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守り勝った!競り勝った!!交流戦勝率5割でチームもファンもノッてくる??パ相手に1-0の痺れるゲームを勝ち切れたのは大きな収穫!!

Mageちゃんの「熱視線」
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広島が坂倉の先制ソロによる1点を3投手のリレーで守り抜き、今季交流戦初のカード勝ち越しを決めた。交流戦勝ち越しは18年6月10日以来。先発九里は3回に1死満塁… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】新井監督18年以来5年ぶりの交流戦連勝に「バッテリー中心に守り勝った試合」一問一答 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

長くプロ野球を見ていると色々な投手に出くわす。興味深いのは「左の軟投派」。まぁ「技巧派」ともいうのかなぁと。この軟投派と技巧派ね、似ているようで違うと思うし、感じ方も人それぞれといった感じでね、アタクシは軟投派は打たせて取るタイプ。技巧派は緩急を使って三振が取れるタイプ。今の現役投手で言うと軟投派の代表は恐らくこの日先発した日ハム・加藤貴だろう。あとはヤクルトのベテラン石川なんかが該当するかなぁと。技巧派だとソフトバンクの和田かなぁ??カープの玉村もまだ若いけどその要素はあるように思うねぇ。もちろん、人によっては「それ、逆だろ??」というい人もいる。この話題だけで一晩飲めそうだよな。カープ打線はこの加藤貴にてごずった。まぁ「右の技巧派」である九里にも日ハム打線が手こずった。本格派投手の投げ合いではない投手戦というのも見ごたえがあったよな。

加藤貴の前に3安打…

この加藤貴とは交流戦で何度も対戦がある。まぁカープには必ずぶつけてくる投手だよな。久々に見た投球は三十路を超えて円熟味が増しているというかね、内容を見るとなかなか打てんという投手だよな。まずはコントロール。内外角を丁寧に突いてくる。そして落差のあるカーブ。この球でカウントが稼げるというのが大きいよな。力感の無いフォームで投げるからスタミナの消耗も少ない。8回を122球。まだ投げられるよ、という顔していたよな。

この加藤貴にカープ打線は苦しめられた。特に左打者の秋山や西川、矢野もなかなかタイミングを取らせてもらえなかった。右打者も外角のコントロールが絶妙だから、そこのボール球に手を出してしまったり、引っ掛けてしまったりと完全に術中にハマった印象だよな。

坂倉が貴重な先制ホームラン!!

この加藤貴の攻略法というか、やはり打ちづらい投手に対しては逆方向の打撃を意識することで突破口が開けるだろう。まぁこのゲームに関しては突破口すら見つけられることができなかったけど、坂倉が貴重な一発で5回に先制できた。外の球を逆らわず逆方向へ押し込んだ印象があった。これで交流戦チーム3本目のホームラン。昨季の2本を更新した。また「負の歴史」を乗り越えることができたよな。
「一発」という武器はこういう手こずっている投手から勝つには非常に効果的だよな。この日の加藤貴から「連打」は本当に難しい。四球で崩れるタイプでもないし、チャンスすら訪れなかったよな。そんな中でガツンと一発で点が入るというのは本当に大きいし、こういったゲームを勝つには大きな力を発揮する。いいホームランだったよな。

九里、多彩な変化球で日ハム打線を翻弄して5勝目

カープ先発の九里。非常に持ち味を発揮してくれたと思う。特に右打者へのツーシームは日ハムの打者が「こんなの見たことない」といった感じで非常に戸惑っていたよな。インコースもどんどん突いてね、まぁこの日の日ハムのスタメンを見ると一発に気をつけるという打者がいない分、大胆に攻めることができたのだろう。中盤からは九里ワールド全開といった感じで日ハム打線を手玉に取った感じになったよな。打たせても良し、7奪三振と力で押しても良しとね、申し分ない投球だったよな。ただ7回にかなり球数を投げさせられてこのイニングでお役御免。1点もやれない状況の中でも持ち味を発揮してくれた。交流戦、もう一度登板があるだろう。頑張ってほしいよな。

カープ内野陣が好プレーを連発!!

こうした1-0や0-0のゲームというのは1人ランナーが出るだけでも緊張感が走る。終盤は九里もターリーも矢崎もランナーを背負う場面をそれぞれが良くしのいでくれたよな。そういった場面を切り抜ける上でカープ内野陣の守備ね、素晴らしかったよな。
まずは菊池。この日の2ゴロは2本だけど、その2本ともファインプレーで処理した。一つ目は6回の加藤豪の打球。強烈な打球は菊池の前でバウンド。非常に難しいバウンドだった。この打球に菊池がしっかり反応。体を沈めしっかりバウンドを見極めて捕球。菊池らしいプレーだったよな。
7回も九里のピンチを救った。2死1,3塁で上川畑の打球はがら空きの1,2塁間へ。「やられた!?」と思った瞬間、菊池が回り込んで捕球、即座に送球したそのプレーは足の速い上川畑でさえも1塁セーフにはさせなかった。非常に大きいプレーだったよな。なかなか菊池の守備をみることのない日ハムファンも大きな歓声を送っていたよな。交流戦に入って打撃が湿りがちになってきたけど、本当に守備での貢献度ね、素晴らしいよな。

