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「チーム一丸」を感じさせるドローで交流戦発進!!ベンチは攻めの継投&代打策で逆境を乗り越えろ!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島4-4西武」(27日、マツダスタジアム) 広島は4点差を追いつくなど打線が粘り、西武に引き分け。新型コロナウイルス陽性者発生の影響で21日からの5試合を延期していた中、交流戦初戦をドローに持ち込んだ。

情報源: 広島、4点差追いつきドロー 1軍復帰の4番西川2安打3出塁「みんな帰るまで我慢」
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”埼玉西武ライオンズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”3/1/0/0/0/0/0/0/0″ scr2=”0/1/0/0/0/2/1/0/0″]
【西武】 ダーモディ 十亀 武隈 宮川 森脇 平良 ギャレット
【広島】 床田 菊池保 高橋樹 大道 塹江 栗林
[本塁打] 若林2号(西)

実に8日ぶりの公式戦。やはり野球があるってのはいいもんだよな。コロナショックに見舞われたカープだけど大幅に戦力ダウンを余儀なくされた形で交流戦に突入した。カープが上位に食い込むためにはこの交流戦を「苦手だから」と避けて通る訳に行かないよな。今季は今のところセ・リーグの方が分がいいということは勝って行かないと順位も上がっていかない。最低でも5割で抜けないと交流戦開けたら首位がはるか遠くにいるなんてぇことにもなりかねない。大事な交流戦だよな。主砲がいない、勝ち頭がいないと嘆いていもしょうがない。今いるみんなで一丸となって乗り越えていくしかないだろう。昨日の西武戦では4点差を一丸で追いつきドローという結果になった。アタクシはこのドローはね、いいきっかけになるのではないか??そんな気がしている。

西武にも襲い掛かったコロナ

ゲーム直前に西武ベンチに衝撃が走った。ショートのレギュラーである源田が発熱でコロナの陽性反応が出た。これに伴い西武球団独自の判断で8人の選手がベンチから外れた。先発予定だったニールも登板回避。なんでも控え野手が二人しかいないという緊急事態。戦力を欠いて交流戦を迎えたカープ以上に厳しい戦力で戦うことになった。辻監督も大変だったろねぇ。今後もこうした事態はカープや西武だけに限らず、他球団でも十分おこりえることだよな。まずは源田選手の回復を祈るとともにこれ以上西武の選手や首脳陣、関係者に広がらないよう祈るばかりよ。
急遽先発マウンドに上がったダーモディは5回を投げ切ったし、源田の代役のショート・山田もいいプレーを連発した。個人的にはパリーグでは西武が一番好きなんだけど、魅力的な選手が多いよな。しかしゲームが始まったら情け容赦無用。勝負に徹しなければならない。急遽先発が変わり、野手の控えがいないことで代打も出せない西武相手に序盤、カープは苦しんだよな。

床田、交流戦でやってはいけないこと連発で3回を87球4失点

さて、ゲームを振り返ろう。カープの先発は床田。正直、調整はかなり難しかっただろう。その辺は同情の余地はあるけど、大事な交流戦の初戦の先発。しっかり投げて欲しかったよな。結果は3回を87球。7安打3四球の4失点。投球を見る限りは交流戦ではやってはいけない投球というかねぇ、こうしたらパリーグにはやられるよという内容だった。当然の結果だろうねぇ。まずは西武打線の2~5番までタイトルホルダーの並ぶ強力な面々に「名前負け」した印象が強い。初回、若林を三振に切ったけど、2番の森には完全に圧に圧倒された印象があった。もちろんこの日の床田の状態を考えるとまともに行ったら「やられる」というのは床田が一番感じていたことだったろう。しかしパ・リーグの打者に対して「逃げる」「弱気」は最大の敵。どんどんストライク勝負で投げ込んでいかなきゃいかんのよ。
山川に浴びた長打も完全なコントロールミス。1球目、2球目と床田のスライダーに全くあっておらずに2ストライクと追い込んだ3球目。恐らく一つ外す球が外しきれずに中に入ってきた。半速球の球を簡単にはじき返されたよな。外す球だってしっかり投げ込んでいかんとやられる。とにかくスキだらけの投球だったよな。投手が打席に入るセ・リーグルールで投手に四球出したりもしていた。これもやっちゃいかんこと。次回はビシッと行ってもらいたいもんよ。

