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秋山が決めた!!ポストシーズン初のサヨナラ勝ちでFステージ突破に王手!!このプレッシャーでの勝利が一番の経験に!!ポイントは6回の攻防

Mageちゃんの「熱視線」
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広島が秋山翔吾外野手(35)の適時打でサヨナラ勝ち。プレーオフ、CSのサヨナラ試合は14度目だが、広島では初めて。広島は日本シリーズでもサヨナラ勝ちがなく、ポ… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【データ】広島、ポストシーズン球団初のサヨナラ勝ち CS初戦サヨナラ勝ちは突破率100% – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

5年ぶりのCS出場にも関わらずアタクシはお仕事+子供の習い事の送迎など本当に土日は大忙し。パ・リーグのようにナイトゲームならまだしもデーゲームは本当に観戦が難しい。それでも何とか自宅に戻って少しでもカープの雄姿を見たくてね、帰宅したのがちょうど9回サヨナラのチャンスで打席には坂倉。残念ながらサヨナラ勝ちとはならなかったけど、ここから最後まで観戦することができた。結果は11回秋山のセンターオーバーのサヨナラヒットでカープがFステージ突破に王手をかけた。この瞬間、カープファン同志の血圧は相当上がっただろうねぇ(笑)

床田VS東の投げ合いは素晴らしい投手戦

まずは両先発投手の投げ合い。これは見ることができなかったけど、それはそれは素晴らしい投げ合いだったというのはスマホで追う途中経過からも十分感じられた。カープ打線を寄せ付けない東とヒットは打たれながらも要所を締める床田。両投手、持ち味をこのポストシーズンという大舞台でしっかりと見せつけてくれた。展開から言えば、チャンスを再三作りながらも得点が出来ないDeNAに対してカープが先制すれば、そのまま行きそうな感じもしたけどやはり打線が「重かった」よな。結局先に点を取ったのがDeNAだった。それも宮崎の一発ということでね、均衡してたバランスがDeNAの方に傾いてしまうような点の取られ方だった。それでも床田は重圧の中、しっかりゲームを作ってくれたと思うし、十分役割は果たせただろう。短期決戦だから失点後交代となったようだけど、ポストシーズンの一番手としては十分な働きだったと思う。素直に頑張ったと労いたいよな。

2点先制された後、カープペースに持ち込めた6回の1点

6回に宮崎の一発で均衡が崩れた。投手戦というのはどちらかが点を取ると途端にゲームが動き出す。これも野球の面白さだよな。ましてや短期決戦。ここまで完璧に近い形で投げていた東もこの2点を守る投球に変わってくる。シーズン中ならこの2点で「よっしゃ!!」となるんだろうけど、短期決戦だとこの2点を守らなきゃという意識がどうしても出てきてしまう。それが6回裏に出たように思うねぇ。
振り返ってみよう。先頭の代打のマクブルームを繰り出すも凡打で1死。続く菊池が内野安打で出塁。2番野間がヒットでつないで1死1,3塁とした。野間の2番起用というのはこのゲームでは当たったよな。野間と秋山の併用は相手が左だとどちらかがスタメンでどちらかが控えとなる。実績抜群の秋山ではなく、野間をチョイスしたというのはカープベンチのファインプレーだろうねぇ。
このチャンスで3番龍馬が犠牲フライ。ちょっと浅めだったけど菊池が良く走ってくれたよな。これで1点返した。欲を言えば、この回一気に同点くらいにはしておきたかったというのはあるんだけど、この龍馬の犠牲フライで1点差になったことでアタクシは「カープペース」に引き込めたんじゃないかなぁと思う。カープが戦力的に劣りながらも2位になれたのはこういう野球なんだと思う。それも地元マツダでこういう野球をやってきたことで貯金を増やすことができた。もっと言えば、「なぜか強い広島」と言われる所以はゲーム展開上、突き放されない形に持ち込む点の取り方が出来ること。これが7月にやってくれた10連勝の要因だったように思うし、逆に苦しんだ9月はこうした展開に持ち込めなかった。地元で戦えるFステージでこういう野球が出来たということは個人的には大きな収穫だと思っている。この1点でカープペースに持ち込めたように思うねぇ。

