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なぜか強い広島が他球団に浸透??大瀬良好投&粘り強い攻撃で7連勝!!栗林がセーブでいよいよダブルストッパーの実現か!?

愛すべき赤ヘル戦士
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広島がリードを守り抜き、今季最長7連勝とした。先発大瀬良は1回だけで31球を要する立ち上がりも、2回以降は尻上がりに調子を上げた。6回まで散発3安打無失点。2… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】勢い止まらず今季最長7連勝で首位阪神猛追 先発大瀬良7回1失点、3番秋山が決勝打 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

カープが昨日も中日を下して7連勝。首位・阪神はヤクルトに雪辱で順位に変動はなし。DeNAが巨人に連敗で2位と3位の差が広がった。カープが首位に躍り出るか!?と色めき立ったカープファン同志も多かっただろうけど、「まだその時期ではない」。50試合以上残りゲームがあるわけで、1位から6位まで13.5ゲーム差。まだまだ何が起こるかわからない。そんな中、新井監督が非常に冷静に先を見据えながら毎日熱い戦いを指揮してくれている。指揮官が変わるとこれだけチームに変化があるのか??と感心させられるよな。

大瀬良初回苦しむも7回1失点で久々の4勝目

先発は大瀬良と柳。今季はいい投球をしながらも勝ち星に恵まれない投球が続いている者同士の対戦になった。こうなるとやはり先取点をどちらが先に取るのか??が大きなポイントだったと思うねぇ。
そのチャンスが先に訪れたのは中日の初回の攻撃だった。大瀬良は立ち上がりコントロールに苦しんだ。大島に10球粘られてフルカウントからヒット、岡林も8球投じてフルカウントから四球を選ばれた。じっくり球を見極めてくる中日の1,2番にかなりイヤらしさを大瀬良が感じていたように見えたねぇ。この二人だけで18球。1イニングを抑えるのに要する球数をすでに投じてしまった。「ちょっと苦しい」そう思えた立ち上がりだった。しかし続くビシエドが早いカウントから打ってフォールフライ。石川センターフライ、そして宇佐見を見逃し三振に斬った。最後のカットボールのコントロールは絶妙だったよな。初回だけで31球。先が思いやられる内容だった。
その裏にカープが秋山の2塁打で先制。この1点、たった1点だけど、中日サイドには重苦しいムードになった。この辺がチーム状態もさることながら両先発の今季の状況を物語っているように感じたねぇ。
1点もらった大瀬良は本来の投球を取り戻した。2回から5回までは中日打線を3人で片付けた。7回には捕まりかけたけど走塁ミスに助けられて投げ切った。終わってみれば7回5安打1失点。球数は7回にちょっと増えたけど112球。初回の球数を考えたら5回くらいで降板も考えられたけど、良く粘ってくれたよな。これで久々の白星で4勝目、床田や森下に後れを取っているけど、ここから巻き返して欲しいよな。

1番小園の積極性で先取点

この日の1番打者は小園だ。久々だよな。まぁこの辺は柳対策だろう。柳は左打者の被打率が高いし、初回に失点するケースは今季目立つ。初回から積極的にという意図での小園1番だったと思うねぇ。その小園が初回いきなりヒットで出塁。相手のスキを突いて次の塁を狙うと秋山が先制のタイムリー。見事な先制点だったよな。
新井監督は小園の1番起用について「居心地がいい場所」と言っていたけど、恐らく小園の状態がいいと見たのだろう。さらに調子に乗ってもらうために小園が好きな打順を打たせたのだろう。ただ、カープ的には小園には将来は中軸を担ってほしいというのはあるはず。新井監督も1番定着は否定していたように、色々な打順で小園の成長を後押しする。そんな気持ちが垣間見れたよな。

そして秋山。ひと頃の不調からは脱したようだねぇ??鋭い打球が飛ぶようになったし、タイミングのずれはかなり解消されたようだ。カープのスタメンを見ると各選手の打率は1割台が多いし、3割打者はいない。そんな中で坂倉と一緒に打線の軸になってくれている。龍馬が戻ってくるまでは秋山に頑張ってもらわなきゃいかん。そんな中で調子を戻してきたというのは心強いよな。

矢野のタイムリーで盛り上がりは最高潮!!

