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九里トップタイ12勝!!主砲の一発、栗林15試合連続セーブで快勝!!巨人が落ちるのを期待するのではなく「勝つ続ける」ことに意味がある

強いカープがみたい!
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 広島の九里亜蓮投手が、ハーラートップタイ12勝目を挙げた。許した安打は4回2死から宮崎に浴びた左翼二塁打のみ。7回1安打無失点の好投。巨人戦(東京D)に先発した阪神・青柳も12勝で並んだが、今後中4

情報源: 【広島】逆転CSあるぞ!今季2度目6連勝!3位巨人と5差接近…九里亜蓮7回無失点でトップタイ12勝

ペナントレースというのは本当に長いよな。ここの所のカープは6連勝、4連敗、6連勝と波が激しいというのはあるんだけど、この3週間は12勝4敗。借金を8つも返したことになる。これが約4か月前の交流戦でのズタボロさと比べれば月とスッポン。同じチームとは思えないよな(笑)。巨人は開幕ダッシュに成功した阪神を9月には一度首位から引きずり下ろした。この時の貯金は15。9月に入って貯金15だもん、最低でもクライマックスは間違いないといったところだろう。しかし昨日の敗戦で貯金が1つしかなくなってしまった。本当にペナントレースは何が起こるかわからんよな。たった1か月で状況が変わっちまうし、3,4か月前と今では戦力は変っていないのに全く別のチームのような戦い方も見られる。これだもん野球ってのは面白いよな。

九里7回を1安打無失点で12勝!!

まずは先発の九里だよな。本来なら火曜日は床田なんだろうけど、タイトルがかかっているし、残りゲーム少しでも登板できるように中5日で先発。この辺は佐々岡監督らしい配慮というかね、何としてでも九里にタイトルをという親心が伝わってくる。その佐々岡監督の思いに応える形で九里が完璧なピッチングを見せてくれたよな。四球は出したものの先頭打者をしっかり抑えたしな、コントロールもよかった。テンポもいいし申し分ない投球だったよな。
圧巻だったのが6回だったかな??佐野を三振に打ち取った場面ね、これこそが九里亜蓮のピッチングと言うのを見せてくれた。まず背景から言えばスコアは1-0。オースティンがいないとは言え、DeNA打線の一発は怖いよな。当然一発警戒の場面。しかし佐野は逆方向への一発もある。油断できないよな。初球は外の真っすぐを見逃してストライク。2球目は外の緩い球でボール。この2球だけを見ても佐野に対して一発警戒と言うのがわかる。当然佐野も外に目付けしていたことだろう。3球目は初球と同じようなコースでファール。これで追い込んだ。4球目は外角低めにフォーク。まぁこれは決め球だったのだろうけど、大きく外れてしまった。そして5球目。まぁここまで外中心で来たんで一つ内角にというのは佐野の頭の中にもあっただろう。ただ、決め球ではなくあくまでも見せ球。甘く入ってきたら行ってやろう。そんな待ち方だったと思う。九里の投じた球はカットボール。インコースに外れるかと思われた球がククっ中に入ってきた。ボールと見切った佐野の前をホームベースの端を滑るようにストライクゾーンに入ってきた。このコントロールね、冴えていたよな。佐野はなすすべなく見送って三振に斬った。素晴らしいよな。
投げている表情からも充実しているムードをムンムン発していた。これで12勝。ライバルの青柳もこの日勝ったのでトップタイ。残りゲームを考えると九里がもしかしたらあと2回登板がある。何とか悲願の初タイトルね、手中にしてほしいよな。

打線は東の前に沈黙も主砲が攻略

DeNA先発はアタクシの長男にそっくりな東が先発。久しぶりだよな。話は変わるけど、DeNAが誇った左腕の先発陣ね、カープはこれをかなり苦手にしていたんだけど、今は見る影もない。やはり先発投手陣の故障と言うのは本当に大きいよな。
その久々の東に対して序盤は完璧に抑え込まれた。タイミングを取るのが難しいのか、なかなかスイングさせてもらえなかったよな。まぁそれと九里の最多勝争いのアシストにと各打者が慎重になっていたようにも思えた。ただ、東も久々だしな、中盤あたりで捕まえられそうな感じで見ていた。
打順が一回りして、4回に攻略した。先頭の宇草が三振。宇草は東に全くあっていなかったよな。続く小園が内野安打で出塁。ようやくランナーが出たよな。畳みかけるように龍馬が初球を叩いてヒット。1死1,2塁の場面を作った。ここで誠也だよな。3回くらいから東の球が高めに浮き始めていた。まぁ誠也に対しても高めの球が多く、なんとなくだけど、打てるムードはあった。フルカウントから甘いチェンジアップを誠也がバットに載せてレフト線へ。先制のタイムリーだよな。この辺、4番の仕事といった感じだろう。
この回でね、東を引きずりおろせそうな展開だった。しかし坂倉、菊池が内野フライに終わった。首位打者争いのライバルである坂倉はこのノーヒット。誠也は3安打。また順位が逆転した。坂倉は首位に立つとバットが湿る。これも経験だよな。まぁこの東も5回以降は立ち直ってしまった。この辺は反省材料だよな。

