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新井マジックで逆転サヨナラ勝ち!!ベテラン勢の気迫で大きな勝利をもぎ取った!!セ・リーグは虎と鯉のマッチレースの展開か!?

Mageちゃんの「熱視線」
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情報源: カープ松山 代打通算100Hで逆転サヨナラ 神様降臨!「アツのリストバンド」装着で初球決めた

どのチームにも「鬼門」があるようだねぇ??カープは今季ビジター球場で鬼門が多い。甲子園や神宮ではなかなか勝てていない。バンテリンドームも年に1度は3タテされているように記憶している。このカードの相手・巨人はマツダが鬼門で今季1勝6敗。首位阪神はハマスタで13連敗中だったのを昨日止めた。優勝するにはこうした鬼門克服というのも大きな課題だろうねぇ。やはり巨人・原監督もマツダでのゲームはイヤな感じがしているのだろう。9回先頭の菊池が出塁しただけで、非常に弱気な表情をしていたの印象的だった。巨人の勝ちパを崩して逆転サヨナラ。カープファンにはたまらないフライデーナイトになったよな。

デビットソン先制ツーランは逆方向に

先発は野村と横川。カープは相手が左ということでデビッドソンが久々のスタメン6番に座った。2回、先頭の上本が強烈なセンター返しで出塁。小園が投ゴロでランナーが入れ替わった。ここでデビッドソンだ。カープとしては何か仕掛けたいのはヤマヤマだけど、デビッドソンなら「打つ」しかない。初球は高めの真っすぐかな??非常に鋭いスイングでファールにした。真後ろに飛んだんでタイミングはバッチリだった。
この日のTV解説は浩二さんと黒田さんだった。なんでもデビッドソンが浩二さんにアドバイスを求めたなんてことを話し始めた途端、3球目をデビッドソンが鋭く振りぬいた。力強い打球はライト方向へ。角度が低かったんでフェン直かな??と思いきや打球がグングン伸びでライトスタンドに突き刺さった。カープ打線がのどから手が出るほど欲しかった一発ね、非常に大きな先制打になったよな。
話が途切れたけど、その後に浩二さんの話が続いた。浩二さんはタイミングが合っているから、センター返しを心がけたら??とアドバイスしたそうな。どうしても一発を期待されている分レフト歩行に意識があるから空振りしてしまうのが浩二さんも気になっていたようだねぇ??この日は守備でファーストを守った。不味いプレーもあったけど好送球もあったしな、これからどんどん一発でアピールして欲しいよな。

野村粘りの投球もやっちゃいかんことをやったら勝てないよね

2回に2点を先制してもらった先発の野村。1,2回は非常にいいかなぁと。確かに野村は球は速くないけど、それでも打者の胸元に投げ込んだりしてストライクゾーンを大きくして投げるタイプだけに、この日もいけるかなぁと。ところが2点を先制してもらった直後に逆転を許してしまった。もちろん守備の乱れもあるにはあったけど、やはり先発ローテ投手としては得点後の失点は「やっちゃいかんこと」だと思うねぇ。
野村はこの回、もう一つ「やっちゃいかんこと」をやらかした。先頭の投手・横川にヒットを許した。次の打席でも打たれてピンチを招いていただけに、球数とスタミナを消耗する結果になった。もったいないよな。
この回野村は「やっちまった」と思ったのだろう。続く吉川尚にヒットでつながれて無死2,3塁。大ピンチだよな。続く坂本には粘られたけど、何とか浅いセンターフライで3塁ランナーを釘付けにした。まぁランナーが投手の横川ということ、無死だったということが幸いだったよな。続く梶谷の当たりは強烈な一塁ゴロ。デビッドソンが軽快にさばいて3塁ランナーを封殺した。これで2死1,3塁になった。大ピンチもなんと出口が見えてきた感じになったよな。
続く岡本の打球は強烈なサードゴロ。サードは名手上本だ。しかし上本は打球をファンブル。慌てて1塁に送球もこれが悪送球になってしまい1点を返された。
これで野村は気落ちしたわけではないだろうけど5番秋広に対しては慎重になってしまった。2ストライクと追い込むも決め球がなかなか決まらない。投げた瞬間ボールとわかる球が多く秋広に見極められ四球を与えてしまった。野村の今季好調な要因の一つとして四球の少なさがあったんだけど、ここでちょっと弱気の虫が顔を出した感じになったよな。これで満塁になった。続く大城にはストライクを取りに来た甘い球を打たれて逆転を許してしまった。せっかくの先制点も一気にビハインドの展開になってしまった。4回も横川にヒットを打たれてピンチを招いたし、野村も投手の横川にヒットを許したことでピンチを招いてしまったことは反省だよな。

曾澤の気迫がゲームを引き締めた??

