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3点守れず6連敗…四死球から失点するBクラス野球じゃ「勝負」以前の問題!!なぜカープはここまで急変したのだろうか??

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島が痛恨サヨナラ負け 3点差をひっくり返され6連敗 黒原が連続四死球からサヨナラ打浴びる 2位・阪神が遠のく2ゲーム差
「阪神4-3広島」(14日、甲子園球場)

広島が痛恨のサヨナラ負けで今季ワースト6連敗。2位阪神とは2ゲーム差に開いた。

同点の九回、黒原が連続四死球でピンチを招くと、中野に中前適時打を浴びた。甲子園で最終戦と言うこともあり、左翼席へあいさつに出向いた新井監督は厳しい表情を浮かべた。

10試合連続3得点以下の打線を大きく組み替えて試合に臨んだ。両軍無得点の四回。今季初の2番に入った坂倉が先頭で右翼線への二塁打を放ち、出塁。堂林の犠打で好機を拡大すると、今季2度目の4番に座った野間の中犠飛で先制に成功した。

仕事終わりにスマホを除いて途中経過を確認。「どうせ、今日も…」と期待は全くしていなかったけど、なんと1-0でリード。自宅に戻ってTVをつけるとなんと3-0とリードを広げていた。今日こそ勝てるんじゃないか!?心躍ったのもつかの間、すぐに「ここからがカープは大変」と不安の方が大きくなっていった。まぁ長い間カープを見ているけど、受け身になると本当に弱気なBクラス野球をやってしまうのがこのチームの特徴で、勝負所でミスをして圧倒されてしまうのを何度も見せつけれらてきた。案の定7回裏に阪神打線が島内の乱調に付け込み同点に追いつかれると、最終回は黒原がやはり四球連発から中野のサヨナラタイムリーを食らって6連敗が確定。勝負の9月、注目された7連戦も未だに一つも勝てていない。ここに来て本当にドツボにはまった。そんな感じだよな。SNSで「カープファンであることは修行である」というお坊さんの言葉が本当に身に染みるよな。

四球から失点パターンが増加

このゲームに限ったことではなく、この連戦中カープの投手陣が四球や死球を与えて、失点を重ねている。昭和の時代は横浜(大洋)やヤクルトといった最下位をさまよっていたチームはまさにこうやって失点を重ねてきたのを覚えている。まさに「Bクラスの野球」だろう。カープは今季防御率がリーグトップ、リリーフの防御率も素晴らしかった。しかし、勝負の9月に入った途端、全く別のチームにでもなったように、簡単に走者を出して、簡単に失点を重ねる。踏ん張りがきかなくなってきているよな。これっていったいどういうことなんだろうか??

栗林ショックの影響??

まずはここの所失点を重ねているブルペン陣ね、やはり巨人との2戦目で栗林が逆転を食らって1イニング9点を取られたゲーム、この影響が尾を引いてしまっているように見えてしまう。絶対守護神の栗林がこの首位攻防戦の重圧に押しつぶされていく様を見て、正直「怖さ」が体に染みついてしまったように見える。夏場まではブルペン陣はピンチを迎えてもしっかり腕を振って乗り越えてきた。そして栗林につないて勝ち切る野球ができた。もちろん自信にもつながっただろう。ところが本当の勝負所に来て、先発陣も崩れるケースが増えたしブルペンの出番も当然増えてきた。ベンチの継投策にも迷いが見られるし、それでも最後の拠り所である栗林が何とかしてくれる、そんな思いで投げてきてのあの巨人戦の負け方ね、これはかなりチームとしてもショックだったろう。このシーンをきっかけにブルペン陣の投球が「慎重」になったように感じている。「慎重」??いや、違う、「弱気」になったという方がピンとくるかなぁと。そんな中、ハーンが夫人の出産のためにチームを離れた。これはブルペンにとって「不安材料」だろう。ブルペン全体が弱気になりそこに不安も重なった。この辺がブルペン陣不調の要因のように思うねぇ。カープは家族という「連帯感」が悪い方向に行くと一気に崩れ落ちる。そんな気もするんだよねぇ。

友は友でも勝負には厳しさも必要

アタクシはここ20年以上オースターゲームを見ていない。真剣勝負といいながらも投手は真っすぐしか投げない時代もあった。得意球が変化球の投手も真っ向勝負と真っすぐを投げて打たれる。「やらせ」っぽさを感じたので見るのをやめた。最近では選手同士の仲が良すぎてなぁなぁで野球やっている感じが好ましくないと思っている。昔の話を出して恐縮だけど、昔は「人気のセ・実力のパ」と言われてパリーグの選手はオールスターゲームという場で実力を見せようと結構必死でやっていた。そんなのを見ているから本当に最近のオールスターゲームは非常にユルく物足りなさを感じてしまう。まぁオッサンだな(笑)。
ペナントレースでも1塁ベース上で走者とファーストが談笑していたり、塁に出るといちいちペコペコ周囲の選手や審判に頭を下げて挨拶しているシーンを見かける。こういうことをどの球団もやっているとは言わん。阪神はあまりやらないように見えるのはやはり比較的高齢な岡田監督の影響もあるように見える。そんなんするなと。まぁカープの選手はベース上で結構ペコペコやっているよな(笑)礼儀正しいのはいいことだけど、昔はそんなことやったらコーチに怒られた。勝負の世界だからグランド上では敵味方だと。まぁ当然だよな。それでも今は「そういう時代」とみる傾向が強く容認する空気だけど、その辺から「勝負の甘さ」みたいなものがあるようにも思える。

