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負けられない戦いを逆転でCSに望みをつないだ!!「負けて終わる」ことだけは絶対にしたくない

Mageちゃんの「熱視線」
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広島が逆転勝利で逆転CSに望みをつないだ。負ければ3年連続Bクラスが決まる崖っぷちで、打線が7回に打者11人攻撃で7安打7得点を奪うなど、15安打11得点で首… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 広島奇跡の逆転CSへ11得点逆転勝利 「最後まで」負けられない戦い続く – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

しかし野球と言うのは本当に何が起こるかわからない。そんなスポーツだよな。だからキャッチボールを入念にやって、守備練習を反復してやる。それでも考えられないようなプレーで、それもお互い負けられない戦いの中で大きなエラーが起こるわけだから、本当に興味深いスポーツだよな。

大瀬良、元山への死球でペースを乱す。球審との呼吸も合わずKO

先にゲームを振り返ってみよう。先発投手はカープが大瀬良。二けた勝利に王手がかかっている。早く決めてしまいたいというのはあるよな。ヤクルトはライアン小川。カープにとって決して楽な相手ではないよな。林の先制ツーランで主導権を握った大瀬良。立ち上がりからいわゆる「臭いところをついて」丁寧な投球を心掛けていたように思う。球数が多くなったのはそのせいだろうねえ。中軸と助っ人には一発があるし、神宮球場というのも背景にある。大瀬良は神宮の登板は久しぶりと言うのも慎重さに拍車がかかったのかもしれんねぇ。
その慎重さからボロが出たというかね、アタクシは4回に逆転された場面ね、無死からサンタナがヒットの後の元山への死球ね、これが結構後々の投球に響いたように思う。これでなかなか内角の厳しいところを突けなくなったよな。いくら大瀬良でも内角を使えなければ、打たれる。キモの場面だったと思うねぇ。
もう一つ大瀬良を苦しめたのはこの日の球審との相性ね。最悪だったように思う。もちろん、ボールと言われればボールなんだろうけどね、決まったと思った球がボールというのが何球もあって、それが勝負球だったてのが多かった。大瀬良のスタミナを奪った要因だろうねぇ。残念ながら2ケタ勝利を決めることができなかったけど、球自体は悪くなかった。負けられない戦いの中で、どんどん勝負に行くことにためらいもあったのだろう。あと1回チャンスがある。何とか2ケタ勝ってシーズンを終わりたいよな。

一度はダメかとあきらめかけたが…

この日のカープナインのプレーぶりをみると「負けられない戦い」に対しての硬さや緊張と言うのは感じなかった。むしろ悔いの無いように思い切っていこうというのが選手たちの「振り」から感じられた。2回の林の一発もよかったよな。これで二けたホームラン。来季へのいいステップになっただろうねぇ。その後1点を返されるも菊池が再び引き離すタイムリー。非常によかったよな。
逆転を許してからヤクルト中継ぎ陣に抑えられたけど、やはりヤクルトは中継ぎが相当疲弊している。7回はイニング跨ぎの田口。6回のピンチではいい投球を見せてくれたけど、またいでの7回。會澤にヒットを許すと急に球の走りが無くなったように見えた。この辺ね、ヤクルト投手陣のヘバりのようなものを感じたねぇ。6回のピンチをしのいで一息ついてしまった。さぁ7回もと気持ちはあっても体がついてこないというかねぇ。一度クールダウンしてまた上げるほど体が元気ではないということだろうねぇ。続くスアレスも打ち込まれたけど、この辺の先発からの配置転換組の中継ぎに息切れ感がでているよな。
とはいえ、7回の逆転劇は見事だった。宇草の走者一掃で同点。まぁこれはヤクルト塩見のエラーが絡んでのこと。このダメージはヤクルトには大きすぎたように見えるねぇ。まぁ普通のゲームならカープ打線も同点どまりだったように思う。しかしここからまた連打が続いた。この辺は「負けられない戦い」の中、カープナインが集中している証拠だろう。同点どころか4点差をつけた。一度は諦めてかけていたし、ヤクルトもその気になっていたしな、一つのプレーで流れが完全に逆転しちまった。いい攻撃だったよな。

