キラーぶりを発揮した。広島西川龍馬外野手(28)が中日涌井から決勝弾を放ち、チームの連敗を止めた。3回2死一、二塁。フルカウントからの高め150キロを振り抜き… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
情報源: 【広島】西川龍馬の決勝3ランで連敗ストップ「最後はあそこ一本に絞って」読み通りのひと振り – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
先週は阪神⇒中日との6連戦。結果は3勝3敗の五分だった。首位阪神に地元で勝ち越しての最下位・中日相手だから貯金を伸ばすチャンスと鼻息の荒かったカープファン同志も多かっただろうけど、あまり得意ではないバンテリンドームでまさかの連敗、それも九里、大瀬良での連敗だから、3タテされる危険性もあったけど、昨日のゲームは何とか逃げ切って連敗ストップ。この3連戦をどう評価するかはファンの間では割れるんだろうけど、アタクシは今はまだ「突っ走る」時期ではないと思うのでね、むしろ中日とのカードの最後を取れたという部分では新井カープの「粘り腰」、ズルズルといかない踏ん張りがチームに備わってきた印象の方が強く残ったんで、それなりの評価はしたいかなぁと思うんだよな。
打線が下降…5番打者が決まらない
先々週の神宮のヤクルト戦あたりからカープ打線は下降ラインを作っていたように感じていた。確かに8-0、9-1というゲームはあったけど、それ以外のゲームでは得点は昨日の中日戦で3点取るまではすべて2点以下。先制されるとちょっと苦しい展開を強いられるようになった。1点が重く感じるようになった。投手陣も少ないリードを投手が守り切れない形で落としたゲームもあった。この辺は投手陣も打線の不調を感じ取っているのかもしれん。
個人に目を向けると秋山は一時の不振から脱却したように見えるけど、菊池、野間の1,2番に少し元気がないように見える。それと好調の西川龍馬の後を打つ「5番」ね、この辺が悩ましい。松山で固定できればいいんだけど、この辺が日替わりだよな。上本や広輔が5番に座るゲームもあったし、この辺が今後カープが優勝争いするうえでの大きな課題になってきそうだよな。一番いいのはマクブルームが復調して5番に龍馬が座るのがいいだろう。さて、マクブルーム、どうしているかねぇ??
森翔平粘りの投球で5回1失点で2勝目
バンテリンドームと中日を得意にしていた九里で落とし、大瀬良でも落とした。こうなると3タテされる怖さがこのバンテリンドームにはある。そのマウンドを託された森翔平が5回5安打1失点でゲームを作った。これで2勝目。投げるたびに自信をつけている印象だよな。決してものすごい速い球を投げるわけではないんだけど、三振も取れる。非常にクレバーな投手だよな。
入団してからはなかなか自分の「ペース」で投げられなかったように見えた。自信をもって投げる球がどんどん弾き返される。自信を失った時期もあっただろう。そうした経験から投球に丁寧さが加わったように見える。ランナーを出しても慌てず騒がず丁寧に。そんなことを心がけて投げているんだろうねぇ。新井監督の配慮もあるのであろう。少ない球数ながらも5回でリリーフに交代していいイメージでマウンドを降りることができている。これからもっと戦力になるためには6回、7回とイニングを伸ばしてね、文字通り自分の力でチームに勝利をもたらす投球を見せてくれるといいよな。まずは2勝目。自信を重ねることができただろう。
連敗中にうれしい3ラン!!龍馬がやってくれた4番の仕事
なかなか点が取れない打線。まぁここで欲しいのはやはり一発なんだろう。それもランナーを置いての一発ね、これが打線を目覚めさせるカンフル剤になる。じゃ、そういった一発を誰が打つかと言えば、やはり主軸、4番が打つと盛り上がる。そういう意味ではこのゲームで飛び出した龍馬の3ランね、非常にチームにとっては大きかったように思う。まぁその後の打線は相変わらずだったけど、この1発で勝てたのは大きいよな。
この3ランは先頭の森翔平のヒットから始まった。森も打撃が好きなんだろう。いい打撃してるよな。ただ、投手を塁上において走らせたりなんかすると投球にも影響が出る。なるべく負担のない形で森を還したいというのはあったよな。
そんな懸念をホームランという形で龍馬が還してくれた。これも大きかったと思うねぇ。
何でも龍馬は中日先発の涌井とは相性バッチリらしいねぇ。この打席もインコースの真っすぐが「いつか来る」と狙っていたそうな。この「狙い撃ち」ね、これができる打者はなかなかいない。それを最高の結果で森を助ける打撃は「4番打者」の仕事だよな。これでホームランも8本目。主打者も視野に入る龍馬だけど、こちらの数字もどんどん伸ばして欲しいよな。
矢崎、最後のピンチを切り抜けた!
