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FA流出は暗黒時代の入り口か!?強いカープを作るために必要なのは補強??育成??新助っ人レイノルズ・シャイナー獲得を皮切りにカープは補強に動き出す??

強いカープがみたい!
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若き大砲候補が、新井打法でアーチを描いた。今キャンプ5度目の紅白戦。1回1死満塁から「白軍5番」の内田湘大内野手(19)が紅軍先発玉村の内角直球を振り抜き、天… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】内田湘大が新井金言で満弾「それだけを意識したら、いい角度で上がった」来春1軍C意欲 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

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最近はCS放送で秋季キャンプの模様まで放送してくれる。アタクシがカープファンになった45年前は東京ではオフともなればカープ情報を手に入れる事なんてできなかった。いい時代になったものだよな。まぁ秋季キャンプは若手が中心だから紅白戦なんかも粗いプレーが目立つんだけど、それを帳消しにしてくれるくらいの「期待感」もあってね、これはこれでいいもんだよな。

FA流出は暗黒への入り口!?SNSで叫ばれる「補強」

残念だけど龍馬がFA宣言をしてパ・リーグへの移籍が決定的になった。前回の記事龍馬FA宣言でパ・リーグ移籍を打棒追及で決断!!これでカープの補強が本格派!?サプライズ補強はあるのか??助っ人の去就も注目で書いたけど、龍馬には新しい世界で是非とも腕試しをしていい野球人生を送ってもらいたい。今はそう願うばかりよ。そしてその経験を将来、カープのために活かしてくれるようなことになれば、アタクシはそれでいいと思う。頑張ってきてほしいよな。

それを受けてSNSを覗くとカープファンの間からかなり「補強せよ」という意見が散見する。どうだろう??前回のFA流出であった丸の時に比べると今回は非常に「補強」を叫ぶカープファン同志がかなり多いように思う。もちろん、丸の時には誠也という4番候補がいたというのは大きかっただろう。球団もファンも若手の底上げで丸の穴を埋めるという考えが多かった。まぁアタクシはあの当時よりもかなり前から補強、補強と言ってきたし、丸の時もHR30発が抜けるのに補強をしないというのはやはり問題と感じ、警笛を鳴らしてきたつもりだった。今回のカープファンの声の変化については非常に「危機感」を募らせているように感じるし、やはり「強いカープが見たい」というのはファンの本音だと思うし、カープ球団もそこを追求して欲しいという気持ち表れなんだと思う。
それもそのはず、丸がFAで流出してからカープはBクラスに転落した。そして丸が移籍した巨人がリーグ優勝。比較的最近の経験だけに、3連覇時代にファンになった世代からみれば、あの悪夢はもうごめんだ!!という感覚があるんだろうねぇ。アタクシは非常にいいことだと思うよ。そして今回の龍馬流出は再びカープを万年Bクラスの暗黒時代への入り口になってしまうのか??その危機感が「補強」を叫ばせているのだろうねぇ。

FA選手はパ・リーグへ、セ・リーグは戦力外をかき集める!?

FA解禁となった今週水曜日から各球団補強に乗り出している。FA宣言をした選手は龍馬を皮切りに西武・山川、DeNA・石田、オリックス山崎福也と4選手。龍馬はパ・リーグ移籍を明言しているし、山川はソフトバンクが名乗りを上げるようだ。投手では石田の動向はまだわからんけど、有力選手のパ・リーグ移籍が目立つよな。そして巨人の中田翔が2年契約を破棄して自由契約となった。こちらもどうやらパ・リーグが動くのでないかという情報が多い。こうしてみると力のある選手はパ・リーグに移籍する傾向を強く感じるよな。
逆にセ・リーグの補強をみてみるとヤクルトがFAの山崎福也にアタックという情報以外はどちらかといえば戦力外の選手を積極的に取りに行っている印象だよな。楽天を戦力外になった西川もヤクルトが狙っているという話だし、中日に至っては中田翔獲りに色気を見せつつ、巨人を戦力外になった中島、ソフトバンクの上林、阪神の山本の獲得に向かっているという情報もある。巨人も山崎福也にアタックするという話もある。今季セ・リーグ下位のチームは当然戦力補強をしなきゃいかんけど、戦力外通告をかき集めている印象は否めないよな。まぁ今季の阪神・大竹や加治屋の例もあるからな、そういった掘り出し物を狙っているんだろうねぇ??
FAのメドが立った途端各球団補強の動きが活発化してきた中、龍馬が抜けるカープには動きがみられない。まぁこの辺がファンを不安にさせてしまっているのだろう。カープ球団は、新井監督はどう考えているんだろうと。まぁ当然だろうねぇ。

右の内野手レイノルズを獲得!!まだ動きはあるのか??

