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セ界連覇の条件 野手の補強はこれでいいのか?

2017年記事
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情報源: 広島の育成・メヒアが2試合連続2ラン 緒方監督「すごいスピードで成長」/カープ/デイリースポーツ online

2月、3月ってのは「別れの季節」ですなぁ。アタクシのお店も毎年社会人になって巣立っていくもの、進学で環境が変わるものとね、必ず別れがある。特に今年はアタクシを10年以上支えてくれたエースのパートさんが息子さん夫婦と同居することになってねぇ、そら痛てぇのなんのって予約とか頑張ってくれた「エース」だったからねぇ。それに副店長も実家の家業を継ぐために修行せざるを得なくなり今月で退職。そういう柱が抜けるってのは「この先どうなるんだろう?」って不安がねぇといったらウソだよな。

ところが不思議とその穴をしっかりカバーしてくれるのが出てくる。この仕事ってのは人材教育ってのが一番と言っていいほど重要なんだよな。そこを怠るとお店ってのは正直で接客も売り場もおかしくなってくる。逆に言えば人を育てればぶっちゃけアタクシが店に出なくてもな~んも問題ないって時もあるし、休みも取れる。これから2,3ヶ月は大変かも知れんけど踏ん張りどころだからね、がんばるよ。なんとか開幕に間に合わせたいよな(笑)

カープに置き換えてみると昨オフ、エース・マエケンがメジャーに移籍。ぽっかり抜けたエースの穴を埋められんだろうってのが大方の見方でね、ところが開けてビックリ!?野村が一人で16勝して埋めてくれた。野村一人で貯金13。開幕前に誰が予測できただろうねぇ?でもそんなモンなんだよな(笑)

でもそれがどこの球団でも出来るのかって言えばそうでもねぇよな。何かが抜けたらどっかから引っ張ってくることを繰り返し続けている球団はなかなかこういうケースに恵まれない場合が多いよな。何年もキャッチャーが課題、4番打者不在、打線が固定できないなどはその表れ。むしろカープを筆頭にヤクルトや日ハムといった球団は意外にその穴をうま~くだれかが埋めてくれる。好成績を残している球団の顔ぶれを見ると育成の大切さってのを理解している球団がこれからの球界をリードしていくのかもしれんな。

一昔前ってぇと優勝した球団でもFAと助っ人積極的に補強してきた。ドラフトもポジションが被ろうがピッチャーが余っていようが希望枠ってヘンチョコリンな制度作って取れるものなら銭の力に任せて漁りまくった球団があった。それによって資金難の球団の力の差がどんどん開いていったよな。この頃はアタクシももっと選手や指導者に銭かけろ派だったんだけど、それは補強というよりはこの開いていく差をなんとか縮められないか?じゃねぇと勝負になんねぇと思ったからねぇ。あとは完全になめられてた部分もあってカープ球団に対して歯がゆさって気持ちが大きかったよな。

ところがどうもそうやって獲得した選手もよ、終わってみれば銭の無駄遣いだったてのがどの球団もだんだん気づき始めたよな。バリバリのメジャーも文化が肌に合わなきゃ腐っていくし、中には国に帰っちまうのもいる。FAで実績のある選手は両極端というかね、例えば中日の谷繁や和田、ソフトバンクの内川、古くは西武から出た秋山や工藤あたりは成功事例なんだろうけど、どちらかというと失敗の事例の方が多いよな。やはりピークを過ぎた選手の移籍ってのは難しいんだろうねぇ。

優勝を手にしたカープ。だからなんだろうけど今シーズンは目立った補強、特に野手に関してはドラフトで高校生捕手、助っ人でキャンプ始まってからペーニャを獲得。こんなもんだからな。一昔前のアタクシなら「ほれ、松田元め、またケチり始めたな!」くらいのことは書いていたかもしれん(笑)

しかしながら昨年のリーグ優勝は「育成」という球団方針がようやく実を結んだ。レギュラー選手のそのほとんどが20代、そして同世代の控えでイキのいいのが沢山いるよな。戦力の底上げを最大の目標に掲げてキャンプに挑んだ緒方監督の方針については賛同できるよな。

ただ、一つだけ不安があるとすればエルドレッド。また2年契約を結んだわけだけどこれまでも故障離脱や長期にわたるスランプとね、年間を通して「大砲」としての役割を果たしてきたか?といえば答えはNoだよな。たぶん・・・だけど助っ人枠は日本人野手の充実振りを考えれば「投手3、野手1」だと思う。で、エルドレッドが離脱した場合にペーニャを入れた場合の相手に対する脅威ってのが大幅にダウンしちまうような気がするんだよな。個人的にはエルドレッドと同じタイプの選手がリザーブでいたほうがいいんじゃねぇかと。

ところがさ、いたよ、いたいたっ!カープアカデミーの練習生でスゲェのいたねぇ(笑)育成のメヒア。なんでも実戦で3試合連発だろ?まぁ主戦級の投手に対してどうか?穴が多そうで研究されれば大型扇風機に変身する可能性も高い。ただ、申し訳ねぇけどエルドレッドもここに投げときゃOKってウィークポイントは多い。なんでまた、それを振るのっ!?って場面は多いよな。好調時はそれを見送ったりファールにできたりで率が上がるんだけど、普段は流れを変える一発や、中押し、ダメ押しになる一発期待の打者。なら、練習生だろうが育成だろうが、メヒアもそういう存在ならエルドレッドのライバルとして環境を与えてあげたら面白れぇんじゃねぇかねぇ?それとまだ若いから実戦経験を積ませれば伸びしろも大きい。ポジションは内野かな?ならペーニャとタイプの違う内野手として競わせればいい方向に行くような気がするよな。

こうした隠れた逸材ってのはメヒアに限らず日本人野手でもカープはウジャウジャいる。他球団が羨むくらい充実しているよな。これも育成方針や育成計画、そして優秀なスカウティング力の結果が実を結んできたってこと。ホント誇りに思うよ。

細かい部分ではアカマツが離脱。野間が脇腹痛で離脱。まだ問題ないと思うけど夏場以降の接戦でモノを言う代走要因ね。ここがチト不安だな。プリンスはアライさんに弟子入りして実戦で結果を出してるし、岩ちゃんも調子良さそうだな。2年目の西川も安部のライバルになりつつあるし、この辺が競い合ってくれるとペーニャも含めてレベルの高い内野陣になりそうだよな。キャンプを見る限り若手の底上げってのは順調な感じがするんでね、個人的には野手の補強、セ界連覇を狙うには今のところよろしいんじゃねぇかねぇ?ま、ご意見・ご提案あれば是非コメントいただいて議論したいですな。

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