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接戦を制しファーストステージ突破!!新井監督の全員野球でみんながヒーロー!!この勢いでいざ甲子園へ!!

Mageちゃんの「熱視線」
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情報源: 広島・新井監督 神采配で連勝突破!六回ピンチに大道でピシャリ→代打・末包弾 阪神戦へ「高校球児のように戦ってきたい」

しかし、新井監督は人の心をつかむのが上手いよな。ファーストステージ突破を決めた後、日本シリーズに出ない限りは今季マツダでの最終戦ということで最後の挨拶を行った。「どんなことを話すのだろう??」誰もがそのスピーチを見守ろうとしたその時、いきなりの選手代表、最優秀中継ぎの島内を指名してマイクを回した。「え~っ!?オレ??」という島内の戸惑った顔が笑いを誘った。恐らくカープの選手では今季唯一のタイトルを獲得した島内にファンから拍手を送ってもらいたい。島内、頑張ったんだよと褒めてあげてと選手想いの新井監督らしいイキな計らいだったよな。こうして今季のマツダの最終戦は「笑顔」で幕を閉じることができた。クライマックスシリーズファーストステージ、難敵DeNA相手に接戦を制して見事突破。素晴らしいよな。

行ける!!チームに勇気を与えた龍馬の一発

先発は森下とDeNAは「やはり」今永。前日の床田と東の投げ合いのように投手戦の予想だった。どちらが先に点を取るか!?そしてそこからどう戦って行くか!?といった流れになるのは誰もが予想していたことだろう。なんせ今永から点を取るというのは本当に大変だからねぇ。ところがその予想をいきなり初回から覆してくれたのが龍馬だよな。今永のインコース寄りの真っすぐをスパッと振りぬいた。フォロースイングが大きく美しかったのが印象的だった。打球はライナーでライトスタンドに突き刺さった。見事な先制アーチだったよな。この1発で先制。後がないDeNAにとってはいきなり追いかける展開になったことでプレッシャーが増しただろうねぇ。
この初回、カープ打線はとにかく今永に球数をと先頭の菊池が9球、2番野間が8球粘った。そして龍馬が8球目を仕留めた。打ったのは龍馬だけど、カープの1~3番、3人で取った先制点と言ってもいいだろう。菊池が出て野間が送って龍馬が還す。これと同じような1点だったと思うねえ。

森下粘りの投球で5回1/3を無失点!!大道圧巻の火消し!!

カープ先発の森下。個人的には決して調子は良くないように見えた。ちょっと力を入れると球が荒れる。ギアが入ると素晴らしい真っすぐが行く本来の森下ではなかったように思うねぇ。それでも曾澤がDeNAの各打者の狙いを見極め、そしてカープ投手陣のいい球を上手に使いながらリードしてくれたように思う。決して調子のよくない森下を粘り強くリードしていったよな。
最大のピンチは4回だろう。先頭の楠本にヒット、続く大田は打ち取るものの牧にヒットでつながれた。1死1,2塁で前日一発を打っている宮崎。大ピンチだよな。しかしカープバッテリーは見事に宮崎のインコースを上手にせめて空振り三振に仕留めた。DeNAサイドは三振の少ない宮崎だからとフルカウントからランエンドヒットを仕掛けた。まぁカープバッテリーもDeNAの走者も宮崎の三振にはビックリしたんじゃないかねぇ??結果ダブルスチールが成功して2死2,3塁となった。ここで森下が苦手としている大和が打席。いつものように大和が粘って打てる球を待っている。この展開で外野の前にポトリと落とされたりしたのをシーズン中何度も見た。しかしここから森下は踏ん張り9球目の真っすぐで押し切って最後は平凡はセンターフライでピンチを切り抜けた。踏ん張りどころでしっかり踏ん張れた。よかったよな。

そして6回。DeNAは打順良く1番の林から。その林に対してフォークが抜けてど真ん中の半速球を投じてしまった森下。それを見逃さずに振りぬいた林。打った瞬間は「やられた!?」と思っただろう。しかしこれがギリギリフェンスに当たって2ベース。風もホームランになりやすい風だっただけに本当にホームランにならなくてよかったよな。続く楠本が送って1死3塁。外野フライでも同点となる。シーズン中なら犠飛で同点にされてもランナーがいなくなるんで1点はOK。しかし短期決戦となれば、相手に流れが行くきっかけすら与えたらダメ。ここで新井監督はスパッと森下を諦めて大道を投入。この大道が素晴らしかったよな。特に大田に対しての1球目は149㌔の真っすぐが外角いっぱいに決まった。非常に威力のある球だった。大道は大田、牧を凡フライに抑えて見事な火消しをしてくれた。本当に今季の成長を感じさせるマウンドだったよな。