カープペースに持ち込めば中継ぎ陣が力を発揮する

これで1点差になった。こうなるとカープの中継ぎ陣が力を発揮するのも「なぜか強い広島」の要因だと思う。大道、矢崎、島内、栗林とDeNA打線を封じ込めた。1点差に詰め寄り、点差をそれ以上広げさせない展開ね、まさにカープペースになったといったところだよな。
そして8回。DeNAのちょっとしたほころびを突いて同点に追いついた。そのほころびは8回。先頭のデビッドソンが粘って四球を選んだ。これは非常に大きかったよな。2-1で8回となれば、シーズン中は間違いなく勝ちパをつぎ込んでくるのが現代野球のセオリー。しかしDeNAは今季カープに分が悪いし、特にマツダで負け越している。と、なれば苦手にしている東をそのまま投げさせた方がいいというDeNAベンチの判断もあったように思う。しかしこれが裏目に出た結果になったよな。

当然新井監督は仕掛ける。デビッドソンの代走に羽月を起用した。続く矢野は送りバント。まぁ8回だからな、まずは同点。当然の策だろう。これで1死2塁だ。打席には菊地が入った。DeNAバッテリーとしては当然菊池に全集中といったところだろう。ところがここで羽月が初球に3盗を決める。アタクシはこの場面はみていないんだけど、カープファンとしてはかなり盛り上がったんじゃないだろうか!?この辺は新井監督が勝負に出たというかね、思い切った策だったと思う。違った角度から見れば、左投手というのは3盗されやすいリスクがある。打席には代打のない菊池ということで、東ではなく右投手にスイッチしてれば防げた盗塁だったかもしれん。この辺のベンチの判断ね、結果論も込みだけど本当に難しいよな。まぁこれが短期決戦の面白さなんだけどな。
これで1死3塁。この3球目にスクイズを決めた。ここで同点だ。ここで同点にできたのも2点先制された直後に1点返せていたから小技で同点にできた。この同点スクイズこそ、このゲームがカープペースだと実証しているようなシーンだったと思うねぇ。
片やDeNAサイドとしては東で逃げ切りたかった目論見が崩れた。個人的にはここで完全にカープペースになったと思ったねぇ。

