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圧倒的に阪神有利の前評判を崩せるか!?カギは新井ガムシャラ采配から生まれる化学反応と〇〇潰し??

ぼくらのカープ
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16日の3戦目までもつれたパ・リーグよりひと足早く、セ・リーグのCSファーストステージは広島がDeNAに2連勝し、勝ち抜けを決めました。現地で観戦、取材してい… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 虎党はうれしい?阪神OBの監督対決はCS史上初 「監督=選手」の間柄だった2人の激闘に期待 – 高原のねごと – 野球コラム : 日刊スポーツ

パ・リーグのファーストステージを突破したのはロッテだ。いやいやスゴイゲームだったよな。野球はコレがあるから面白い。本当に最後のアウトを取るまで勝つ可能性も負ける可能性もあるわけで、野球の醍醐味を見事に演じてくれたよな。ロッテもこれで勢いづくだろう。
これでセパ両リーグのCSファイナルのカードが決まった。両リーグの覇者は非常に強いけど、そこに勢いをつけて2位のチームがぶつかっていく構図になった。当然、両リーグとも前評判はリーグ優勝をした阪神とオリックスが俄然有利というか力の差があるというのが一般的な見方だろう。さて、ぼくらのカープは強い阪神にどう立ち向かっていくのか??下剋上はあるのか??かなり願望が入っているけど、いくつかカギになるポイントを今日は書き留めておこうかなぁと思うねぇ。

普通にやったら阪神は強い

阪神岡田監督はペナント時から「普通にやったらいい」と強調してきた。ポストシーズンに入っても気をてらう野球は絶対やってこないだろう。スタメンもシーズン中と同じ形で来る。この形で優勝したんだから、いじる理由がないもんな。質・量ともに豊富な投手陣を駆使し、攻撃では近本・中野の1,2番を起点に相手投手に球数をしっかり投げさせてじわじわと攻め立てる。上手に四球を絡めながら点を取っていく。一発の派手さはないけど、しっかり「野球」をやってくるよな。この型にはまったらさすがに阪神が強いだろう。新井カープはこの「型」を崩しにかかることが非常に重要になるかなぁと思うねぇ。

攻撃は3連覇時代のカープに似ている

今季の阪神の戦い方ね、特に攻撃に関して言えばアタクシは3連覇時代のカープと似ているかなぁと。四球を絡めて繋いで繋いでと。気が付けば3,4点のイニングを必ず勝ちゲームの中で作ってくる。公式戦、特に7月以降、カープは立ち上がりからこうした攻撃をされて常に追いかける展開を作られてしまったように思う。それが9勝15敗という差になったんだろうねぇ。特に近本、中野、森下の1~3番にやられているけど、これも3連覇時代のタナキクマルみたいなもので、守る方からすれば、いかにこの1~3番を抑え込むか??ここにかかっているんだろうと思う。

それと岡田監督の「普通にやったらいい」というのは3連覇時代のカープ・緒方監督が常に口にしていた「自分たちの野球」と基本的には考え方が同じなんだろうとも感じる。その3連覇したカープは短期決戦で勝てなかったよな。アタクシは阪神を崩すにはいかに阪神に「普通に」野球をやらせないか??ここがポイントのように思うんだよな。

2016年は栗山采配に引っ掻き回された

そのモデルなるような短期決戦がある。2016年の日本シリーズだ。カープと日ハムの顔合わせ。カープはこの年に25年ぶりのリーグ優勝。CSも突破した。片や日ハムは4年前の2012年も栗山監督でリーグ優勝。この時のメンバーも2016年では結構残っていて、このシリーズで痛感したのが「経験の差」だったと記憶している。マツダで連勝して札幌に乗り込み接戦の連続だけど最後はどのゲームも日ハムが1枚上という感じだったよな。連敗した札幌でのゲームもカープがリードしていながら終盤に追いつかれ勝ち越されるパターン。ジャクソンや中崎がわずかなリードを守り切れなかった。このシリーズでのカープの敗戦投手はすべてリリーフ投手。ジャクソン2敗、中崎1敗、そしてこのシーズンは中継ぎにまわった大瀬良が1敗と日ハムの終盤の粘りと経験にやられた印象だったよな。