やはり打線に元気がないせいか、なかなか中日中継ぎ陣から追加点を奪えなかった。中崎が1点を失い1点差のまま9回裏を迎えた。まぁこのバンテリンドームというのは落合さんが監督の時代からこういう展開が多いし、カープがバンテリンドームが鬼門と言われるのもこういう展開で決まって最後にひっくり返されるというゲームが多いからなんだよな。このゲームはまさにその「パターン」に当てはまっていたと思う。
9回、守護神矢崎が先頭打者に長打を許し、送りバントも決められて1死3塁。ゲーム前半なら1点は仕方ないとなるけど、連敗中だし、9回だしな、なんとしてでも矢崎に踏ん張ってもらいたい場面だったよな。
ポイントは1死3塁から打席の福永が「早打ち」してくれたこと。ボール1からの2球目をライトの浅いライン際のフライで打ち取った。あの位置だったら突っ込んでもというところを中日サイドは自重した。まぁライト野間の肩を考慮してのことだろう。個人的には代走使っているんだし、突っ込ませても面白かったように思うけどねぇ。
これで2死になった。こうなれば打者と投手はイーブンだろう。矢崎が冷静に龍空を追い込むと3球目を当てるだけのショートゴロになった。大ピンチを背負ったけどわずか10球のマウンドだった。この辺に中日サイドの焦りというかねぇ??もう少しじっくりいけなかったか??という反省は残るよな。それにしても矢崎はこのピンチを楽しんだそうな。この辺のメンタルのコントロールね、矢崎が守護神の座をつかんだうえで非常に重要な役割を担っているんだろうねぇ。頼もしいよな。
こうしてカープはなんとか接戦をモノにして3タテは阻止した。個人的にはこういう勝ち方が今季は目立つよな。こういう勝ち切るゲームを演じることができるということは地力がついている証拠。負けるときは派手に負けても勝てるゲームはしっかり取る。新井カープの粘り腰ね、ズルズルと行きそうなところでしっかり残れているのが頼もしいよな。
前半最後の6試合はすべてビジター
さて、来週はオールスターだ。カープからは九里と秋山が選ばれているけど、阪神は大変だよな。個人的にはオールスターは興味がないので、カープの選手たちが休めるというのが一番うれしい(笑)。特に中継ぎ陣を含めた投手陣はしっかり休んで後半戦向けて調整して欲しいよな。
その前にまだ6試合ある。東京ドーム、ハマスタと関東遠征だ。前半最後のヤマだよな。
まずは巨人と当たるわけだけど、裏ローテになる。ここは打線が復調してもらってしっかり勝ち越したいよな。ここを負け越すとDeNAは今永、バウアー、東と来る可能性が高い。かなり厳しい対戦になるだろう。と、なると明日からの巨人戦ね、ここをしっかり「勝ちに行きたい」よな。こうした勝ちに行くゲームを取れるかというのもペナントを勝ち抜くうえで大維持な要素。水曜日のゲームは生観戦の予定。頑張ってほしいよな。
コメント
Mage さん、こんにちは。鯉の新井です。
九里、大瀬良で連敗してとうとう大型連敗突入かと
心配しましたが森がよく踏ん張ってくれましたね。
今年はこういう試合でなんとかしてくれるんで
応援に力が入りますね。それにしても新井監督は
勝っても負けても動じずに大したもんですね。
昨日の解説の山崎隆三さんも絶賛していました。
あとはやはり右打者ですかね。ベンチのメンバーでは
堂林に期待するとこですが最近の打席の内容を見てると
前半戦で見切りをつけられてもやむなしですね。
外国人かトレードでもう一人右打者の獲得を期待したいですね。
それと遅くなりましたがご結婚式おめでとうございました。
素晴らしい夏休みだったみたいですね。奥様もさぞ喜ばれたでしょうね。
水曜日の試合は森下の快投で勝ち試合が見れるといいですね。
鯉の新井さま
おっしゃる通り昨季まででしたら九里、大瀬良で負けたらズルズルと行くパターンが何度も見受けられました。新井監督は勝っても負けても変わりませんから、連敗しても負のオーラを出さないんでしょうねぇ。それが選手にとって安心感につながっているように思います。
各チーム助っ人選手の補強に動いていますね。カープはどうなんでしょうか?おっしゃるように右打者がパッとしないので補強が必要かもしれません。
結婚式はお恥ずかしいのですが、やってよかったと思います。明日は目いっぱい応援してきます。
コメント、ありがとうございました。