野村は5回にもピンチを招いた。2死から大城にツーベース、ブリンソンにはボール2になったところでベンチが申告敬遠。この辺は2死だからな、なんとしてでも追加点はやらないというベンチの采配だろう。しかし続く門脇にヒットでつながれてしまい2死満塁というピンチを迎えた。ここで原監督は代打・中田をコール。マツダスタジアムもどよめいたよな。
野村もここで開き直ったのか門脇に対してはコントロールが定まらなかったけど、この中田に関しては曾澤のミット通りに投げられたように見えた。そしてカウント2-2から高めの真っすぐ、ボール球に中田は手を出してくれた。ファールかと思いきや、曾澤が打球を追った。1塁ダッグアウトスレスレのところでナイスキャッチ。ダグアウトのフェンスにぶつかりそうな感じだったけど、気迫でボールつかんでくれたよな。
直後の5回裏はその曾澤が先頭。巨人のマウンドには若い船迫が上がった。初球、2球目と曾澤の顔付近にくるボールが続いて4球目の真っすぐが曾澤の肘にあたりに当たった。これに曾澤は鬼の形相で船迫をにらみつけた。球審が慌てて曾澤に声をかけると曾澤は1塁方向に歩き出したに見えたがそのままベンチに姿を消し、交代を告げられた。どうだろう??個人的にはプロテクターの上から当たったように見えたし、大事には見えなかった。ベンチに下がったのももちろん患部の状況を確認、応急処置に見えた。なかなか出てこなかったのもカープベンチの駆け引きで船迫を揺さぶる狙いもあるのかなぁと勘ぐったけどそのまま交代。その後の情報はちょっとわからないんで心配だよな。ただ、曾澤のこのゲームに対する気迫は十分に伝わってきた。これでゲームが引き締まった感じになったよな。

中継ぎ陣が踏ん張り巨人に追加点を与えず

この曾澤の気迫にカープ打線の方がビビってしまった(笑)のかこれ以降カープ打線は6,7,8回と3人ずつで攻撃を終えた。このまま行ってしまうのかなぁという感じもしていたカープファン同志も多かっただろう。
カープ中継ぎ陣も巨人に追加点を許さなかった。6回中崎、7回ターリー、そして大道が8,9回2イニングを無失点に抑えた。9回はちょっとイヤな感じだった。坂本にヒットを打たれ、続く梶谷には13球粘られた。大道が根負けする形で四球を許し1死1,2塁のピンチ。ここで岡本を迎えた。まぁこうなるとたいていの投手にビビるよな。しかし大道はここからも腕をしっかり振って真っ向勝負。岡本、長野を打ち取った。この気迫の投球ね、その裏のサヨナラ劇につながったような気がするねぇ。

同点ではなく逆転を狙った新井采配が見事的中!!

1点差のまま9回裏。マツダを苦手にしている巨人サイドから見てみると追加点が取れなかったというのはなんとなくイヤ~な感じがしていただろう。カープも僅差なら自分たちのペースとあきらめムードがはなかったように見えた。そしてこの回は打順良く1番から。その1番菊池が巨人の守護神・中川からヒットを打って出塁した。決勝打を打った松山も6番のところで自分の出番と気合が入ったと言っていたし、このヒットで「いけるかも??」というムードがマツダスタジアムに広がったような気がするねぇ。
そして2番野間。当然まずは同点と大抵の監督は送りバントのサインを出すだろう。しかし新井監督は野間にバントのサインは送らなかった。この辺はあくまでも同点ではなく「ひっくり返す」つもりで中川にアウトを一つ上げることを嫌ったのだろうねぇ。野間も応えた。4球目の甘い真っすぐを鋭くはじき返すヒットでつないだ。打った野間もあっぱれ。これでムードがかなり盛り上がったよな。続く秋山には送りバント。打球を処理した中川が3塁送球もセーフ。野選を誘う形になった。これで無死満塁だ。
続く4番上本。やはり上本は何番を打っても上本だ。決めに行くというよりは自分の持ち味を活かしてファールで粘った。中川も四球を出せないのでどんどんストライク勝負できた。最後はインコースの真っすぐに詰まってしまい浅い外野フライに仕留められた。これで1死満塁だ。満塁の場面では最初の打者が打ち取られると次の打者に相当プレッシャーがかかる。無死満塁で点が入らないと言われる要因だし、上本でスコアが動かなかったのはちょっとイヤな感じもしたよな。
しかし、それは続く「積極性の塊」小園には無縁だった。中川の初球を積極的にたたくと打球は鋭く1,2塁間を抜けた。これで同点。この日初めて5番に入った小園だけど、起用がバッチリ当たったよな。続くはここが出番を気合十分の松山の登場。マツダのボルテージは最高潮だったよな。
その松山も小園の積極性にあやかったのか初球のシュートを振りぬいた。打球は前進守備の岡本が飛びつくも打球の強さで前に弾いた。3塁ランナーは俊足の野間。バックホームされることなんかまったく怖くないよという勢いで岡本がもたつく間にホームベースをすベリ抜けた。見事なサヨナラ劇だったよな。

積極性で活路を開いた新井マジック

この9回のサヨナラ劇ね、キーワードは積極性だったように思う。同点狙いの送りバントではなく逆転を狙った野間の強攻策、秋山の送りバントで野選を誘った菊地の走塁も絶対に3塁セーフになるという気持ちが最初の1歩を後押ししたと思うねぇ。小園の同点、松山のサヨナラ打は両方とも初球。こうした積極性とそれを後押しするマツダの声援ね、サヨナラの要因だったと思うし、このサヨナラ劇が生んだムードが今日、明日とこのカードを支配するようになるとまたカープに勢いが生まれてきそうな気がするねぇ。
ゲーム後の新井監督のコメントも打つのを待つのはイヤだったと言っていたように、チャンスがあれば積極的にという作戦が選手たちに勇気をもたらしたように感じるねぇ。非常にいいサヨナラ勝ちだったよな。
首位の阪神も苦手ハマスタの連敗を止めた。1位2位が勝ち、3位4位が負けてゲーム差が広がった。まだ8月は始まったばかりだけどなんとなく虎と鯉のマッチレースの予感がしてきた。暑い熱い夏になりそうだよな。

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