広島からドラフト1位指名された黒原拓未投手(21)=関学大=が19日、兵庫県西宮市の同校で佐々岡真司監督(54)らから指名あいさつを受けた。指揮官から「左のエースを目指してほしい」と大きな期待を寄せられた左腕は、新人王獲得を目標に掲げた。 まばゆいフラッシュを浴びた黒原は佐々岡監督と固い握手を交わすと、それまでの緊張した表情から一転、笑顔をはじけさせた。今後のプロ生活に思いを巡らせた左腕は「目標は高くしたい。新人王という目標に向かって貪欲にやっていけたらいい」と力強く意気込みを語った。
情報源: 広島・ドラ1黒原 目標高く「新人王」 森下、栗林ドラ1系譜の「波に乗りたい」
昨日はカープのゲームがなかった。カープ球団はこれを利用して、先週行われたドラフト会議で指名した選手への挨拶が行われたようだねぇ。ドラフト1位で指名された関学大の黒原投手には佐々岡監督が挨拶にいったそうな。…と、いうことはやはり来期も佐々岡政権ということかな??(笑)
期待したい1位黒原と2位森
今回のドラフトの特徴は即戦力の左腕の獲得と右の長打が期待できる打者の獲得だよな。1位の抽選を2度外し、まだ何も結果が出ていないのに今回のドラフトは失敗と口にするカープファン同志もいるけどな、ドラフトはくじ引き大会じゃない。ウィークポイントや将来性を考えて補強していくのがドラフトなんでね、成功か失敗かは2,3年後にわかるもの。だからドラフトは面白いんだよな。
今季は助っ人がほとんどと言っていいほど働かなかった。その結果Bクラスに喘いではいるものの若い野手はそのおかげでかなりの経験を積むことができた。これは怪我の功名といえよう。これはこれでカープにとって大きな財産を作ることができたよな。
しかし投手陣を見てみればやはり助っ人が働かなかった分、特に中継ぎに人材不足を感じずにはいられなかった。この辺ね、先発、中継ぎと両方できそうな即戦力左腕の加入はピンポイントだと思うねぇ。左の中継ぎはフランスワが本調子でなく、塹江も安定感に欠いたよな。バードは1イニングは難しい。頭数はいるけど、使えそうなのが森浦くらい。その森浦も右打者より左打者に打たれるケースが多いとなるとやはりリリーフで使える左投手は是が非でも欲しいところだったろうねぇ。
そういう意味ではドラ1の黒原投手、2位は社会人で完成度の高い森投手とね、速い球を投げる左腕に期待したいよな。まだ投球内容は見ていないしなんとも言えんけど、個人的には森投手に中継ぎでやってくれると面白いかなぁと。特に本人も得意な球と言っているスライダー気味に曲がるカットボールは左打者にとってはかなり厄介な存在になりそうだよな。
右の長打力は是が非でも欲しかった
さて、今季2冠を射程圏内にとらえている誠也。今オフ、ポスティングでメジャーというのがかなり現実的になってきたように思う。まぁこればかりは誠也の気持ちとカープ球団の考え次第だろうけど、これまでのカープ球団の態度からすれば、ファンが納得する成績をおさめれば…というムードだからな、今季の誠也の成績なら文句ないだろう。あとは誠也の気持ち次第ということになる。まだ若いからな、ポスティングせずとも海外FAで移籍も十分考えられる。そうなれば23年オフということになるのかな??まぁ誠也がいる、いないにしても右の強打者が見回しても見当たらないよな。堂林も30歳を超えてきたし、ここの補強は急務だったろう。
このピースもドラフト3位で中村選手、25歳という年齢でありながらも6位で末包選手と社会人の右の強打者を獲得した。これも狙い通りのドラフトができたような気がするねぇ。ただ欲を言えば二人とも外野手なんでね、右の内野手も欲しいところだよな。この辺は助っ人でということにもなるかもしれんねぇ。6位の末包選手はすでに妻帯者で入団には慎重な姿勢を示している。3位の中村選手は慶応大学の出身。今はどうかわからんけど、ちょっと前までは慶応、早稲田大の出身の社会人選手というのは指名には各球団、3位以下の指名には消極的だった。なんでも会社に残れば将来重役クラスになる選手が多く、不安定なプロの道に進む選手が少ないのでは??と各球団のスカウトが勝手に遠慮してしまう傾向にあったようだねぇ。それをカープが電撃指名。この二人の右打者にも期待をかけたいよな。
