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逆転3ランよりもポイントだった7回の床田の投球と羽月の盗塁死 優勝へのいい勉強。切り替えて再び前進だ!!

Mageちゃんの「熱視線」
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島 先発・床田が7回5安打1失点で降板 七回に19歳浅野に痛恨同点打を献上 リーグトップタイ11勝目ならず
「巨人-広島」(21日、東京ドーム)

広島の先発・床田寛樹投手が7回5安打1失点、110球で降板した。1点リードの七回に19歳の浅野に同点打を許した。リーグトップタイの11勝目を挙げることはできなかった。

優勝争いを演じる巨人の先発・グリフィンと投手戦を展開。三、四、六回は得点圏に走者を背負うピンチを迎えるも、無失点で切り抜けた。味方からの援護を待っていた中で、七回にバッテリーを組む坂倉が先制ソロを放ち、1点が広島に入った。

別に昨日負けたからというわけではないが(笑)今日は時間がないのでショートバージョンで行くぞ!!

昨日のゲームは巨人岡本の見事な勝ち越し3ランで巨人にやり返された。まぁ3連勝すればマジック点灯という条件だったけど、巨人だって優勝したいからな、意地を見せたというところだろう。個人的には初戦取れているのでこのカード負け越しても大きな影響はないと思っている。まぁ勝てば勝ったでうれしいけどな。
前半は床田とグリフィンの見事な投手戦。坂倉の一発で先制もやはり点が入ると動くという典型的なゲームだった。敵地で1-0勝つのは本当に難しい。難しいけど7回の床田の投球には悔いが残るし、追いかける8回の攻撃もやりようによってはというのはある。この7回裏、8回表の攻防が個人的には明暗を分けたと思っている。

坂本への痛恨の四球

7回表にいい具合に坂倉に一発出た。もちろん敵地で1-0で勝つのは容易ではないけど、今季のカープ投手陣なら切り抜けられる力はある。ただ、7回裏のマウンドには床田がそのまま上がった。ここからリリーフでつなぐという手もあるとは思うけど、この辺はベンチが床田に7回を締めてもらってからの継投というシナリオを選んだ。もちろんここまで巨人打線を0で抑えてきているわけで、この続投は決して間違いではなかっただろう。
しかし投手戦で来た中で味方が点を取ってくれたことでこの回の先頭の坂本に対して慎重になりすぎたのか四球を出してしまった。この走者を2塁に送られて浅野にタイムリーを打たれて追いつかれた。その後もピンチは続いたがさすが床田といった感じで最少失点で抑えた。まぁ抑えたけど、あの四球ね、悔やまれるよな。これからも痺れる接戦が続く中でこうした「ミス」が命取りになるケースは当然出てくる。床田もいい経験と引きずらずに次に目をしっかり向けて頑張ってほしいよな。

羽月の盗塁死ではなく野間のミス

その直後の8回表。今度は巨人の勝ちパであるバルドナードが先頭の秋山に四球を与えた。今度はこっちがチャンスだよな。カープベンチはここで羽月を代走で投入。打順も上位打線クリーンアップとなる。バルドナードは左腕だからバントで送って堂林、末包で1点取るという攻めがカープファン同志の頭の中にも当然浮かんだだろう。しかし結果は三振ゲッツー。もったいなさが残ったよな。このチャンスをつぶしてその裏に岡本の一発が出ているわけで、ここが流れを巨人に向かせた決定的瞬間だったかもしれん。
ただ、この三振ゲッツーは「ランエンドヒット」の作戦が失敗したという見方の方が強く、羽月の盗塁死を批判するのはちょっと違うかなぁと。あの場面、カウント2-2だ。ここまでバルドナードは野間に対して4球すべて真っすぐ。そしてクイックも決して悪くないだけに単独スチールは余程のことがないと厳しい。一つ可能性があるとすれば、「そろそろ変化球」といったタイミングでスタートをかけたのであれば、無理矢理にでも納得するけど、あの野間の空振りを見るとかなりの確率でランエンドヒットなのかなぁと。つまり羽月がスタートを切って野間は何とかゴロを打って2塁に進塁させる作戦。うまく内野を抜ければ無死1,3塁のケースも作れる。カープベンチは送りバントよりもより攻撃的な作戦を選んだということだろう。だから、本当は野間がバットに何が何でも当てなきゃいかん。それが空振りになって羽月も刺された。当然そろそろ変化球というのは頭に入れておかなきゃいかんけど、野間のスイングは真っすぐ狙いで変化球に泳がされた印象だった。バットに当てられなかった野間のミスだろうねぇ。
長いシーズン中こういうこともあるけど、結果論で送っておけばという声もあるだろう。確かに確実に送っておけば巨人にプレッシャーをかけることができただろう。いやいやランエンドヒットが成功して1,3塁になれば俄然カープが押せ押せになる。そういう選択肢は絶対に間違えていないと思う。送りバントだってゲッツーになる可能性はゼロではないしな、野間がバットに当ててもフライなら進塁できないし、野球ってのはどう転ぶかわからない。それぞれ作戦のメリットもあれば、デメリットもある。そのせめぎあい、そして首位攻防戦の中でのプレーだからな、難しさもある。両軍の選手たちは本当にいい経験をしているよな。残念ながらこのゲームは小さなミスで巨人に流れが行ってしまった。そういうことだろうねぇ。

切り替えて3戦目は戸郷攻略を念頭に

首位攻防戦でどちらかが3連勝なんてめったにないし、前にも書いたけどこのカード、カープは1勝2敗で首位を守れるわけで、初戦を取ったという意味は本当に大きい。巨人は今日がむしゃらに勝ちに来るけど、カープは今後に向けてという視野を持って戦ってくることも予想される。
先発はアドゥワと戸郷だ。両投手とも2週間前の同カードでそれぞれ完封勝ちをしている。「完封対決」だよな。もちろん巨人打線はアドゥワ攻略に血眼になってくるだろう。カープサイドもリベンジを誓っているに違いない。ただ、カープサイドから見るとポストシーズンを見据えて戸郷に対して何か残すようなことをしてくれるといいかなぁと。この両チームは間違いなくSCで戦うことになるだろう。となれば、戸郷は絶対に投げてくる。アドゥワはわからないけど戸郷は必ず来るだろう。その辺を意識して戸郷対策をじっくりたてられるくらいのデータだったり、カープに対してやりづらさのような印象を植え付けるような攻め方を欲しいよな。もちろん打ち崩せればそれに越したことはないけど、仮にやられても何らかの爪痕だったり、今後に生きるような攻撃を見せながらCSを意識した対戦をしてほしいと思っている。

阪神もヤクルトに連勝して元気を取り戻してきた。次のカードもかなり大事にはなってくる。まだまだ気を抜けないのは間違いなけど、残り30試合くらいだからな、その先を見据える戦いをしてもいいころではある。今週は1勝1敗。5割で切り抜ければどうってことない。優勝へ向けて一歩一歩進んでいってほしいよな。

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