佐々岡監督継投策失敗で逆転負け…この継投策の意味を理解して投げた中継ぎ陣がどれだけいただろうか??

佐々岡監督継投策失敗で逆転負け…この継投策の意味を理解して投げた中継ぎ陣がどれだけいただろうか??

 「広島5-7巨人」(3日、マツダスタジアム) 広島は早めの継投策が実らずに敗戦。同一カード3連戦3連勝を逃した。勝率5割復帰はお預けで、借金は再び「2」。2位・巨人とのゲーム差は1・5となった。佐々岡監督は「これ(継投)はもう僕の判断。それが結果、失敗したならそれは僕の責任、継投の失敗」と振り返った。

情報源: 広島・佐々岡監督 九里交代は「僕の判断」「結果、失敗したなら僕の責任、継投の失敗」

交流戦が終わってからのカープはヤクルト以外のチームには負けていなかった。他球団のチームのファンからはヤクルト戦もしっかりやれと怒られそうだけどな、まぁこれも「戦い方」と割り切ることも大事。この巨人との3連戦は途中まで3タテ出来そうだったけど、継投策が失敗し打線も奮起したけど継投失敗の流れをどうしても止めることができなかった。佐々岡監督のコメント通り、継投を判断した監督の責任だろうねぇ。個人的には仕方ないと思うけど、今一つ納得いかないカープファン同志も多いだろうねぇ。

最多勝投手としての物足りなさ

昨季最多勝のタイトルを獲得した九里。今季はなかなか勝ち星に恵まれていないよな。打線にも責任はあるとは思うけど、九里本人もその理由はたくさんあると思う。四球が多くそれに伴い球数も増える。どうしても投球リズムが悪くなるよな。この日もゲーム序盤はよかったみたいだけど、味方が3点を先制した直後の5回に下位打線でありながらも大城に一発打たれた。3点をもぎ取った直後、1死も取れずに一発食らってるんだから3点取っても1点減点された気分になる。これが経験の浅い若い投手ならまだしも九里は「最多勝投手」。こういう投球をやってはいけない投手なんだよな。この被弾で佐々岡監督もムムっと来たのだろう。ただ、これだけでは九里を5回で降板はさせなかっただろう。続く1死後吉川にヒットを打たれた。ところが吉川が珍しく盗塁失敗で2死にしたにもかかわらずウォーカー、丸に連続四球。ここだよな。3点先制してペースを握ってゲームを運べるはずが一発食らってなおも同点のランナーを四球で出して四番の岡本まで回してしまった。結果は上本のファインプレーでこの回に同点、逆転はされなかったけど、先制してペースを握れそうな「流れ」は完全に手放してしまった。「最多勝投手」がこれをやってしまっては勝てるゲームも勝てないよな。佐々岡監督がここで九里を諦めたのは決して間違えではないと思うねぇ。

微妙なのはタイミング??

佐々岡監督は投手出身だから投手に対しては長い目で見る部分もあるよな。交代が1歩も2歩も遅いというのはこのブログでもSNSでもたびたび話題になる。しかし今回は九里を5回でスパッとあきらめたあたりを見ると少し佐々岡監督もムキっと来たのだろう(笑)。ただ、この九里を5回でスパッと代えたことが中継ぎ陣にとっては少々負担になってしまったようだねぇ??ここでいう「負担」は体力的な面ではなくメンタル面での負担ね、こっちが大きかったように思うし、カープの名次人が「弱い」とされる部分が出てしまったように感じている。佐々岡監督にしてはあまりにもスパッと代えすぎて中継ぎ陣が「いつもとは違う」と変に引き締まっちゃった感じ。うまく言えないけど、明らかにいつもと様子が違うとブルペンで感じたんじゃないかなぁと。先発が5回で降板。いつもなら引っ張るのにと、こりゃ今日はブルペンが大変だと妙な緊張感が走ったんじゃあないかと。まあ仮にそうだとしたらプロとしてどうなのかってのはあるんだけどな。
個人的には「タイミング」かなぁと。6回も九里でいってよかったと思う。ただし、一人でランナーを出したら交代。そんな感じでよかったように思う。6回を無難に行けば、いつもの勝ちパに持って行ける。仮にそうなれば矢崎や森浦の失点もなかったように思うねぇ。

捕手・中村奨も同時に代えたほうがよかった??