同点⇒延長戦でプレッシャーのかかる場面で九里が好投

8回に同点に追いついたカープ。しかしここからは1点というのが本当に重たく、取れそうでなかなか取れない。これも短期決戦ならではだと思うし、延長になってからは本当に両チームともプレッシャーの中戦っている。見ている方にもヒシヒシと伝わってきたよな。
両チームともランナーを出せば得点圏に送って相手にプレッシャーをかける。バントする選手それぞれから緊張感が伝わってきたよな。そして少しでもカウントが悪くなれば歩かせて次の打者との真剣勝負。非常に見ごたえがあったよな。
ここからはアタクシはゲームを見ているので詳しく書こう。9回裏のサヨナラのチャンス。打席の坂倉も初めてのポストシーズンなんだってねぇ??非常に硬かったというかプレッシャーを感じながらの打席だったのが見て取れた。最後は非常に甘い球だったけど、打ち損じて投ゴロ。サヨナラのチャンスを逃してしまった。これで延長戦だ。カープは勝ちパの投手である矢崎、島内、栗林を使ってしまっている。片やDeNAは先発・東が8回まで投げ切ったのでリリーフの頭数は豊富。カープ的には失点のリスクが大きい延長戦になった感じはあったよな。
ここで新井監督は第2先発として待機させていた九里をマウンドに送った。九里も非常に難しいマウンドだったろう。しかし、アドレナリンが出まくっていたというかね、非常に気持ちのこもった投球を見せてくれたよな。延長10回をしっかり抑えて11回もマウンドに上がった。10回、11回と投げ切ってくれれば、不利だったDeNAとのブルペンの差も解消できる。そういった意味でも九里をベンチに入れておいたのはファインプレーだろう。そして九里も難しい場面での登板をしっかりこなしてくれたよな。
しかし11回に大ピンチが訪れた。先頭の山本に長打を浴びて無死2塁。続く関根は短期決戦の定石通り送りバンドで1死3塁。絶体絶命のピンチだよな。もう見てらないと神に祈ったカープファン同志も多かっただろう。しかしここで九里は踏ん張った。この踏ん張りは九里の経験がなせる業だったのではないか??そんな風に思っている。
振り返ってみよう。ここでDeNAは俊足好打の蛯名が打席に入った。当然スクイズも警戒しなきゃいかん場面だよな。なので初球、2球目と外し気味に投げて様子を見た。どうやらスクイズのサインはない。そう見たカープバッテリーはシュートでカウントを稼ぐ配球でボール2から並行カウントまで持ってきた。そして5球目。ここで九里と坂倉のバッテリーのサインがなかなか合わなかった。これは?これは?と繰り出す坂倉のサインに盛んに九里は首を振った。一度マウンドを外して仕切りなおすもそれでもサインが合わなかったよな。この辺を推理するのも野球の面白さだよな。

恐らくだけど坂倉はシュート、シュートとインコースを意識させたので外の真っすぐをズバッと行くか、もしくはスライダー、またはカットのサインを出したんだと思う。ただ、九里は投げていて蛯名にその意識があるのではないか??と感じていたように思う。むしろ緩急や落ちる球なら仕留められるという感覚があったよう思う。
しかし落ちる球のリスクはあるよな。ワイルドピッチやパスボールで3塁ランナーの生還を許してしまう。だから坂倉の選択肢の中にはフォークやチェンジアップというのがなかったんだろうと。これじゃサインが合うはずがないよな(笑)。
最後は坂倉が根負けしてチェンジアップのサインを出した。結果、蛯名はタイミングを崩されて当てるだけの打撃となり内野フライ。これで2死となった。九里の直感が当たったように思えた。個人的にはこのまま九里でもいいかな??と思ったけど、新井監督は左の林を迎えたところでターリーにスイッチ。見事に三振に仕留めてピンチを切り抜けた。これで流れがカープにいったように見えたねぇ。

心臓バクバクの11回裏で勝負を決めた!

大ピンチをしのいだカープ。11回は4番堂林から。堂林は東の前にいいところがなかったけど、DeNA鉄壁のセットアッパー・ウェンデルケンから2ベースでチャンスを作った。変化球に的を絞って見事に仕留めた。2塁ベース上でのガッツポーズね、珍しかったけど気持ちを感じるシーンだったよな。さぁここでカープベンチはどうするか??アタクシがこのCSでキーマンとして見ている小園が打席に入った。小園はバッターボックス内で大きく足を開き、初球から送りバントの構え。個人的には打たせてもよかったのでは??というシーンだった。まぁそれが功を奏したのか小園が初球からバントをやるぞというポーズを見てDeNAサイドが「何かあるのでは??」とかえって警戒させる形になった。ボール2となったところで申告敬遠。2塁ランナーがホームに還れば終わりだから、DeNAサイドは走者を詰める作戦を取った。こうなるカープサイドとしても攻め方が難しくなってくるよな。打順はターリーの代打・広輔。こちらも初球からバントの構えも経験豊富な広輔でさえ緊張感が伝わってきたよな。バントがうまく行かず追い込まれてしまった。スリーバントを試みるも捕ゴロとなり3塁封殺。ちょっと嫌な予感があったよな。
続く坂倉は痛烈なセカンドゴロ。ゲッツーか!?と思いきや打球が痛烈&変則回転していたように見えた。セカンドが大きく弾いてゲッツーは免れた。この辺DeNAサイドからすれば痛い守備のミスといったところだろう。これで2死1,3塁。ここで秋山が登場だ。

