジ」と勝手に名前を付けたけど、8勝、9勝の投手に何とか2ケタ勝利をというミッションだよな。大瀬良は何とかクリアに成功。最終戦の先発であろう森下は前回登板で惜しくも白星とならず、現在8勝。こちらは二けた勝利に届かない。10勝チャレンジは1勝1敗となった。
そして昨日、最多勝を賭ける九里が登板。前回の登板では残念ながらクリアできなかった。先発としてはこの日の登板がラストチャンスだった。

まぁ内容は非常に悪かったねぇ。中4日で登板、前回は130球以上を投じた。球に力が無くいとも簡単に連打を許した。それでも5回を1失点99球といった内容だった。
まぁ色々ラッキーな面もあった。ヤクルトのスタメンは誰がどう見ても「飛車角抜き打線」で連打されても青木や山田がいなければ、プレッシャーも少なかろう。それとこれまで打ちあぐねていた奥川を4回で降板させたのも大きいよな。代わった小川の代わり端を小園が一発で仕留めて同点。その後勝ち越せたのも大きかった。まるでカープだけではなくヤクルトも九里の最多勝タイトルに協力してくれたかのような展開だったよな。
もちろん、バックの守備も九里を助けた。菊池のファインプレーや塁が詰まった場面でも内野陣がしっかり守ってくれた。エラーなどで九里の足を引っ張った部分もあったけど、何が何でもホームにはいかせない!!そんな気持ちと緊張感のあった守備だったように思うねぇ。これで青柳と並んで13勝。昨季、何かをつかんだ九里がとうとうタイトルホルダーになった。九里ファンのアタクシとしては感無量よ。

締めは栗林の新人最多セーブ記録。そして新人王

来週の月曜日かな??神宮での最終戦だよな。昨日のマツダスタジアムの客席の風景を見ても防寒対策バッチリという人が多かった。東京も夜はかなり冷え込む。記録ミッションがかかった栗林が昨日セーブがついて36セーブ。DeNA山崎康がもつ新人セーブ記録37に王手をかけた。こちらも佐々岡監督が全面的に支援していくだろう。
ただ、セーブ記録と言うのはまず勝っている状態で栗林につながなきゃいかん。それも3点差以内だよな。まずこういった展開に持ち込めるか??というのが非常に難題だよな。まぁ栗林の登板機会があればミッション成功に限りなく近づく。これ、栗林よりも他の選手の責任が重大だよな。
仮にこれをクリアしたとなれば、アタクシはチームが一つになってシーズンを終えることができるかなと考えている。もちろん順位は上にいることに越したことはないけど、もう今季は終わっちまったんで、来季へ向けてという角度で見れば、何とか栗林にセーブ記録を!!で一つになれるわけで、この調子で来季もという気持ちも湧いて来よう。セーブ記録に並べば、オフの新人王も見えてくる。案外カープにとっては本当に大事な最終戦になりそうだよな。

FA選手引き留めの好材料に

こうして九里の最多勝、大瀬良の二けた勝利、誠也の首位打者争い、栗林の新人記録とね、ことに投手に関してい言えば、野手の協力も必要だしな、ベンチの配慮も大事だよな。自分の為にチームメイトが一つになる。これからの働き場所をどうしようかと考えるきっかけになるFA権を取得した九里と大瀬良には、残留へのプラス材料になることは間違いないだろう。もう一度、このメンバーで優勝したい!!そんな気持ちになってくれるといいよな。

本拠地最終戦で佐々岡監督が謝罪

本拠地最終戦と言うことでちょっとしたセレモニーが行われた。冒頭には佐々岡監督がファンに向けて謝罪。スタジアムからも温かい拍手が送られていた。まぁ連続Bクラスではあるけど、終盤は巨人の失速も手伝ってファンを楽しませてくれた。若手も台頭してきた。この辺が疑問が残る佐々岡野球に対する批判を中和したような感じだよな。もちろん佐々岡監督続投に対して不満なカープファン同志も多いだろう。最後のグランド1周もカープナインの和気あいあいと言ったムードが伝わってきた。ちょっと仲良しクラブ気味の部分は気にはなるけど、チームが一つになれるムードは持っているチーム。あとは首脳陣、そしてカープ球団も一体となって来季に向けてしっかり準備をしてほしいよな。

たしかに今季はコロナショックが大きかったように思う。あの辺をうまく立ち回ればAクラスもありえただろう。ただ、優勝するとなるとやはり佐々岡監督の選手起用や作戦、そして投手交代のタイミングなんかを見るとまだまだ課題が多いように思う。佐々岡監督を支えるコーチングスタッフもね、球団は色々考えてやって欲しいよな。と、いうか、3年連続Bクラスなんだから、何かやらん方がおかしい。カープ球団がどう動くのか??この辺は厳しい目でオフも追っていきたいと思っているよ。

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