典型的なのは死球を与えてから崩れる。そんなシーンが最近何度かあるよな。9月3日のDeNA戦で2回に牧にHRを打たれた森下。次の打席では厳しくいくも死球を与えてしまう。これで動揺したのかその回に3失点。負け投手となった。まぁカープの不調はこのゲームから始まったといっていいだろう。
土曜日の阪神戦。6回からマウンドに上がった中崎は先頭の森下に死球を与え、それがきっかけで失点した。打線が踏ん張って2点差まで詰め寄った直後だっただけに本当に痛い失点だった。次の7回には投手は大道に代わっていたけどその森下に一発打たれている。まぁ打たれた球は甘いといえば甘いけど、前の打席で当てているので森下もインコースはないと思い切って踏み込んできたよな。この辺、「甘さ」を感じる配球ではあるよな。本来なら初球インハイ行くくらいの強気な投球をしないと。プロなんだから。

特に9月に入ってからそういった形で崩れるのが本当に目立つし、こういうやられ方というのは本当にキツいと思うねぇ。
当ててしまったけど、次、ナメられたら終わり。そんなことをしっかり叩きこめる指導者も必要なんだろうねぇ。まぁ黒田さんも歯がゆいだろう。打者が何を狙ってくるのか??わかっている中で打たれているからねぇ。

カープ全体がフワフワしている

昨日のゲームなんか見てもカープ全体が地に足がついていないというか、どことなくフワフワして野球をやっているように見える。巨人戦でもカープらしさよりも緊張感からか走攻守すべてにおいてらしくなかった。
この阪神戦ではこれまでやられていた高橋遥から点を取って前半はゲームになったし、昨日のゲームでも才木からしっかり点を取れていた。ただ、大事なところで四球だったり、エラーだったりとミスが出てしまうところになんとなくフワフワ感を感じてしまうよな。
昨日のゲームでも新井監督は自らの継投ミスを反省した。この辺はやはりハーンがいないということで島内の交代のタイミングを見誤ったという感じだよな。
カープは打線も小粒だし、一発で一気に局面を変えるという芸当ができない。だから負の流れに入ると一発逆転がないだけに立ち直るのにも時間がかかる。この辺は今季だけではなくて、昨季もそうだし、短期決戦でも流れを引き戻せないことが何度もあった。順位争いでも最後は打てずに敗れるというシーンは何度も見させられた。要は「何も変わっていない」ということだろうねぇ。
自慢の投手陣にもやはり「疲れ」があるように見える。これは体力的な部分ではなく、メンタルの部分もあるように思う。接戦続きで登板間隔や連投などベンチは気を使っているだろうけど、勝ち方が接戦が多いとそれだけ準備するだけでも負担がかかる。やはりある程度、勝ち方にもバリエーションは必要かなぁとも感じるよな、完全に投手陣が9月に来て疲れている印象は否めないよな。

新井監督はもちろん前向きな性格だし、それに選手たちも励まされてここまで来たということは個人的には大いに評価している。この連敗もきっかけがあれば変わるとあくまでも前向き。ただ、その前向きさがある段階で「むなしく」聞こえたら、それこそそこから上向きになる可能性はかなり厳しいと思う。気持ちの面でも前を向けなくなったとき、戦力不足が露呈して一気に崩れる。それが今のカープの状態だと思うねぇ。
どうやら2位も厳しいとなると今日からのDeNA戦も厳しい順位争いのゲームとなるだろう。個人的には優勝は無理でも巻き返す最後のチャンスと見ている。ここでもDeNAに飲みこまれるようだと、案外この9月記録的な成績になる可能性も感じている。1か月で貯金を使い果たすとかね、まぁそれはそれで本当に辛いよな。
ファンも今のカープの姿を見るのが辛いだろう。アタクシも本当に辛い。選手が頑張っているのに目をそらすなんて本当のカープファンじゃない!!なんて怒られるだろうけど、カープの選手がうつむく姿を見るのは本当に辛いんで、最近はあまりゲームも見ないようにしているのが本当のところ。同じような行動をしてしまっているカープファン同志もきっと多いだろう。まさに今、カープファンは修行に入っているといっていいだろう。早く連敗を止めて選手やファンの笑顔を見せて欲しいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは。
    ゆるい雰囲気を時代だと言って許容しろみたいなのは嫌いですね。
    そもそもNPBのガイドラインか何かには無駄に談笑するなとかありますからね。
    よく合同自主トレや国際試合の多さによる交流を馴れ合いと批判する年配のOBがいますけど、そう言う人たちはかつて黒い霧があったからそう言うことを言うのでしょうし、仲がいいから抑えたい打ちたい気持ちになるなんてかつて元ソフバンのマッチは言ってましたけど、八百長を疑われる可能性もありますからあんまり談笑やら過剰な交流はしてもらいたくないですね。
    そう言うのはオフにやれよと思います。

    チームがフワフワしてるのは、エラーや暴走しても次の日にスタメン落ちしたりすることがないからだと思いますよ。
    1年目にしても野間の例のエラーは即二軍に降格させるべきでしたし、最近の矢野の暴走やエラーも以前の石原貴を見ているようで、変えられない安心感でもあるんじゃないかと本人がそう思っていないにしても周りから見たらそう感じる人も出るんじゃないかなと思います。
    最近の矢野のやらかしはさすがに1日でいいからスタメンから外さないと、小園や二俣からしてもなんで矢野がスタメンで出れるんだ?と疑問に思ってチームに不協和音が起きかねないと思います。
    ショート小園は試しにやってもらいたいですね。矢野がいなくてもやれるじゃなくてただの競争なのですから、小園でも矢野でも競争させて使える方を使うべきです。

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