そんな中、今朝カープは新助っ人の獲得を発表した。マット・レイノルズとジェイク・シャイナー。両人とも右の内野手だ。と、いうことはマクブルームとデビッドソンはリリースということだろうか??いずれもマイナーリーグで長打力を発揮している。レイノルズはメジャー経験があり、年齢は32歳。シャイナーはメジャーの経験はないものの28歳と若い。サードが本職だそうだ。マイナーながらも100発以上のホームランを記録している。この辺は右の強打者を助っ人陣でという考えの延長で、単なる「入れ替え」という印象が強く、龍馬の抜けた補強という感じではないよな。と、なると今後も助っ人獲得の動きがあるのではないだろうか??それとも他に何が動きがあるかもれん。いや、動きないとウソだと考えるカープファン同志の方が多数派だろうねぇ。ただ、個人的には投手の補強はあっても野手はこれで打ち止めのような気がしている。

紅白戦では若鯉がアピール

龍馬の穴を埋めるためには「補強」以外にも「育成」というのもある。まぁカープはFA流出のたびにこれを繰り返してきた。しかしうまく行かなかったというのはあるし、その中でようやく花開いたのが3連覇だった。ただ、その3連覇で活躍した選手たちのほとんどがFAせずに残留しており、見方によっては「上が詰まっている」という感じがしないでもないよな。支配下選手が68人と70人に対して2人しか余裕がないのもその副産物いっていいだろう。以前にも書いたけど、こうした環境下でなかなか若手を抜擢という空気にならないのも確か。そういう意味では龍馬が抜けた外野陣にとっては非常にいい風が吹いてきたと感じる選手も多いだろうねぇ。

そういった観点で昨日と14日に行われた秋季キャンプでの紅白戦を観戦。これを見ると若手抜擢も悪くないかなぁという気にもなった。
まずは龍馬と同じ左の外野手で田村。1軍でもヒットを重ねたことで非常に自信に満ちた打席を何度も見せてくれた。田村を抜擢して1番打たせてもいいかなぁという感じだねぇ。
外野の練習も始めた林も長打を見せてくれた。なんでも外野の練習を始めたことで下半身が安定して打撃がよくなったとか。そろそろ出て来てもらわなきゃいかんよな。同じく左の外野手で中村貴も存在感を見せてくれた。左の外野手は龍馬が抜けても若い選手が多いし、この辺は心配なような気がしないでもない(笑)。
昨日の紅白戦では昨季のドラ2・内田が玉村から満塁HR。背景として満塁で玉村がボール2としたところでストライクを取りに来た球を狙いにいって生まれたわけだけど、バッティングカウントで積極的にバットを出せるし、振り切っているところがいい。HRという最高の結果を出せたのも良かったよな。右の大砲候補として2年目のシーズン、どこまで飛躍できるかが楽しみだよな。

末包、矢野といった1軍出場経験をたくさん踏んだ選手は「さすが」といったプレーを見せてくれた。末包はいい打球を外野に飛ばすし、グランド状態の悪い天福球場でエラーを連発する若鯉を尻目に内野ゴロを華麗にさばく矢野も光っていた。打撃でも打点をあげるなど、課題の打撃も成長を感じさせてくれる。若い選手の成長もアタクシは十分な補強だと思うし、こうして若鯉たちを見ていると、カープに必要なのは「補強」よりも「新陳代謝」の方がいいような気がしないでもないと考えることもあるんだよな。

補強と若手の底上げはどちらがカープにとっていいのか??

