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コルニエル念願の初勝利でまた一つ懸念材料がなくってカープがどんどんいいチームになってきた??交流戦は貯金1で折り返し!!

Mageちゃんの「熱視線」
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「日本ハム2-7広島」(8日、エスコンフィールド) 広島が逆転勝ちで18年6月8~10日・楽天戦以来、5年ぶりの交流戦カード3連勝。6チーム同率ながら交流戦首位に並んだ。

情報源: 広島 交流戦同率首位に新井監督「みんなガンガンいってくれている」

今季から開業となったエスコンフィールド。アーティステックな外観、開閉式の屋根やスコアボードの位置などハード面ばかり目が行くけど、球場の雰囲気はどことなくマツダスタジアムと似ているなぁと感じるねぇ。SNSで見かけたけど、エスコンフィールドでの最終戦となった昨日のゲーム後には「広島東洋カープファンの皆様へ」というメッセージが電光掲示板に表示された。どうやら開業までにカープ関係者から球場づくりについて色々と助言をしてもらったようで、それに対して謝意を伝える内容だった。同じ地方球団として愛されるスタジアムづくりへの情熱を共感できた。いいもんだよな。
それとこのエスコンフィールドがある北海道北広島市は広島県人が入植して開拓した土地だそうで、少なからず広島とは縁があるんだってな。そんな話を聞くと是非とも行ってみたいもんだよな。

鬼門とされている交流戦も昨日のゲームが折り返し。見事カード3連勝を果たし、交流戦は貯金1で折り返すことができた。もう、それだけでも「夢のよう」だよな。今朝の目覚めもばっちりといったカープファン同志も多いことだろう。

コルニエルがようやく初勝利!!ちょっと危なかったけどね(笑)

カープはこの交流戦に入る前、たくさんの「負の歴史」を抱えていたんだけど、それを一つずつほどいてきた。これは負の歴史とまではいかんけど、先発ローテを守っているコルニエルが未だ未勝利という課題ね、これもようやく解消できた。非常に大きいことだと思うねぇ。
この日のコルニエルは真っすぐはもちろんのこと、変化球ね、ツーシーム、スライダー、スプリットと非常に精度が良かった。前回登板では「元気ない」と言っていたけど、しっかり切り替えてマウンドに上がってくれたよな。
5回表に味方が3点取って突然コルニエルの目の前に落ちてきた勝ち投手の権利。まぁ3点といういい点差、4回まではタイスコアで来てね、いきなり5回を投げ切れば勝ち投手という展開もラッキーだったと思う。ただ、やはり意識したんだろう、5回のマウンドはかなり力みが感じられて2者連続四球。ちょっと悪い虫が出てきた感じがしたよな。一発出れば勝ち投手の権利もなくなる展開になってきた。送りバントで1死2,3塁。続くハンソンの打球は左中間を抜けるかという当たり。これが抜けて1点差、なおも得点圏となるとコルニエルは苦しくなる。また元気をなくしたコルニエルの顔を見るのか…と思いきやセンター秋山が体をいっぱいに伸ばしてこの打球を好捕。ビッグプレーだよな。犠牲フライになったもののアウトが一つ増えたのが大きかったよな。これで気が楽になったコルニエルは続く好調・加藤豪をキレッキレのスライダーで三振に打ち取った。バタバタしたけど、ようやく念願の勝利投手の権利をゲットした。こうなるとコルニエルも吹っ切れたのだろう。6,7回を3人ずつで仕留める素晴らしい投球を見せてくれたよな。
ヒーローインタビューを受けるコルニエル。非常に真面目な好青年といった印象だよな。悶々と過ごした1週間がこれで報われた。よかったよな。この勝利はもちろんコルニエルにとって大きな一歩になったのは当然だけど、カープにとっても非常に大きいと思うねぇ。先発投手が揃ってはいるけど、やはりこれまで勝てていないコルニエルが一つの「穴」になっていた感は否めなかった。これでコルニエルも今後は2勝、3勝と勝ち星を積み上げてくれるだろう。そうなると「大型連勝」という可能性も広がってくる。攻撃陣も先発が安定していると腰を据えて集中できる。非常に大きな1勝だと思うねぇ。

取られたら取り返す!!菊池の同点タイムリー

日ハム先発は上沢。これまで交流戦で何度も対戦して何度もやられている投手だよな。若手の頃からカープ戦に投げていたのが今や日ハムのエース格にまでなった。手ごわい相手だよな。
2回に連打から清水にタイムリーを打たれて先制点を許した。3タテ阻止に全力を注ぐ日ハム野手陣の気持ちが伝わってくる先制点だった。こうなると上沢相手に苦しむかなぁと思いきや、即座に同点とした。先頭の坂倉がスリーベース。無死3塁としながらも上本、矢野が倒れてちょっと嫌な予感があったよな。そんな嫌な予感をこの3連戦、打撃がパッとしていなかった菊池が見事に吹き飛ばしてくれた。取られたら取り返すというチームの気持ちを代弁するようなタイムリーヒットだった。これでコルニエルも俄然やる気になったことだろう。大きかったよな。

攻撃的な走塁で走者一掃!!