そして9回。2死1,3塁のピンチだ。1-0でこの場面ね、非常に痺れる場面だよな。ここでも打席には上川畑。矢崎の速球にバットを折られ、その打球が変則的な回転でショートの前に。矢野が即座に捕球して強肩を披露。上川畑は1塁ヘッドスライディングを試みるも間一髪アウト。上川畑はこの2本のヒットを損した形になったよな。
この打球も非常に難しい処理だったと思う。フルスイングしてライナーの打球に見えた。しかし詰まった分、バンドしてからはボテボテのゴロになった。なかなか矢野の所にボールが来ない。もう、自分で行くしかないよな。素早いダッシュと捕球も素晴らしかったし、自慢の強肩も生きた。他のショートなら内野安打で同点といった場面だったと思う。矢野だからこそ「攻めの守備」ができたような気がしている。素晴らしいよな。

それと忘れちゃいかんのはファースト韮澤の捕球ね、難しいショートバウンドをしっかり体を伸ばして好捕。この日CS放送の岩本さんも韮澤の守備に賞賛を送っていた。この韮澤の守備も非常に攻撃的な守備だったと思う。あれね、バウンドに合わせたらあそこまで体を伸ばしてというのは無理だろう。送球を待つ形で取ったらセーフだった。解説の岩本さんが韮澤が送球を潰しに行ったという表現を使っていた。非常に積極的な守備で勝ちをもぎ取ったよな。韮澤も本職の二遊間ではなく守備固めで1塁を守るケースが多い。こうした送球の捕球練習にも腐らず取り組んでいるのだろう。開幕1軍の切符を手にしてから一度も下に行くことなく1軍にへばりついているということは新井カープにとっては欠かせない戦力として認められているのだろう。まだまだ守備固めの仕事が多いけど、やりがいを感じながらやってくれているよう思うねぇ。
こうした攻めの守備が1-0という痺れるゲームをモノにしたといってもいいだろうねぇ。

痺れるゲームを勝ち切るということは…!?

これでこのカード2試合とも1点差で勝ち切った。痺れる場面を何度も切り抜けて連勝。これで貯金は交流戦前の2に戻したし、交流戦の勝率も5割。順位表は少し上に行ったことだろう。もちろん順位や貯金も大事だけど、アタクシは今季の新井カープ、こうした痺れる展開で勝ち切る経験をどんどん積んでいるように思う。守り勝って、競り勝ってとね、こういう展開は3連覇時代にも勝ち切れないゲームが多かったと思うし、こうした緊張感の中でプレーして勝ち切る「経験」というのは後々絶対に生きてくるだろう。
シーズン終盤の順位争い。ここで勝てば優勝…??はないか(笑)ここで勝てばクライマックス出場が決まるといったゲームやポストシーズンに出られれば、短期決戦で必ずこうした経験が生きてくるはず。個人的にはこういう勝ち方を重ねる新井カープに楽しさすら感じる。1-0というスコアの中で投げたターリーや矢崎も臆することな苦打者に向かっていく投球を見ると本当に頼もしく感じるよな。着実に「成長」を感じているのはアタクシだけではないだろう。今後も楽しみだよな。

さぁ、これでカード勝ち越しも決まった。なんかすごく懐かしい響きだよな(笑)。交流戦のホームランも去年のワーストを乗り越えたし、カードも勝ち越した。負の歴史がどんどん消えていっているよな。だいぶ、平常心で戦えるようになったんじゃないかねぇ??
…ということで今日はもう一つの負の歴史??いや、歴史じゃねぇか(笑)。今季未勝利のコルニエルが先発。この未勝利伝説に終止符を打ちたいよな。それには打線が奮闘して欲しい。日ハム先発の上沢は決して楽な投手ではないけどな、しっかり攻略してコルニエルに白星をもってきてほしいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    おはようございます。
    この試合は少ないチャンスをものにし、内野の守備で勝った試合でしたね。
    17年の巨人戦・菅野と薮田の投げ合いを思い出しました。あの試合もソロホームランの1点で決まりましたから。

    ただ、韮澤のファーストもいいのですが、他のポジションでも見てみたいなとは思います。
    現状矢野が守れていますし、ある程度固定した方が守備面でのリスクは減るはずですから今のままでいいとは思いますが。

    • MAXさま
      おはようございます!!
      そうですねぇ 韮澤に関しては他のポジションの守備も見てみたいのは同感です。韮澤のように守備から出場機会をもぎ取った選手というのは将来チームの中心になる可能性を感じます。打撃も向上していますし、楽しみな選手ですね。コメント、ありがとうございました。

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