剛腕アンダーソンが好投で連敗ストップも疑問だらけの攻撃采配に憂うカープの未来

剛腕アンダーソンが好投で連敗ストップも疑問だらけの攻撃采配に憂うカープの未来

新虎キラーだ。広島ドリュー・アンダーソン投手(28)が阪神13回戦(甲子園)で8回4安打9奪三振無失点と好投し、5月22日以来の3勝目を手にした。立ち上がりか… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】近本止めた!アンダーソン8回無失点3勝「緩急つけて投げられた」中村健人2回光る好捕 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
首位ヤクルトにマジックが点灯して、おそらくセリーグは2位、3位争いが面白くなってくるだろう。なんせ、ヤクルト以外のチームはこれといった決め手がない。どこが2位でも最下位でもおかしくない状況。と、なればベンチワークが大事になってくるだろうねぇ。ベンチワークは采配だけではなく、投手のやりくり、調子のいい選手の見極めなど監督一人ではなくコーチ陣、裏方さん、スコアラーなどがどれだけ一体になってやっていけるのか??そういう観点から見ると昨日のゲームは特にコーチ陣ね、大丈夫かなぁと感じたゲームだった。特にカープの場合は半世紀ぶりに投手出身の佐々岡監督が指揮を執って3年目。そろそろ投手だけではなく、攻撃や選手起用からも「佐々岡カラー」を出せてもいいんだろうけど、作戦やスタメンオーダー、代打起用などを見るとこの辺は相変わらずコーチ任せといった感じでね、ベンチワークというものにはやはり不安を感じずにはいられない。そんなシーンが盛りだくさんのゲームだったように思う。

アンダーソンが剛腕で阪神打線を黙らせた!!

昨日のゲームは何といってもアンダーソンの好投。これに尽きるだろう。好調のバロメーターである高めの真っすぐにこのゲームは非常に力があった。またその球に阪神打線が強引に振ってきたというのはあったよな。これでカウントを稼いで変化球。特にチェンジアップのコントロール、高さがいいところに決まっていた。連続試合安打記録を続けている近本もしっかり抑えた。常にストライク先行で阪神打線に流れをやらなかったよな。それとバッテリーを組んだ磯村がアンダーソンの良さをうまく引き出してくれた。ほぼノンストレスで投げることができたのも大きいよな。
まだまだアンダーソンは投げてみないとわからない部分が大きいんだけど、調子が良ければそうは打てない投球をしてくれる。夏場になって調子も上がってくるだろうし、楽しみな投手だよな。来日初ヒットも打ったし、いい気分で次の登板に備えてほしいよな。

球際に強い中村健のファインプレーでアンダーソンをアシスト

阪神の先発は桐敷。左だよな。カープ戦にはこれまで中継ぎで1試合登板した。確か左打者が続く並びで打者3人くらいに投げて小園、松山に連打を打たれた記憶がある。被打率も左右同じくらい。なのにカープのスタメンには1番堂林、8番に中村健人と右打者を入れてきた。まぁ結果はお分かりだと思うのであえて書くことはしないでおこう(笑)。ただ、8番ライトでスタメン起用された中村健は守備で非常に大きなプレーをしてくれた。あれが抜けていれば連続長打で阪神にも点が入ったし、アンダーソンも8回まで投げ切れなかっただろう。中村健は以前も「曲芸キャッチ」を見せてくれた。外野手にして非常に球際に強い選手だよな。打撃でもそう。案外脆く打ち取られる場面もあるんだけど、いい場面で打つシーンもある。キャンプから実戦向きと言われているだけのことはあるよな。ゲームの流れを左右する大事な局面だっただけに勝負をかけた守備だったよな。社会人で4番を打っていただけにパンチ力もあるし、この選手が8番にいるというのは面白い。まぁ相手先発が左でという限定スタメンになるんだけど、もっと見てみたい選手ではあるよな。

マクブルームが先制の一発!!

