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2024シーズンは黒星発進…難敵・東攻略も3点差を一気に吐き出す野球じゃ上には行けませんねぇ

強いカープがみたい!
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情報源:日刊スポーツコム
【広島】九里亜蓮「投げミスです」初の開幕投手も警戒していたDeNA度会に痛恨被弾を悔やむ
<DeNA4-3広島>◇29日◇横浜

初めて開幕投手を務めた広島九里亜蓮投手だったが、警戒していた度会隆輝外野手に痛恨のプロ初本塁打を許した。

前回の更新がキャンプの時だからすんげぇ久々なんだけど、いやいや仕事が忙しくてねぇ、人手不足もあってまた店に立つことになったのよ。例年だと順位予想の記事なんかも書いていたんだけど、気がついたら開幕といった感じでアタクシ自身がなかなかシーズン開幕に向けてテンションを上げることができなかった。とはいえ、昨日は毎年恒例のドミノピザとビールで開幕戦を堪能することができた。ただ例年は家族全員で開幕戦というのが最近は子供たちも習い事で19時過ぎに帰ってきたりと家族の状況も変わってきた。今季はちょっと寂しさも感じる開幕戦になったねぇ。

新井カープ2年目からは厳しい目で

カープも新井監督になって2年目を迎えた。1年目同様今季も選手たちにはノビノビプレーさせることを念頭に置きながら一体感を作って戦って行くスタイルには変化はないようだねぇ??アタクシも昨季は新井監督1年目、コーチ経験もなく監督業に就いたということで生温かく見守ってきた。昨季は巨人やヤクルトの不調もあり一時は首位にも立ったけど、阪神に最後はふるい落とされた形になっての2位。しかしこの成績に満足したカープファン同志は多かっただろう。無論、アタクシも昨季に関して言えば満足の行くシーズンだった。
ただ、新井カープの野球自体に「強さ」を感じなかったのは事実だし、最後まで阪神に食らいついていけなかった大きな要因だと思っている。カープがテッペンを取るのであれば、こうした「強さ」を感じさせる野球が出来るチームにしていくことが絶対に必要だよな。しかしながらその「強さ」を育むという点に関しては新井監督の「優しさ」がむしろ邪魔をしてしまうのではないか??という不安も抱いているのは確か。時には「厳しさ」も必要な場面がこれからも出てくるだろうし、我々ファンも自然というそういったものを求めていく傾向になるだろう。時には新井監督の優しさに物足りなさを感じ始めるのも時間の問題だと思っている。アタクシもカープファンとして新井監督の胴上げは是非とも見たい。見たからこそファンもお花畑だけではなく常に危機感を持って発信していくのも大事なんだろうなぁと。アタクシも今季はこのブログのコンセプトである「勝てば賞賛、負ければ愛のムチ」の基本を貫いて記事を書いていこうと。ただ、昨季のように毎試合更新は現状では非常に難しい。難しいけど何とかやっていきますんで今後ともよろしくお願い申し上げますな。

カープ打線が難敵・東を攻略!!

開幕投手はカープが九里、DeNAは昨季最多勝の東。昨季カープはこの東から勝てなかった。開幕戦からいきなりの難敵だよな。しかしカープ打線は初回から東を攻略して行った。菊池、上本の1,2番、開幕3番スタメンの小園が非常に機能したよな。特に初回、点にはならなかったけどDeNAの守備のほころびから先頭菊池が出塁。2番上本が遊ゴロもエンドランがかかっていて進塁。小園がライト前につないだ攻撃は見事だった。3回の3点はこの初回の攻撃が東の脳裏にあったからこそ生まれたチャンスメイクだったと思うねぇ。

その3回は九里が三振の後、東から5連打で3点を取った。ポイントは2番に入った上本の打席だったように思うねぇ。アウトカウントは違うけど、菊池がDeNAの守備の乱れで出塁。この3回も同じような形で出塁した。初回はここで上本がエンドランで菊池を進塁させた。東はこの攻撃が結構頭にあったように思うねぇ。1塁ランナー菊池を気にしてコントロール、球威が甘くなったところ上本がしっかりセンター前に弾き返した。この上本の「つなぎ」ね、個人的には東攻略の要因の一つだと思うねぇ。その後も小園、堂林、坂倉の連打とレイノルズの犠飛で東から3点とった。非常に大きな得点だと思うし開幕勝利にグッと近づいた瞬間だったよな。

ここで1本長打が出れば…??

