「広島4-7DeNA」(12日、マツダスタジアム) 広島はDeNAに7失点で反撃も及ばず、4位に転落した。
情報源: 広島は反撃及ばず4位転落 秋山本拠地デビューもNPBで初の4打席連続三振 九里は6敗目
先週の金曜日に安倍元総理が銃弾に倒れた。日本中が怒りと悲しみに明け暮れた。アタクシもニュースを聞いてからは何も手につかず、亡くなったとの一報を耳にした瞬間から、何とも言えない喪失感とこれからのこの国の行く末に対する不安や安倍元総理の人柄、功績に対する感謝の気持ちなどいろいろな思いが交錯して野球どころじゃなかった。まぁ野球ブログなので政治のことはあまり書きたくないのだけど、安倍元総理のおかげで日本の国民は自国の素晴らしさに誇りを持てるようになったと思う。そのことに関しては本当に感謝している。一政治家の死でこれほどまでに悲しい気持ちになった自分に少し驚いているんだけど、心からご冥福をお祈りいたします。
ようやく気持ちの整理がついて野球を見られるようになった。昨日のゲームね、まぁ改めて佐々岡カープの野球のつまらなさというか、勝負勘のない野球ね、何とかならんかなぁといったゲームだったよな。
秋山本拠地デビューも4三振…
先週末のバンテリンドームが秋山のカープでのデビュー戦になったわけだけど、残念ながら見れなかった。そして昨日からの本拠地デビュー戦ね、広島の人たちはかなりワクワクしたことだろう。結果は残念ながら4三振。見逃しが3つあったんでこの辺はあまり対戦のない、それも左投手ばかりというのもあってアプローチの難しさはあっただろうねぇ。もう少し時間が欲しいかなぁというところだよな。これで3試合連続ノーヒット。3番という打順も力が入ってしまうかもしれん。慣れした親しんだ1番という打順も試してみるのもいいだろう。まずは打席をたくさんこなしてね、慣れてもらうことが一番だからな。
九里に忘れてほしくない「ハングリー精神」
カープはここのところ連敗はあっても連勝がない。また借金がジワジワと増え始めている、そんな流れになってきたよな。床田やアンダーソンが好投しても開幕前「3本柱」と呼ばれた大瀬良、森下、九里がなかなか勝てない時期があった。森下はようやく調子を取り戻したけど、大瀬良と九里が今一つパッとしないよな。大瀬良は夏場にちょっとバテるのは毎度のことなんで気にしていないけど、今季の九里の投球ね、やはりちょっと心配だよな。この日もあっさりと先制点を許したし、3回は死球からチャンスを広げられて初回同様牧にタイムリーを打たれた。打線はだいたい中盤から先発を攻略する流れが多い中で先発が中盤までに3,4点取られるとキツいよな。これで5試合連続で白星なし。ちょっとトンネルが長くなりそうな雰囲気になってきたよな。雰囲気といえばここの所、九里の表情もさえない。ピンチになってもアドレナリンが出てないというかね、負けてたまるかというのが伝わってこない。まぁ昨季最多勝のタイトルとっているわけで大人の投手に脱皮したといえばカッコはつくけどな、やはり九里は気持ちで投げる投手だと思うし、その気持ちが球に伝わってなんぼの投手だと思う。なんだろう??ハングリーさというかねぇ、同期でエースと呼ばれる大瀬良に負けたくないという気持ちね、ちょっと忘れちゃっているのかなぁと最近感じる。早く自分の投球を取り戻してほしいよな。
打線は粘って1点差に追いつくも…
打線はDeNA先発の石田にてこずった。それでも5回には曾澤が、6回にはマクブルームがタイムリーで1点差まで詰め寄った。DeNA三浦監督の継投が裏目に出ての1点差なので流れはカープにきはじめているかなぁという感じだった。ところがその直後の7回表に藤井が伏兵・嶺井に手痛い一発を浴びた。これね、どうなのかなぁと感じたねぇ。
5回で九里を諦めた。6回から藤井がマウンドにあがったんだけど、この時点で2点差。まだまだわからないよな。その中でカープブルペン陣を見渡せば敗戦処理(大差で負けている展開で投げる投手)的な藤井をマウンドに送るというのはどうなのかなぁと。もちろんベンチは藤井が「調子がいい」と判断してマウンドに送ったことは十分考えられる。考えられるけど、1点差に詰め寄った流れでイニングまたぎで藤井を再びマウンドに送っての被弾ね、これは後悔が残るよな。
