日本シリーズ7戦並みのプレッシャーがかかった試合で負けたのはいい予行練習だと思えばいい

NO IMAGE

野球情報満載デイリースポーツ/M1の広島、勝ち越し許す

情報源: M1の広島、勝ち越し許す/デイリースポーツ online

今日の試合ってのはね、「価値」という観点から考えると日本シリーズの第7戦のようなムードの試合だったよな。形は違えどいろんな人々の気持ちがこもりにこもった試合だったような気がするんだよな。

整理すると…

  • マジック1。勝ちか引き分けで優勝が決まる
  • 地元で胴上げの期待
  • 台風が来ていて明日は間違いなく中止
  • 相手が最下位のヤクルトで勝つ可能性が高い
  • 今日を逃すと甲子園で胴上げになってしまうのがイヤだ
  • 3連休。遠方からの観客が多数で中止にしづらい
  • 先発が勝ち頭の薮田
  • 明日は日曜、たらふく飲める

これだけ羅列しただけでもね、選手以外のカープに携わる人々がこんな最高の条件で優勝が決まるなんていったら最高な訳よ。美味しいなんてもんじゃねぇよな。だから今日決めたいっていう盛り上がりがあったんだろうねぇ。
その気持ちに台風が忖度したのかねぇ?試合開始は遅れたけど試合展開に影響する雨はほとんどなかった。これは神っていたよな。

そんな状況でカープは惜敗。まぁ優勝は間違いねぇんだからどうってことねぇんだけど、やっぱり選手にはプレッシャーがあったんだろうねぇ。だから敢えて「日本シリーズの第7戦」てのに例えてみたんだけどな。

もちろん日本シリーズ第7戦ってのは勝った方が日本一なわけだから、今日の試合のプレッシャーに比べれば屁みてぇなもんかもしれんけどな、カープが背負ってきた歴史、ファンの想い、選手の想いってのは日本シリーズとは一味違った重圧があるんだよ。これはカープファンじゃなきゃわからん部分もあると思うんだけどな、今日の試合は相当なプレッシャーのかかる試合だったに違いねぇと思うよ。そのプレッシャーと選手は戦っていたような気がするんだよな。

4-2でライアンを引きずり下したわけだから展開的には勝ちにだいぶ近づいた感じだけどもう1点が取れなかった。これがだんだんプレッシャーに変わっていったよな。それが投手の方にもろに出た感じだよな。ここはポストシーズンの投手起用の参考にしたらいいんじゃねぇかねぇ。

一つは大松に同点タイムリーを打たれた場面ね、個人的には美味しい打者が出てきたと思った。確かに大松ってのはロッテ時代は痛い目にあった選手。ヤクルトに移籍してからも印象に残るサヨナラホームランを打っているけど打率は1割台。教科書通り攻めればどうってことねぇ打者。

その大松にツーナッシングからタイムリーを打たれた。この辺ってのはそういうプレッシャーがこうさせたのかなぁと。失投だとは思うけど追い込んでおいてインハイ、コントロールミスが怖いなら大きく外に外してもいいんだけど、一つボール球をストレートでほうっておいて、外のカットボールでイチコロの打者に打たれちまうってのはね、キャッチャーのリードの問題かもしれん、ピッチャーの失投や勝負を焦ったのかもしれんけどな、そういう判断をプレッシャーが鈍らせたような気がしてならんのよ。正直もったいなかったよな。

8回の今村もそう。間違いなく調子を落としているよな。先のベイスターズ戦ではノーアウト満塁を切り抜けたけどな、あれはあの場面でキレッキレのフォークが決まったから。しかしながら今日はフォークボールが決まらんかったよな。勝ち越しを許す前に交代ってのいう考えの同志も多いと思いますがね、今はシーズン中だし逆転のチャンスをうかがう、そしてそのためには今村がビシッとやってリズムを作るっていうね、信頼からの起用だったと思うし、結果あぁなっちまったのはある程度しょうがないとは思う。

だからこそ、あの今村の乱調はプレッシャーからくるものじゃねぇかなぁと思わざるを得ない。そんな気がしますな。

打線も同点に追いつかれてからはチャンスは作れどなかなか決定打がでないし、固さがみられた。日本一の称号を手にするにはこのくらいのプレッシャーに負けてはいかんしな、そういう意味でも条件は色々違うけど、カープの選手は相当な重圧を受けながらの試合だったと思うよ。だから5点目。これをいかにしてとるのか?ここが取れなかったから負けたようなもの。いい予行練習ができた。アタクシはそう思うよな。

9回1アウト1,3塁ので打者は丸。残念ながら結果は三振に終わったよな。いいんだよ、シーズン中だからな。先制点を打っている丸だから同点どころか逆転のチャンスだったある。これまでもここを打たしたから逆転のカープがあったわけだし、異論はない。

でもこれが日本シリーズ第7戦だったらどうするのか?スクイズの場面は十分考えられたし、1塁ランナーを動かす選択肢もあるだろう。個人的に思ったのは丸が転がそうとか外野フライを打とうという当てに行く打撃に終始していたような気がする。そこが今日の反省点と言えば反省点だと思うんだよな。本当に短期決戦でそういう中途半場なベンチの指示でいいのか?ってこと。

今村の続投もそう。今日負けたら終わりの場面で今村を引っ張るのか?リリーフを入れるべきだったのか?いやいやそもそも日本シリーズで今村が8回使えるのか?短期決戦で戦う場合、これでいいのか?疑問を投げかけてくれた試合であったような気がするんだよな。

結果は残念だけどしょうがないさ。でも今日の試合はそれで終わらせていけない。それほどカープが日本一の称号を手にするために必要な情報と経験を得た試合だと思うしそういう意味で「予行練習」だった思うよ。

優勝が時間の問題。もうここまできたらどこで胴上げってのも誰も気にせんでしょ。だからアタクシは甲子園で決まると思うよ。もちろん地元胴上げを見たいって気持ちは十二分にあるけどな、今日はその気持ちにカープが押しつぶされたっていう情けない側面もあったということ。そしてこの試合で得たものをポストシーズンに生かしてくれればいい。選手も監督も、そしてファンもね。