九里、完投ペースも無念の代打降板

ゲームは1-0のまま終盤へ。引き締まったいいゲームになってきたよな。カープとしては栗林につなぐまでにもう1,2点は欲しい。いやいや栗林につながなくても九里も完投ペース、最低でも8回はいける状況だったしな。ベンチもどちらをチョイスするか悩ましいところだったろう。まぁ当然、勝ちを優先し7回のチャンスの九里の打順で代打を起用した。代打を告げられた九里の表情にね、「もっと投げたかった」と思いきり書いてあった(笑)。悔しいけど仕方ないよな。まぁこれで代打起用が当たればよかったんだけど、このイニングも無得点。と、なると打ちあぐねていた九里が降板したからな、DeNAに流れが行く可能性も生じてきたよな。

島内、真っすぐで押せずにピンチに。バードはポジションを与えれば力を発揮??

イヤな予感は当たった…かに見えた。8回表にマウンドに上がったのは島内。この1-0で最多勝のかかる九里の後を引き継ぐにはちょっと荷が重い。そんなふうに感じたカープファン同志も多かったんじゃないかねぇ??案の定先頭打者に四球を与えてしまったよな。この回は7番から。一人出れば上位にまわるし、ランナーが貯まるとクリーンアップにまわる。9回の栗林は無双だからな、3人で終わらせるのが理想だよな。しかし不安が的中。島内が先頭に柴田に対していきなりのボールスリー。島内もやっちゃった~といった顔をしていたよな。ここが島内の課題だよな。
4球目は置きに行ってストライク。この置きに行った球でも151キロ。もっと真っすぐに自信を持って投げ込めば、そうは打てないと思うけどねぇ。ここから真っすぐで押してフルカウントまで持ち込むも柴田に粘られる。最後根負けしてフォークを投じそれが外れて四球。個人的には真っすぐで押し通して欲しかったけどな。
続く戸柱が送りバント。1死2塁。ここで代打・神里。こちらは変化球でカウントを稼いで最後は155キロの真っすぐで見逃し三振。素晴らしかったよな。
打順はトップに戻って桑原。打球は2遊間を抜けるヒット!?と思いきや、菊池が飛び出してきて打球をカット。これヒットなら間違いなく同点だったろう。菊池の守備がまた失点を防いだよな。このプレーは非常に大きかったよな。
これで、2死1,3塁。ここでこの日2番に入った楠本を迎える。一発長打の可能性を秘めた打者だよな。ここでカープベンチはバードにスイッチ。DeNAベンチは代打を出すかな??と思ったけど、期待の若手にチャンスを与えた形になった。まぁこれはこれでいいのだろう。ここで考えるのは何も楠本でということではなく、次の佐野も含めてこの二人でアウトを一つ取れればいい。そういう考えになる。となれば、カウントが悪くなれば四球でもいい場面だよな。その考えのもとカープバッテリーはバードの特徴を生かして外のスライダー攻め。いつか真っ直ぐあるよという配球だよな。このスライダーに楠本のバットは全く当たらなかった。それでもフルカウントまで来た。まぁ佐野と楠本を考えれば本音は楠本の方が打ち取りやすい。ここでバートは楠本が全く予想していない真っすぐを、それもインコースに投げこんだ。もちろん楠本はバットを出すことができなかった。痛快だったよな。トラの子の1点を守り切り栗林までつなぐことができたよな。
バードはイニング頭から行くと失点するケースが目立つけど、こうした左殺しのワンポイントね、こういう場面では力を発揮するよな。まぁ働き場所が定まればいい仕事をするわけだけど、助っ人にこのポジションをやらせるのは少々「助っ人枠」としてはもったいないように思う。さて、バードの来季はあるのだろうかねぇ??