このブログでは何度も書いているけど、継投の流れになった時にね、どんな投手を起用するかで選手は、ファンはベンチの気持ちってのを察するものなのよ。2点のビハンドで藤井を送った時に「え??もうあきらめたの??」と感じたファンは少なからずいたと思うし、1点差に詰め寄っても藤井をイニングまたぎさせて「勝つ気あるの??」とアタクシも強く感じたねぇ。プレーしている選手も「え??この試合、勝ちにいかないの??」と感じただろう。まだ負けていても矢崎あたりを投げさせれば攻撃の士気も上がってくると思うんだけどねぇ。この継投策というのもアタクシは監督の勝負勘ね、これが試されると思う。まぁブルペンも人材不足ではある。ベンチに同情する気持ちはないわけではないけど、気持ちで投げるターリーとかね、よし、今日は勝つぞ、ひっくり返すぞという意思を感じる選手起用ね、これは本当に大事だと思うんだけどねぇ。
起用に選手も応えなきゃ
まぁベンチもベンチだけど、選手も期待に応えてほしいというのはあるんだよな。この日スタメンに名を連ねた長野は期待通りの活躍だった。石田との相性を買われて点に絡んでくれた。ファームでしっかり汗を流してちょっと引き締まった感じで戻ってきてくれた。これから暑くなるとこの選手は力を発揮してくれる。秋山も加入してね、この二人が活躍してくれるとこれまでにないカープの野球が見られるかもしれん。頑張ってほしいよな。この外野争いでこの日スタメンで出た上本がどうもいかんということで野間が代打で起用された。SNSではこの代打に疑問の声も上がっていたけど、やはり野間もこういうチャンスをモノにしていかんと秋山加入、長野が調子をあげてきたとなると1軍も厳しくなる。しかし結果はあえなく三振に終わった。どうも腰を引いてしまうというか、地に足をつけてスイングできていないよな。カープの左打者は結構こういう打撃が多いし、このおかげで好不調の波が激しい。野間、宇草、内野手だけど小園もそう。この辺は秋山の打撃フォームね、左の石田に対しても腰を引かずに体が開かない。手本にしてほしいよな。
投手では藤井は1イニング目は抑えたけど1点差に詰めよった段階でイニングまたぎの登板。確かに起用法に関してはアタクシは異論を唱えたけど、これもベンチはそれなりの期待を込めて送り出したのだろう。この2イニング目をピシッと行けばまたいいところで使ってもらえただろう。もったいないといえばもったいないよな。
それとゲームを壊したというか、ある意味終わらせてしまったケムナね、こちらももったいないというかホームゲームで2点差で8回という場面、何としてでもここはゼロで行かなきゃいかん場面だったよな。その起用に応えられなかった。先頭の桑原は投手強襲の打球を小園がフォローできなかった。不運な面もあった。佐野にヒットでピンチも牧をゲッツーに打ち取った。ここまで来たら踏ん張ってほしいんだけど、ここから宮崎、ソトに連続四球。まぁこの辺はこのブログで指摘するケムナの「名前負けグセ」ね、これが出たように思うねぇ。こういう展開になると曾澤の外一辺倒の配球に批判の声が上がるんだけど、これはケムナの問題だと思う。こういう場面で首位打者経験のある宮崎、ホームランキングの経験があるソトに対してストライクが取れない。コントロールが乱れる。こういう投手にインコース要求は曾澤じゃなくてもおっかなくてできないのよ。この場面は明らかにケムナに問題があると思うよ。ピンチを作るのはしょうがない。どんな投手だってピンチは作る。そしてそのピンチをゲッツーであと一歩のところまで来ているのにここから連続四球でしょ??これは誰のせいでもなく、ケムナが勝手に崩れているだけなのよ。これで満塁になると今度はストライク欲しさに置きに行く。それを嶺井が狙いすましていたということだよな。完全に浮足立って投げている。こういう投手を1軍に置いておくようではカープの浮上は難しいだろうねぇ。
とうとう4位転落…
この敗戦で順位が入れ替わった。DeNAが3位に浮上した。まぁ今のDeNAはチーム状態もいいのだろう。牧が一時の不振から復活してきたし、宮崎、佐野が戻って中軸が固まってきた。投手に関してはちょっと中継ぎを使いすぎかなぁという気はするけど、踏ん張りがきいているよな。ただ、このままDeNAに置いていかれるか??とは思わない。最下位の中日を含めてまだまだどのチームも決め手がない。カープも下を向く必要はないと思う。思うけど、佐々岡監督を筆頭にベンチの勝負勘のなさね、進歩を感じないどころか悪化しているようにも見える。困ったもんだよな。それと先発投手ね、大瀬良と九里には疲れのようなものを感じる。昨日から9連戦。ここを何とか乗り切らないと置いていかれる可能性は高いように思うねぇ。
