末包4番失格!?「バウアー対策」スタメンが見事的中!!髙VS宮崎の20球名勝負は語り草になる
「DeNA-広島」(21日、横浜スタジアム) 広島のサンドロ・ファビアン(27)外野手が、2試合連発となる15号2ランを放った。
情報源: 広島・ファビアンが2試合連発の15号2ラン バウアーの変化球を左翼席中段へ モンテロと今季2度目のアベック弾
最近のカープを見ていると、まぁこれはどの球団もあるんだろうけど、実績のある森下や床田が今季苦戦しているよな。逆にカープで言えばルーキーの佐藤柳や昨日好投した髙といった若い投手の好投が目立つ。一言で言えば「データが少ない」というのが大きいんだろうけど、計算したい投手がなかなか勝てず、若い力がそれを何とか食い止める格好になっているよな。まぁそれが今季のカープがなかなか上に行けない要因の一つではあるんだろうねぇ。これはDeNAにも言えることだと思う。
例をあげればカープの森下は開幕投手に指名されながらも今季13敗を喫しているし、DeNAもこの日のゲームに先発したバウアーが10敗目を喫している。昔なら相当弱いチームでないと二桁負ける投手というのはそうはいないんだろうけど、今季はそのほかに巨人の戸郷が8敗、中日のエース候補と目される高橋宏も9敗とね、まぁこうしたエース級の投手が苦戦していることが阪神独走を許してしまっているのかもしれんねぇ。
末包4番外れる…
この日のスタメンに新井監督から暗に4番指名された末包の名前はなかった。まぁ色々な理由があるんだろう。SNSではすでに末包の4番よりもハマスタで相性がいいモンテロを4番にという声があるし、末包自身も状態が悪く調子を崩している。まぁ正直なところ、末包の4番失格というというよりも、このカードを何とか勝ち越すべく、DeNA先発のバウアーに対して相性のいい選手をスタメンに選んだといった意味合いが強かったように思う。
バウアーから2本のホームランを打っているモンテロが4番、羽月も相性がいいということでこの日のスタメンが決まったように見える。まぁこの打線がしっかりと機能してくれたよな。
モンちゃんが先制の一発
この4番起用にモンテロがしっかりと答えてくれてた。4回、これまで完ぺきに封じられていたバウアーに対して小園が追い込まれてから外低めの変化球をちょこっとバットに当てて左前に落とす見事なヒット。この辺は左打者の方が打率を上げやすいといわれる特有なバッティング。小園も見事に会得しているし、それが現在セ・リーグ首位打者という形で答えを出している。素晴らしいよな。まぁ打たれたバウアーはこういった打撃で出塁を許し、少し頭に血が上ったのかもしれん。
続くモンテロ。まぁモンテロだから小細工はない。バウアーもここまで2HRされているモンテロに対して力勝負を挑む形になった。初球真ん中高め、150kmを越える真っすぐで空振り。2球目は同じ高さでややインコース寄りだったかもしれん。まぁモンテロから見てみれば、同じような球筋だったので合わせやすかったのだろう。強く降りぬいた打球はレフトスタンドへ。見事な先制の一発だったよな。
助っ人コンビで中押し&ダメ押し
ゲームは2-0のまま終盤へ。この辺はビジターのプレッシャーが髙やブルペンに重くのしかかってくるので1点でも多く引き離していきたい場面だよな。
ここまで球数が少なかった髙が先頭。そのまま打席に入り、なんとプロ入り初ヒットを記録。自身のプロ初ヒットがメジャーでサイヤング賞を取ったことのあるバウアーからなんて、一生自慢できるよな(笑)。
中村奨が三振に倒れ、続くはファビアン。この辺、走者が投手の髙だし、もう打つしかない。と、なれば一発長打は当然ファビアンも狙っていただろう。その初球。バウアーが投じた甘い真っすぐ。ど真ん中だったろう。「イタダキマス!!」と言わんばかりのファビアンのフルスイング。もう打った瞬間にそれとわかる2ランHR。見事だったよな。これで勝利をグッと引き寄せることができた。よかったよな。
このファビアンの一発で勢いづいた打線がさらにダメ押し点を生む。好調・小園がまだざわついているどさくさのなかライト線へ3ベース。まぁ2塁でも止まってもという打球だったけど積極的な走塁が光ったよな。ここでDeNAベンチはバウアーを諦め、中川虎に交代だ。
続くモンテロが5球目を今度はセンター返しの軽打で5点のダメ押しタイムリー。この日の5打点は全て助っ人ドミニカンが生み出した。素晴らしかったよな。
ファビアンも7月に調子を落としたけど、どうやら日本の厳しい夏にやられたようだねぇ??なんでもドミニカの倍暑いそうな。湿気の多い独特の日本の夏にもようやく慣れてきたようだ。これからも暑い日が続きそうだけど、ファビアン&モンテロにはどんどん一発を放り込んで欲しいよな。
髙と宮崎20球の名勝負
5-0となった7回裏。まぁDeNAの攻撃は3イニング残っているし、この7回を0で行けば勝利はかなり近くなってくる。しかしここにDeNA・宮崎が好投を続ける髙の前に立ちふさがった。なんと20球という球数を要した素晴らしい攻防だった。それを何とHRという形でカタをつけた宮崎。これには拍手と脱帽しかないよな。
小細工が得意な打者特有の、例えばカープで言えば矢野のようにチョコチョコ当ててファールで粘っていたわけではなく、宮崎のそれは全てしっかりスイングして、それがファールになる。粘りというよりは仕留め切れなかったという感じだった。それは裏を返せば髙の球も力があったということ。普通なら根負けして四球を出しそうな粘りを食らいながらもすべてストライクゾーン勝負をしていき、そこにコントロールできた髙の投球も評価に値する。本当に素晴らしい攻防だったように思う。そして、最後にケリをつけた宮崎はレフトポール際に突き刺さるライナーでの一発。宮崎も四球を獲りにいかずにしっかり振ってきてくれた。改めて素晴らしい打者と感じたねぇ。本当にいいものを見せてもらったよ。
髙は非常に勉強になった宮崎の一発を食らったあともしっかり切り替えてこの2失点で7回を投げ終えた。この辺も動揺などせず投げぬいてくれたことは評価に値するよな。
この勝利でこのカード勝越しに成功。再び3位DeNAとの差を3とした。首がつながった形になったよな。今日から地元に戻って中日を迎え撃つ。ここに立ちはだかるのはカープが苦手にしている柳だ。困ったもんだよな。
柳の後には金丸、そして高橋宏が予想されるだけに厳しい戦いが予想される。ただ、カープがAクラスに入るにはこの辺を蹴散らしていかないと難しいわけでビビっている場合ではないだろう。
末包がスタメンから外れた。このゲームでは代打での出場もなかった。この辺、新井監督が末包4番を諦めたというか、今のタイミングではないと判断したのか、このゲームは「バウアー対策」と割り切って4番から外したのか定かではないけど、今日のスタメンでその答えがわかるだろう。末包も1試合外からゲームを見て何か感じるものがあるかもしれん。新井監督も勝利も追求し、4番も作っていかなきゃいかん。大変だろうけどファンのために頑張ってほしいよな。