ただ、5連打+犠飛で3点ね、個人的にはもっと点が取れたのではないか??とも感じたねぇ。DeNAは得点圏に走者を出すと結構大胆に外野を前に守らせたりしている。この辺はタクローコーチの影響もあるだろう。この攻撃もライト渡会の前進守備と強肩を盾にして小園のヒットをタイムリーにしなかった。そういった影響もあるにはあったけど、やはりここで「長打」が1本出ていれば東をマウンドから引きずり下ろせたはず。まぁカープの得点力不足を象徴するシーンでもあったように思うねぇ。HRとは言わんでも5連打の内1本でも2ベースがあれば、もう1,2点入っていたように思う。まぁこの辺の「パンチ力」「破壊力」が「強さ」につながっていくんだと思う。3点は大きな得点だけど、直後に一振りで追いつかれてしまうところに「弱さ」も感じたのは事実。まだ始まったばかりだからな、是非とも今季戦いながら身に着け欲しいところだよな。

九里、好投も3点差を一気に吐き出す…

開幕投手は九里。アタクシの推しメンの一人でもある。念願の開幕投手。気持ちも入っていたよな。多彩な変化球を駆使して非常にいい滑り出しを見せてくれた。3回という結構いいタイミングで3点もらって5回まではスイスイ行くようにも見えた。
しかし3点もらって力みもあったかもしれん。3回は7番山本からの下位打線。なんてことないイニングだったかに見えたよな。しかし先頭の山本がクリーンヒット。8番石上の1ゴロはシャイナーが送球に戸惑いオールセーフ。ピンチを広げてしまった。ただ、1,3塁に助っ人を置いておく時点でこうしたプレーは必ず出てくる。正直、ここは九里に踏ん張ってもらうしかない場面だよな。
続く9番東にDeNAベンチは送りバントのサイン。ワンヒットで1点差狙いの策だよな。しかし東がバントを決められず三振。これで九里は落ち着きを取り戻したように見えた。
しかし、どうやら九里は落ち着きすぎたようだ(笑)1番渡会に対しての初球はスライダーが抜けたのだろう、超甘々で力のない球が真ん中高めに…これをしっかり仕留めた渡会はルーキーながらあっぱれだと思うけど、正直なところ「九里さん、しっかりしてよ!!」といった投球だったよな。こうした「スキ」ができてしまったこの場面も新井カープの課題のように感じるねぇ。
九里にはこの場面は1失点くらいで止めておいて欲しかったし、一番やってはいけない一発で同点にされたところに「甘さ」を感じる。九里ほどの投手がこうしたことをやると投打の信頼関係にも響いてくる。非常に「もったいない」1球だったよな。

とは言え、九里の投球は非常に良かったと思う。7回を89球で3失点だから先発投手としては合格。ただ、「勝負」となるとあの3回ね、5回まででヒットを打たれたのはこのイニングだけだったということを考えると本当にもったいないし、このゲームのヤマで踏ん張れなかったという「結果」も残ったよな。
この日のDeNAはルーキーの渡会や石上、期待の若手・梶原といった面々がスタメンに名を連ねたけど、渡会の一発以外はこうした若い選手たちを手玉に取った印象も残った。特に梶原は3三振と全くバットに当てさせなかった。この辺はさすが開幕投手だけあるよな。だから、だからこそのあの渡会に投げた超アマアマスライダーね、もったいなかったよな。

流れが止まった4回・5回の攻撃

九里が同点に追いつかれはしたもののまだリードを許していないし、この日の東VSカープ打線の構図を見ればまだまだ勝てるチャンスはあったように思う。しかし4回、5回のチャンスを逃すと6回以降はDeNA投手陣からヒットを打つことすらできなかった。この辺ももったいなかったように思うねぇ。
4回は汚名挽回とばかりに先頭のシャイナーがこの日唯一の長打で無死2塁。しかし後続が走者を進めることもできずに無得点。まぁ走者がシャイナーということでベンチもなかなか策を出せなかったというのはあるけど、何とか3塁に進めて入れば…というイニングではあったよな。
5回は無死1,2塁のチャンスも坂倉がゲッツーでチャンスがしぼんだ。坂倉が初球を打っての結果だった。もちろん、この日のカープ打線は東のストレート系のストライクを積極的に振っていって10安打したんだけど、このチャンスはじっくり行ってもよかったように思う。まぁこの辺は優勝経験や百戦錬磨のベテラン選手なら「じっくり」という打席になるんだろうけど、若さが出た感じになったよな。ただ、カープが「強さ」を身に着けていくのであれば、場面場面での状況判断は非常に重要な要素になってくるだろう。課題が見えたように思うねぇ。