大道は入団当初から球は荒れていたけど、威力は間違いなくあった。その後先発やったり、敗戦処理やったりと色々な経験を経て、今や欠かせない火消し、ストッパー役を担ってくれている。もともと球威やスピードには定評があったし、マウンド度胸もバツグンだった。しかしやはり大道の前に立ちはだかったプロの壁ね、これで一時方向を見失ってしまったように見えた。しかし新井監督に代わって結果を重ねることによって役割を与えてもらったことによって非常に腰を据えてなおかつ自信をもって野球が出来ているように思う。本来の持ち味をしっかり出せる態勢になったわけで、昨今の大道の活躍ね、これは必然だった思う。短期決戦でこうしたピースがあるというのも心強い。ファイナルステージにも期待だよな。

大道の代打・末包が価値ある一発!!

ピンチを切り抜けたその裏の攻撃。この回は大道から。当然代打だよな。ここでこの日スタメンを外れた末包が送られた。どうだろう??投手は今永だから当然、右打者なんだろうけど、一発のある末包を先頭打者として出すのは少々もったいな気もしたんだけど、この辺が新井監督の「勝負勘」なんだろう、その末包が今永からレフトスタンドへ貴重な一発を放った。もう打った瞬間といった感じだったよな。この1発はDeNAサイドからしてみれば相当効いただろうねぇ。やはり「1発」の力ね、アタクシ達はカープの野球をずっと見てきているんで、どうしても「つないで」点を取るイメージしか湧かないよな。ならばこのイニングの頭の代打はどうしても足のある選手をという印象を持ちがち。まぁこの日ベンチに入っている右打者の顔触れを見ると一番出塁率が高そうなのも末包なんだろう。その末包が出塁ではなく「1発」をチームにもたらした。「1発」というのは短期決戦では公式戦以上に威力を発揮する。こういう選手がカープにいるようになっただけでもアタクシは喜ばしいと思うねぇ。
解説の浩二さんと野村謙二郎さんも言っていたけど、森下をリリーフした大道の火消ぶり。そしてその大道の代打の末包が一発とね、新井采配がズバズバ当たっているよな。この新井監督が繰り出す采配が的中すればするほど、カープに「勢い」がついてくるように思うねぇ。

末包パンチでKOとはならず…

この末包の一発というのはボクシングで言えば、DeNAはダウン寸前に追い込こまれるほどのダメージがあったパンチを食らったと思う。ここから今永は続く菊池に初球を叩かれヒット、野間に四球を出して無死1,2塁でマウンドを降りた。まさにKOだよな。ただ、これはあくまでも今永をKOしただけで、完全にDeNAをKOするためにはもう1点取る必要があった。ここでDeNAベンチは必死の継投でカープが繰り出すKOパンチを必死に防御した。伊勢にスイッチも龍馬が送りバント。続く堂林の代打松山はいい当たりながらもライトライナー。5番小園にはエスコバーをぶつけてきた。カウントが悪くなると小園を歩かせて満塁。ここで前日のヒーロー秋山の登場。残念ながら三振に倒れてラウンド終了のゴングがなった。あと一歩だったよな。
逆にDeNAサイドはKO負けせずに済んだことで息を吹き返した。7回、矢崎の代役・中﨑、ターリーを攻めて同点に追いついた。絶対に負けられない!!DeNAの意地を見たよな。ただ、ここでカープは伊勢とエスコバーを引っ張り出すことに成功した。これがゲーム終盤に効いてきたよな。

迷わずガムシャラに戦った新井カープが勝ち越し!!

6回を終わって2-2。と、なると初戦同様延長戦の可能性も出てきた。DeNAの場合、守護神の森原の調子が今一つ。前日にウェンデルケンも打たれている。8回表に勝ち越せばウェンデルケン⇒森原という継投ができるけど、延長となると先攻のDeNAはこの二人は絶対に同点では使えない。勝ち越し後か同点なら延長11回12回となる。頭が痛いよな。ここで6回に伊勢とエスコバーを使ってしまったしわ寄せがくる形になった。仕方ななく7回に投げた上茶谷をイニングまたぎで8回もマウンドに上げた。ここが勝負の分かれ目だったように思うねぇ。カープは8回表は同点でも島内をマウンドに送った。これが後攻めの強みだよな。カープ打線はイニングまたぎの上茶谷に襲い掛かり、広輔のタイムリーで勝ち越し。秋山の犠飛で止めを刺した。見事な攻撃だったよな。

この辺は両軍の継投策ね、迷いのなかった新井監督に軍配が上がった形になった。DeNA・三浦監督はどうしても先の展開に起こるであろうリスクを気にして迷いの継投だったように思う。ガムシャラに突き進んだ新井カープに完全に押し切られる形になってしまったよな。

出来れば投げたくなかった栗林が最後はカーブ締め!!

