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末包の一発で2位マジック1!!地元CS開催への想いを最終戦で全部ぶつけよう!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 興奮を隠せなかった。広島・新井貴浩監督(46)は叫び声を上げ、ベンチ前でヒーローを出迎えた。同点の8回1死から末包が左翼席へ決勝の11号ソロ。「“末包さん”すごいパワーでしたね。もう少しベースを速め

情報源: 【広島】末包昇大V11号で2位マジック1「大事な場面で打てたことは自分の成長だと思う」 : スポーツ報知
昨日は夕食を取りながらのTV観戦。ところが夕食時の会話のワンフレーズで妻が急に怒り出して夫婦げんかが勃発。野球どころではなかったけど、試合終了時までには仲直り(笑)。末包の一発を横目に顔は真顔も心はガッツポーズ。まぁ夫婦喧嘩はないに越したことはないけどな、家のこと、子供たちのことで妻は大変だしな、溜ったものを定期的に妻は吐き出してくる。それを聞いてあげるのも大事かなぁと思うんでね、適度にそういったことはあってもいいのかなぁと思うよ。

カープも公式戦はあと2試合。2位へのマジックが2で始まった昨日のゲームは何とか勝って2位のマジックを1とした。今日のゲーム、勝つか引き分けで2位確定。もちろんカープが負けてDeNAが負けても決まる。泣いても笑ってもあと1試合だ。

九里白星をつけてあげたかった7回1失点

カープの先発九里。現在8勝8敗とこのゲームで勝てば貯金一つでシーズン終了。まぁ相撲の千秋楽じゃないけど、相星で最後の一番を取ると取らないでは来場所の番付が大きく変わるように、九里にとってもこのゲームはどうしても勝ちたいマウンドだったろう。その気持ちが非常に伝わってくる投球だったと思うねぇ。
この日の阪神のスタメンは今季苦しめられてきた近本は欠場。今季は手痛い一発をかなり喰らった森下も不調のためスタメンを外れていた。まぁこの二人がいないだけでかなり投げやすかったというのはあっただろうねぇ。
気持ちを感じたのはやはりその内容だろう。三十路を過ぎてからは多彩な変化球を駆使して打たせて取るのが九里の投球スタイルだけど、この日は5回まで15のアウトのうち、三振が9個と力でねじ伏せた印象だよな。6回に初ヒットを打たれても動じずに行けたし、心技体非常に充実していたマウンドだったと思う。まぁ最後の7回は追い込んでおきながら最後ミエセスが唯一バットに当たるコースに投げてしまった感じで同点とされ、勝ち負けつかず。白星をつけてあげたかった投球だった。もう少し打線の援護が欲しかったよな。

曾澤汚名返上の先制タイムリー

さて、打線の方は阪神先発の門別に苦しめられた。この門別という投手は19歳ながらもカウント負けせずにどんどんストライクを投げ込めるコントロールと度胸がある。これからもカープを苦しめる投手に成長しそうだよな。
ただ、チャンスがなかったわけではない。ヒットはそれなりに打ちチャンスを作るもあと1本がという毎度おなじみの攻撃だった。門別もヒットは打たれるけど四球を絶対出さない。素晴らしいよな。
2回。秋山、末包の連打で無死1,2塁のチャンスを作った。ここで得点できれば、結構このゲームは点が入ったような気がしている。デビッドソンが倒れ続く曾澤は変化球を打たされてショートゴロゲッツーでチャンスを潰した。この攻撃なんかは得点力不足に悩むカープを象徴するシーンだったよな。
しかし6回。ちょうど夫婦ゲンカがクライマックスを迎えたあたりだ(笑)。門別から変わった石井が先頭の堂林に四球。続く秋山が送って末包がヒットを打つも堂林がホームで憤死。ん~なかなか点が入らない重苦しいムードになったよな。
デビッドソンが死球で出塁2死1,2塁のチャンスで曾澤だ。2回の攻撃の汚名返上とばかりに食らいついてセンター前に弾き返してこれが先制タイムリーとなった。これで一時は九里に勝ち投手の権利が転がり込んできたわけで、いいタイムリーだったよな。
ただ、このイニングは2四死球と2安打で1点。相変わらず効率のいい点の取り方が出来ていないというのは変わらんなぁという印象だよな。

末包がゲームを決める一発!!