本来なら先発投手が揃っているんだから落ち着いて戦ってもいいんだろうけど、なんかバタバタしているよな。
ただ、個人的には長野の状態がいいのが心強いというか、ベンチはどんどんスタメンで使ってほしいというのはある。この長野が活躍することで秋山も少しリラックスして調子を取り戻してくれるような気がしている。打線に活気が出てくると少し変わってくるような気がするねぇ。今日の先発は床田。何とか連敗を止めたいよな。DeNAは大貫。投手戦になりそうな予感がする。案外一発がゲームを決めそうな気がする。頑張ってほしいよな。
コメント
昨日は九里とケムナスコットが全てを破壊しましたよ。
最近残留した選手の大半の成績を見てればハングリー精神は側から見たら育ちにくいのは一目瞭然です。
不調でも一軍においてくれるし、投手の場合はまだ二軍に行ってる方ですけど、今の九里からは気持ちを感じない、ある意味選手としての「あがり」なのかなとも思います。
九里の体たらくは巨人なら二軍でしょうが、選手としても一軍にいたいとかそう言う条件面を選ぶ選手はいるでしょうし、この辺は監督コーチが起用法で制限がないのであればちゃんと二軍に落とすべきでしょうね。
ケムナスコットは論外。もはやクビでいいですよ。
最初の投球、桑原だったでしょうか?
あの時の投げた直後ぼけーっと突っ立ってエラーを見てるだけのところ。
あの態度は打たれたことよりも腹が立ちました。
投手は投げたら終わりではないですし、フィールディングという言葉もあるように自分でゴロ捕って投げてもいいわけです。
それなのにゴロが足に当たってそこまで反応もなしでただ突っ立ってるだけって、アマチュアの選手の方がちゃんと動けるんじゃないの?って感じてしまいました。
あれが森下なら無理矢理自分でゴロ捕って投げていると思うんですけど。仮にそれで間に合わずに内野安打になったとしても、野手陣は気持ちの強さを感じるでしょうしね。
上本のところで代打野間も、そもそも何で野間なのでしょうか?
右の中村健を使えばいいのに思いました。
野間も首脳陣に気に入られているのかファンからしたら理解し難い起用ばかりされて今までずっと良い思いをしていますし、はっきり言ってチームにとっては邪魔なのでさっさと切った方がチームのためです。
野間と同じ左打ちなら小園もスタメンで使ってますけど基本ダボハゼですし、何より嫁が地雷なので活躍したところで将来はハムの稲葉枠になるのが目に見えているので、即戦力ショート獲得できたらもう必要ないと思いますよ。
別に全て勝てとは言いませんけど、負けるにしても経験を積ませるなどの手は必要かなと思いましたね。
長野の起用は良かったと思います。好調が続くなら1番秋山にして2番や3番長野もありかもしれません。
mageさん、こんにちは。気持ちの整理がつくかつかないかという状態の中で、記事を更新していただきありがとうございます。
秋山選手は、真面目そうにみえます。ネット記事で、西武時代のあることないことを取り上げたものがありました。過去の実績はおいておいて、カープで結果を出してほしいです。
試合後の秋山選手のコメントを読みましたが、「期待してた通りだった」といってもらえるように頑張りたいと言っていました。
起用がオーナーや本部長の意向に大きく影響されると思いますが、調子の良いものを使う(上手く活かす)というところだけは一本筋を通してくれないかなあ、と強く希望します。
また、どこかの記事で、二桁勝つ投手と二桁勝ったことがある投手とは違うという文章をみました。九里投手は、現在残念な状態です。mageさんの推し投手の九里投手ですが、なんか感じが悪いです。
守りに入っている人が、敗けを認められずに強がるときのような感じ(mageさん、すみません)調子も悪いのでしょうが、何かを見失っているのですかね?
私は、藤井投手は期待されて出てきたんだと思って見ていました。山内解説員もそんなふうに言っていました。なのに‼️ホームラン打たれて、もうがっくりでした。「佐々岡監督は、勝ちパは敗けているときには出さないということにしとるけえね」と家族に言われ、それなら仕方ないか!と単純に考えていましたが、そうではないんですね。
いずれにしても、佐々岡カープは迷走してます。東出コーチの動きも気になります。
最後にもう一度、秋山選手が望んでいるわけではないと私は思いたいのですが、(契約時の約束ごとなどはわからないので)忖度枠になってしまわないこと❗️実力で奪ってほしいです。