短期決戦というのは勝ちパの投手に大きなプレッシャーがかかる。2勝した方が抜けられるとはいえ、負けたら終わりのムードムンムンのファーストステージで守護神栗林は「できれば投げたくない」と本音を語っていた。勝つなら15-2くらいの大差で出番が来ない方がいいと。いやいや、気持ちはわかるよな。
昭和のカープのショート慶彦さんも江夏の21球では自分の所にボールが来ないで欲しいと思っていたそうで、野球をやっていた人ならその気持ちは共感できるだろうねぇ。それほどプレッシャーのかかるのがポストシーズンなんだよな。そんな中、9回は栗林がマウンドに上がった。一人走者を出すものの最後は一発のあるソトを見逃し三振に斬った。素晴らしい投球だったよな。
しかしこの日の栗林の代名詞であるフォークね、これは非常に危険な球になっていた。一発のあるソトには絶対に投げられないと曾澤も感じたことだろう。2死から関根にフォークとヒットされたというのもあったし、結局ソトには1球もフォークを投げなかった。ソトも甘いフォークを絶対に狙っていただろうからねぇ。
初球はストレート。ソトもストライクゾーンはどんどん振ってくる。怖ぇよな。ポイントは3球目だったと思う。2球目のカーブは大きく外れた。3球目もボールになると非常に苦しいし、ソトは9番に入っていたので歩かせでもしたら上位打線にまわってくる。何とかソトで終わらせたかったというのもあっただろう。だからストライクで追い込みたい。3球目はカットボールぽかったけど、解説の浩二さんもスライダー??とちょっと不思議な球だったように思う。もしかしたらカットが力が入りすぎていつもとは違う変化をしたのかもしれない。この球をソトはファールにしたけど、頭の中に残っていたように思うねぇ。
これで追い込んだ。4球目、栗林は渾身の真っすぐを投じるも大きく外れてボール。これで並行カウント。ソトの頭にそろそろフォーク、それとも3球目のカット??スライダー??いやいや、真っすぐ??かなり混乱していたように思う。そこで投じた5球目は何とカーブ。それも素晴らしいコントロールで曾澤のミットに収まった。ソトは呆然と見送るだけだった。会心の1球だったよな。見事な配球で栗林が締めてくれた。ポストシーズン初のセーブ。また守護神伝説に新たな1ページを刻んだ瞬間だったよな。

勢いのある勝ち方でいざ甲子園へ!!

難敵DeNAの東、今永に何とか食い下がってファーストステージを突破した。キャッチフレーズ通りなりふり構わずガムシャラに采配をふるった新井監督の勢いにDeNAサイドが押し切られた印象も残った。非常に勢いを感じる突破劇だったよな。
初戦はサヨナラ。2戦目は追いつかれながらも引き離した。それも全員がヒーローという印象も残した。カープナインがユニフォームを泥んこにして暴れまわってくれた。待ち構える阪神もペナントで戦ったカープとはまた違った印象を持ったのではないだろうか??
そういった印象付けの要因はやはり新井監督の采配だろう。しっかりプランを練って、その場に来たらある意味、無情なまでに交代を告げていった。そして選手たちもそれに納得していたように思う。事前に選手たちとしっかり話し合い、こういう形で行くぞという意識付けがしっかりできていた証拠だろう。みんなが一つになっていたよな。

最後の決戦の場が甲子園ということで新井監督もあえて高校球児のように戦うと決意表明。高校野球は一発勝負。明日のことは考えずにこのゲームに勝つという気持ちでぶつかっていくということだろう。公式戦で対戦成績の悪い阪神相手にはやはり「気持ち」が大事だろう。これは精神論ではなく「戦法」。なりふり構わず選手を繰り出し続けると敵将・岡田監督もやりづらさを感じるのは間違いないだろうねぇ。また、明日、ファイナルステージの展望を書くつもりだけど、なんとなく新井監督は「阪神対策」を温めているような気もしている。楽しみだよな。

明日からファイナルステージのビジター席の売り出しが始まる。他の席はすでに6戦まで完売ということだから、甲子園は真っ黄色、そして大声援がカープナインに襲い掛かるだろう。公式戦ではそれにやられた感じがしないでもない。その中でカープナインが甲子園で阪神をやり返す姿ね、ぜひとも見せてほしいよな。

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