この場面もDeNAベンチは難しい選択を迫られた。秋山の次は矢野。この両者を天秤にかけた場合、やはり秋山の方が怖いよな。3塁ランナーがホームインすればゲームが終わる。ならば、守りやすい満塁策を取った方がいいという判断もある。ただ、矢野は足があるし、内野安打の可能性もある。満塁ならば投手もプレッシャーがかかる。押し出しも満塁ならありえる。そういった判断から秋山と勝負に出たんだろうねぇ。

これまで得点圏になると極端に外野を前に出してきたDeNAベンチ。この頭を超えれば…!?と何度も思ったゲームだったけど、3塁にランナーがいて2死となれば当然通常の守備体系、いや外野は後ろに守ってもおかしくなかった場面。しかしポテンヒットをイヤがったのかセンターだけ前に守っていたよな。そのセンターの頭を秋山の打球は越えていった。カープ、ポストシーズン初のサヨナラ勝ちだよな。もちろん打った秋山を褒めるべきなんだけど、ちょっとDeNAベンチが消極的な守りに入っていたようにも見えた。まぁそれでも勝ちは勝ち。良く打ってくれたよな。

Fステージ突破に王手!サヨナラ勝ちが勢いを生むか!?

このサヨナラ劇で真っ先にベンチを飛び出したのが新井監督だ。誰もついてこないのを見てベンチに向かって手招きしていたのが印象的だったよな。
なんでもCSでサヨナラ勝ちしたチームの突破確率は100%だそうな。まぁカープの場合10連勝したら優勝確率が90%位というデータを覆してしまった「前科」があるので一概に喜べないけど、短期決戦でのサヨナラ勝ちは流れを作る上では最高の形だろう。
確かにシーズン中はサヨナラ勝ちというのはチームが下降するサインと考える人も結構いる。優勝した阪神・岡田監督もその一人。サヨナラ勝ちというのは苦しんでやっと勝ったという印象。やはり前半から点を積み重ねて勝ちパで逃げ切るというのが野球では王道の勝ち方。これを積み重ねて行けるチームがペナントを制する。まさにその通りだろう。
しかし短期決戦。このゲームでも序盤からDeNAはチャンスを作るもなかなか点が入らない。カープも同点に追いついてから再三サヨナラのチャンスを作るも点にならない。非常に重たいゲームだったよな。その重苦しさをサヨナラ勝ちが吹っ飛ばしてくれた。これは短期決戦では勢いを生む要素になる可能性は十分にあるだろう。この勢いをもって阪神と戦いたいよな。
と、なればこの勢いで2戦も勝って突破の期待が高まる。明日のゲームはDeNAもどんどん投手をつぎ込んでくるだろう。カープは森下が先発。DeNAは今永だけと失点すれば固執しないだろう。そうなればカープのペースになると思うねぇ。地元の声援をバックに思い切った攻撃で先制点取りたいねぇ。勢いをもってFステージ突破できるといいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    おはようございます。
    なかなか崩せない中ヒットにこだわらない得点ができたのは良かったですね。
    横浜は12安打で2得点なのであまり効率は良くなかったですし、得点もホームランのみ。
    バスターエンドラン失敗と盗塁死でランナーはなくなりチャンスで凡退ばかり。
    最後は結果論かもしれませんが、前進守備でサヨナラ負け。
    前の監督なら秋山を敬遠してたでしょうから分からなかったですね。
    横浜OBからもYouTubeで外野守備に否定的な意見がありましたし、勝ったけど相手のまずいプレーに助けられた感はありそうです。

    今日の試合も一筋縄では行かないかもしれませんが、思い切ったプレー、やられているので警戒するでしょうがヒットにこだわらない得点に期待したいところです。

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