スポンサーリンク

菊池の劇的逆転サヨナラホームランで9連戦を勝ち越し突破!!ベンチワークから伝わる選手たちへの信頼感と成長。「つなぐ」から「決める」への変革か⁉

強いカープがみたい!
スポンサーリンク


情報源デイリースポーツオンライン 広島・菊池 逆転サヨナラ3ラン ベンチと一緒に描いた奇跡「『もうどんどん行け』という監督の意思表示」「感無量です」
「広島4-3DeNA」(14日、マツダスタジアム)

広島が菊池涼介内野手(34)の劇的な逆転サヨナラ3ランで勝利した。2点を追う九回1死一、二塁で自身9年ぶりのサヨナラ本塁打。七回には史上78人目の通算300二塁打も達成した。この日は「ピースナイター2024」として行われ、広島にとって特別な一日を最高の白星で締めた。9連戦の勝ち越しも決め、ここからもナイン一丸で突き進む。

昨夜は大興奮でなかなか寝付けなかったカープファン同志も多かったことだろう。アタクシも菊池の逆転サヨナラHRの余韻で1本多めに飲んじゃったよ(笑)。朝起きても昨夜のサヨナラ劇が真っ先に頭の中を駆け巡りニヤニヤしながら起きた。気持ち悪いよな(笑)。

昨日のゲームは「ピースナイター」として行われたわけだけど、こうして毎日野球を楽しみながら過ごせる素晴らしさね、この平和は先人が命を懸けてこの国を守ってきてくれた土台があってこそ。この日だけではなく、常に平和であることに感謝の気持ちを忘れないようにしたいよな。
ただ、ピースナイターが行われるゲームというのは印象だけど、カープはあまり勝てていないような気がしている。昨日のゲーム展開もチャンスは作れど併殺の嵐。正直、厳しいかなぁと思って見守っていたけど、最後に劇的な幕切れね、素晴らしかったよな。

7回から本気出し始めた??

今日はあまり時間がないので短めに行くけど、カープ打線はDeNA先発のジャクソンを打ちあぐねていた。走者は出すけど併殺が多く非常にもどかしい展開だったよな。早くジャクソン降板しねぇかなぁと待っていたカープファン同志も多かったことだろう。そのジャクソンが6回を投げ終えて降板。7回から山崎康がマウンドに上がった。先頭の坂倉がキレイにライト前。続く中村奨が2ゴロゲッツー。またもや先頭打者を出すチャンスをつぶしてしまった。続く菊池が2ベースと再びチャンス。ここでDeNA・三浦監督はたまりかねて山崎康を諦め伊勢を送る。どうだろう??2点差あるんだし、2死ということもある。同点の走者を出してから交代でもよかったように思うけど、この辺はカープ打線の迫力とマツダの大声援に何かを察したのかもしれん。伊勢は期待通り堂林を打ち取った。

8回はウェンデルケン。1死から秋山がヒット、矢野の代打・末包が死球で1死1,2塁。ここで野間がまたもや併殺に倒れた。ただ、2点なので小技を絡めてというのも新井カープならいいかなぁと思っていた中で、ゲーム終盤に来ての強硬策ね、結果は併殺で難を逃れたDeNAサイドとしては得体のしれない「圧」のようなものをもしかしたら感じ取っていたのかもしれんよな。

攻めの姿勢を貫いたベンチワーク

最終回。DeNA守護神・森原がマウンドに上がった。森原は結構プレッシャーがかかっていただろう。それを見透かしたように先頭の小園がレフト線へ2ベース。これで一気にマツダスタジアムが燃え始めた。続く坂倉にはストレートの四球で無死1,2塁。ここで中村奨だ。この場面、「送りバント」を想定したカープファン同志も多かっただろう。同点のチャンスというだけではなく、このゲームは再三のチャンスを併殺でつぶしてきた。中村奨も前打席でゲッツー。この場面もそれを想像してしまうのは仕方ないだろうし、ならば手堅くという発想は何らおかしくない。しかしベンチは強攻策にでた。残念ながら中村奨は飛球に終わって走者を進めることができなかった。中村奨も「バントだろう」と打席に向かったのかもしれない。けど、早くカウントからしっかりバットを出した。これは個人的には評価したいし、このゲームのカープベンチの
「姿勢」をヒシヒシと感じ取ることができた。
サヨナラHRを打った菊池もネクストでそれをヒシヒシと感じたそうな。ベンチは「打っていこう」ということなら、何も怖いことはない。菊池も「長いのを打つ」という気持ちを打席で持ちながらバットを振っていたように思う。そこで飛び出した劇的な逆転サヨナラHR。見事だったよな。この結果はベンチの攻めの姿勢が結果として現れたような気がする。この辺に新井カープの「成長」が垣間見られるよな。