それと記録には残らないけど、栗山采配に緒方カープは翻弄されていたような気がしている。緒方監督はシーズン通りの継投策。先発がしっかり投げて今村、ジャクソン、中崎で勝つという形を変えることがなかった。しかし栗山監督はシーズンとは全く違う野球をした。例えばこのシリーズの5戦目、先発の加藤貴を2回途中で交代させた。満を持してマウンドを託した先発を2回途中で代えるなんて緒方監督には考えられなかっただろう。途中から登板したメンドーサにカープ打線は5イニングも投げさせてしまった。この投手交代でゲームの流れは完全に日ハムに流れたよな。このように栗山監督の投手起用に3戦目以降は翻弄された印象があった。
攻撃でも3戦目にサヨナラヒットを打った「野手・大谷」を栗山監督は切り札として使った。シリーズ第6戦はマツダで行われた。4-4の終盤で日ハムは8回表に一挙6点を取って日本一になった。この8回の攻撃ではこの大谷というカードを上手に使った。2死から1~3番が3連打で満塁。打順は4番の中田翔。5番には投手のパースが入っていた。当然、ここには代打が来るのは誰でもわかるよな。そのネクストバッターサークルに3戦目でサヨナラヒットを打った大谷が入った。これが目に入ったのかジャクソンは中田翔との勝負に集中できなかったのかもしれん。中田翔に四球を与えて押し出しで勝ち越された。勝ち越した栗山監督はネクストに入っていた大谷を引っ込めて投手のパースをそのまま打席に立たせた。そのパースがタイムリーで2点目。最後はレアードに満塁弾を食らった。この攻撃を見ても栗山監督のベンチワークに翻弄された記憶しか残っていない。完全に緒方監督の「自分たちの野球」を崩された形になったよな。アタクシもブログで自分たちの野球に拘り過ぎた緒方監督の短期決戦の戦い方を厳しく批判したのを覚えているよ。

新井監督は栗山監督に似ている

現在カープの指揮を執る新井監督もこの2016年の日本シリーズを選手として経験している。さぞ悔しい想いをしただろう。と同時に短期決戦の戦い方ね、まぁ当然この当時は自分が監督になるとは思っていなかっただろうけどこれまで経験したことのない野球が大きく胸に刻まれたんじゃないかなぁと。ファーストステージの大胆な投手交代や選手起用、そして短期決戦独特の野球ね、アタクシはこの経験が今、生きてるんじゃないかなぁと。栗山監督がズバズバと手を打ってくる野球に当時のカープ首脳陣・選手は受け身にならざるを得なかったのを間近で見てきた経験が今、生きているような気がするんだよな。選手との会話や距離の近さも栗山監督と似ているように思う。もちろん、新井監督の性格もあるだろうけど、なんとなくこの当時の日ハムの野球と1ステージのカープの野球がダブって見えるんだよな。と、すればアタクシはこれがファイナルステージのカギになるような気がしているんだよな。

大胆采配で阪神の「普通」を崩せるか??