連敗中の日ハムにとってこの菊池のタイムリーは結構痛かっただろう。先制を取りながらもどことなく防戦一方という流れになってしまった。その防波堤がとうとう決壊してしまったのが5回だった。カープの攻撃は6番に下がっているマクブルーム。強烈なサードへの当たりが内野安打になった。マクブルームもタイミングの取り方を意識してから強い打球が打てるようになった。うなずきも出ているし、最悪は抜け出してきたように見えるねぇ。
この内野安打ね、上沢にとっては結構キツかったように見えた。続く坂倉を四球で歩かせたり、上本の送りバントの処理もバタバタしてしまったよな。やはり勝てていないというプレッシャーが上沢のメンタルのスタミナを蝕んでいった感じだよな。続く矢野、菊池を打ち取ってあとアウト一つというところで、1軍復帰も決して好調とは言えない野間がライト前にタイムリーを放った。2死だからな、当然2塁ランナーの上本もホームへ突っ込んでくる。見事な走塁でホームはセーフ。その時に主審と激突して上本は悶絶。ボールが逸れて転がっているのを見た矢野も果敢にホームを陥れた。見事な走塁で野間のライト前ヒットが「走者一掃」となった。激突した上本はちょっと心配だけどね、打球的には1点といった感じが足を絡めて3点になった。2点分は足で稼いだといっていいだろう。8番上本、9番矢野の起用がズバリ当たったよな。

広輔 意地の一発!!ゲームを決めた3ラン!!

この3点リードもコルニエルが直後に1点を失いスコアは4-2。こうなると先に点を取った方がゲーム後半の主導権を握る展開になってきたよな。懸念の5回を投げ終えたコルニエルはその後は危なげない投球を見せてくれた。やはり「気持ち」って大きくプレーに影響するんだなぁと思ったねぇ。力が抜けて非常にいい球を投げていた。打線としてはこの間に何とか点を取りたい。そんな感じだよな。
2点差ならワンチャンスで追いつける。ゲームは9回表まで進んだ。日ハムサイドとしてはこのイニングも0で抑え9回裏の攻撃に望みを託すといった展開にしたいよな。
だからこそ、2死からマクブルームが四球。代走羽月が盗塁を決め、1塁が空いたところで坂倉を申告敬遠した。もう1点もやらんという日ハムベンチの作戦だよな。この申告敬遠でハートに火がついたのが広輔だ。非常に集中していたよな。
ロドリゲスの初球、抜けそこないのチェンジアップが真ん中高めに。それを広輔は見逃すことなく振りぬいた。ちょっと上がりすぎたかなと思ったけどライトのフェンスを越えてくれた。非常に大きいスリーランになったよな。
もうホームランは打てないかもなんて弱気になった時期もあった広輔だけど今季はこれで4本目のアーチ。守備の印象があるけど、打席に入ってもしっかりと結果を出してくれている。この日も上本が負傷退場で回ってきた出番。しっかりものにしてくれたよな。

チーム打率は最低も交流戦首位タイ!!

交流戦前半はどのチームも決め手がなく、団子状態になってきた。カープはこの勝利で交流戦5勝4敗。同じ勝敗が6チームあって首位タイになった。夢のようだよな(笑)。
ただ、チーム成績を見てみると決していい数字ではない。チーム打率は唯一の1割台(.196)得点も一番少ない。投手成績を見れば失点や防御率は大体3,4番目くらいだから守り勝っているということなのだろう。本当に野球ってのはわからないよな。首位の6チームを見るとソフトバンクやDeNA、巨人は打って勝っている印象がある。オリックス、中日、カープはオリックスが得失点差+2だけど、中日とカープは失点の方が上回っている。僅差で勝ってきている。ということだよな。それぞれチームカラーが出ているよな。

一番のポイントは勝負強さ!?

昨季までの交流戦でカープはパ・リーグ球団への白星配給係見てぇな感じでね、カープ戦落とすとリーグ戦で順位を落とす、勝って当たり前見てぇな感じだった。ところが今季、そのカープが5勝4敗としている。交流戦の順位表を見てもセ・リーグ球団が上位にいて、下から数えて4番目までパ・リーグ球団が名を連ねている。この辺もだいぶ戦力図が変わってきたように思うねぇ。
カープもここまで何とか戦えている理由としてアタクシは「勝負強さ」ね、これが身についてきたように思う。勝負強さというのはなかなか数字で表せないけど、打率・得点最低のチームが勝っているというのは少ないチャンスをしっかりモノにしているということだろう。このゲームでもカープは無死3塁、無死満塁のチャンスをなんとか潰さずに得点に結びつけた。2死を取られてここで点が入らないと流れが向こうへという展開にさせなかった。大きかったよな。菊池にしろ、野間にしろ本当にしぶとくヒットを打ってくれた。こういった勝負強さが今の好成績の要因になっているだろう。
投手だってそう。困ったときには真っすぐで勝負する場面が増えた。ピンチを逃げずに真っ向勝負で切り抜けるのも勝負強さ。このゲームは今季のカープの変化をたくさん感じられた。よかったよな。
この辺の勝負強さはやはり新井監督の存在、日ごろの選手との接し方というのが大きいような気がしている。失敗しても次に生かそう、何事も経験というのが選手にとっては平常心で打席に立たせている要因になっているように思うねぇ。この辺も新井マジックといったところだろうか??チームが成長しているのが手に取るように見られるってのもいいよな。

さて、これで交流戦は勝ち越して折り返すことができた。後半3カード。贅沢は言わん。後半も5勝4敗くらいで乗り切ってくれれば御の字。4勝5敗でもいいし、3勝6敗でも勝率5割で交流戦を乗り切れる。ただ一戦一戦をしっかり戦ってほしいよな。交流戦の遠征も今日からのロッテ戦で終わり。残りは地元で戦えるのもいいよな。ただ、今日から千葉のZOZOマリンだけど、天気が心配だねぇ。雨が午前中で止むみたいで何とかできそうだけど、明日、明後日はちょっと難しいかもしれん。中止になると過密日程という新たな難敵も出てくることになるだろう。今日の先発は床田。しっかりゲームを作ってね、後半戦もいいスタートを切りたいよな。

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