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森下6度目の阪神・大竹との投げ合いを制し9勝目!!ひょっとしたらこのゲームは「優勝」のきっかけになる!?

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】森下暢仁、阪神大竹耕太郎と今季6度目対戦でついに白星 3回以降1安打に封じる好投

<阪神1-5広島>◇10日◇京セラドーム大阪

広島森下暢仁投手(26)が、初めて阪神大竹に投げ勝った。昨季からこの日で6度目の投げ合い。過去5戦はすべて森下に黒星がついたが、ようやくリベンジを果たした。阪神戦自体も22年4月9日に完投勝ちして以来6連敗中だったが、それも止めた。チーム自体も対大竹に初黒星をつけ、3位阪神に4ゲーム差をつけた。

昨日は墓参りのあと実家で母親の手料理を堪能。食べ過ぎてしまってね(笑)。どうも実家での食事となると中高生時代の食べ方をしてしまうんだよな。歳を考えんといかん。困ったもんだよな。

なので昨日のゲームは7回くらいから観戦。天敵の阪神・大竹に対して堂林や曾澤といった右打者が見事に攻略。投げては森下が6度目の対決になる大竹にようやく勝って9勝目。昨季は夏場に阪神に引き離されたけど、今季はそれをやり返すムードが高まっている。今日のゲーム引き分け以上で阪神の自力優勝が消滅。そんな時期なんだなぁと時の流れる速さを感じつつも、カープに「勢い」という火がついた印象も残った。熱い暑い8月戦線。前半は非常にいい展開になっているよな。

森下変化球キレッキレで阪神打線が沈黙

前半の森下は見ていないけど、この日の調子の良さは7回以降の投球を見ても十分に伝わってきた。イニングもイニングなんで球が少し上ずっていた印象はあるものの、カットボールやチェンジアップのキレは素晴らしく阪神打線もなかなか連打というのは難しそうだった。とらえたと思われる打球も微妙にタイミングを外しているから遠くへ飛ばない。見事な投球だったよな。3回以降は1安打に抑える好投。こうして森下がしっかり投げてくれれば、あとは打線がじっくり大竹から追加点を取るだけといった展開に持ち込めたのも大きいと思うねぇ。

なんでも森下は阪神・大竹と6度目の投げ合いだそうで、過去5回はいずれも大竹に白星、森下に黒星がついていた。ようやくその大竹に土をつけた。この二人の投げ合いを少しでも回避していたら森下も床田同様10勝していただろうし、それだけにこの勝ちというのは森下にとっても大きいだろう。そしてもチームとしても大竹に対して11度目の対戦でようやく勝てた。今回負けても当然阪神ベンチは次の対戦でも大竹をぶつけてくるだろうけど、今季は昨季やはりやられ続けた村上頌に対しても一つ勝ってから勝ち続けているし、対大竹にもそういった結果が出れば、まさにチームの「成長」を感じるとることができるだろう。自信をつけたチームは強くなる。いろんな意味でこの勝ちは大きいよな。

森下もこれで9勝目。二桁勝利に王手をかけた。チームの勢いを考えれば間違いなく到達するだろうし、ここからの上積みがどれだけいけるかで、カープのペナントの結果も変わってくるだろう。頑張ってほしいよな。

堂林が先制2点タイムリー 曾澤・秋山もタイムリーでベテランが存在感

カープもひと頃のように相手が左だとズラリ右打者を並べるのをやめたよな。まぁ裏を返せば、ある程度レギュラーとして認められている選手が増えてきたということだろう。1番に秋山が固定され、矢野がショートのレギュラーを獲った。ショートを追いやられる形になった小園は勝負強い打撃で存在感を見せてくれている。この辺は全部左打者だし、右を並べるよりも主力として働く選手たちの方が結果を出す確率も高くなってきた。それだけ新井カープは成長してチームとして機能し始めているということだよな。

こうなると下位打線の6番7番あたり、そして捕手では左が坂倉、右は曾澤・石原といるんで、この下位打線のバリエーションで相手投手対策を取る形に変化してきたよな。この日のスタメンは最近打撃が上がってきた堂林が7番、8番に森下、9番にここのところ森下とのコンビで結果を出している曾澤。この辺の選手たちが大竹攻略に大きな力を発揮してくれたのは本当に大きいよな。

先制の堂林の2ベースは2回1死2,3塁から「初球」を叩いたもの。まぁ堂林は追い込まれると相手バッテリーの術中にはまりやすい打者。堂林本人もそれはわかっているから打席での勝負が早い。ファーストストライクから打ってくるわけだけど、不調時はこのバットがなかなか出てこなかった。結局追い込まれて料理されるケースが多かったけど、ここにきて結果が出ているのもしっかり早いカウントからのストライクを一発で仕留められるようになった。この一撃はカープにとって非常に大きかったし、ゲームのペースを握ることができた。第3打席も1ストライクからセンター前で追加点のお膳立て。ようやくプリンスも調子を上げてきてくれたよな。

3点目は曾澤のバットから。菊池、堂林の連打で作ったチャンスに曾澤が粘って粘って8球目をレフト前に落とした。気持ちがこもった打球に見えたよな。曾澤はリードでも森下を引っ張った。非常にいいコンビのよう思える。続く秋山も大竹に球数を投げさせて四球を選んで満塁。この辺を見るとこれまであっさりと大竹に料理されたシーズン前半のカープの姿はない。なんとしてでも大竹を引きずりおろす。そんな気持ちがカープナインにしっかり浸透していたように思う。そして満塁から矢野のタイムリー。追い込まれてからはしっかりと逆方向の意識をもっていい打球がとんだよな。矢野も打撃の成長が著しいよな。