巨人がドローでCSクリンチナンバーが「2」に
さて、カープはゲームがなかったので昨日は他球団のゲームを珍しく見た。首位攻防戦は阪神が一方的だったのではハマスタにチャンネルをチェンジ。接戦で面白いゲームだった。ただ、巨人はやはり連敗中ということもあり、勝ちきれなかったよな。やはり先発投手が中4日、5日で回すのが早すぎたんだろうねぇ。先発、中継ぎともにへばっている印象だよな。これで先発投手が21試合連続で未勝利。これはカープが交流戦の時もこんな感じだったよな。はやり先発に勝ちがつくのが一番いいよな。結局はドローということで巨人にとっては3位確定に向けて半歩前進となった。クリンチナンバーが「2」となった。巨人が残り2勝1敗で行けばカープが残りを全勝しても追いつけないという計算。最短では21日巨人の3位が決定する。巨人が今日のDeNA戦で勝ち、カープが明日のヤクルト戦に負ければ終わり。負けられない戦いが続くよな。
カープのCS進出確率は1%??それでも可能性がある限りは前進あるのみ
まぁ机の上での計算だけど、巨人が仮に残り3ゲーム全敗すればクリンチナンバーが「2」のまま。で、あればカープは残りゲーム1敗はできる計算になるよな。残りゲームを5勝1敗だ。巨人が1勝2敗で終えればカープは6戦全勝が条件になる。ある情報システム会社のサイトにはプロ野球の順位を対戦成績などを元に確率的順位表を毎試合後に更新されているサイトがある。これによるとカープのCS進出の可能性は1%なのだそうな。これは恐らく今季大きく負け越しているヤクルトと3試合残っている。これが影響しているのだろうねぇ。まぁ確率は1%だけど「可能性」あるんだからな、それに向けて残りゲーム目一杯やってほしいものだよな。
ヤクルトも今日の阪神戦を負けるようなことがあれば、阪神との差が0.5になる。と、なればヤクルトにもかなりのプレッシャーがかかってくるよな。まぁ優勝は阪神でもヤクルトでも個人的にはどっちでもいいんで(笑)、明日からのヤクルト戦はヤクルトが「ちょっとヤバいかも」といった感じで来てくれると面白い展開になるかもな。とは言え1%は1%。とにかく可能性がある限りカープの選手たちには頑張ってほしいよな。
巨人の試合をテレビで見ました。勿論Denaを応援してました。丸の一発が
最後になってカープの状態は超上昇巨人は超下降。mageさんの記事にある通り、緊迫した状態でのプレーによってチームや選手は大きく成長すると思います。
そして、個人の成績のことも考えないといけないので、監督は大変だと思います
私は来季も継投だと覚悟、首脳陣も内部の入れ替えだと覚悟です。(予想が裏切られることを望んでいますが)
mageさん、佐々岡監督の2年間を総括するとどうなりますか?
継投が決定したら、評価観点と基準をしっかり頭にいれて、いいところは伸ばしてもらうけど、人のよさとか情け深いとかとは別で、
悪いところには騙されんぞ❗️という目で冷静に応援していきたいと思っています。
野球というスポーツの理論からみて、采配の良否が少しでもわかるようになって批判するところは批判できたらいいなと思っています。
また、佐々岡監督継投に対する球団の意図は何だと思いますか?
私なんかは、ファン歴も短いので浅い考えでしか予想ができませんが、mageさんの考えを聞かせてください。
最後に、栗林投手の4連投もあるらしい。
私は、反対なんです。今まで、燦々な采配をして来て追い付かれて栗林。「ふざけるな❗️」が私の気持ちですが、mageさんはどう思いますか?
