情報源: 広島、今季巨人戦勝ち越し決める 一発攻勢で4連勝 大瀬良は無傷の7連勝/デイリースポーツ online
4年くらい前かねぇ?その位まではカープは全く巨人に勝てなかった。とにかく巨人戦となると憂鬱だったのを覚えているよ。何点とってても逆転されるし、逆に1点でも取られるとその1点が重く圧しかかった。その時感じたのはいわゆる選手層の厚さと一人ひとりの選手の質。そして何よりも巨人の選手から漂う「自信」。
今日の巨人戦ね、全く立場が逆転した印象を強く感じたよな。そして最も強く感じたのが野球に対する姿勢ね。しばらく巨人はカープに勝てない時代が続く。そんな印象を残した試合だったよな。
世の中、ブラック企業なんて言葉がある。アタクシが所属しているコンビニ業界も残念ながらブラックな印象があるのは否めない。アタクシは20年前に労働組合の中央執行委員ってのをやってまして、普段は部長や役員クラスにヘコヘコしてるんだけど、春闘や冬のボーナスを決める秋闘の時期になると立場は逆転。給料上げろ!ボーナス出せ!労働環境を良くしろ!なんて直接言ってた(笑)
だからアタクシも3人正社員雇ってるけど、自分の取り分削っても正社員にはそれなりの給料を払っているし、残業するなら社員ではなくてアタクシがやる。それが当たり前だと思ってるけど、世のコンビニの社員ってのはそれは過酷で低賃金。ま、これを是正するのは24時間営業をやめるのが一番。でも業界自体がそこに踏み切れないでいる。都心はともかく地方は人材不足も深刻な状況だからな、そろそろ決断をする時期とは思うよ。
おっと、だいぶ横道にそれちまった(笑)
こんな話を出したのは、巨人のブラックぶりがあまりにも目についたのでね、批判覚悟で書くけど「こんな巨人に負けるわけがない」そう確信した試合だったってことよ。
まずは巨人の先発・畠。確かに2発浴びてね、特に先制点は四球でランナー出してツーラン。あまりいい印象ではないよな。でも6回まででカープ打線から11三振。最後の6回は村田がエラーしてピンチを背負っても連続三振などでなんとか凌いだ。アタクシはルーキーにしてはいい投球だったと思うし、今後の登板が楽しみな若手が出てきた。そんな印象だったけどな。打順が回ればお役御免のイニング、ベンチに戻る畠に巨人ベンチは誰一人労いのハイタッチや出迎える選手がいなかった。チーンって感じだよな。
7回の表、ランナーが一人出た時点で代打が出て出番終了。ベンチ裏に戻る畠にやはり労いの態度を示す選手やコーチは一人もいなかった。新人だから気を使ってなるべく先輩の前を通らないようにしていた姿が初々しかったけどな。これ、カープベンチだったらどうだったかなぁ?と思うんだよな。確かに5失点。先発としては不合格かもしれん。でも5点目は跡で書くけど守備のチョンボで失点。ある意味お互い様だろうし、巨人サイドとしてはルーキーに少しでも自信をつけてもらうためにベンチは健闘を称える態度を示してもいいとは思うけどな、なんか冷たいなぁというかブラッキーな印象だったよな。
昨日の試合もエラーをやらかして負けに直結してしまったプレーをやらかしたマギー。不慣れなポジションをやらせならがも、そして2番という打順を打たせているだけでも負担だよな。それでも全力プレーのマギーがどうやら故障した。3割打って、なれないポジションも懸命にプレーしてね、故障させた。これもブラッキーだよな。長期離脱なら失ったものは果てしなく大きいことにきっと、後から気づくんだろうねぇ、こんな調子じゃ。
こうした一生懸命プレーしている選手とは対照的に怠慢プレーをしている選手もいる。誰とはいわんけど、マギーが弾いたセカンドゴロのカバーの怠慢さ、最後の打者として打席に立っても何でもかんでも振り回してね、アンタやる気あんの?と他球団のファンからもあきれらる選手に大枚叩いてる巨人にね、申し訳ねぇけど負けるわけがねぇ。そんな試合だったよな。
