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ファイナル初戦は悔しい逆転負け…シーズンと同じ負け方で流れは阪神に傾いた!?新井さん、もっとガンガンやりましょう!!

ぼくらのカープ
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「8番一塁」で起用された広島韮沢雄也内野手(22)が同点の5回1死一、三塁での守備を悔やんだ。投手村上に股の間を抜かれて勝ち越し点を献上。決勝の適時二塁打とな… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】韮沢雄也が守備悔やむ「ゲーム決まってしまった」投手村上に股の間抜かれ勝ち越し点献上 – プロ野球 : 日刊スポーツ

SNSを覗くとこのCSに対してのカープファンの「熱量」ね、これが過去のCSと比べると非常に穏やかというか、熱すぎず冷たすぎず、「適温」という言葉当てはまるかどうかはわからんけど、非常に楽しんでいるように見える。カープファン歴45年のアタクシも今回のCSは非常に楽しめている。やはりカープファンにとって今季の新井カープのペナント2位、CSファーストステージ突破、それも東と今永という難敵を倒して上がってきたわけで開幕前の最下位予想を大きく覆した頑張りとサプライズね、これに非常に満足していることがわかる。そして今季圧倒的強さを誇ってリーグ優勝した阪神とのファイナル。初戦で阪神のペースを崩したかったというのはあったけど、結局シーズン中の負け方と同じような展開になってしまった。期待したがむしゃらさも影を潜めてしまった初戦。この辺は反省材料だろうねぇ。

やはり村上はいい投手

阪神の先発は村上。いい投手だよな。申し分のない真っすぐの切れとコントロール、スピードもある。そこにフォーク。このフォークも非常にコントロールされているのがいい。なかなか打てない投手ではある。
この村上に対して新井カープは2~8番まで左打者を並べる打線を組んできた。特に昨季ファームで相性の良かった韮澤を抜擢、何かやってくれるのではないかという期待感もあったよな。
個人的には中盤に捕まえられるかな??という期待があった。しかしゲーム展開上、後で書くけど村上本人が勝ち越しのタイムリーが出たところね、これで流れが変わってしまったように思う。個人的にはもう1度対戦してやり返して欲しいというのはあるねぇ。そのためにはこの阪神から2,3勝しなきゃいかん。頑張ってほしいよな。

小園・秋山で先制!!

ずらりと並べた左打者が機能したのは打順が一回りしての4回。小園のスリーベース、秋山の大きな犠牲フライで先制した。両者ともしっかり村上の球をとらえていたように思うねぇ。しかし悲しいかなここは広い広い甲子園。そして左打者泣かせの浜風で打球も戻される。この秋山の犠牲フライも抜けていたり、スタンドインしていたら本当に展開が変わっていただろう。やはりホームグランド。阪神にプラスに作用したよな。
個人的には小園・秋山の打球を見て「とらえられる」予感がした。しかしこの手ごたえも阪神の「対カープ」に強い役者の働きでかき消されてしまったよな。

九里気合の投球も実らず4失点

カープの先発は九里。ファーストステージ初戦でリリーフしているから、中3日での先発。まぁ体が強い九里だから間隔については問題なかったと思うし、気持ちも非常に入っていたよな。4回表に先制して「よし!!」と気合が入っただろう。
しかし先制した直後に森下に一発を浴びた。「また、お前か!?」とカープファンの嘆きが聞こえてきそうな一発だった。森下のカープ戦での相性の良さがうかがえる打席だったよな。打ったのは9球目。フルカウントからあぁいった完璧なホームランというのはなかなか打てないもの。最後は九里の失投だったと思うけど、それを見逃さずにスタンドイン出来るんだから大したものだよな。九里は早々に追い込んでからチェンジアップ系の落ちる球で仕留めたかったんだろうけど、ことごとく見逃されてしまった。最後は苦し紛れに投げたスライダーがど真ん中に来た。スライダーという球種は芯に当たると飛ぶ。打った打者を褒めるべきかなぁとも思うねぇ。

坂本への死球が響いた!?5回に3失点

せっかく味方が先制したにも関わらずすぐに一発で同点とされた。九里としても「もう1点もやらん」そんな気持ちで5回のマウンドに向かったことだろう。阪神はこの回6番ノイジーから。今季の阪神はこの6番からという攻撃で得点するシーンが多い。7番坂本、8番木浪ね、この辺が非常に機能するんだよな。
九里としても下位打線。この回を3人で終えれば6回は9番から。その辺まで計算できる中盤ではあったよな。。
ところが1死からその計算が崩れた。7番坂本にカウント2-2とした5球目。詰まらせて内野ゴロを狙ったシュートが坂本の手に当たった。まぁ坂本も当たりにいったとは言わんけど避けるのを遅らせて当たったように見えた。この死球ね、結構九里にとってはダメージが大きかったように見えたねぇ。これで1死1塁。打席には木浪だ。この場面、カープバッテリーはちょっと「ぼんやり」していたように見えた。死球を与えてしまった後悔とこの場面阪神ベンチがどう来るのか??その辺の整理もつかないまま木波と対峙してしまったように思う。坂倉もこういう場面では間を取ったり、初球はボールから入るといったインサイドワークも必要かなぁと感じたねぇ。その「ぼんやり」投げた初球を木波が叩いてセンターへヒット。1塁ランナー坂本も3塁まで達した。あっという間に1死1.3塁とピンチになった。