補強に関して全く無関心のチームがある。今季日本一の阪神だよな。恐らくフロントは補強したくてしょうがないんだろうけど(笑)チームの指揮を執る岡田監督はそんなものに興味はない、むしろ若手でよさそうな選手がまだまだいると舌なめずりしているようだ。もちろん他球団の選手にも全く興味を示していない。以前の阪神やパ・リーグ3連覇のオリックスもFA戦線の常連だったけど、なかなか勝てなかった。ところが岡田監督、中島監督になるとオリックスはピンポイントの補強はするも生え抜きの両監督とも生え抜きの選手中心でチーム作りをして花開いた。

FA補強大好きといえば第2次長嶋政権時の巨人だよな。各チームの4番打者をどんどん入団させて力で圧倒するチームを作った。長嶋監督自身も若手よりもあの選手が欲しいと育成には全く興味を示さなかった。この選手がダメならよそから獲ってくる。その繰り返しだった。だからチームの戦力分析なんかはやっていないと思うし、若手には興味はありませんよ、コイツを一人前に育てようという気持ちはサラサラありませんよ、という風潮だったのだろう。これでは若手が育つ土壌になるわけがないよな。長嶋さんが初めて監督になった時は中畑や篠塚といった若手を鍛えてチームを作ったこともあるけど、2次政権時はもう戦力に頼る野球になった。その巨人が若手育成に切り替えて2年連続のBクラス。まぁそう簡単には育成球団として勝てるとは思わない。あと5年位はかかるだろうねぇ。

話を戻そう。現場の監督が今の戦力を分析して、しっかり鍛えてチームを作っていくとなれば、アタクシはFAで選手が出ていこうが補強はドラフトでいいと思う。後は左投手が極端に少なければ戦力外や現役ドラフトでとなるだろう。それをうまくやったのは阪神だった。大竹や加治屋はそういう意味で監督の意向に沿った補強でそれがチームにフィットしたということだろう。そういう戦力分析ができる監督なら補強なんていいよということになんだろうねぇ。落合さんもそうだしな、ノムさんは再生工場の異名で戦力外の選手や2軍でくすぶっている選手に働き場を与えることで戦力にした。若手もどんどん伸びた。やはり「監督」というものが一番ポイントになるんだろうと思うねぇ。

結局はカープの新井監督がどう考えているのか??なんだろうと思う。今季は新井監督が就任して2位になった。5年ぶりのAクラスとなった。新井監督就任にあたってコーチ陣はある程度刷新したけど、選手の補強はほとんどなく、元気のなかった選手を奮起させてAクラスを勝ち取った手腕は評価に値する。その新井監督が「補強は不要」というのであれば、アタクシは補強しなくてもいいとも思う。新井監督が補強は不要と思う根拠に若手の育成が当然入っていると思うし、戦力外がすくなかったものAクラスに入ったからということだろうから、今の戦力で十分優勝を狙える手ごたえのようなものを新井監督が感じているからこそ、補強に消極的に見えるのでは??という風に見ている。まぁ責任をとるのは監督だしな、新井監督の意向が非常に強く働いているようにも見えるんだよな。これが前監督ならアタクシも補強を叫ぶんだろうけど、Aクラスに導いた監督がいいと言うならアタクシはそれでもいいと思う。もちろん「龍馬の穴」は心配だけどね(笑)。

振り返ってみれば補強を続けてきたチーム、例えば阪神もそうだし、オリックスもそうだった。でも岡田監督、中島監督になってから派手な補強をせずに自前の戦力で戦って結果を出している。補強してもピンポイントで的確だった。3連覇したカープも自前で育てた選手中心だったし、結局は球団と監督・首脳陣がビジョンを持ってチームを作ることが一番大事だと思う。そのビジョンに「補強」があれば補強すればいいし、育成でチームを作り直すのであれば、時間はかかるけど、一度チームが出来上がれば黄金期を迎えることになる。何度も言うけど、カープはAクラスのチーム。ならば個人的には龍馬の穴に躍起になって補強、補強というのも少し違う気がしているんだよねぇ。