ゲームは7回に九里が追いつかれてスコアは1-1。リードされていたDeNAは7回に追いついた。こうなるとカープはやはり勝たなきゃいかん。そんな8回の先頭打者末包が緩い球を軽くさばく感じで捕らえた打球がレフトスタンドへ。これが勝ち越しの一発になった。あんな感じでもあれだけ飛ぶ。アーチストとしての素質を感じさせる一発だったよな。
新井監督のいう通り、今季の末包はやはり何かをつかんだのだろう(笑)。まぁどうしても遠くへ飛ばそうと一発を期待される打者は力みがちなんだけど、こうした軽いスイングでも芯に当たればあれだけ飛ぶ。いや、飛ばせるのが末包の大きな武器だろう。この経験というのは末包にとってさらに何かをつかむきっかけになるんじゃないかなぁと思うねぇ。ポストシーズンもそうだけど、来季は20本くらい打てるポテンシャルを感じたよな。
この一発が8回に出たというのもいい。競った展開での終盤で末包に回せばやはり相手にとっては脅威だろう。今後の活躍にも期待だよな。

矢野が最後の最後にスーパープレー!!

勝負の9月に入って負けが込んでいるカープだけど、こうした展開で勝ち切れなかったというのも大きかったと思うねぇ。末包の一発で勝ち越して守護神・栗林が登板も、やはり不安はつきまとってきた。9回表の阪神は2番の中野から。中軸にまわってくる。特に4番の大山にはこういう展開で痛い目に合っている。大山の前に走者を出すと非常にイヤな展開になるだろうねぇ。それでも栗林は先頭の中野をレフトフライ。代打近本を三振。これで2死。ここで大山だ。カープバッテリーはやはり一発を警戒したのだろう。大山を歩かせた。大山とサトテルでアウト一つを取ればいいという考え方だろう。ボール先行した時点で歩かせ気味の四球だった。そしてサトテル。追い込んでからの4球目はどん詰まりの小フライ。これが栗林の後ろに上がった。本来なら投手はこうしたフライは「捕らない」で野手に任せるんだけど、打球が微妙だけに栗林が取りに行った。しかし懸命にバックするもわずかに届かなかった。目いっぱいのプレーだった。これで2死1,2塁を覚悟した瞬間、矢野が落ちた打球を素手でつかむと素早く1塁へ矢のような送球。1塁を間一髪アウトにした。本当にスーパープレーだったよな。
アウトを確信した矢野は腹の底から「ヨッシャー!!」とね、テレビから声が聞こえてきそうなくらい張り上げた。そしてその矢野を中心に輪が出来て、このスーパープレーを称えた。カープは家族。そんなほのぼのとしたいいシーンだったよな。

2位へのマジックは残りゲーム1試合で「1」

何とか勝利をもぎ取ったカープ。チャンネルを変えるとDeNAも9回に2点を取って勝利。この日は2位確定とはならなかった。それでも2位へのマジックは1。そして残りゲームも1だ。まぁ優勝マジックではないのかアレだけど、残り1試合でマジック1というのは86年のリーグ優勝を思い出すオールドファンも多いだろう。マジック1で神宮のヤクルト戦。もう勝つしかない。ヤクルトVS広島戦のナイトゲームなんて絶対に地上波放送なんてなかった時代だったけど、確かフジテレビで中継をやってくれた。初回からカープが猛打で6点くらいとったのかなぁ??長嶋の満塁ホームランで優勝を確信したもんだよな。
マジック1での阪神戦となると91年の優勝。マジック1のカープは市民球場で阪神とのダブルヘッダー。1試合目を落とすも2試合目で佐々岡の好投で優勝を決めた。まぁ今回は2位のマジックだから今一つ説得力に欠けるデータだけど、どのチームもそうだけど、マジック1となれば「いよいよ」という気持ちになるんだろう。結構あっさり勝って決まることが多いような気がする。
そのマジック1で迎える最終戦は大瀬良にマウンドを託すことになった。開幕戦も大瀬良。最後も大瀬良。恐らく床田あたりもスタンバイしていると思うから、スタミナなんて気にせず初回から飛ばしていってほしいよな。対する阪神の先発は馬場。こちらもテスト登板だろう。86年の優勝を決めたシーンのように初回から打線爆発ね、これまでのプレッシャーをすべて解き離すような、スカッとする攻撃を見せてほしいよな。

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