抜擢・韮澤がトンネル

この木浪のヒットも九里と坂倉のバッテリーからすれば「え~っ!?」という感じだったかもしれない。ここで打順は9番の村上。ここで阪神ベンチはどんな作戦を繰り出してくるのか??まぁ奇策を嫌う岡田監督のことだから普通に打たせるとは思っていたけど、この村上を迎えてバッテリーはこれも不用意にストライクを取りに行って初球を打たれた。もちろん村上は打撃に定評はあるし、初球からバットを出してくる。阪神サイドからすれば村上が強攻してゲッツーで終わっても次は1番から。これを岡田監督は良しとしているのでカープサイドが勝手にバタバタしてしまった印象が残るよな。
村上の打球は1塁スタメン抜擢の韮澤の正面へ。しかし打球は韮澤の股間を抜けていってしまった。これがタイムリーとなり勝ち越しを許した。7番から9番で失点してしまったわけで、この失点の仕方は痛かったよな。
韮澤はもともとセカンドの選手。その器用さからサードやファーストもこなす。特にファーストの守備はシーズン前半、チームを助けるシーンを何度も見せてくれた。決して守備は下手ではない。
ゲーム後新井監督も言っていたけど、ちょっとバタついている感じがあったし、捕球後にどうするつもりでいたのか??ゲッツー狙いなのかホーム封殺なのか??村上の打球が強かったのもあったけど、その辺の整理がつかずに打球が来てしまったように思うねぇ。せっかくの抜擢も苦い思い出になってしまった。でも引きずっていても仕方ない。韮澤には前を向いてチャンスがあれば取り返して欲しいし、新井監督も韮澤に今後もチャンスを与えてほしいよな。

阪神ペースのまま「祭り」は終了…

両チームとも6回までにリードを奪ると勝率がグンと上がる。5回に3点を取った阪神がそのまま逃げ切りゲーム終了。特に7回は桐敷に3三振。最終回も小園がヒットで出るも岩崎の前に後続が3者三振と反撃の糸口さえも阪神中継ぎ陣は与えてくれなかった。新井監督が選手たちに期待した「祭り」は見られなかったよな。
正直なところやはり阪神の投手陣にベンチも圧倒されてしまっていたようにも見えた。手を打ちたくても打つタイミングがなかったといったところだろう。このゲームは左7人並べるのと韮澤の抜擢くらいしか手を打てなかったというのが正直なところ。ほころびを見せない阪神投手陣にこのゲームに関しては脱帽といった形で終わってしまった。唯一のチャンスだった4回も小園の3塁打⇒秋山犠牲フライで走者がいなくった。あの秋山の打球がヒットだったら…というのはあったけど、チャンスが正直そこしかなかったということだろうねぇ。

祭りはこれからだ!!

CSでの戦い方は全員で戦って行こうということでここまで来たけど、前にも書いたようにそういった選手たちを繰り出すチャンスすら阪神は与えなかった。さすがに強いなぁといったところだよな。まぁそういうイメージで2戦目以降戦ったら一気に行かれる可能性が高くなる。2戦目は本当にベンチの選手を全員使うつもりで色々仕掛けていってほしいよな。
足のある羽月や矢野、両助っ人、そして末包もこのゲームはベンチを温めた。こうした選手たちもどんどん使ってね、阪神サイドを慌てさせたいよな。とにかく打線がどれだけ阪神投手陣から点を取るのか??この1点に尽きると思う。これで0勝2敗とできても後1敗しかできない。2戦目は何とか跳ね返してね、見ごたえのあるファイナルにしてほしいよな。そのためには新井監督、もっともっとガンガンやっていきましょう!!失うものは何もないからねぇ。

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コメント

  1. いーちゃん より:

    Mageさん、こんにちは。
    昨日の試合は、残念でした。
    監督が、仕掛けて選手がそれに応えれば盛り上がり、応えられなければ盛り下がっていく。そんなふうに感じています。
    一つでいいから勝ってほしいのですが、なかなか厳しいですかね。
    岡田監督は、先の先、その先を考えて手をうっているんですが、それによって、あれもこれも気にかけないといけなくなるという効果もあるんですね。
    試合後のコメントを読みながら唸ってしまいました。

    記事の更新ありがとうございました。

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