一禅小和尚92さま
佐々岡監督の2年間の総括ですか…
まだ今季は終わっていませんが2年連続Bクラスが濃厚ですから、本来なら辞めなきゃいかんと思いますね。同期にプロ入りした中日・与田監督は3年契約でしたが2年目でAクラス入りを果たしました。しかし今季は5位濃厚ということで辞意を表明しています。後任の立浪監督就任の環境も整って中日球団としてはグッドタイミングでしょう
基本2年連続Bクラスなら監督から辞意を伝えるのは当然でしょう。あとは球団がどう判断するか??です。もしカープ球団も佐々岡監督の後任人事がある程度メドがたっていれば受け入れると思いますが、今、カープの監督をやろうという人はなかなかいないと思います。それはなぜか??
一つは球団が補強をする意思、強くなろうという意思がないからです。コーチングスタッフも監督が変わればガラリと変わるわけではなく、自分が参謀にと考えている人すら呼べないんですよ。変な例えですが、レストランを開業するために一流料理人を料理長にするのはいいですが、助手であったり機材、道具はこちらの用意したものでやってくださいと言っているようなもので、これでは思う存分腕を振るうことはできません。選手の補強にしても同じです。ウィークポイントの部分の補強も消極的ですし、「そこは若手を鍛えて…」というのがオチでしょう。そこに監督の意思が全く反映されない、球団が用意したスタッフでやれというのは、相当人がいい監督じゃないと引き受けてがいないでしょう。緒方前監督はそれでも世話になったカープの為にと一肌脱いでくれましたが、佐々岡監督の場合は大ぴっらに「人がいいから」と監督を要請たわけですからね、優勝するために監督にしたわけではないんですよね。
こういった背景があるので佐々岡監督は来季も続投でしょう。言われるように5年はやってもらうつもりで、球団は後任の候補すら考えていないと思います。カープ球団はカープが勝たなくてもいい。そう考えている。それがすべてだと思います。
さて、栗林の4連投の件ですが、今日のゲーム、カープが負ければ、というかCS出場がダメになれば、このプランはなしでしょう。仮に可能性を残しているのであれば、4連投は当然だと思います。
基本、プロ野球選手はゲームに出てなんぼ、と考えているので、「投げろ」と言われれば投げますし、ましてや今の栗林のポジションなら行かなきゃいかんでしょう。
今のカープは栗林が最後に投げる以外は勝てる術がないわけですから、当然でしょうねぇ。
今村投手が戦力外になりました。マスコミでは「投げすぎ」という話も出ていますが、これはどの投手にも言えることですが、「投げすぎ」の根拠というんですかねぇ??エビデンス、あるの??といつも思います。選手は決してあの時投げすぎたからダメになったなんて思っていないですよ。周りがそう勝手に決めつけているだけです。いつ選手生命が絶たれてもいいくらいのつもりでみんなプレーしていますよ。だから、普通の人に比べて一桁、二桁違うサラリーをもらえてるんですから。
確かに連投は投手を消耗させるでしょう。でも毎年50試合以上投げて現役時代を全うした投手は沢山います。毎年オフにしっかり体の手入れをして、歳も取ってくれば体にも変化が生じてきます。そういったことも十分考慮に入れて体のケアをしているのでしょう。古傷の影響でどうしても昔の球を投げられなくなった。あの時打たれたことがトラウマで自分の投球ができなくなった。そういう理由で力を発揮できなくなった投手もたくさんいるでしょう。決して「投げすぎ」「酷使」の結果だけで安易に決めつける野球ファンがいますが、無責任だなぁと思いますね。
投手の酷使は何も監督のせいだけではありません。球団にも責任があると思います。栗林以外に抑えを任せられる戦力がカープにあるでしょうか??栗林が故障でもしたら、今の順位はないでしょう。助っ人だって使えない投手ばかりです。こうなったら監督も栗林に託すしかないですし、栗林もやらなきゃいかんとなるでしょうねぇ。チームが3位に入るなら、栗林は喜んでマウンドに向かうでしょう。それが仕事ですから。それ以降の自分の野球人生なんて考えてないですよ。
この終盤に来てのカープの猛追も佐々岡監督留任に向けた大きな言い訳になるでしょう(笑)。カープが変わるとしたらプロ野球の構造自体が変わらないと無理なのかもしれません。せめて現オーナーが退き、息子さんが継ぐことになると思いますが、革新的な人であることを願うしかないでしょうねぇ。
コメント、ありがとうございました