こうしてみるとカープと巨人のセンターラインね、この違いが対戦成績を物語っている。バントの処理にしても、選手一人ひとりの体のキレにしても全く違う。
チェンジの時、ベンチの戻ってくる選手達を出迎えるムードも対照的。チーム全体で戦っているカープの控え選手の笑顔の中にも引き締まった表情の選手がウヨウヨいる。負けているとはいえ、なんかたんたんとイニングを消化している巨人ベンチ。もうこの映像を見比べるだけでも勝負あった。そんな試合だったよな。
とにかく巨人が不甲斐ない。巨人がこれではセリーグのレベルが下がるのいうまでもない。強い巨人を倒してリーグ優勝。セリーグの球団がどこも夢見る目標の球団なんだよな。それがこれじゃどうしようもねぇ。しっかりして欲しいよな。
かつては「巨人はロッテよりも弱い」と日本シリーズのヒロインで近鉄のピッチャーが言って巨人が怒りの4連勝で逆転日本一になった年があった。厳密にはそのピッチャーはそんなことは言っておらず、マスコミが誇張して書いたというのが真実らしいけどな、まぁこのブログを読んでくれる筈もねぇけど、巨人よ、もう少し骨のあるところを見せて欲しい。カープの勝利よりもそっちの方が印象に残った試合だったよな。
走塁にしても守備にしてもあまりにもレベルが違いすぎる。個人的にはこの差は野球に取り組む姿勢の違いだと思うよ。リーグ優勝を経験してね、唯一カープに不足していた「自信」を取り戻した今、長きに渡って猛練習を積み重ね、野球に真摯に向きあって若手を育ててきた育成方針によって作られたカープにとって、「自信」は強力な矛を手にしたようなもの。この力は金では買えないよ。
さぁ、カープの話をしよう。まずは大瀬良。前回登板時も書いたけど三塁側にすこし長めに顔を向けてタメを作るフォーム。いみじくもあの日の夜のプロ野球ニュースでも苫篠氏が指摘していたけど、あのタメでストレートの威力が数段良くなった。あとは野村謙二郎氏も言っていたけどセットで投げるときに制球ね、ここが修正されると勝ち星が伸びると思うよ。期待が膨らむよな。
誠也やブラッドも久々の一発。ここでエンジン再稼動となれば、今後の見通しも明るいよな。
菊池の走塁や絶妙なバント。ここの所毎試合ヒットも出ているし、調子が上がってきた感じだよな。
丸の特大の一発は貫禄さえ感じたよな。この3番がいる限り、4番誠也の成長をサポートしてくれる。心強いよな。
さぁて明日は中村祐太と田口の投げあいだな。今シーズン好調の田口をどう攻略するか?がポイントだろうけどな、久々の一発を放ったブラッドと誠也がカギになるような気がするけどな。
決して天狗になっているわけではないが明日も勝てそうな気がする。というか勝たなきゃダメだよな。とにかく巨人をコテンパンにして大いに反省してもらってだ、来年はカープの最大のライバルとして再起してもらいたい。応援はしないけどな(笑)じゃ、なきゃ面白くねぇ。しっかりして欲しいよな。
コメント
こんにちは。
5点目と7点目にカープの強さの真髄を見ました。本当に気持ちいいです。
昨日のRCCラジオの解説、山本昌さん曰く、「セカンドのエラーで一塁ランナーが還る野球を始めて見ました」
この言葉が全てです。
地元のオールドファンさま。
こんにちは。いやいや昨日の試合は痛快でしたねぇ~
昔衣笠さんが巨人戦でツーアウトからバントヒットで得点したのを思い出しました。
この時も、え?そこでそれをやるの!?って顔を巨人の選手がしてました。
昨日も巨人の選手はどうせ2塁でストップと決めつけていたんだじゃないでしょうか?
プロではありえないボーンヘッドでしたし、減速することなくホームまで駆け込んだ菊池も素晴らしかったですね。
コメント、ありがとうございました。