エスコバーの剛速球を主砲がレフトスタンドへ

九里の交代で流れが行きかけたのをバードが引き戻してくれた。リードのまま栗林大明神へつなぐ形ができたよな。ただ、依然として九里のタイトルへのプレッシャーと言うのがあるからな、1点より2点、2点より3点とリードを広げておきたいよな。その仕事をやはり主砲・誠也がやってのけてくれた。エスコバーのえげつない剛球をコンパクトに振り抜いてレフトスタンドへ突き刺さる34号ツーラン。見事な4番の仕事だよな。
前日のドラフトでは右の強打者の補強を行った。当然、誠也がメジャーに移籍することを想定しての補強だろう。カープの場合はマエケンの場合もそうだったけど、ファンが納得する成績を収めないとポスティングにGOサインを出さない。今季の誠也の成績を見れば打点は物足りないけど、十分にGOサインが出る内容だよな。まぁ去就は今オフということになる。戦力的には痛いけど、誠也のメジャーで活躍する場面も見てみたい。複雑だけどな。

1試合1試合を勝つ気持ちで。結果は後からついてくる

どうだろう9月の中旬位まではカープの下のチームの動向が気になっていたけど、今、多くのカープファンが注目しているのは3位巨人の動向だろうねぇ。さっきも書いたけど1か月前に15あった貯金が1つにまで減った。これを予想していた人はほとんどいないだろう。SNSを覗くと巨人が落ちてきたのを喜ぶ投稿が増えてきているけど、カープの3位というのは机上の計算ではかなりキツい。巨人が残りゲーム1つでも勝てばその可能性はどんどん萎んでいく。
今、大事なことはカープが3位に入ることではないと思う。苦しいシーズンだったけど、ここに来てようやくいい野球ができつつある。6連勝を2回できている。この野球を残りゲーム1試合1試合集中してできるかどうか??アタクシはこの負けられない戦いをどうやって勝って行くのか??これが来季へ向けての大きなポイントだと思う。強いカープの復活には順位は別にして、この厳しい負けられない状況で勝ち続けることがね、後々に影響してくるように思っている。恐らく巨人は今日あたり勝つだろう。それでもいい。カープは残りゲームを負けられない戦いと位置付けて勝ち続けることだけを念頭に置いてやって欲しいのよ。そうすれば、いつか花が咲く。3連覇時代とは一味も二味も違った花が咲くだろう。結果は後からついてくる。巨人の動向は気にせずね、いい野球をしっかりやってほしいよな。

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コメント

  1. 一禅小和尚92 より:

    記事へのコメントではありません。
    昨日の試合のことなんですが、同点になった時点で床だ投手を変えないのは何故でしょうか?素人考えだ、結果論だといわれるのはわかっていますが、「変えりゃあええのに⚡️って感じです。」
    私は、試合ってチームの勝負の場だと思うんです。同時に選手一人一人の勝負の場でもあります。だから、一軍で出てはじめて力がつくのだと思います。
    そして、戦略の勝負です。mageさんの記事に「佐々岡監督は勝負勘が弱い、勝負強くない」という言葉を見かけますが、まさしくその通りだ❗️と痛感し、同時にむなしくなりますした。
    投手出身の監督は先発を引っ張る傾向が強いといわれるようですが、佐々岡監督はかなりその傾向が強いと思いました。
    昨日の試合で、とことんそう感じさせられました。
    また、「ここでやってはいけないことは三振と内野フライです。」と新井解説員が言っていましたが、小園選手と西川選手が連続してやってしまいました。
    チョッとがっくりしました。
    鍛え方が足らんのですかね?
    流れを持ってこれる選手やベンチの力がないからですかね?
    今日の記事にその答えがあるかもしれません。

  2. カピバラさん より:

    M ageちゃんさんおはようございます。
    私的には『今更…』という感じはあります(汗)
    シーエス出場も?とありますが期待はしていません!
    だって盛り上がった挙句落とされるということを何度となくやられているから(泣)
    それにしても最多勝(候補)首位打者(候補)新人賞(候補)などなどが在しているチームが何故この位置なのか(笑)つくづく野球って不思議だなと思います。
    あと残り11試合でどこまで上に行けるのか楽しみたいと思います。
    でも一番最後までゲームを観ていたいなとも思っていますけど(苦笑)
    此方のブログもあと少しですね。最後まで楽しみに読まさせていただきたいと思います。

    • カピバラさま
      確かにいまさらという思いはぬぐえませんね。CSに関しては本文でも書きましたが、巨人が一つ勝てば、可能性はゼロに近いでしょうねぇ。
      野球と言うのは面白いですよ。打つだけでもダメ、投手だけ良くてもダメ、核になる選手の負担がカープの場合は重すぎるのでしょう。戦力不足ですよ。仮に、誠也の前後を打つ助っ人がいたら打率は.270くらいでHR20発くらい打てる選手がいたら、坂倉は下位打線でしょうし、かなり強力な打線になります。今のスタメン出ている西川あたりは代打で控えていればかなり相手にとって脅威でしょうね。
      残り11試合ですか、長いようであっという間でしたねぇ。これからもよろしくお願いします。
      コメント、ありがとうございました

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