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小園、積極的に打ちに行って打線が着火!!でも、DeNAがあれだけミスれば勝たないとね

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島9-2DeNA」(14日、マツダスタジアム) 広島が11安打9得点の猛攻でDeNAに圧勝した。二回、小園海斗内野手(20)がチームに22イニングぶりの得点をもたらす先制打を放つと、同級生の羽月隆太郎内野手(21)も負けじと貴重な追加点となる2点タイムリー。若鯉の活躍もあり単独4位に。ようやく目覚めた広島打線が、チームに勢いをもたらしていく。

情報源: 広島 小園「全力」3打点&同級生の羽月2点打 若鯉で鬱憤晴らし4位浮上
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”横浜DeNAベイスターズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”0/0/2/0/0/0/0/0/0″ scr2=”0/3/0/2/0/0/3/1/X”]
【DeNA】 ●ロメロ(0勝2敗) 砂田 国吉 三上 伊勢
【広島】 ○高橋昂(2勝1敗) コルニエル 大道 森浦

22イニング続いた無得点もこの日の3回に小園の積極的な打撃でようやくスコアボードに点が刻まれた。これを機にこれまでの鬱憤を晴らすかのように打線がつながった。終わってみれば9-2。大勝だよな。まぁ貧打が始まったのは同じDeNA戦の2戦目だった。ここからDeNAは調子を上げてきたし、カープは下降した。案外、今日のゲームの方がポイントかもしれんねぇ。

ミスからもらったチャンスを小園の積極打で久々の得点!!

さて、ゲームの方は先発が高橋昂とロメロ。ロメロはカープ戦初登板だよな。初物に弱いカープ打線がロメロをとらえられるか??ゲームのポイントはここだけだったように思う。
先制したのは2回裏。DeNAの不味い守備でチャンスをもらった。無死2,3塁。ただ打線の巡りはここから7,8,9番。やはり7番の小園が決めないといつものように残塁の山を築く可能性は高かったように思う。ここで小園は初球をたたいた。打球は1,2塁間真っ二つのタイムリーヒット。久々のタイムリーだよな。
ここに来て小園の存在感が増している。チャンスであればあるほど初球から振ってくるよな。まぁゲームは序盤だしこの場面はDeNAからすれば「1,2点は仕方ない」といったところだろう。初球から厳しいボールというよりはまずはアウトひとつといった感じだったよな。なので初球の入りについてはDeNAバッテリーもさほど重要とは思っていなかったと思う。これが一発長打のある打者ならボールから入るんだろうけど、簡単にストライクを取りに行ったよな。ある意味小園をナメていたのかもしれん。そのストライクを取りに来た球は小園は一振りで仕留めた。勝負強いよな。
仮に小園が凡打すると無得点の記録が伸びる可能性は大いにあったように思う。逆にここでロメロを捕まえておけばゲームを支配できる。このゲームのターニングポイントだったよな。今季のカープはこのターニングポイントをどうしても奪うことができずにズルズルと負けていくパターンが多い。この小園のタイムリーはゲームのターニングポイントを見事に奪うことができた。大きかったよな。

積極打法はアノOBに似ていないか??

小園は確か1軍に上がって最初のスタメンでもタイムリーを打った。これも初球だったと記憶している。恐らく小園の中でもチャンスでの初球というものを強く意識しているのだろう。まぁカウントで追い込まれるとどうしても自分のスイングをさせてもらえないよな。ならばと早いカウントから積極的に打って出るというのはいいことだよな。まぁ当然小園の傾向を他球団は分析してくるだろうし、そうなれば小園に対しては初球から厳しい球でストライクを取るか、ボールから入るかといった攻め方に変わってくるだろう。それに小園がどう対応していくのか??このせめぎ合いを乗り越えればさらにいい選手になってくる。頑張ってほしいよな。
この初球から積極的に打って出るショートね、過去にもカープにいたような気がする。もちろんバッティングフォームや守備に関しては全く似ていないけど、チャンスでの心構えや初球から振ってくるってのはかつての野村謙二郎さんを彷彿とさせるように感じている。野村謙二郎さんも早いカウントから積極的に打ってくる打者だった。まぁこれがハマればいいんだろうけど、凡打になれば、「もう少しじっくり見ろよ!!」となる。難しいよな。それでも野村謙二郎さんは晩年でもそういった打撃を貫いて現役を全うした。2000本打った人だからな、その考えは正解だったのだろう。
小園もこういう打撃を続けていれば、いずれ上位打線にとベンチも考えるだろう。2番あたりに入ると面白いかもしれんよな。