これはあくまで個人的な意見だけど、九里を代えたと同時に捕手も代えたほうがよかったように思う。ベンチには磯村もいただろうし、曾澤だっている。2点リードのまま終盤まで引っ張るためにはバッテリーごと代えた方が切り替えができるように思う。九里と中村奨のコンビはこれで3,4回目。当初は中村奨のサインに首を振り、ベンチで話し込むシーンも見られた。多彩な変化球を操る九里は中村奨にとっては勉強になる投手だろう。その投手と組ませてもらっているだけで「ありがたい」だろう。しかしその九里が5回でマウンドを降りた。中村奨も責任を感じていただろう。それを引きずってリリーフ陣をリードしていたように思うし、そのリリーフ陣がことごとく失点していたよな。
その中村奨の「焦り」のようなものを感じたのは矢崎が坂本にツーランを食らったシーンね、象徴的だった。
九里の後を継いだケムナが簡単に追いつかれてしまった。もし、九里が投げていたら…!?と感じてしまうカープファン同志も多かっただろう。まぁこれは結果論だし受け入れるけど、そのまま捕手として残った中村奨は九里の勝ちも消えてしまった責任を感じていただろう。このイニングも坂本に一発食らったけど、高めの真っすぐ。ボールかもしれん球を打たれた。明らかに一発打てそうな球を狙っていたフシがある。この辺ね、巨人とカープの違いというのも痛感する。カープは何とか塁に出るというの主流だろう。でも巨人は伝統的に長打を良しとする。先頭打者として甘い球が来たら狙っちゃると考えている打者が多いよな。5回も大城が先頭打者だったけどそういう「文化」があるよな。
7回に関しては2死から岡本がヒットで出た。もう2死だしな、それでもカープはここからつないでという「文化」。でも巨人だとここは「一発狙っていいよ」なんだよな(笑)。それを背景に7回の矢崎と坂本の配球を振り返ってみよう。この日の矢崎は真っすぐを見せ球にしてフォーク、スライダーで仕留める配球で簡単に2死を取った。そして岡本にはヒット打たれた。もうこの場面は一発の警戒とランナーを貯めないこと。そのためにはストライク先行で早く坂本を追い込みたいところだよな。これは前の打者の岡本に対しても同じ。早々に2ストライクと追い込んで3球目も「ストライク」を投げさせて打たれた(笑)。この場面でフォーク投手の矢崎なんだから「ストライク」入らないのよ。それが3球目のフォークはストライクからストライクに落ちていったのをすくわれたヒットだった。この辺は矢崎に対して「ボール」でいいよということを伝えていたのか??あまりにも安易に行ったように思う。
そして坂本。結果から見れば最後は矢崎が根負けしてコントロールミス。その失投を坂本は待っていた。打たれるべくして打たれた印象がある。配球を振り返ってみよう。
この坂本に対して矢崎は岡本同様に早々に2ストライクと追い込んだ。球種は2球ともスライダー。初球は真ん中にきてファール。2球目は真ん中低めに決まったスライダーを見逃した。この見逃し方で中村奨はスライダーは待っていないのでは??と感じたかもしれん。ここから決めいった球は全部スライダー個人的には1球真っすぐ見せてフォークで落とせば一発狙いの坂本は打ち取れると思った。なぜスライダーに固執するのか??非常に疑問だったねぇ。その勝負球だったであろう3球目のスライダーは坂本がカット。一発打てる半速球を待っているわけだからスライダーには対応できるよな。
4球目5球目は真っすぐ。これが大きく外れた。4球目の真っすぐには意味があると思うけど、5球目の真っすぐにあまり意味が感じられなかった。そして6球目はスライダーでこれもファールで逃げられた。相変わらず坂本の狙いは変わっていないと感じたねぇ。7球目に投げたようやく投げたフォークも悠々と見逃された。これで並行カウント。まだ投手有利だよな。そして8球目はスライダー。これが抜けた。高めに入った半速球を坂本が見逃すはずはない。これぞ「1発で仕留める」打撃。素晴らしいよな。バッテリーも坂本の粘りに根負けした印象だよな。ただアタクシはバッテリーがなぜこれほどまでにスライダーに執着したのか??疑問だった。追い込んでいながらなぜ早い勝負でフォークを要をしなかったのか??この辺は中村奨のリードに多少問題があったように思うねぇ。もちろん中村奨にも考えがあるんだろうけど、森浦が打たれた場面も変化球が多かったように思うしね、この辺はゲーム流れに翻弄されたリード、配球が目立ったように思うねぇ。まぁ勉強だと思うけど、このゲームを勝ちいくには経験のある捕手が出たほうがよかったように思うねぇ。

ひっくり返されたら、もう一度ひっくり返せる野球ができるか??

この両チームは抑えがしっかりしているけど、そこにつなぐまでが問題。同じ課題を抱えているよな。そういった背景があるから先発が早々に交代してゲーム後半は点の取り合いになった。カープ打線もひっくり返されてもマクブルームの長打で同点に追いつく粘りを見せたけど、再度ひっくり返すことはできなかった。逆に巨人に引き離された形になったのはやはり「中継ぎ陣の質」。とはいってもほんのわずかな差が勝敗を分けたように思うねぇ。矢崎も森浦もゲームの流れの中で失点してしまい「あれ??」という感じだろう。カープの中継ぎ陣でこういう緩んだ展開でビシっと締める投手がいない。ここが課題だよな。このゲームでいえば8回に登板した平内。前日はマクブルームにサヨナラ食らった投手だけど、このゲームでは真っすぐで押して押して三者凡退でゲームを落ち着かせた。カープにその存在がいなかったということだろう。振り返れば矢崎がその役割をしっかり果たしていれば、違った展開になったと思う。だからこそ2死から坂本に食らったツーランね、同点にしたけど、あそこを矢崎が3人で抑えていれば、森浦の投球も変わっていたように思うねぇ。
打線は決して悪くない。このゲームもひっくり返されても再びひっくり返せた可能性があったゲームだった。それができなかったのは打線と考える人も多いだろうけどアタクシは、この流れをピタっと止められる投手の存在ね、これが巨人にはいてカープにはいなかった。そんな気がするねぇ。もちろん起因は九里のふがいない投球とそれを見て早々に後退させた監督の責任ということだろう。切り替えてまた、今週頑張ってほしいよな。

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