そして止めは秋山。最終回、先頭の堂林が3本目のヒットで出塁。ここで代走羽月が起用された。この辺の起用は新井監督の「もう1点」という気持ちが表れた采配だよな。続く森下には送りバントのサイン。しかし、森下はバント失敗で羽月が1塁にくぎ付けとなった。続く曾澤のところで羽月がスチール成功。曾澤倒れたものの1番秋山が三遊間を抜いて貴重な5点をたたき出してくれた。これ、森下がバント失敗しているからな、無得点なら9回裏の投球に影響が出たかもしれん。それを羽月が盗塁でチャラにしてくれたし、秋山がそれに応えて見事なタイムリー。素晴らしいよな。

このゲームはベテランの働きが目立った。堂林、曾澤、秋山がそれぞれの持ち味をしっかり出してくれたよな。優勝するためにはこうした選手たちの活躍で勝つことも絶対に必要。よく頑張ってくれたよな。

やはり「守備力」でこのカード勝越しを決めた!?

このカードを見ているとカープと阪神の守備力の差というかねぇ、この差でカープがゲームの主導権をしっかり握って進めてこれているのが、カード勝ち越しの決め手になっているように思う。
初戦は阪神・佐藤輝の送球ミスから崩れていった。村上頌自身は打ち取っているのに失点が積み重なっていったよな。これは投手にとっては凄いストレスなんだよな。

逆にカープはこのゲームだけでも初回・近本の三遊間のあたりを小園がダイビングキャッチ。これが抜けていれば、立ち上がりから森下も苦しい展開になっていかもしれんし、球数も増えて完投できなかったかもしれん。
8回は菊池が代打・糸原の1,2塁間の打球を好捕。これも森下を助けた。そして最終回は1死1塁から大山セカンドゴロを菊池・矢野のコンビでスピード感のあるゲッツーで締めた。このイニングも先頭を四球で出しただけに、イヤな感じもあったけど、手堅くも華麗な守備で最後まで森下を助けたよな。この辺からもカープの守備力というのが勝利に大きく貢献しているのがわかるよな。

長く野球をみているけど、小園も含めたカープの内野陣ね、おそらくアタクシ史上「最強」の内野陣だと思う。これだけ「守備で勝つ」チームは見たことがない。これで優勝となれば、これまでにないカープ、新しいカープがページに刻まれることになる。こういう野球でも勝てるということを今季ぜひ証明してもらいたいものだよな。

昨季の逆をみているような8月

昨季を振り返ってみるとこのカードの対戦はカープが阪神の本拠地甲子園で7月下旬と9月の3連戦で3タテを食らった。甲子園の大声援に圧倒されるカープナインの弱弱しい姿が今でも目に浮かぶ。当然悔しさもあっただろう。
今季のこのカードは完全の外弁慶の形になっている。カープは阪神のホームで8勝2敗、阪神はマツダで5勝2敗だ。個人的にはこの時期に今回は甲子園ではないけど、阪神のホームで勝ち越せているのは非常に大きい。なんせ、阪神は9月甲子園でのゲームが多い。当然このロードを切り抜けると個人的には息を吹き返していると思っている。しかし今季はその甲子園ではあと2試合だけ。そこまで日程が進んでいてのこの数字だからな、これは非常に大きいよな。

そして昨季の8月。カープは出だし好調も4連敗もあり8月10日までで3勝5敗1分。阪神は10連勝中で8月10日まで8勝1敗。昨季はこの8月で阪神にどんどん引き離されていったのが思い出される。
そして今季。阪神はここまで4勝5敗と負け越し。カープは7勝1敗1分と完全に昨季の8月の成績が入れ替わっている。逆だよな。こうして数字を見ると今、阪神を引き離す、引導を渡すチャンスではあるよな。3位とは言え昨季のチャンピオン。きっかけがあればガンガン勝ってくる可能性は十分ある。現にこの3連戦始まる前は阪神打線にあたりが出てきていただけに、勝ち越しは難しいのでは??と考えていたカープファン同志も多かったと思う。それを森翔平が好投、森下も完投でカード勝ち越しを決めた。今日のゲーム引き分け以上で阪神の自力優勝も消滅する。なんとなくだけど、この3連戦スイープならカープに「優勝への勢い」が生まれてきそうなムードになってきたよな。

今日の先発は久里。そして阪神は久々の1軍マウンド高橋遥だ。故障がちの投手だけど故障前はカープ打線を完全に抑え込んでいただけに、侮れない相手だよな。今日もしっかり守ってチャンスをモノにする野球ね、見せてもらいたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは
    昨日は因縁の相手に黒星をつけた上に完投して中継ぎも温存できたのでいい試合でしたね
    かつて矢野政権時代に西、伊藤将、秋山ぶつけてた時もいつ頃からか打ちまくってた試合があったような気がしますが、その時のような感じがありますね
    真価が問われるのは次回以降の試合にはなりますが、攻略のきっかけ、CSで対戦するならまた打ち砕けるようにしたいですね

    守備面でも投手を助けてますから、内野ゴロであれば打たれてもある程度内野手がカバーしてくれると考えれば投手も気が楽でしょうね

    現状はこの9連戦を上手く戦えているので、この調子を維持してもらいたいです

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