ファイナルで戦う岡田・阪神も「普通にやれば」を強調している。恐らく、シーズン中と同じような野球をやってくる可能性が高い。岡田監督の性格からもしっかり方程式通りの野球をやってくるだろう。シリーズの流れをカープに持ってくるにはいかに「普通に」野球をやらせないか??ここに新井監督の大胆な采配や選手起用や投手交代で崩せるんじゃないか??そんな期待を持っている。そうなると初戦ね、アタクシは非常に重要な気がしている。まずは星をイーブンに持って行ってね、そこからいかに岡田阪神のペースを崩していけるか??アタクシはここがポイントだと思っている。それでも阪神に「普通の野球」をやられたらお手上げ。だから新井監督は初戦からガンガンやってほしいよな。

近本だけも潰せたら面白い

もう一つのカギは阪神のポイントになる選手を一人でいいから潰しておく。短期決戦では非常に重要な戦略になってくるだろう。そこで思い出すのがだいぶ古い話だけど昭和59年の日本シリーズだ。阪急との対戦だったけど、このシーズンでパ・リーグ三冠王になったブーマーね、これをカープが潰して阪急本来の野球をさせずに日本一になった。この時の正捕手は達川さん。ブーマー相手にインコースをどんどん突いてね、仕事をさせなかった。阪急はチャンスは作れどブーマーで途切れる。まさに作戦勝ちの日本シリーズだったよな。
今季の阪神のキーマンは何と言っても近本だろう。岡田監督もファイナルステージ初戦に近本がヒットを打ったら勝つともまで言っているくらい今季の阪神にとって近本に大きな信頼を寄せている。カープは一時阪神との9ゲーム差をひっくり返したけど、この時阪神は近本が欠場。戻ってきてから調子を上げてゴールテープを切っているわけで、いかに近本の存在が大きいかというのがわかるよな。
だからカープとしては何としてでも近本を潰したい。まぁ潰すと言っても死球を当てろということではなく、近本にいかに仕事をさせないか??ここもポイントだと思うねぇ。
例えば強打者封じはインコース攻めが王道だけど、近本はインコースに強いし、見極めもできる。案外外一辺倒の方が面白そう。それと近本を出すと厄介と考えがちだけど、あえて勝負しないというのもいいかもしれん。短期決戦、セオリー無視も戦略としてありだと思うし、いかに近本を活躍させないか??これで阪神のペースが狂うような気がしているんだよな。
まぁそれでも近本が活躍するようなら、阪神は強かったということでいい(笑)。

阪神の主力はCS突破経験者が少ない

最後は「経験」。カープは2016年と18年にリーグ優勝してCSを突破している。この時の選手がまだたくさん残っている。菊池、広輔、曾澤、中崎、九里、大瀬良と短期決戦の突破を経験している。
しかし阪神にはその選手がいないと言っていいだろう。なんせCSを突破したのは2014年の一度だけ。9年前だ。この時はシーズン2位でファーストステージはカープと対戦。初戦が1-0で阪神。2戦目は0-0の引き分けで突破。カープのこの時CSで1点も取れなかった。ファイナルはリーグ優勝した巨人を一気に4連勝で倒して日本シリーズに出た。この時のメンバーは今ほとんど残っていない。梅野がいたけど故障で欠場。しいて上げれば原口、そして抑えの岩崎がこの年にルーキイヤーだったけど、CSに出ていたかどうかは覚えていない。と、なると短期決戦の経験はカープに分があると言っていいだろう。

特に今季の阪神の先発を引っ張ってきた村上は今季からブレイク。大竹は昨季までソフトバンクに在籍していたけど、阪神に移ってきてようやくブレイクしてきた投手。むしろカープの九里や大瀬良の方が「経験」はある。この辺がどう出るか??というのも楽しみだよな。もちろんリーグ優勝の勢いをそのままCSに持ち込んでくればそれはそれで阪神は強いだろう。ただ、リーグ優勝を決めてからのブランク、ファーストステージでのカープの戦いぶり、短期決戦の経験など不安要素が全くないわけではない。そこにカープが付け込めるようなら非常に面白いCSになるだろう。とにかくカープはガムシャラに明日を考えずにぶつかっていく新井監督の采配で阪神を崩していきたい。その1点だろう。失うものは何もない。仮に負けても我々ファンは「よく頑張った。ありがとう」と労えるだろうし、最下位予想を覆したカープナインを誇りに思うだろう。いい試合を見せてほしいよな。

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