ゲームを締めなおした中継ぎ陣は頼もしい

これは個人的な感想なんだけど交流戦というのはお互いよく知らない相手同士で戦うわけだからな、積極的に動くということもゲームの主導権を握る上では大事な要素だと思っている。なのでこの日の床田の投球をみれば、アタクシは打席が回ってくるまでなんて言わずに2回を降板させてよかった、そんなふうに思っている。もちろん中継ぎ陣の負担を考えるとという意見が聞かれるのは百も承知。アタクシはこの交流戦の白星ってのはリーグ戦の1勝以上の価値があると思っているんでね、戦力の出し惜しみで後悔したくないんだよな。
その中継ぎ陣の起用法もこうした展開ならば、繰り出す投手の顔ぶれでベンチが何を考えているのか??野手やファンにメッセージを伝える意味でも人選というのは大事だと思う。そんな中で保っさんが2イニング、高橋樹が1イニングをビシッと抑えた。特に高橋樹がコールされた時は正直「大道あたりの方がいいのでは??」と思ったけど、気迫を感じさせるいい投球をしてくれたよな。ただどの中継ぎ陣にも言えることは先頭打者を簡単に出しすぎ。この辺で攻撃のリズムもなかなかできなかったように思う。特にゲーム前半でもう少し早めに点差を詰められたように思う。まぁこれはベンチの采配が大きいんだけど、それ以外にもなかなか守りでリズムを作れなかったというのも反省点のように思う。まぁ結果は中継ぎ陣の踏ん張りで負けなくて済んだ。よく頑張ってくれたよな。

安部が悔しさをぶつけたタイムリーは見事

前半で点差を詰められなかった要因はこの日8番に入った安部にチャンスが回ってことごとく点に結びつかなかったことだろう。2打席目のチャンスの見逃し三振は明らかにボールだったように思うし、珍しく球審に不満な態度を見せた。かなりフラストレーションがたまっての3度目の正直のタイムリー。見事だったよな。
この日のスタメンね、少し疑問符が残った。2番の中村奨成、3番堂林といった並び。特に3番堂林は「え??」と感じた同志も多かっただろうねぇ。3回の1死3塁の場面で中村奨、堂林が連続三振。これで先発のダーモディを乗せてしまった感じがするよな。堂林は4打席目こそヒットを打ったけど、どう考えても「3番」の雰囲気ではなかった。打撃での迷いが感じられた。こういう打者を3番に座らせた意図が全く理解できなかった。本来なら安部あたりが3番に入ってもよかったんだろうけど、先発が左のダーモディということで2番中村奨、3番堂林といった並びになったのだろうかねぇ??広輔を含めて1,2,3番が機能しなかったってのも前半で点差を詰められなかった要因でもあるように思うねぇ。

中村奨の交代は守備のミスへの懲罰??

昨日はTwitterでつぶやきながらの観戦。その中で中村奨途中交代という場面ではカープファンが色めき立った時間帯があった。床田を諦めたあと2番の打順に投手を入れた。初回に外野守備で手痛いエラーをやらかしたことに対しての懲罰ではないか??そんなツイートが結構あった。ゲーム後には河田ヘッドと廣瀬コーチについてもらい特守をやったらしいねぇ。
恐らくだけど、あの守備のミスを引きずっていたのはベンチではなく中村奨の方だったろう。悔しくて悔しくて自分に腹が立っていたに違いない。その悔しさを引きずったまま3回の打席に入ってしまったように思う。打たなきゃ、何とかしようという気持ちが強すぎてかなり力んでいたように思う。この打席を見てベンチが「頭を冷やせ」という意味で外した。そんな気がしている。守備よりも打撃。この辺は懲罰というよりは一度ベンチで頭を冷やせという意味合いの方が強かった交代のように思う。切り替えてまたスタメンのチャンスをもらったらやり返して欲しいよな。