カープファンの中には広島出身の中田翔は取った方がいいという声も聞くけど、こうして助っ人2人取ったし、堂林もいるし、末包もファーストの練習しているしな、右の強打者はそれなりにいるんだと思うし獲得には動かないだろう。恐らくだけど、助っ人の入れ替えと現役ドラフトで今季の補強は終わりだと思う。龍馬の穴、4番を打った龍馬の代わりという視点で見ると積極補強が理解できないわけではないけど、結局得点は打線の「つながり」であったり、選手が「点の取り方」を理解していることが大事なんだと思うんでね、龍馬は確かに4番としていい働きも見せたけど、じゃHR30本、100打点が抜けたわけでもない。チーム作りで取り返せる範囲だと思うし、首脳陣、球団もその判断のような気がする。Aクラスなんだからね。まぁ龍馬の変態打法の代わりを見つけるのは難しいけどな(笑)

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コメント

  1. セブン より:

    今回の助っ人2人に関してかなり早く動きましたね!
    龍馬どうこうよりもマク、デビを切る事もCS前から決めていたんでしょうね。龍馬のFAに関して龍馬の代わりをとの声が多かったんですが、私はマクさんの代わりが大事だと思っていたので。マクさんはファーストしか守れないので使いづらかったのと、デビさんは顔の上下が修正出来ないと、もう1年やっても上積みは無いとの判断でしょう。今度の2人をYouTubeで見ましたが、レイノルズはマクさん、ラロッカに打ち方が似てますがコンタクト型な印象でシャイナーも上下のクセが無いコンタクト型な印象です。守備はデビさんより軽快な感じで肩も良さそう!カープではシーツに似たタイプかなと。まぁ、紅白戦、オープン戦を見ないとプロでも判断出来ないので実戦迄のお楽しみですかね!今回の補強でセカンド、ショートも守れる内野を補強したのは非常に評価大で菊の打撃の衰えと小園がいない時の打線がかなり迫力不足になってました。この補強でファースト、セカンド、ショート、サードに助っ人、ファーストに堂林、末包。外野に堂林、末包、中村貴、田村と打線の幅が広がりました。矢野は打撃が良くなる迄は守備固め、他の若手は出た時に内容と結果次第で1軍定着をを!助っ人はスラッガータイプよりもコンタクトタイプの方が日本では成功しやすいと思ってるので春のキャンプが楽しみです。

  2. MAX より:

    こんにちは。
    外人2人獲得しましたけど、マクブルームはまだしもデビットソンを切るのは有り得ないと思いました。
    確かに低打率でしたが、巨人戦は強かったですし守備もまあまあいい方でしたから、年俸で揉めたならまだしも打率低いだけで切ったのならフロント無能だと思いました。
    打率は高いに越したことはないですが、今の野球は出塁も重要ですし、打率ばかり求めても俊足巧打という名の対打率ばかりになりそうですからね。
    まあ2人とも出塁率もそんなに高くなかったイメージはありますが。

    補強に関しては他球団が自由契約になった選手を拾ったりしていますが、楽天→ヤクルトの西川やソフバン→横浜の森のような実績組の獲得が目立ちますが、近年の成績面から復活するかなんとも言えない面はあるかなと思います。
    年俸面で譲歩できるなら穴埋めで獲得すると言った補強ならありだとは思います。
    今年の広島は戦力外が少なかったですが、はっきり言って無駄に残してもどうせ使わないしトレード需要もないならいるだけで登録枠の無駄ですし、登録枠を有効活用するために入れ替えを頻繁に行うのは重要な気もします。
    かつての阪神が20人近く入れ替えた時もそれぐらい戦力にならない選手がいることを星野政権は問題視していましたし、若い内に戦力を入れ替えることの方が重要な気もします。

    補強もFAだけじゃなくてトレードのような短期補強もあるわけですし、短期的な優勝を狙いたいならメジャーでよくある低迷している他球団のFA近い選手を若手の有望株と引き換えに放出すると言ったような思い切ったことをしても面白いかもしれません。
    最近で言えば中日の京田放出にしても首脳陣とのいざこざもありましたがFAが近かったから別の選手貰った方が良いと考えた首脳陣の思惑もあったでしょうし。
    無論、相手ありきなので上手くいかないことが多いとは思いますが。

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