先制点は初戦同様中軸の一発だった。広い甲子園での一発というのはホームチームの阪神に結構なダメージを与えるように思うねぇ。初戦はひっくり返されたけど、このゲームでは非常に価値のある重い一発だった。打ったのは4番のマクブルームだよな。マクブルームも7月の声を聞いてから一発が出るようになった。助っ人選手は暑くなると調子を上げてくる。日本の厳しい夏は初体験だろうけど気温とともに調子が上がっている感じだよな。これからもどんどん一発が増えてくると上位争いに心強い戦力だよな。

流れはわかっているんだろうけど…中継ぎ不安が消極的采配に

アンダーソンの好投で打線は中押し、ダメ押しと点を重ねれば非常に楽なゲームになったはず。当然、カープベンチも先に追加点を取って流れを完全にこちらに持ってきたいというのあるんだけど、右打者中心のオーダーがなかなか左腕・桐敷を攻略できない。まぁファンはみんな知ってるのよ。打撃コーチ自己満の根拠のない右打線ね、誰かさんが下にいた時はおさまったけど、最近またみられるようになった。じぇんじぇん機能していないよな。1番に抜擢した堂林が4打席で3三振。困ったもんだよな。
それでもアンダーソンが踏ん張ってくれている。チャンスは7回にやってきた。2死から小園、ケンティが連打で1,2塁。ここで打席にアンダーソンが回ってきた。ゲームは終盤、追加点が欲しい場面で代打もありだったけど、佐々岡監督はアンダーソンをそのまま打席に送って結果は無得点。流れが変わりかねない展開になった。アンダーソンがその裏をしっかり押さえてくれたのでよかったけどこの辺にカープベンチの消極的な姿勢が透けて見えたよな。イニングは7回だから矢崎⇒森浦とつなぐのも悪くない。ただ、この二人は前カードの巨人戦で失点している。別に不安視しているわけではないんだろけど、失点後はなるべく楽な展開で投げて調子を取り戻してほしいというのはあるだろう。代打を出して点が取れればいいけど、取れなければ1-0の展開のまま。ならば球数を考えればアンダーソンの方が…という選択だったのだろう。悪くはないんだけど、この辺の消極的な考え方もね、今一つチームが乗っていけない要因のように思うねぇ。だから勝っていてもなんとなく負けているような、押されているようなムードになりがちだよな。勝ったから目立たないけど、こういう采配は順位争いの競ったところで負けてしまう要因になる。もっと仕掛けてほしいよな。

投手起用もそうだけど攻撃面もぼんやりしすぎ??

仕掛けといえば攻撃面でもぼんやりしている場面があった。アンダーソンが7回、イヤ流れになりそうなところを大山、糸原、北條を見事に料理でリズムよく切り抜けた。本当にこのゲームは首脳陣はアンダーソンにだいぶ助けられたよな。さぁアンダーソンに白星を!!という流れになりつつあるなかでの8回の攻撃、マウンドには前回カープ戦で打ち込まれてファームに行ったアルカンタラ。1軍復帰最初のマウンドだよな。こういう投手に対して果敢に襲い掛かるような仕掛けも欲しいよな。しかし打席には1番に抜擢起用もこれまで2三振といいところのない堂林をベンチな「なんとなぁ~く」送り込んだ。これまでの成績に堂林の表情にも覇気がみられなかった。結果はバットがクルクルと空振り三振。ここね、せっかくアンダーソンがいいリズムで流れをこっちに引っ張ってきているのに肝心のベンチがそれに気づいていない。もちろん代打を出しても凡打なら同じという考え方はあるんだろうけど、この日精彩を欠いている打者をそのまま出すよりはよっぽどましだと思うねぇ。それと代打を出すことでその日よくなきゃスタメンでも代打という厳しさも伝えられる。このゲーム絶対取るよというメッセージとしても受け取れる。動いた方が絶対にプラスになると思うんだけどな。力なくベンチに戻る堂林に姿とは対照的にね、次打者の上本が2球目を打ってセンターフライに倒れた。恐らくミスショットだったのだろう。非常に悔しそうな表情でベンチに戻った。こういう気持ちね、大事だよな。