繋ぐから決めるへの意識改革

この攻撃に「成長」を感じられたのは何故か??象徴的なのは無死1,2塁の場面でベンチが送りバントを選択しなかったこと。これまでのカープなら当然のように代走を起用し、上本あたりを代打に出して送りバントだろう。しかし新井監督はそれをせず、今打撃好調、必死に野球に取り組んでいる中村奨に託した。結果は出なかった。出なかったけど、これを決断したのはまさに「選手の成長」を感じ取っているからなのだろう。
これまでのカープ、3連覇時代を含めてだけど、選手の口から再三「後ろにつなぐ意識」というフレーズが出ていた。これはある意味チームの一体感を象徴する意識だけど、どこかで誰かが決めなきゃ点は入らないわけで、言い方は適切ではないかもしれないけど、「責任回避」にも聞こえるよな。これはベンチもそうだった。この場面なら送りバントで2,3塁の場面を作ることが「仕事」と認識していたのだろう。そこを新井監督が「強攻策」で行ったのは今の打者たちの調子なら絶対にひっくり返せるという「自信」や「確信」があったのだと思う。そういったものを持てるのは新井監督を筆頭にカープ首脳陣が選手の「成長」実感しているからに他ならない。選手を信頼して送り出す。そして「お前で決めてこい」とプレッシャーかもしれないけど、そこで決められればさらに選手は成長する。この9連戦、打線は上向いてきているし、勝負の9月に向けて勢いをつけたい思惑もあったと思う。選手一人一人に「つなぐ」から「決める」への意識改革。アタクシはこのゲームで再三にわたり併殺でチャンスをつぶしながらも最後は菊池が「決めた」このゲーム展開にね、新井監督が「みんな成長しているぞ!!行けるぞ!!」という熱いメッセージが込められていたように思う。そして最終的に勝ったわけで今後の戦いにおいてものすごい「収穫」があったゲームだったように感じた。これからどんどんカープの選手が「強く」「たくましく」な

<9連戦5勝3敗1分は十分合格点

2位巨人、3位阪神、4位DeNAと続いた9連戦。結果は5勝3敗1分で貯金を2つ増やした。2位の巨人もカープと同じ成績。ということはゲーム差が変わらずということだ。上にいるチームとしては「これでいい」となるし、巨人も昨日は先に勝ちを決めていたし、最終回までカープが負けていたから「これでゲーム差なし」とニヤついていただろう。ところが劇的なサヨナラをカープが決めて逆に「カープは負けない」という印象を持ってくれればこっちのモノ。これからのゲームの重みがどんどん増して「負けられない」プレシャーがどんどん大きくなってくるだろう。それはカープも同じだけど、上が落ちてこないと案外下のチームがつらくなってくるというのは絶対にあるので、この9連戦の結果は貯金を2つ増やした以上の「価値」があるように思うねぇ。

さて、今日1日休んで明日から東京遠征だ。すでに明日の新幹線は運休が決まっているようで、今日のうちに東京に移動ということになるのだろうか??来週には巨人との首位攻防戦もある。昨日完封した戸郷も登板してくるしな、やはり打線がどれだけ打つかということになるだろう。このゲームのように選手たちが自分たちの成長を信じ、自分が決めるくらいのつもりで一人一人が打席に立ってくれればいい結果が出るような気がしている。我々ファンをそんな気持ちにさせてくれた菊池の一発。これからも目が離せないよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. MAX より:

    おはようございます

    併殺ばかりで微妙な展開が続いていましたが、最後にドラマが待っていた試合でしたね
    2016年に優勝したときのような雰囲気があると思います
    正直なんで相手はジャクソン変えたのかなとも思いました

    • MAXさま。いつもコメントありがとうございます。
      ジャクソンを6回で代えてくれたのはありがたかったですね。残り3イニング2点差ならというムードになりました。もう1イニングでも投げさせていれば展開変わっていたでしょうね。DeNAもカープになかなか勝ててない焦りがあったんでしょうかねぇ??

タイトルとURLをコピーしました