タイムリーもチョンボもやらかした羽月。外野の練習もっとしないと

小園のタイムリーで3塁ランナー生還も2塁ランナーの安部はホームで憤死。まぁライトがのースティンあるにもかかわらずホームに突っ込ませたのは河田ヘッドの方針だったろう。オースティンの返球も素晴らしかった。相手が悪かったということだろう。特筆すべきはこれでチャンスが萎んだ状況になりながらも追加点が奪えたこと。特に若手中心で2点目、3点目をもぎ取ったのは良かったよな。
続く石原もしっかり振り切ってレフト前ヒット。続く高橋昂が見事にバントを決めた。菊池歩かせ満塁で羽月。インコースの変化球を腕をたたんで見事にライト線のへのヒット。素晴らしかったよな。これ大振りしていたらファールだったろう。非常にコンパクトに鋭いスイングでライト線を切れずに真っすぐに飛んで行った。見事だよな。1点なら寂しいがこの回に3点を刻んだのは良かったよな。ただ、その直後の守りではチョンボもあって一時は1点差まで詰め寄られるきっかけを作ってしまった。センターの守備では前回も球を見失ったことがあった。まだまだ練習が必要だよな。ただ、小園にしても羽月にしても1軍で欠かせない戦力になってきたのは間違いないよな。

高橋昂はナイスピッチングで2勝目。勝てる投手になるためには??

先発の高橋昂も安定した投球を披露。6回を2失点で2勝目。よかったよな。特に初回のオースティンを三振に打ち取った場面ではファンも「今日はいける」と感じたことだろうねぇ。
ただ、今後も勝てる投手になるためには3回の2失点は反省しなきゃいかんところもあったように思う。先頭のロメロのベースに当たって高くバンドした打球を内野安打にしてしまった。まぁあの打球は仕方ないと割り切れなかった分、連打を許してしまったよな。あのイニングだけ変化球が中へ中へ入っていたように思う。もともと力投型の投手だけど、あの辺の切り替えね、これは大事だろう。ただ、この回も打たれはしたけど、同点は許さずに2失点でまとめた。この辺も「勝てる投手」の要素だろう。オースティンの打球は普通のセカンドならヒットのあたりを菊池が上手く回り込んでアウトにした。あのプレーはデカかったし、高橋昂もあれで息を吹き返した。その時点で本来の投球を取り戻せるのも勝てる投手の要素だよな。

7回セットアッパーにコルニエルが名乗り!!

さて、ゲームは5-2で後半に差し掛かった。高橋昂6回でお役御免。リードした展開での7回。カープベンチはこの場面で投げさせる投手を決めかねているようだなねぇ。中日戦では中田廉をマウンドに送って流れを変えてしまったよな。
本来ならルーキーの大道、森浦にこの辺を担ってもらうのが「理想」なのだろう。ただ大道はコントロールにまだまだバラつきがあり、ランナーを貯めてしまう危険性をはらんでいるし、森浦も連打を浴びる悪癖がある。佐々岡監督がこの二人の起用に二の足を踏んでしまうのはこういった不安定さが気になっているからなのだろう。
このゲームではコルニエルが7回のマウンドに上がった。これは成功のように思う。大道ほどストライクボールの差がないし、これだけの球速・球威を誇る球だから連打は食らいづらいし、長打も難しいだろう。アタクシは適任のように思うねぇ。このイニングも広輔のファインプレーもあったしな、この裏の3点につながる投球をしてくれたように思うねぇ。ここにバードが加わってくると懸念された6,7回を助っ人でという青写真もできてくる。もちろん大道や森浦もね、勝ちパターンに食い込めるよう頑張ってほしいよな。

相手のミスに付け込む勝ち方も立派な「野球」

この7回のコルニエルの投球で勝ちをグイッと引き寄せることができた。こうなるとこれまで萎んでいたバットの方も平常心で本来の力を発揮することができたよな。松ちゃんや坂倉のタイムリーもらしさが出たと思うし、誠也にもヒットが出だした。これを機に上向いてほしいよな。
まぁこのゲームに関してはあれだけDeNAがミスをしてたからってのはある。ただ、これまでのカープは相手がくれたチャンスすらモノにできなかった部分はある。試合の流れを相手が手放しているにも関わらず、そのまま耳を揃えてお返しするような野球をやっていたよな。このゲームに関して言えば、相手がくれたチャンスや流れをしっかりモノにできたことは素直に評価したいと思う。何も野球はホームランや完封でゲームが決まる訳じゃない。流れをつかみ相手に渡さずに常に自チームのペースで戦うことが長いシーズンを勝ち抜く上では重要だろうねぇ。この流れを今日のゲームでも相手に渡さずに久々のカード勝ち越しを狙ってほしいよな。小園や羽月といった若手で勝ったゲーム。この流れ、大事だからな。

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