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床田VSバウアー 最高の投手戦もスコアレスドローも迫力に欠ける打線に物足りなさも 西川龍馬早く帰ってきてくれぃ!!

Mageちゃんの「熱視線」
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情報源: 広島・床田 9回“完封”で死闘ドロー 10回無失点DeNA・バウアーと至高投げ合い 昨年8・3右足骨折の悪夢払拭

今季のプロ野球は「投高打低」。セ・リーグの打撃、投手成績をみるとそれがよくわかる。昨日のゲーム終了時点で3割打者はわずかに4人。HRを20本以上打っているのは巨人の岡本ただ一人だ。
防御率も規定投球回数をクリアしている投手で2点台6人、1点台も2人いる。カープの森下は規定投球回数に達していないけど1点台。探せばまだいるかもしれん。歴代の最優秀防御率のタイトルは大体2点台前半で1点台というの希。その候補がこの夏場で8人もいるわけだから、こういった傾向になるのもうなずけるよな。また各チームの勝ちパの投手は平気で150キロ投げるし、1イニングだとなかなか打ち崩すのは難しくなってきているよな。
昨季日本球界に4年ぶりに復帰したカープ・秋山も日本の投手のレベルが上がっていると素直に認めているし、こうしたレベルアップが両リーグ締まった展開が多くなっている要因なんだろうねぇ。

床田VSバウアー 最高の投手戦を展開

昨日のDeNA戦。先発はカープが防御率1点台の床田と2点台のバウアーの顔合わせ。どちらにしてもなかなか点が取れない展開になるというのが大方の予想だったけど、その予想をはるかに上回る投手戦を見せてくれた。
床田は打者を打ち取るお手本を淡々と披露した印象だった。外角の出し入れでカウントを稼ぎ、インコースへの勝負球で詰まらせたり、ゴロを打たせたりね、力を抜くところは抜いて行くときはトップギアを入れる。先発投手のお手本のような投げっぷりだったよな。
対照的にバウアーは非常に打者を観察してね、頭脳的な投球だったように思う。打者が待っている球を予測してその裏をかく。カープ打線が全く歯が立たず2塁すら踏めない展開が続いたよな。この二人の顔合わせは3度目。両者とも先にはマウンドを降りないという意地も感じた。間違いなく今季最高の投手戦だったよな。
結局はスコアレスドローで決着つかず。またこの顔合わせはあるかもしれん。次はどちらに軍配が上がるか??注目だよな。
床田はこのゲームでまた防御率を良化させた。1.70。10勝目と行かなかったけどリーグを代表する左腕になりつつある。これからの投球が楽しみだよな。

機動力狙いのスタメンもバウアーの前に沈黙

カープベンチはこの日の先発バウアーに対して機動力で揺さぶっていこうという狙いを感じさせるスタメンだった。菊池がスタメンから外れ、小園が1番、下位打線に広輔、羽月、矢野と足のある左打者を並べた。前半から果敢に動いたけど、その狙いもバウアーに封じられた印象がある。
初回、小園がヒットで出塁。起用が当たったよな。野間が内野ゴロでランナー入れ替え。打席が秋山の時に野間がスチールを仕掛けるも失敗。その後に秋山に内野安打が出たあたり、チグハグさを感じたよな。ここをうまく攻めていればというのはあったと思う。もちろん盗塁を仕掛けたこと自体は全然問題ない。むしろバウアーに封じられたといった印象が強かった。野間の足を警戒して秋山に対してはスピードボールを投げ続けたし、変化球を投げるときのクイックモーションも早かった。日本の野球に投げるたびに順応しているなぁと感心したねぇ。さすがサイ・ヤング賞投手だよな。

2回にもチャンスがあった。1死から広輔が死球で出塁。ここで羽月、矢野と続く打線でまた足を絡めてという攻撃を期待した。当然羽月は1,2塁間を抜けるヒット狙いでそれを打てる球を待っていたと思うけど、バウアーがそうはさせなかった。高低を上手に使って羽月に高めのボール球を振らせた。バウアーの脇を通り抜けた打球はベースカバーに入ろうとしていたショート大和の目の前に転がりゲッツー成立。打球が良すぎて羽月も1塁セーフとはならなかった。バウアーを崩すならゲーム序盤と考えていただけに、ここで得点できなかったのが痛かったよな。
課題の立上りを切り抜けたバウアーは3回以降カープ打線を寄せ付けなかった。いい投手だよな。

こういうゲームになると痛感する「長打力不足」

こういうスコアレスの展開になると決着は大体守備のミスや四球からチャンスを作り足を絡めて1点をもぎ取ったりという展開ね、これはカープが得意とするところだろう。しかしこの日のバウアーのように走者も出さない投球をされてしまうと突破口がなかなかつかめない。連打も期待できないとなれば、やはり「一発」の重要性を感じてしまうのはアタクシだけでないだろうねぇ??せめて打線の中で、こうした怖さを兼ね備えている打者が1人でもいれば印象もだいぶ違うし、当然「一発」で決まる展開も期待ができる。カープに欠落しているピースだよな。特に誠也がいなくなってからは大きな課題だろう。このゲームに限っては「龍馬がいたら…」「マクブルームが元気だったら」「デビッドソンが調子よければ」とタラレバを想像してしまう。まぁ無い袖は振れんけど、こういう展開のゲームを取れればグッとムードも良くなる。カープの課題が浮き彫りになったゲームでもあるよな。ホント、龍馬の復帰が待ち遠しいよな。

九里、床田で勝てなかったのは…

この6連戦、最初のカードは1勝1敗1分。今日から調子のいい巨人との3連戦だ。森下が離脱しているんで先発投手が苦しいよな。野村、玉村、大瀬良といった流れになるだろう。巨人も裏ローテなんで打線の奮起が絶対に必要な3連戦になるだろうねぇ。
ただ、正直なところ九里と床田で勝てなかったのは少々痛い気がしている。今の打線の力から言えば、巨人打線と渡り合う破壊力は当然ないし、巨人戦に先発する顔ぶれを見ても巨人打線を完璧に封じ込められるか??といえば難しいだろう。ひょっとしたら3つやられる可能性もあるし、巨人が苦手のマツダで3つ勝ったらそれこそ勢いがついてしまうだろう。九里と床田で勝てなかったことで先発陣にもプレッシャーがかかるだろうし、かなり難しい3連戦になるだろうねぇ。まぁ優勝するためにはこういった展開を何回も乗り越えなきゃいかん。この巨人との3連戦は分岐点になる可能性があると思うねぇ。
こうした場面を新井マジックで乗り越えられるか??注目だよな。

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コメント

  1. いーちゃん より:

    コメントさせていただきます。いーちゃんです。

    これだけ一発が少ないチームが2位ですよ。
    新井マジック凄いと思います。

    しかし、きのうの新井采配について
    「試合での松山選手の出番が遅かったんじゃない?田中選手のバント、ランナーセカンドで松山選手じゃないの?床田投手に勝ちをつけて!」と文句をいっていました。
    大盛選手の盗塁には驚かせられましたが。

    新井采配で、ワクワクさせてもらっていますが、今日からの巨人戦、どうなるかなあ?

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