最大のチャンスに左右にこだわらずに起用した「代打・松山」

攻略できそうで攻略できなかったダーモディが降板。西武も継投策に入った。この日のポイントは解説の山内さんも言っていたけど、西武のブルペン陣に左は武隈一人だけしかいなかった。この武隈をどこで起用するのかってのが西武ベンチからすると一つのポイントだったと思うし、それに対してカープベンチがどういった代打策を打ってくるのか??非常に見どころだったように思う。その場面は6回だった。この回にマウンドに上がったのは十亀。右打者には強いけど左打者には結構打たれる。2死1,2塁の場面でカープの打順は安部⇒宇草⇒広輔と続く。ここで辻監督は唯一の左である武隈のカードを切ってきた。西武ベンチとしてもここを何とかしのいで勝ちパターンへとの想いだったろうねぇ。
ところが武隈がマウンドに上がった直後に捕手の森が1塁へのけん制悪送球でカープに2点目が入った。これが大誤算だったろうねぇ。お陰で武隈はペースを乱して安部にタイムリー、宇草、広輔に対しても連続四球で満塁のピンチを作った。もう左対左なんて関係ない。メチャクチャになっちまった(笑)ここでカープは2番に投手を入れていたので代打だよな。
このゲーム展開を見れば、1点差に詰め寄ってなおも満塁だからな、2死だけどひっくり返せるチャンスだよな。ここでの代打策ね、カープベンチは松山を起用した。個人的にはこれまでのカープ首脳陣にはない「英断」だったように思う。結果はセカンドゴロに終わったけど、西武ベンチから見れば一番イヤなカードを切ってきたと感じただろう。むしろ右の代打を出してくれた方がよかったと思っていただろう。カープベンチで残っている代打で一番怖いのは松山。しかしカープベンチのこれまでなら、迷わず右の代打を送っていただろう。それが左対左でも一番いい代打という選択をしたというところにカープベンチの変化を感じた。この辺はどうだろう??朝山コーチの代わりに迎、そして森笠コーチが入った影響があるのかもしれんねぇ。
こういう大変な時期だからな、選手たちを同じ方向へ持って行くことは絶対に必要。ならば、采配や選手起用といった部分に関してベンチは誰もが納得する策を出していかなきゃいかんと思う。そういう意味ではあの場面、左対左ということを度外視して、ベンチにいる一番いい打者を選択したことは選手たちも十分納得できたんじゃねぇかねぇ??なんとなくだけど、この回に追いつけなかったけど、7回にすぐ追いつけたのもアタクシはこの代打策で選手たちも切り替えられた。そんな気がしているんだよな。

みんなで守り、みんなで追いついたドロー。いいきっかけに

色々とバタバタしながら突入した交流戦。その初戦が8日ぶりのゲーム。技術的にもメンタル的にも非常に難しい調整を強いられての入りのゲームね、床田の投球を見るとどうなっちまうんだ??と不安になった同志も多かっただろう。それを中継ぎ陣がしっかり守って、野手もコツコツと点を返してのドロー。勝てはしなかったものの「やっていけそうだ!」という手ごたえはあったように思う。いいきっかけになるような気がしている。
話は変るけど、25年ぶりのリーグ優勝を飾った2016年の交流戦。この時の対戦順はロッテ⇒ソフトバンク⇒日ハム⇒楽天⇒西武⇒オリックスだった。交流戦を苦手としているカープ。最初に当たるロッテ、ソフトバンクは当時パ・リーグの1位2位だったと記憶している。出鼻をくじかれて交流戦で大きく負け越すのでは??そんな心配をしていたのを覚えている。案の定ロッテに負け越し、ソフトバンクとの初戦も黒田が打たれて大敗。2戦目は岡田と千賀の投げ合いも1-1で降雨コールドで引き分け。アタクシはこの引き分けがカープにとって大きかったように感じた。3戦目は延長12回サファテからサヨナラ勝ちをもぎ取りこの最初の6試合を2勝3敗1分で借金1つで乗り切った。続く日ハム戦は勝ち越し、楽天戦は1勝2敗と負け越した。そして続く西武との初戦は史上初のコリジョンルール適用でのサヨナラ勝ち。これをきっかけに西武を3タテ。続くオリックス戦では誠也が連日の神ってる活躍で3連勝した。非常にいい交流戦となった。きっかけは色々あったと思う。コリジョンでのサヨナラ勝ちもあったし、ソフトバンクにサヨナラ勝ちできたのも自信になっただろうし、誠也の一発で勢いも出た。でもアタクシはあの交流戦を振り返るにつけ、ポイントはソフトバンクとの降雨引き分けだったように思えてならない。岡田がソフトバンク打線をバッタバッタと三振の山を築き「負けなかった」。鬼門のソフトバンク戦を1勝1敗1分で切り抜ける要因となった引き分けだったように思う。
今回のドローも戦力的に苦しい中、最悪のスタートだったゲーム序盤。この劣勢を引き分けに持ち込めたのはなんとなくだけどカープの選手たちに「やれそうだ」という自信が芽生えたように感じたゲームだったように思う。かなり願望が入った考え方だけど、本当にこのドローがいいきっかけになる予感がする。となれば、今日のゲームは非常に大事だよな。先発はなんと今季初先発の矢崎課長。どんな投球をしてくれるか??心配の方が強いけど、好投して勝つとなれば新たな勢いが生まれてきそうだよな。とにかく自信をもって粘り強く戦い抜いてほしいよな。

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