大瀬良の好投を背景に、カープ打線はある意味腰を据えて攻撃ができたように思う。6回には松山の犠牲フライで2点目。この2点目も大瀬良にとっては大きかったよな。そして8回。坂倉・広輔・矢野の3連打で3点目を取った。この矢野のタイムリーね、ベンチが非常に盛り上がっていたよな。
矢野も守備や走塁に関しては天下一品だろう。しかし課題は打撃だよな。この場面は1死1,2塁。打順は下位打線。投手は左の上田だ。打率1割台の矢野に対して右の代打起用をしてもおかしくない。監督によっては代打の起用もあったかもしれん。それでも新井監督は矢野を信じて打席に送ったように思う。その起用に矢野が応えた。左対左を気にせずに積極的にバットを振っていった。当てる打撃ではなくしっかり振りぬいた2球目の真っすぐを叩いた打球は上田の足元を抜けるタイムリー。坂倉の好走塁もあって3点目が入った。矢野も塁上でガッツボーズ。新井監督もガッツポーズ。ムードメーカーの矢野のタイムリーでベンチが非常に盛り上がったよな。この辺も新井監督が信じて打席に送り出したからこそ生まれたヒットなのだろう。別に口したりはしていないけど、監督の選手起用の意図が選手たちに伝わっているからこそ、心からの「よっしゃ」になるんだろう。非常に大きな1点だったよな。

2点差で9回マウンドに栗林!!ダブルストッパー構想?

8回を島内が危なげなく抑え2点差で9回。矢崎の登場かと思いきやマウンドに上がったのは背番号20番だ。栗林が9回のマウンドね、どことなく懐かしさも感じたカープファン同志も多かったんじゃないかねぇ??まぁ今の栗林の状態ならクローザーを任せても大丈夫。きちんと9球でゲームを締めくくった。
当然、9回に矢崎の姿がなかったので、何かあったのでは??配置転換??などの憶測が飛び交っただろう。矢崎のメンタルをこの日CS放送解説の森繁和さんが心配していた。
ゲーム後の新井監督の口からは「疲労分散」との説明。今はまだ、矢崎に連投させる時期ではないとの考えからのようだねぇ??今週から6連戦が続くし、厳しい戦い続く中で、矢崎を休ませられるのであれば休ませて本当の勝負どころでは連投で行ってもらうと本人にも話してあるようだねぇ。こうしたマネジメントというのは新井監督は優れているよな。今のカープ投手陣を見ていると「疲れているな」というのが見当たらない。前日の森下も非常に体調がいいと言っていた。ちょっと崩しかけている投手には積極的降格で再調整させているしな、矢崎を休ませたのもその一環だろう。マスコミはダブルストッパー構想と騒いでいるけど、新貝監督からすれば「こういう日もあるよ」ということだろう。いずれにしても矢崎と栗林、そして島内には厳しい戦いの中、連投になる日も増えるだろう。頑張ってほしいよな。

「なぜか強い広島」他球団を翻弄

昨日の中日スポーツのコラムで興味深い記事を見かけたいざ戦ってみると、なぜか強い…中日の目指す形が見える『広島の野球』強みの根っこは“選手を信じ抜く心”。記者の目にはスタメンを見てもどう考えても中日の方がいい。カープ打線で2ケタHRの打者はいないし、下位打線は1割打者が並ぶ。面子を見ると弱そうに見えるんだけど、負けてしまう。いざたたってみるとなぜか強いってのはまさにこの7連勝の戦い方を象徴しているフレーズに感じた。
このゲームでも1番に1割打者の小園を起用して先制点を取ったし、タイムリーを打った矢野も立派な1割打者(笑)。それでも新井監督は積極的にゲームで使う。そして選手がその気持ちに応える。数字やイメージではなく、この場面はコイツを信じて託すという姿勢が選手たちの数字以上の力を引き出しているように思う。相手からすると非常にイヤなイメージ、気が抜けないイメージが対カープ戦に定着しつつある。この7連勝はまさに新井監督の選手を信じて起用するという姿勢が花開いたような気がするねぇ。そして自分たちの戦い方、勝ち方がイメージできるようになってきた。接戦に持ち込めばこっちのものと選手たちが感じながらプレーしているように見える。だからこそここぞという走塁であったり、タイムリーにつながっているよう思うねぇ。本当にいい野球ができているよな。

さて、明日からヤクルト戦だ。村上が当たってきたしな、決して楽な相手ではない。むしろ今、借金11だけど2蓮連続セ・リーグの覇者。流れに乗れば勝ち方をわかっているだけに不気味だし、まだまだ優勝の芽はある。優勝ラインが下がれば下がるほどヤクルトにもチャンスは十分あるだろうねぇ。なので「下位チーム」というイメージは捨てて戦ってほしいよな。

「いざ戦ってみるとなぜか強い広島」こういうチームがいてもいい(笑)。これからも目が離せないよな。

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