最優秀中継ぎ・島内が勝ち越しを許す…

6回からはDeNA先発・東も配球を変えてきた。途端にカープ打線は凡打と三振の山を築いていった。こうなるとホームのDeNAが優位となる。流れを完全に引き渡してしまったよな。
先発・九里が7回まで投げ切ると8回は昨季の最優秀中継ぎ・島内が登板。昨季同様素晴らしい真っすぐを見せてくれたけど先頭のオースティンにヒットを許すとさすがに開幕の緊張からか力みが見えたよな。ワイルドピッチでピンチを広げ、牧につながれて満塁策。とっておきの代打・大和が勝ち越しの犠飛。三浦監督の采配がズバリとハマった結果になったよな。
個人的にはオースティンに代走もありかなぁと思った。それでも島内に圧をかけられたはずだけど、結果は島内の自滅で代走使わんでよくなった。この辺ももったいなさを感じたイニングだったように思うねぇ。

期待の開幕初スタメン田村は4三振…

開幕スタメンを見てカープファンが最も心躍らせたのは初の開幕スタメンに抜擢された田村の7番だろう。まぁ結果は残念ながら4打席4三振。田村も唇を噛んだ苦い開幕戦となってしまったよな。
まぁやはり開幕スタメンという緊張感からか力も入っていたように思うし、打ちたい気持ちが普段よりも早くバットを出させてしまったようにも見えた。本来ならしっかり見極められる外角への変化球も見極めどころかなんでもかんでもバットを出していたように見えた。まぁ新井監督じゃないけどいい経験をしたんじゃないかねぇ??
あのミスター・長嶋茂雄さんもデビューは開幕戦。金田正一さんの前に4打席4三振だった。この4三振は全部「空振り」だった。田村も4三振の内3つが空振り三振。バットは積極的に出ている証拠だろう。バットを振らなきゃ当たらんしな、この結果を引きずらずに今日からも積極的にバットを出して欲しいよな。

開幕前の評論家の順位予想では、昨季ほどではないけどカープの評価は低目だよな。もちろん評論家の中にはカープをろくに見ていない人もいるだろうし、あくまでも現戦力を参考に予想している人もいるだろう。ただ、開幕戦を見てもわかるようにカープの野球から「強さ」を感じられないというのも予想順位が低い要因になっているような気がしている。一気に決めれらない攻撃、リードを一気に吐き出す「スキ」、一度流れを渡すとなかなか引き戻せない「ひ弱さ」といった部分が評価を落としているようにも思う。もちろん新井監督が言うようにこのチームは戦いながら出来上がっていくチームだと思うし、まだ始まったばかり。このカードは2戦目が黒原、3戦目がアドゥワと若い先発投手がマウンドに立つ。こうした投手が勝ってくるとまたカープの評価も変わってくるだろう。開幕白星とはならなかったけど、いよいよ新井カープの2年目が始まった。どんな野球を見せてくれるのか??楽しみだよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは。
    九里は7回3失点なのでまあこんなものかなぐらいにしか思いませんでした。
    問題はファーストに立ってた人ですね。
    助っ人なのですから守備につく以上最低限はやってもらいたかったです。
    害人って言われても仕方ないプレーだったと思います。
    セカンド諦めてファーストだけでもアウトにしてれば度会にホームラン打たれてても同点にはなっていませんでしたし。
    帳尻で二塁打打って延命した感もありますし、このままだと中日のロドリゲスと並んで24年のセ・リーグワーストナインです。

    今日は右の平良が先発なので多少スタメンを変えてくるかもしれませんね。
    外野は秋山、久保、田村にして、堂林をファーストに持ってくれば昨日のようなことはないと信じたいですね。
    秋山の状態が上がらないならサブで野間を使うのも一つの手かもしれません。野間と秋山は同時起用しなければまだいいかなと感じています。

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