無死1,3塁で磯村にセーフティスクイズ…ってなんだ

普段はぼんやりしているくせにチャンスが訪れると途端にバタバタするのも佐々岡カープの特徴だよな。場面は9回。マクブルーム、坂倉の連打で無死1,3塁のチャンスを作った。ここで打者は磯村。打撃はいいからそのままでもいいんだろうけど、個人的にはここで左の代打、松山でいいのではないかと感じた。阪神の投手加賀屋は真っすぐ中心の投手。ベテランとは言え真っすぐにはまだ強さを発揮する松山が磯村よりはベターかなぁと。しかしベンチは代打を出さずに磯村を打席に立たせた。初球にいきなりバントの構え。え!?と思った同志も多かっただろう。いやいや、やるぞやるぞとバッテリーへの揺さぶりかと思いきやボールをはさんで3球目に本当にバントしてきた。セーフティスクイズだよな。これに3塁ランナー羽月は打球判断を誤って本塁に突入も楽々アウト。これには佐々岡監督も憮然としていた。その仏頂面にね、アタクシはこの作戦にはあまり佐々岡監督は乗り気ではなかった。そんな気持ちが込められていたように思うねぇ。恐らくコーチ陣からの進言なのだろう想像したねぇ。もちろんセーフティスクイズが成功すれば越したことはない。でもこの作戦は欲しくて欲しくてたまらなかった2点目を獲りに行く作戦ではないようように思う。むしろ2点目を取ってなおもこのチャンスの場面で決められたらダメージの残るいい作戦だと思うけどな、よくわからんよな。打たせてゲッツーでも3塁ランナーはホームインできる。無死だからゴロゴーはないはずで、余程のことがない限りホームで封殺はないのにホーム封殺の可能性が残るセーフティスクイズのサインね、消極的姿勢が生んだベンチのミスだと思うねぇ。
こうなると次の打者にプレッシャーがかかる。小園は粘るも三振に倒れ、ここでようやく代打の松山が登場した。
ただ、ここでカープベンチの犯したミスが阪神の守備体系に影響を及ぼす副産物を残した。2死となり2塁ランナーを何としてでも返したくない場面で外野を思い切って前に出した。その頭を松山の打球が超えていって1塁ランナーもホームイン。大きな2点が入った。まぁこれで勝負あったよな。

結果オーライのベンチワークはいつか奈落へ突き落される

このゲーム、何とか取れて連敗はまぬかれた。結果はよかったけど、ベンチワークや戦い方には大いに問題があったように思うねぇ。それでも勝てたのは阪神が今季どうもカープに対して苦手意識があるってのが大きかったと思う。他のチームだったらやられていた可能性は大いに残るよな。この勝利は「結果オーライ」が重なった形で得たもの。決してチームの力ではないだろう。勝つには勝ったけどカープの課題が浮き彫りにもなった。セーフティスクイズの失敗ね、何度も書くけどあれば野手総合コーチの提言だろう。無死1,3塁で繰り出す作戦ではない。何かを怖がっているか、ただ意表を突きたいだけの自己満作戦。左先発で右を並べるスタメン起用と同じ臭いがするんだよな。こんな野球をやっていたら選手はたまったもんじゃないだろう。この勝ち方で良しするようことをやっているから本当に力が違うチームとやると手も足も出ずに一方的にやられてしまう。交流戦やヤクルト戦を見れば一目瞭然だろう。
決して望んではいないけど、今のところポスト佐々岡の1番手は東出コーチだろう。恐らくその線はかなり濃いとみている。となると、こういう野球をしばらくはカープファンは見せられることになる。カープの未来ね、本当に暗いよな。なんとかならんかねぇ…

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