ベンチのミス、栗林連投の可能性を救った11点目

7回に大逆転を演じた。7回裏にマウンドに上がったのは森浦。さて、この点差だとどういった継投の準備に入るのか??注目していた。仮に7回を森浦が無失点で抑えれば、この日の栗林はそこまで準備しなくてもいい。そういう判断もできるだろう。しかし森浦がサンタナに一発食らって3点差となり栗林のセーブシチュエーションになった。当然栗林は準備しなきゃいかんよな。
このゲーム前、栗林の4連投も辞さずと佐々岡監督が明言。SNSやコメント欄もどちらかと言えば反対意見が多かったように見えた。アタクシは負けられない戦いが続くわけで、残りゲームを考えれば、4連投はありだろう。ここで投げなきゃいつ投げるのよ??ただでさえ、佐々岡監督は可能な限り中継ぎ投手陣の3連投は避けてきたし、もちろん栗林の球に疲れは感じるのは認める。でも栗林を温存して負けた場合、どれだけの非難を浴びるか??ファンなんて勝手だからな、なぜ栗林を使わない??となるに決まってるのよ。カープがこれから勝ち続けるのではあれば、「最悪」4連投は仕方ない。それを回避するとすれば、打線が大量リードで勝つか、最初から栗林をベンチに入れなきゃいい。もっと大きな問題として、栗林本人がどうか考えているのか??てのが完全に抜け落ちての議論になっていると思う。仮に栗林が投げたくないと感じているのであれば、アタクシは新人で30セーブ以上記録するなんてできやしないと思う。場合によっては何連投だって辞さない。自分が投げることでチームが勝つのであれば、それでいい。そう思ってなきゃクローザーの仕事なんて務まらないと思うけどねぇ。

ちょっと前置きが長くなった。ゲームに戻ろう。3点差になった8回の攻撃ね、宇草がヒットで出た。続く小園にベンチは送りバントを命じた。結局失敗したわけだけど、これね、一気にムードが悪くなったように感じた。3点差でバント。わからなくもない。ひょっとしたら4点差にして栗林登板回避を想定していたのかもしれん。でも、勝負に情けは禁物だし、弱気な攻撃に見える。成功しても点が入る可能性は低いし、このイニングから登板の星にアウトを一つ上げるのもどうかと思う。完全にヤクルトは受け身なんだから正攻法で攻めるなり、ランエンドヒットで1塁走者を進めるなりの方が、よかったように思うねぇ。それを助けたのが西川龍馬だよな。星の外角球をレフト方向に引っ張るような力強い打球が意外に伸びたよな。フェン直のスリーベースで小園がホームイン。非常に大きな1点だったよな。ベンチのミスも救ったし、栗林の4連投を回避することができた。栗林を使わずに勝つというのは非常に大きいよな。
この1点で8回島内、9回ケムナとね、比較的楽に投げられたのは言うまでもないよな。

追う者の強み、終われる者の弱みが順位を左右する??

カープは2日休み。連投が続いていた栗林を筆頭にいい休養になっただろう。対する首位、優勝マジック3のヤクルトは甲子園での首位攻防戦は1敗1分。1点も取れずに東京に戻ってきた。2戦目は引き分けでマジックを一つ減らしたわけだけど、この引き分けね、プラスなのかマイナスなのか答えが出るのはこの日のカープ戦の結果次第、そんなふうに思っていた。この日ヤクルトがカープに勝てば、2試合連続で順調にマジックを減らすことができる。そのままの流れで優勝が決まるだろう。しかし負けた場合にはどうしても阪神の動向も気になるし、残り試合もどんどん少なくなってくる。周りも騒ぐようなことになれば、平常心ではなかなかプレーできなくなるよな。ヤクルトサイドの心中は穏やかではないだろう。この日に出た塩見のエラーもそういった焦りが形に出たのかもしれんねぇ。
逆に阪神は首位攻防戦を勝ち越して地元で中日相手に快勝した。阪神ナインには「ひょっとしたらいけるかも??」その気になってくるだろうねぇ。
「その気」になったチームと焦りを感じながら戦うチームとでは当然勢いの差が出てくる。一気に阪神がヤクルトを飲み込む。この辺が順位を左右しそうなセ・リーグになってきたよな。

カープは「負けて終わる」ことだけは何としてでも避けたい

同じく引き分けをプラスに転じさせたのは巨人だよな。10連敗という長いトンネルをDeNA戦の初戦で引き分けた。これも追いついての引き分けだった。翌日にようやく連敗が止まった。引き分けがいい方向に導いてくれたのだろう。これで巨人がかなり有利になったし、カープは追い詰められた。巨人はCSクリンチナンバーが「1」。残り2ゲームだ。一つ勝てば決まる。
もう一つ決まる方法がある。それは今夜のヤクルト戦でカープが負ければ決定となる。どうだろう、ファンはもちろんカープナインもこういう決まり方だけは絶対になりたくないだろう。この気持ちが机上の計算をひっくり返す「奇跡」を呼ぶかもしれん。
巨人が残りゲームで一つ勝ったら、それはそれでカープもカープファンも防ぎようがないこと。カープができることは残りを全勝終えること。あと5試合だ。日程を見れば巨人が今週で全日程を消化する。仮に巨人が連敗すれば、あとは本当にカープが勝ち続けるだけとなる。こうなれば、ひょっとすればひょっとするよな(笑)。
そしてこの日のカープの逆転勝ちは巨人にとってイヤだろう。負けてくれない。となれば巨人には新たに「勝たなければならない」という連敗中とは違ったプレッシャーに襲われるだろう。この日の勝利はそれを植え付けるに十二分に効果があった勝利だと思う。
巨人が負けることを祈るようなことはしない。ただ、カープが先に負けて巨人のCSが決まることだけはやってほしくない。選手、ファンが一つになってね、とにかく勝ち続ける。これを経験することは非常に財産になる。頑張ってほしいよな

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